コーノ式円錐フィルター虎の巻56巻ー名門Kで2人分を美味しくするコツ
深まる秋
道具を一新。
器具を買い替えての気分転換。
カフェタイムも多様な器具が使われるようになってきました。
当店で愛用中のコーノ式円錐フィルターやネルフィルターを使ったドリップレッスンも
定期開催しております。
普段当たり前のように使っている器具ですが
参加者の方からのちょっとしたご質問。
が教える側でもとても参考になっています。
3枚はぎのネルフィルターの味わいを便利なペーパードリップで再現したのが
コーノ式円錐フィルター
抽出の原点ともいうべき
理想的な味わいを兼ね備えた
いずれも、ただ見様見真似で使うのもいいのですが
なんとなく使うだけでは、
「思ったようにいかなかった」
「味が薄っぺらい」
・・・
うまく行かない器具です。
なぜ円錐なのか?
なぜリブが短いのか?
なぜ穴が一つ?
そもそもプロ用に考案された器具であり
小売りと言うより業務用として
「コーノ式フィルター名門を使って美味しく淹れる淹れ方」と共に
販売が始まった経緯があり
きちんとした情報と知識を知ったうえで使うと
他に類のない味わいが引き出せる器具と言えます。
オンラインレッスンでは
ご家庭でもできる淹れ方のコツを実演+図解説で説明しております。
参加される方の使用している道具の違いもありますが
このポットだったらこう淹れる!
イメージをしながら。
レッスンでは、コーノ式名門Kを使用します。
ほとんどリブがないと思わせんばかりの
短くて
低いリブ
に小さな一つ穴
濾過がゆっくり行える構造ですので
一人分が大得意!ですが
二人分は?
粉の量が増えると時間がかかりすぎて(゜-゜)
☟
お察しの通り
時間はかければかけるほど良い⁉わけではありません。
秘訣は「粉を粗くする」です。
なぜなら名門Kの構造上
リブが短い為、リブよりも丈夫では、紙フィルターとフィルター自身が密着し
必然的に濾過が遅くなります。
当店でも、1杯抽出と2杯抽出は、同じ濃度感と味わいを引き出す為に粗さで調整。
淹れ方自体が同じです。
粉の量は、1杯分が14gならな2杯分は27g
少しだけ減らしております。
ご家庭でも美味しく
ポイントレッスンでした!
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