【送料無料のコーヒー便】ー7月の金澤便りの紹介
2021年6月中旬から新発売!の「コロンビア・ラ・ナトゥーラ農園」のコーヒー豆が店頭とネットで発売と同時に絶賛・注目を浴び色々なメディアからの取材や掲載を受けています。これほどまでのコロンビアから直送、日本で買えるのは当店だけです。本年度の収穫量480㎏の内半分の240㎏を当店では仕入れ(残りの半分は原産国にて)特別に販売しております。価格は、100g 2,484円(税込み)通常のコーヒー豆が100g 500円とすると、約5倍。その魅力と言えば、2019年弊社代表西岡社長が、コロンビア視察にいった経緯から始まります。カラーオブ・ネイチャー代表のフェリペ・オスピナ氏率いる「ラ・セレーサラボ」研究センターにて開発中のラ・ナトゥーラ農園へ。当時は、まだ研究開発の最中、まだ見ぬ未来のコーヒーの精製過程を視察。そして、その農園こそが今回の農園であります。そちらのラボでは、かつて例のないダイナミックファーメンテーションと呼ばれる新しい精製処理を行い素晴らしい香味のあるコーヒーの開発に取り組んでいます。今回の「コロンビア・ラ・ナトゥーラ農園」こそがそのダイナミックファーメンテーションにて精製されたコーヒーです。地方新聞やメディアでも取材を受けております。予定では、7月初旬まで在庫があるかなーという限定量ではありますが、このコーヒーの魅力にせまります!↓<目次>1.ゲイシャ種とは?
2.ウシュウシュ種とは?
3.初めまして「コロンビア・ラ・ナトゥーラ農園」
4.フェリペ・オスピナ氏と金澤屋珈琲店
5.ダイナミック・ファーメンテーションとは?
6.どうやったら買える?
7.飲み方のおすすめ1.ゲイシャ種とは?
2004年パナマで行われたカッピングコンテスト「ベスト・オブ・パナマ」にて出品された
「エスメラルダ農園のゲイシャ」が堂々1位を獲得し、それまでの史上最高価格を上回り通常の取引価格の20倍以上の値がつき落札されました。 これをきっかけに、ゲイシャ種が最高品種として世界的に注目され、各地のコーヒー産地でも栽培が試みられました。以来、〇〇国のゲイシャ種など生産国でゲイシャ種の栽培が試みられています。しかしながら、パナマのエスメラルダ農園のような風味特製は、なかなか出会えません。土地柄や風土がよほど相性が良かったのか・・これもコーヒーの神秘的な魅力の一つです。
そもそもゲイシャ種自体は、エチオピア原産です。
生まれは、コーヒーの始まりでもあるエチオピア。1931年エチオピアの南西部のゲシャという村の近くで発見されました。自生していたコーヒーは、この村のゲシャからゲイシャ種と名付けられました。
野生種でありコーヒーの原種です。
その後エチオピアのゲイシャ種は、1932年種子がアフリカのケニアへ。
1950年には、コスタリカで栽培が始まりました。
パナマへ行きついたのは1963年の事。ゲイシャ種の1本の木からなる実の量は、とても少なく効率を考えると合わず、他の栽培品種に植え替えられたりという運命をたどっています。
2004年のインパクトある登場以来、ファンが絶えないのは、
やはり持ち味の類まれな香りフレーバーです。レモンやグレープといったフレーバーの中にもバランスのとれた甘みある上品な味わい、複雑な香味を持ち、軽やかなボディーは
一般的なコーヒーの風味を覆す印象的な味わいです。
フローラルな香りや爽やかな酸味が特徴です。
2.ウシュウシュ種とは?
希少品種 ウシュウシュ種。ウシュウシュ種は、個人的には、昨年初めてお目にかかりましたが、なんと何年も前からコロンビアで育てられています。もともとは、エチオピアでゲイシャ種の栽培されている近くのエリア「ウシュ」という村の生まれなのだとか。ですが、長い間ゲイシャ種とエリアが近いこともあり、ゲイシャ種と思われていたそうです。ウシュウシュ種を見つけたフェリペ氏は、近いエリアでありながら、ゲイシャ種とも違う伝統的在来種であることを長年の経験や植物学者としての知識により革新しました!なんともすごい味わいの持つ品種を持つ原種があるのはさすがコーヒー発祥の地エチオピアですね。今回のコーヒー豆を仕入れております、カラーオブネイチャーを代表するフェリペ・オスピナ氏は、海洋学者であり、植物学者としてコーヒー農園主でもあります。現地での栽培指導の他、品種改良や精製研究を通して美味しいコーヒーの生産活動を行い、弊社では、何年にも渡り毎年安定した良質なコーヒーを仕入れております。数多くのコーヒーを知ったフェリペ氏が、ウシュウシュ種のポテンシャルの高さを評価しコロンビアで積極的に開発したコーヒーです。ちなみに、コロンビアのコーヒーって飲んだことあるって方多いのではなでしょうか。コロンビアは世界第3位、中南米を代表するコーヒー大国です。国土は半分ほどが山岳地帯で気温、降雨量、土壌の性質など、珈琲豆に遭った栽培環境を兼ね備えています。生産量が多いだけでなく良いコーヒー豆を収穫している国の一つでもあります。コロンビアでは、珈琲に携わり生計を立てている人が就業人口の4分の1!と言われています。それだけ珈琲産業がコロンビアにとって重要なのですね。香がよく質のよいコーヒー豆が採れるスペシャルティコーヒ-を産出するエリアも沢山。生産大国とだけあり、特徴も産地ごと、農園事に十人十色という所がすごいのです。コロンビアのコーヒーは飲んだことがあるとはいっても
日本で採れた国産のお米を例にとってもわかるように同じ生産国でも育てられた環境、気候、土壌・・によって味や風味、食感が違います。
コロンビアには、良いコーヒー豆を産出するエリアや農園が多く、金澤屋珈琲店でも、色々な種類のコロンビア珈琲を継続的に皆様にお届けしています。
コロンビアはコチラ。
赤道直下のエクアドル、ブラジル、ベネズエラ、そしてパナマを近隣とする国で囲まれています。首都はボコタ。3.初めまして「コロンビア・ラ・ナトゥーラ農園」
原産地 コロンビア・サンアグスティン農園主 Colors of Nature フェリペ・オスピナ氏標高 約2,000㍍~2,250㍍栽培品種 ウシュウシュ、ゲイシャ、モカ、ティピカ、ブルボン、パカマラ、ジャバ、ラウリナ等精製 ダイナミックファーメンテーション乾燥 日陰干し今回は、産地より獲れたてニュークロップにてお届けしております。ゲイシャ種を超えると言われるその風味は、焼きリンゴやビターチョコバナナと言うトロピカルな味わいです。4.フェリペ・オスピナ氏と金澤屋珈琲店
いつも当店のコーヒーをご愛飲頂いているお客様は、よくご存知かも知れませんが、当店とフェリペ・オスピナ氏とは長年お付き合いをさせて頂いております。
よく知られているコーヒーでは、
コロンビア スペシャルティーコーヒー「ウィラ・マリア農園」です。
(当店でも提供)
コーヒーを通して産地とお客様をつなぐ交流イベントにもご講演頂いております。2019年の10月には、お客様をお招きし「コロンビア・コーヒーを楽しむ会」を開催。(写真左:フェリペ氏、写真中央:西岡社長、写真右:尾籠氏)カラーズオブネイチャー代表のフェリ・オスピナ氏。今では、すっかりコロンビアコーヒーを広める第一人者としてご活躍されていますが、そもそもの始まりは・・・コロンビア国内で起こった軍事衝突や違法作物栽培によって被害を受けた農村の人々へ支援する社会貢献プロジェクトとして
スタートさせました。
支援プロジェクトとして、独自の研究チームを立ち上げ、試行錯誤しながら数多くのコーヒー農家と共同生産。
その品質向上、安定化に日々打ち込み
生産国の農業技術を高め、美味しいコーヒーを作る。
そして私たち販売側は、美味しいコーヒーに見あった代価を支払う事で
消費者は、安心安全安定の美味しいコーヒーを飲むことが出来、お客様に買っていただく消費ルートが出来ます。
最終的には、再び生産者にフェアな代価が支払われ収入が安定します。
そういった生産者の安定した生活を確保する事、それこそが
戦争からの出口はそこにある…
そういった繋がりを構築してくれる橋渡し役のフェリペさん率いるカラーオブネイチャーの活動であります。
私たち販売側もその活動に協賛し継続的に販売を行っています。
5.ダイナミック・ファーメンテーションとは?
ダイナミックファーメンテーション。というのは、カラーズオブネイチャーが所有するコーヒー生豆の精製処理施設「ラ・セレーサ」で開発された新しいコーヒーの精製処理方法です。精製処理というととても難しく感じますが、コーヒーチェリー(コーヒーの実)から中の種子を取り出すことです。種子がコーヒー豆というのは、ご存知の方も多いでしょうか。豆ではなく種子を私たちは焙煎して飲んでいます。種子は、産地で水分をとばしある程度乾燥させカビの生えない状態にして輸送されています。その過程である種子を取り除く工程の中での処理方法で画期的な手法がとられてます。自然界に存在する酵母や微生物を使い雑菌が入らないよう密閉状態で熟成したものです。その土地特有のテロワールが生まれる事をラボの研究により発見したのです。「ラナトゥーラ農園」は、そんなダイナミックファーメンテーションによる初のウシュウシュ種という事になります。2016年に当店で「コロンビア・エルザフィロ農園のウシュウシュ種」を希少品種として販売しましたが、その当時のものとは、異なります。その当時は、まだ開発途上の段階でした。今回のウシュウシュ種とは異なります。他のどの生産地でも試みられていないダイナミックファーメンテーションによるコーヒー。パイナップル、パパイヤ、マンゴー、ブラックベリー、プルーンと言ったフルーツの味わい。
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