【特別に公開】-彫刻家 木下輝夫さんのモノづくり
特別に公開…

して頂いたのは、木下さんの木のスプーン
製造工程の一部です。
彫刻家 木下さんの
木のスプーンと言えばこちら↓
持ち手部分の絶妙のうねりとスプーンの厚み。
手がける木の種類は数知れず…
毎回初めて見る!という木を目にします。
こちらの写真は、完成したスプーンですが
造る過程のサンプルを見せて頂きました。
1.木にデッサン
造るスプーンのデッサンです。
四角い木からいくつスプーンが作れるのか?
木を無駄なく使えるように綿密に計算されています。
このデッサンからすると木のスプーンは4つ出来ますね。
2.切り出し
デッサンしたスプーンの形状にカットします。
この段階では、2つのスプーンが重なっている状態です。
この時点でうねりが出来ています。
3.切り出したスプーンを細かくカット
太いですが、ほぼ形状が出来ています。
4.削って整える
繊細なラインが出てきましたね。
こちらでほぼ完成です。
この後は、艶だしでオイルをぬってコーティング。
並べてみるとこんな風に。
木のスプーンというと
繊細なように感じるかも知れませんが
用途に合わせて固い木を選んで下さっています。
木下さんは彫刻家です。
小さなオブジェから大きなオブジェまで
様々な創作をされています。
その余った木材を少しでも
活かせないか?という事で
日常で使える木のスプーンやお玉、カップなどを手掛けるようになったそうです。
当店では、主にスプーンを中心に制作して頂いております。
木のスプーンには、一つ一つ木の名前が記してあります。
色々な種類がありますのでぜひお楽しみ下さい。
オンラインショップでも販売していますので
ぜひ、ご覧くださいね。
彫刻家 木下輝夫氏 プロフィール
1967年 金沢美術工芸大学中退
1980年 彫刻制作始める
1984年 動物の組木パズル・人文字制作開始
1999年 食器類・スプーンの制作開始
2003年 東京・目黒の“マイスター”で彫刻の小品の販売開始
2008年 アメリカ合衆国ロサンゼルスで彫刻の小品販売始まる
~現在 六本木ヒルズに2㍍の彫刻納入
南青山“NARISAWA"でのスプーンの使用が始まる
紀尾井町ホテルのスイートルームに高さ70㎝の彫刻を6部屋に3点ずつ納入
毎年、定期的に展覧会を3~5回行っている

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