【人気ミルクメニュー御三家】-カプチーノとカフェラテとカフェオレ
【人気ミルクメニュー御三家】-カプチーノとカフェラテとカフェオレ
春休み
若い方が多いですね…
店内のドリンクメニューの8割がコーヒーメニューです。
コーヒー以外も
紅茶
お抹茶
ビール
ソフトドリンクもありますが
やはりコーヒー専門店。
メニューのオーダーの大半は、コーヒーのメニューもしくは他の素材と合わせた
アレンジメニューに集中しております。
中でも最近若い年齢層の方が増えているせいか
ミルク、牛乳を使ったアレンジメニューが良く出ております。
今日は、そんなミルクメニューの帝王的な
御三家
「カプチーノ」
「カフェラテ」
「カフェオレ」
の違いを紹介したいと思います。
年間を通して常にトップ3。
さてさてどんなメニューでしょうか!
まずは、ベースとなる珈琲の違いから2つに分けられます。
「カプチーノ」
「カフェラテ」
は、濃厚なエスプレッソを使用しています。
エスプレッソと言えば、本場イタリア。
対して
「カフェオレ」
フランス生まれであるカフェオレは、ドリップしたコーヒーを飲みやすくミルクで
割って飲むフランス人のスタイルから生まれました。
もっと詳しく説明すると…
「カフェオレ」
フランス生まれ
ドリップ珈琲を好むフランス人。
強いコーヒーを柔らかくして飲みやすくするために牛乳で割っていたのだとか。
コーヒーの抽出方法は、ドリップコーヒー。普段私たちが飲み親しんでいる珈琲です。
ネルやペーパーでドリップした珈琲を使います。
日本では、濃いめに抽出した珈琲をミルクで割った飲み方が多いですね。コーヒーがミルクで負けないよう工夫しています。
抽出したコーヒーに別鍋で温めた牛乳を混ぜます。
やはり温度は熱々。
ミルクの程よいあったかさとドリップしたコーヒーの暖かさ。
カフェオレは熱々。
体が合ったまるメニューでもあります。
日本の家庭で定着しているミルク珈琲は「カフェオレ」
淹れた珈琲を牛乳で割って飲む
簡単に作れる「カフェオレ」は、人気のアレンジメニューですね。
フランス生まれ
牛乳と珈琲を1:1の割合で基本的に作る。
コーヒーを飲みやすくするために考えられました。
牛乳と珈琲は別で準備して混ぜるのが一般的。
「カフェラテ」
イタリア生まれ
エスプレッソを好むイタリア人のスタイルから生まれたのでしょう。
ベースのコーヒーはエスプレッソです。
大きな業務用マシーンで高温高圧で瞬時に珈琲を抽出します。
その時間はわずか30秒。
エキスを絞り出す…
ぎゅぎゅぎゅっとつまった
質感
苦味
コク
甘み
初めて飲んだ一杯は、コーヒーの常識を覆すものでした。
にがーい。
エスプレッソ…
極細に挽いたパウダー状の珈琲を使い短時間でコーヒーを作ります。
日本では、家庭ではまずあまり作っている方のいないタイプのコーヒーです。
コーヒーの原液に近い漆黒の液体。
少量でもかなりの満足度。
デミタスカップと言われる小さなカップで飲むのが一般的です。
イタリアでは、家庭でもモカプレッソと言われる直火式のコンパクトな家庭用のエスプレッソメーカーで短時間で圧力をかけて濃い目の珈琲を作っています。バールと言われるカフェがコンビニ並みにどこにでもあります。
バールではエスプレッソマシーンを使い数十秒で濃厚でとろりとしたエスプレッソコーヒーを砂糖や牛乳をいれてさっと飲むのが当たり前のようです。
そしてミルクの温め。
コチラも手鍋で温めるのではなくエスプレッソの抽出同様
数十秒で温まります。
エスプレッソマシーンの蒸気で温めます。
スチーミング と言いますがこの時にエアーで表面をクリーミーにホイップクリームのように泡立てる事ができます。
スチームドミルクは泡だってないあたたかいミルク
フォームドミルクは泡だったミルク
カフェラテは、フォームをたっぷりのせたメニューが「カプチーノ」
カプチーノとカフェラテの違いは、ある店とない店もあるのです。
どちらもエスプレッソとミルク。
イタリアでは、家庭ではカフェラテ
ミルクを注いだ際に
エスプレッソのクレマと言われるふわふわの泡がマーブル状に広がります。
芸術的に
思わずきれいと。
日本では、まだまだ珈琲と言えばドリップコーヒーです。
エスプレッソは苦くてなじみがありませんが、エスプレッソをベースとしたカフェラテは、
エスプレッソの認知がないのですがとても好んで飲んれらっしゃる人が多いのです。
家庭でカフェラテをつくるのは、専用のマシーンに器具に、豆に…
色々難しい事が多く流行ることは難しいですが、
外で楽しむもの として定着しつつ
特に若い年齢層から絶大な人気。
コンビニでも飲めるようになり
カフェオレとカフェラテの違いも少しずつ意識されてきているように思います。
日本語で訳すとコーヒー牛乳。
(^_^;)
お店では、ベースとなるコーヒーによって違いを出しているほか、
コーヒー感の強さも表現しています。
みるく感が一番たっぷりなのは、カフェラテです。
カプチーノは、エスプレッソを強く
ふわふわミルクの泡立ちを食感に。
エスプレッソは、飲めないけどカプチーノが好きな日本人は
沢山います。
初めてカプチーノを飲んだ時
とっても美味しくて
円やかで
ホイップしたようなミルクに感動しました。
芸術的でもあり器具を買って家でやったこともありましたが(-_-;)
お家では、作れず
専門店ならではのメニューです。
エスプレッソが飲めなくても
カプチーノは、マイルドで飲みやすいですよ。
一度お試しください。
という事で
【人気ミルクメニュー御三家】-カプチーノとカフェラテとカフェオレ
少しはご理解頂けたでしょうか。
ちなみに・・・
お店でよく聞かれる
コーヒーが強くないミルクコーヒー。
おそらく
カフェオレの方が柔らかく飲みやすいかもしれません。
もしくは
カフェラテ。
エスプレッソの濃度感はたっぷりですがカプチーノのよりも
ミルクの量が多く入っております。
両方比べてみて
ご自分のお好みを!
(*´ω`)┛
店内では、長年使用していたマシーンが老朽化のため
新しくエスプレッソマシーンを導入しました。
旧マシーン
新マシーン
赤もかわいいですが
白も清潔感があっていいですね。
ヽ( ´_`)丿
まだまだ味づくりは模索中ではありますが
美味しいコーヒーの提供に日々努めております。
店内もしくはお持ち帰りで
お楽しみくださいね。
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