コーヒーのルーツ「ティピカ」と「ブルボン」
コーヒーのルーツ「ティピカ」と「ブルボン」
コーヒーの品種
味や香り風味に特徴をつける品種
生産地情報を見ても
色々な品種があるなーと思います。
流通しているコーヒーの品種には、大きく分けて2つ。
アラビカ種
カネフォーラ種
に分けられます。
とはいっても、日本に入ってくるコーヒーの7割以上、ほとんどが
アラビカ種 と言われるものです。
カネフォーラ種は、アラビカ種とは見た目も違うのですが
コーヒーらしい酸味、風味を持っているのがアラビカ種。
カネフォーラ種は、低地でも手入れなしでもぐんぐん育ち
病害虫に強い品種。
強いを意味するロブスタからとり、ロブスタ種とも言われます。
タイへ以前産地視察へ行った際に
見つけたロブスタ種。
葉っぱも大きく特徴的でした。
アラビカ種
タイでは、その土地にどの品種が環境に合うのか?
を土壌開発中でした。
品種ごとに看板も建てられ
何年もかけて研究開発されていました。
ティピカ
パライソ
品種には、詳しくはないのですが
同じような木でも、若葉ちゃんの
色が違うのですね。
ティピカ種の若葉は、ややくすんだブロンズ色。
産地でも、コーヒーの木の事を熟知した人がいないと
色々な品種が混ざっちゃうのですね。
コーヒーの栽培のルーツをたどれば
始まりは、エチオピア。
アビシニア高原に自生していたコーヒーの木は、(アラビカ種)
イエメンへ移植され、その後国外へ持ち出されヨーロッパへ
ヨーロッパの植民地へ広がり
みるみる間に世界的農産物となりました。
寒さが苦手
ある程度の雨量も必要となれば
育てられる環境も限られる農産物。
日本では、一部で育てられていますが量は限られていますね。
中でも、在来種がいくつかあり
伝番で沢山ひろまったキーとなるのが
アラビカ種の中の
「ティピカ種」と「ブルボン種」
特徴的な味わいを持ち
見た目もはっきりと違いがわかります。
現在色々ある品種も元をたどれば
ティピカ系やブルボン系
掛け合わせや品種改良によって広がったのですね。
ブルボン種の始まりは、エチオピアの自生していたコーヒーの木を
レユニオン島(かつてブルボン島)と言われた島で栽培し、
突然変異でブルボン種となったのが始まりです。
ブルボン種
豆の形状は、コロンと可愛らしく
ティピカより小さかったイメージ。
その後、ブラジルへ。
金澤屋珈琲店でもブルボン、ティピカといった品種のコーヒーに出会いました。
やっぱり美味しいな…
忘れられない味です。
ブルボン種と言えば金澤屋珈琲店にもございます。
こちらがおすすめ↓
ブラジル産「センティニアルブルボン」
107年以上歴史が続く
生命力の強いコーヒーの木。
縁起もいいですね。
記念日や、お正月用にもおすすめですね。
↓
https://www.krf.co.jp/SHOP/S033-2.html
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