ネルドリップ虎の巻47巻ー抽出のコツ「注ぎ始めたら…」
ネルドリップ虎の巻47巻ー抽出のコツ「注ぎ始めたら…」
ネルドリップ美味しい淹れ方教室
初級編では
ネルフィルターの取扱いに慣れる
ネルドリップを楽しむ
という事に重点を置き、開催しました。
フィルター自体を濾し袋として使用する
ネルドリップ。
抽出前の作法
抽出後の作法
そして淹れる御手前
きちんとした知識や情報を淹れて
使用していただくことが
美味しいコーヒーへの1歩。
美味しいネルドリップコーヒーの基本と考えております。
何処かで不備があると
ダイレクトに味に影響の出るネルドリップは、まさに
美味しいが難しい イメージが
定着してしまっているようです。
金澤屋珈琲店のネルフィルターを使って
ドリップする秘訣は3点
1.最初から最後までネル側の淵にお湯を直接注がない。
2.むらしでしっかりと時間をかけてガス抜き
3.ネルからぽたぽたっとコーヒーがろ過さされ始めたら、ろ過速度に合わせてお湯を注ぐ
つまり
「注ぎ始めたら…
最後まで」
つきっきりに(^_^;)
それでも、コーヒーが美味しそうに膨れる様子
濾過されるコーヒーの色、香り、音
何とも言えません。
最初に難関なのは
ドリップポットを使ってお湯を細く注ぐ技術
まっすぐ下にそそぐ技術
ドリップポットを使いこなすには
ある程度の慣れが必要です。
1.最初から最後までネル側の淵にお湯を直接注がない。
ネル自信がろ過体です。
ペーパードリップでいう
紙+ドリッパーの役割
ネルは、注いだ分だけお湯がろ過され
最初に袋の淵側にお湯が流れると
コーヒーの粉を通らず、お湯が漏れてしまいます。
水っぽいコーヒーといった勿体ないコーヒーになってしまいます。
きちんとコーヒーの粉にお湯を通して濾す事をイメージして
注いで見ましょう。
2.むらしでしっかりと時間をかけてガス抜き
新鮮で煎りたての珈琲には、沢山の炭酸ガスが含まれています。
最初にお湯を注いだ時に
ぷっくりと膨れる粉を見た事はないでしょうか?
コーヒーの炭酸ガスが放出され、これが抜ける事によってお湯が粉に浸透します。
ガスが抜けてないのに
無理にそそぐと
お湯は、ネル側へこぼれ
中々吸水してくれない状態になります。
むらしは、焦らず
ゆっくりと
ネルの袋からしっかりとガスがぬけてから、注ぎ始めましょう。
3.ネルからぽたぽたっとコーヒーがろ過さされ始めたら、ろ過速度に合わせてお湯を注ぐ
ネルフィルターの底に集まったお湯は
ぽたぽたっとしたたり落ちるように
濾過が始まります。
線となって落ち始めたら、抽出開始。
注ぎ始めたら
ろ過速度に合わせて定量になるまで注ぎます。
一か所だけではなく
クルリと円を描くように回して注ぐと
かたよりなく味が出ます。
さてさて
美味しいコーヒーの出来上がり。
時間がかかりすぎる際は
定量前でも抽出を止め、お湯をさした方が美味しいです。
もしくは、少し粗挽きで試して見られても
良いと思います。
ネルドリップ
楽しんで下さいね。ヾ(・∀・)ノ
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