ネルドリップ虎の巻43巻-「ネルドリップ淹れ方教室」-初級編
ネルドリップ虎の巻43巻-「ネルドリップ淹れ方教室」-初級編
12月と1月に
ネルドリップ教室を予定しております。
「金澤屋珈琲店のネルドリップ教室について」
↓
https://www.krf.co.jp/hpgen/HPB/entries/216.html
ネルドリップは、金澤屋珈琲店の理想とする味づくりの原点です。
店内でもネルドリップで淹れるコーヒーはありますが
全てのオーダーをネルで淹れる事は
やはり、作業面の手間暇の問題
効率性を考えると難しく
メニューを限定し提供させて頂いております。
1杯ずつのオーダーは、ネルにそっくりな(=゚ω゚)ノ味が作れる
コーノ式円錐ドリップに変えました。
「美味しいけど、手間暇がかかる」
というのは、本音でございます。(^_^;)
時間のある時
とっておきの1杯をつくるとき
ネルドリップは、とてもおすすめです。
そんなネルもすっかり使われなくなってますね。
最近よく聞くお客様からの質問
「ネルドリップコーヒーってどんなコーヒーですか?」
お出しをこすように
コーヒーをネルと呼ばれる濾し布で濾した液体ですが
これを見たらどんなコーヒーか気になりませんか??
こんな風に美味しくコーヒーを淹れる道具としてというか
濾し袋としての始まりは、1800年頃と言われております。
始まりはフランスにて。
今から約200年以上も前に。
飲むコーヒーの歴史と言えばトルココーヒー。
ご存知の方もいるかと思いますが、コーヒーを細かく粉砕した粉を煮出したものです。
トルココーヒーは、イメージの通り
どろっとした黒い液体。
コーヒーの中には、微粉がいっぱい浮かんでおります。
ヨーロッパで飲まれていたのですが
(こちらのイブリックと呼ばれる器具で作ったそうです。)
もっと、澄んだ液体にしたい。
ざらつきが気になる…
と言う事で粉っぽさを取り除くのに使われたのがネルの始まり。
その開発された器具は、ビロード(布)袋の中に珈琲の粉をいれてそれをあらかじめ鍋の中にいれておく。そして上から熱湯を注いで抽出しビロード袋を取り出す事により珈琲の粉と液体を分けてのです。
抽出されたコーヒーとコーヒー滓をきちんと分離することができる器具。
フランスの王宮でブリキ職人であったビギンという方が改良し後に
「コーヒービギン」と名付けられました…
どろどろっとしたコーヒーから一転
澄んだクリアなコーヒーの歴史が始まり…
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2019年11月現在
進化を続け…
金澤屋珈琲店でも愛用しております。
濃し器としての機能性は勿論
味や風味
他に類のない抽出器具として現在も愛用者が絶えません。
オリジナルのネルフィルターには、1杯、2杯、3杯
容量に合わせて3サイズ展開
他のメーカー品にはない魅力が沢山あるほか
使いやすさを考えて
カスタマイズしております。
ネルっぽい質感
味わい
どんなコーヒーを淹れても
「ネルっぽさ」があり
これが何とも言えない美味しさの秘密。
ネル好きの多くがこのネルっぽい味わいにはまるのです。
しばらく教室は開催してませんでしたが
最近興味を持ってらっしゃる方も多い事と思います。
お気軽に参加くださいませ。
美味しさとは、反面
淹れる前と淹れた後のひと手間の大事なお話
なぜ大切なのか?などなど
実体験を元に色々お話を盛り込みたいと思っております。
ペーパードリップからネルドリップへ
とお考えの方
試しに飲んでみたい!
どんな取扱いが必要なのか知りたい!
などなどネルを始める前に…
少人数制のネルドリップ教室
初級編は、導入編です。
ぜひご参加お待ちしております!
金澤屋珈琲店のネルドリップ淹れ方教室
2019年 12/12(木)
2020年 1/16(木)
開催予定です。
詳しくはこちら↓
https://www.krf.co.jp/hpgen/HPB/entries/216.html
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