【コーヒーの木栽培日誌】-コーヒーの木を増やすには!?
【コーヒーの木栽培日誌】-コーヒーの木を増やすには!?
コーヒーの木
花が咲き実がなり
種ができる。
種は、精製して焙煎すると
お馴染みのコーヒーです。
コーヒーの実
熟すまでに何か月か
青い実は、真っ赤に。
一般に一つの実の中には
コーヒーの種が2粒
たとえばこの種を飲むために加工するには
収穫後、果実から生豆を取り出す精製→
生豆を焙煎して味や香りを作り出す→
水分を含ませコーヒーの成分を引き出し飲み物にする抽出
中でも、精製の段階は産地の農園で行われ、
その方法の違いがまた珈琲に独特の風味や個性を浸ける事がわかっています。
精製の目的は焙煎する前の生豆を取り出し、長期保存や輸送に耐えられるようにする事。
チェリーのままにしておいたりすると、余分な水分が残り腐ったりかびてしまいます。
よくある質問に
コーヒー豆を焙煎する前の生豆を植えると芽が出るのか?
↓
生豆を植えると、基本的に芽は出ません。
そもそも、コーヒーの発芽能力は時間の経過とともに失われていきます。
その寿命は半年でゼロに等しいほど。
○o。(○゚ω゚)ノャァヽ(゚ω゚○)。o○
収穫されたコーヒーの種子は、飲むようか
新たに育てるようかの用途で
路が分かれるのですね。
↑こんな風に芽が出ます。
実際に店で植えたもの。
土に植えてから芽が出るまで約4か月から半年かかったものもあります。
通常コーヒーの種は、固い外皮パーチメントがついた状態で植えられます。
勿論外しても発芽するようですが。
パーチメントを外した状態で放置すると発芽率が下がっていきます。
一般的にはパーチメントノついた状態で植え付けします。
私たちが珈琲豆を焙煎する前に見ている生豆(なままめ)は、とても綺麗です。
精製の段階できちんと水分が12%以下に乾燥させてあるためカビが生えにくくなっているのです。
ただし、発芽はしにくい状態です。
ちなみにパーチメントのついた生豆はこちら↓
硬い外皮があることによって乾燥しにくく、さらに他のストレスから身を守っています。
発芽には、現地でも通常1~2か月
気温が低いと3か月はかかるのですが
お店の植えたものは、確かに3~4か月はかかったな(^_^;)
忘れた頃に豆もやしのように生えてきます。
珈琲の栽培地は赤道をはさんで北緯25度から南緯25度の間といわれています。
日本でも育てられているようですが、台風などでだめになることが多いのです。
日光は勿論必要ですが、強すぎると嫌い、そして適度な日陰もいる。
平均気温20度、年間降雨量1500ミリ~2000ミリ
よく肥えた土地や火山灰土が適している…
と適地、適気候 には条件が多すぎるのがわがままなコーヒーの木。
種から植えて
芽が出てくる。
ゆっくりと成長がわかる
この瞬間は
種から植えるほかには、
挿し木という方法がとられます。
コーヒーの木の一部を採取する
双葉を選びます。
新たに、根が生えてきたら
植えるチャンスだとか。
挿し木で増やすのは、難しそうですが
やってみたいですね。
(=゚ω゚)ノ
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