ネルドリップ虎の巻38巻-深煎りほどネルが美味い
ネルドリップ虎の巻38巻-深煎りほどネルが美味い
寒さも緩みホット
喫茶も日を追うごとに花が咲いたかのように
忙しくなっております!
ありがたいですね…
金澤屋珈琲店は、コーヒー専門店です。
1杯ずつ淹れるハンドドリップメニューは定番10種と希少品種マイクロロットコーヒー3種
デカフェもご用意しております。
コーヒー選び♪は…
ブレンド5種類
ストレート5種類
コーヒー豆のブレンドとストレート
簡単にタイプを分けたいい方ですが
【ブレンド】
ブレンドとは、数種類の珈琲豆が配合されています。
特に決まりはなく、2種類から5種類ほど組み合わせたり、産地も様々。
ネーミングも様々で、季節ブレンドも提供したり…その店の意向と独自の味が楽しめます。
金澤屋珈琲店では、地元金澤で生まれた金澤珈琲を。
かなざわ物語
百万石ブレンド
利家ブレンド
加賀美人
極みブレンド…など
名付けて、県外の方には、想い出とともに残る味わいを、
そして地元の方にも親しまれているブレンドシリーズです。
個性的というよりも個性を生かしたバランスのブレンド。
お店の技術とセンスがブレンドには現れます。
ネーミング、味わい、個性…様々
リピーターの方が最終的にブレンドに落ち着くことは多々。
対して
【ストレートコーヒー】
ストレートコーヒーとは、「ガテマラ」「ブラジル」「コロンビア」「ブルーマウンテン」など国の名前やエリアで呼ばれているコーヒーです。
ブレンドコーヒーに対する対義語ですね。
更に
誰が、いつ、どこで作ったかなど生産履歴をたどることのできる最近のスぺシャルティーコーヒーは「シングルオリジン」など更にストレートコーヒーから
細分化されて言い分けられるようになっています。
さらに、細かく単一の農園で作られたものは、「シングルエステート」と呼ばれたりも。
お気に入りの産地や生産国で選ぶ方もいれば
店のスタッフに人気を聞いてくる方も
それでも自ずと別れるのが
焙煎度による味わいの変化。
コーヒー豆には、浅煎りと中煎りそして深煎りがあります。
もっともっと細かく焙煎度を分ける言い方もありますが
大まかにこの3種類で味がわかりやすく違うので
好みもわかれる所ではあります。
お店のメニューでも
表記はしてありますが
浅煎りのコーヒーほど香りが強く軽やかそして酸味を感じます。
つまり苦味の少ないコーヒー。
逆に深煎りのコーヒーほど重厚感が強くなりボディーや苦みを感じます。
お店のコーヒーは、どちらかというと
深煎りのコーヒーの種類が豊富です。
深煎りでもこんなに風味が違うのだな…と改めて感じる今日この頃。
最近、売れている当店の自家製ネルフィルター。
美味しそうですね…
神経も、時間も、技術も使うこのネルドリップの珈琲
日本の昔ながらの技法として伝わりますが
そもそも深煎りのコーヒーを美味しく飲むために生まれたのだとか…
ネルドリップで淹れている極みブレンド。
ペーパーで淹れても美味しいのですが
ネルで淹れると格別。
先月団体でいらしたお客様が極みブレンドを皆さんでオーダーしました。
極みブレンドは
粉をたっぷりと使って
1杯ずつ淹れます。
店にある1杯用の小さなネルで淹れます。
もうワンサイズ大きなネルを使うと
粉があふれる心配なく
安定して淹れれますが
でてくる濃度感や味が変わるので
2杯入っても
1杯ずつしか淹れません。
というわけで
沢山オーダーが入っても
一気に淹れませんので
時間がかかる(○´・Д・`)ノ
機械化がどんどん進むこの時代に反した…(^_^;)
それでも待って飲む
という方が多いのが現状です。
それくらい、ネルドリップで珍しいのですね。
中々飲めません。
貴重です。
気になる味わいは、コーヒーのエキス。
ネルの濾し袋から、うまみが絞り出されたというもの。
ちょっぴりしか入ってないのに…
飲んだ時の香り
甘み
味わい…
ぎゅぎゅと濃縮され
かなりの印象です。
極みブレンドだけでなく
利家も百万石も美味しい❤
やっぱり深煎りに限る。
ぜひぜひ、お試しください。
<使用器具/当店の1杯用ネルフィルター>
2杯用、3杯用も販売しております。
販売サイト↓
https://www.krf.co.jp/SHOP/H-KKM-002.html
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