【どう違う!?】―エスプレッソメニュー「ルンゴ」「アメリカーノ」「ロングブラック」
【どう違う!?】―エスプレッソメニュー「ルンゴ」「アメリカーノ」「ロングブラック」

エスプレッソのメニュー✨
提供しながら、たまに馴染みのないエスプレッソメニューや飲み方を
海外の方からオーダーをいただくことが増えました。
とはいえ、実際に作ってみては
どう違うの(^-^;
と思ったりすることもあります。
このメニュー似てるけどどう違うの?と思うエスプレッソのメニューに
ルンゴ
アメリカーノ
ロングブラック
と言われるメニューがあります。
何れも、濃厚なエスプレッソを

軽めに飲むスタイルのエスプレッソです。
薄目のエスプレッソということになります。
国、地域によって好みが出るので
湯量のバランスが違うのですね。
「エスプレッソ・ルンゴ」
通常のエスプレッソが30mlに対して
こちらは45ml抽出したもの。
抽出する量が多いので
コーヒーの濃度が薄くなり味が軽やかになります。
ちなみに
通常のエスプレッソよりももっと濃いものが
「エスプレッソ・リストレット」
その量はなんと僅か15ml
どんな濃度でしょ⁉
(*゜Q゜*)
ルンゴに似た薄目のエスプレッソ
「ロングブラック」
と言われるコーヒー。
こちらは予めお湯をいれたカップにエスプレッソを注ぎます。
薄いのですが、クレマが残りバランスも良いエスプレッソコーヒーになります。
ルンゴには、似てますが量も、ドリップコーヒーに近く、更に軽やかになります。
エスプレッソマシーンで沢山抽出し続けると
過剰に抽出することになりコーヒーが渋くなってしまいます。
ちなみにロングには、薄いという意味があります。
ショートは、逆で 濃い です。
ブラックは、コーヒーを意味します。
ロングブラックは、薄いコーヒーの意味。
同じ意味合いのメニューに
「アメリカーノ」があります。
比較的馴染みのあるネーミングかもしれません。
抽出したエスプレッソにお湯を加えたものです。
ロングブラックと違う点は、クレマが溶解するので薄くなります。
アメリカーノの始まりは、第二次世界対戦の終わりにイタリアに駐屯していたアメリカ人兵が、エスプレッソの濃さにのみなれず、母国アメリカスタイルの薄目のコーヒーにするためにお湯で割った事が始まりだそう…
日本では、ちなみにアメリカンという薄いコーヒーがあるので
勘違いする人も。
ここでいう似たイメージのエスプレッソメニュー
まとめてみると
量がドリップコーヒーに近いのは
ロングブラックとアメリカーノ
薄い順に
アメリカーノ←ロングブラック←ルンゴ
エスプレッソ風味が強い順に
ルンゴ←ロングブラック←アメリカーノ
ちなみに
作った印象としては、アメリカーノはエスプレッソのクレマが崩れるので勿体無い✨ですが、軽くしたいのならばあり。
drも同じお湯を加えたものなら、ロングブラックの方が口当たりが良いですね。
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