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2018-09

【アメリカ人の方にズバリ聞いてみた!】―アメリカンとアメリカーノってわかります?

【アメリカ人の方にズバリ聞いてみた!】―アメリカンとアメリカーノってわかります?


アメリカンとアメリカーノ

直訳するとアメリカンは、アメリカの、米国の、アメリカ人の、アメリカ製の
アメリカーノは直訳では、該当せず
アメリカ人を意味するイタリア語
カクテルの名前
コーヒーのスタイルの1種と言うもの。


実は、どちらもコーヒーのよくあるメニューのネーミングなんです。
日本でよくあるのはアメリカンの方ですね。

最近は、世界各国
コーヒー事情の違う文化の海外の方が多く、


私たちの想像する当たり前のコーヒーとは違った文化があるのだと実感する毎日です。
どんな飲み物?と思わず聞いてみたりしながら、学ぶばかり。
DSC03178.jpg

日本でいうコーヒーは、ドリップした濾したコーヒーです。



ヨーロッパやアメリカの欧米の方の多くの一般的なコーヒーはエスプレッソです。

見た目の通り
この差は大きいですよね。

コーヒーは、抽出器具の違いによって全く違った風味と特徴が出ます。

特にこのエスプレッソ。
デミタスカップにたったの20~30㏄。
マシーンを使って高圧高温短時間抽出をします。

濃厚な漆黒のコーヒーの
表面には、写真の通りクリーミーなキツネ色の泡が出ます。
この泡は、クレマと言われコーヒーのオイル分や旨み成分。
エスプレッソは、わずか少量のカップの中に
コーヒーのうまみがつまった1杯。
イタリアで生まれ、
イタリア人は、1日に朝昼晩と何度も味わいます。

日本のコンビニなみにバールがあるのです。

日本では、エスプレッソはなじみがなく、飲んでみても
とっても濃くて苦いのでびっくりしてしまうのです。

それでも、カフェラテやカプチーノといったエスプレッソに牛乳をいれたアレンジメニューは、皆さんご存知。

イタリアで生まれたエスプレッソ文化はアメリカへわたりシアトルで新たにスタイル化されました。

そのシアトル系カフェが日本へ上陸しすぐさま広まることに。

本場イタリア人は、エスプレッソやカプチーノ

アメリカ人はカフェラテを好みます。

お店にいらっしゃる方も、イタリアの方はエスプレッソかカプチーノ。
暑い夏場でもホットです。

コーヒーと一重にいってもこの差がある中で
よく聞く

アメリカンとアメリカーノ
どちらも、コーヒーのメニューの1種であり、お店には、メニューに書いてませんが
オーダーを頂くと作ります。

店のスタッフにもアメリカンとアメリカーノって何でしょ?と聞かれることが。
アメリカには、アメリカンやアメリカーノがあるのか?
アメリカ人さんにはわかるの?
色々疑問が出てきて、お店にいらっしゃるアメリカ人の常連様に

聞いてみました

すると
「アメリカンもアメリカーノもどんなメニューかわかります。

一応アメリカでもあるようで、通じるようですがどちらのメニューも生まれは

アメリカ以外の海外で。発祥は、アメリカ人以外がつけた という事に」


意外な事実。

という事で、改めてアメリカンとアメリカーノを整理してみました。

  
DSC08806.jpg 

アメリカンコーヒーとは??
そもそも始まりって?
紅茶文化のアメリカで、コーヒーを紅茶のように薄く飲むためにできたとも言われています。

日本の和製英語アメリカンコーヒーというと
浅煎りのコーヒー豆で淹れた珈琲
苦味の少ない薄い珈琲
ドリップしたコーヒーをお湯で割った珈琲
つまり、普通より軽いコーヒーの象徴です。

ただそもそもの始まりを知っている人が少ないというのも事実。
色々な事が、広がり、ただの薄い珈琲を想像する人も多いかもしれませんが

ただ濃いコーヒーを薄めたのではなく意図的な味があったのです。

「アメリカンコーヒー」
通常よりも浅目に焙煎されたコーヒーであること(アメリカンロースト)
淹れると紅茶のような薄い色をしています。

浅煎り珈琲の特徴を生かした酸味のある軽やかな味

たっぷり飲みやすいので容量はアメリカンカップと言われる160ccのマグ
浅煎りコーヒーはカフェインが多く眠気覚ましに良い。

他にも利尿作用や、血流を良くする…など朝飲むのにおすすめ
紅茶のような薄い色をしている。

飲みやすさ以外にも豆のタイプ、淹れ方、飲み方にもこだわったメニュー
という事になります。


アメリカンというだけに、アメリカともかかわりが。
更に実際には、アメリカでのコーヒーの飲用史と繫がりがあるのです。


アメリカ人の好むコーヒー

一方アメリカでは、こういった浅煎りの珈琲を沢山飲んでいたようです。

歴史的なものが絡んでいるのですが、西武開拓とのかかわりが強い。

当時ヨーロッパから輸入され、長時間かけて運搬されました。
列車で長期保存が可能なように深煎りよりも浅煎りで。
高性能のミルはこの時代になく細かくは挽きがたく。粗挽き
浅煎り豆
粗挽き
当時普及していた抽出器は「パーコレーター」

pa-kore-ta.jpg

キャンプやアウトドア用品店で見かける道具。
松崎もこれ使ったことありますが、沸騰した湯でぐつぐつ煮込むので…
繊細な味は出にくいのですが、寒いキャンプ場で
あっつあっつの珈琲が淹れれる。
最高の道具です。
そんな器具には浅煎りで粗挽きといった条件の珈琲豆が相性が良い。

器具に合う、保存がきく、当時のレベルのミルにもあう。
砂糖やミルクなしで飲める軽やかさ

当時、生水が胃腸に悪く、コーヒーを水代わりに。
そんな軽やかな珈琲は、がばがば飲めたらしい。
こうやってアメリカでは粗挽きの浅煎り珈琲を好んで飲むようになったようです。

すっかり薄いコーヒーの代名詞になっちゃってる

和製英語「アメリカンコーヒー」

時代と共にどうなるのか…

そしてアメリカーノの発祥と言えば!
アメリカ人の好みのテイストが深くかかわっています。

戦時中、イタリアに駐屯していたアメリカ兵がコーヒーを飲んだところ
とても濃くて苦かったため、(エスプレッソだから)
レギュラーコーヒーのように、飲みたかったため、お湯で割って薄めたというのが始まりとされています。

オーダーは、「カフェ アメリカーノ」と言います。

ベースがエスプレッソと言われる専用のマシーンで高圧短時間で抽出した
コーヒーをお湯で割ったものです。
エスプレッソをいれてからお湯を注ぐか
お湯を注いでからエスプレッソを抽出するか
は、やはり違いがあります。

お酒のお湯割り同様、先にお湯をカップに入れてからエスプレッソを抽出すると香りが損なわれないといわれています。

オーストラリアでは、同じような飲み方の
「カフェアメリカーノ」を「ロングブラック」という名でオーダーするのが一般的です。

シアトル系の方
オーストリア系の方
オーダー名も様々です。

実際に、アメリカーノとロングブラックのお湯割りを飲んでみました。

苦味のある珈琲の後味がすっきり
したコーヒーでまたドリップ珈琲とは違いますが、さっぱり頂けました。

とはいえ、せっかく淹れた珈琲にお湯をさすのは気が引けますが(^_^;)

出来れば、お湯とエスプレッソを分けて提供したいところ。

アメリカでもアメリカンと言うメニューがあるのを知っているそうですが

アメリカでアメリカンではなく

薄めのソフトなコーヒーは、
ウィーク珈琲
weak coffee
逆に味のしっかりしたコーヒーは、
ストロング珈琲
strong coffee

と言った方が通じるらしい。

色々諸事情ありますね。



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