【梅雨時と言えばホタル】-白鳥路ホタル観賞の夕べ-ホタルの好きな白鳥路を散策!
ホタルの好きな白鳥路を散策!
そろそろ金澤も梅雨入りの季節でしょうか?
週末はお天気が崩れそうな予感

梅雨(つゆ)と言えば、梅うめ 雨あめ と書いて梅雨
梅の実ができる時期と重なるころに雨が降ることからつけられたそうです。

そうそう、お店のそばの公園入口の白梅の木にもなってました。
でも一つしか見つけられず。
公園の方がいうには、毎年実がなる数が減ってると。
この写真の中央に青い梅がなってるの
わかるかな(^_^;)
緑の葉っぱに紛れてぽつっときれいに。

梅雨と言えば
他にも楽しみがあるようで
皆さん ピン

最近、すっかり見なくなった
ホタル!ですよ。
初夏の夜に幻想的に光るホタル。
なんと、こんな街中にも自然と生息している場所があるのです。
お店から徒歩圏内
すぐそばの「白鳥路」と言われる小路。
正式名称は、金沢城外濠公園 白鳥路
毎年この時期になるとホタルの鑑賞会が行われます。
今年の詳しい概要はこちら↓
なんと今日から!!
週末2週連続です。
■日程
2018年6月8日(金)~10日(日)
2018年6月15日(金)~17日(日)
■時間
20時~21時30分
※小雨決行
■場所
金沢城外濠公園「白鳥路」(金沢白鳥路ホテルのすぐ隣)
■料金
入園無料!
■お問い合わせ
076-220-2304(環境局 環境政策課)
※申込みは不要です。ご自由にご来場ください!
でも実際に白鳥路ってどこ?
地元の人でも知らなかったり、白鳥路というと
その道の傍に建つ、白鳥路ホテルさん(金沢白鳥路ホテル山楽)の方がパッと思いつくくらい。(^_^;)
実際には、知る人ぞ知る便利な抜け道。
緑が多く、きれいです。
車で通ると気が付かない場所。
今日は、そんな白鳥路をメインに紹介したいと思います。
森の向こうに見えるのは、金沢城

ここは、兼六園下です。
お堀通りと言われ
街中のメインストリートの一つ。


朝早いので車も人もまだ少ないですが(^_^;)
日中は、沢山の人で涌いてます。

交差点には、石川県観光物産館
交番
金沢地方裁判所があります。
バス停の傍には、こんなに綺麗な池やお庭が。
ベンチもあるので待ち時間に癒されるはず。

こんなところに!

とびっくりしたのが、地元っ子が大好きな
加賀百万石大名 前田利家公
像がここにあるなんてびっくり(笑)
緑に隠れて
わかりづらいですね。

ここが兼六園下からの白鳥路の入口です。

ホタルの鑑賞会の案内が出てますね。

金沢城公園
兼六園
21世紀美術館
ひがし茶屋街
すべて観光名所徒歩圏内。
大きな看板が出ています。

白鳥路は、石川門下から大手掘り方面そして大手ぼいrから金沢城公園へ向かう散策路。
他にもイベントがあるようです。↓

白鳥路
かつての藩政期時代
店のある場所も含めて金沢城の周りはすべてお堀でした。
明治時代に埋め立てて、市民の公園にし開放したことが始まりです。
更に昭和59年
白鳥路は「水と緑と思索の道」
として散策路となりました。

大きな道路には、人通りと
車通りが多く…

とても、ホタルの気配は感じないのですが。
路に入ればびっくり。
沢山の清流。
銅像
金沢3文豪の銅像も見逃せません。

哲学の小路のような
静かで
木々の香
清流の音
何か魅かれるものを感じますね。
ホタルが確かに生息していそうです。

謎めいた銅像が沢山。
実際に店から行くとすると
歩いて5分で到着。
大手掘り沿いの桜の並木道を通ります。

広くて花も植えられ、綺麗です。
近所の方がお掃除したり、お手入れを欠かさずしてくれています。

お堀には、人懐っこい鯉
鴨
亀
が時折現れます。
ちょこっと覗いてみてください。

石垣がとてもかっこいいですね。
金沢城公園の外壁。

そんな石垣の向いには、KKRホテルさん。
お店から一番近いホテルです。

大手町病院や
金沢白鳥路ホテル山楽さんのある通り。

通勤の車が多いんです。

金沢城公園
大手門です。
白鳥路の看板が出てます。

大手門はこちら↓

ここからが、哲学の道のように
緑で包まれています。

清流
水が多いですね。

細い道から徐々に広く。
綺麗な公衆トイレを発見。

この場所の雰囲気に合わせたのでしょうね。

つい先日、杜若が満開でした。


やっとで見えてきました!
白鳥です。

広場になっています。
奥には、まだまだ路が続きます。
この意味深な白鳥。
昔生息してたのか…色々謎が多いのですが

お堀通り(白鳥路)と書かれた看板の通り
意味があったのですね!

藩政期時代、白鳥掘と言われるお堀でした。
敵の侵入を察知するため
白鳥を含めた水鳥をはなしていた事が由来だそうです。
白鳥路は、他のお堀に比べて、緑が多く木々が日差しを遮り、木陰が多く
水鳥を放すのに適していました。
約300mの緑のトンネル
市内の中心とは思えない 静寂
上品な雰囲気
今では、すっかり市民の通勤、通学の道とも愛用されている道です。

ふと回りを見渡すと
沢山の清流と銅像に囲まれ
まるで野外美術館。
成虫になってから1~2週間というはかない寿命のホタル。
見られるのは5月末から梅雨時までと言われています。
ここ、白鳥路には、ゲンジボタルとへいけボタルが生息しているそうです。
緑のトンネルへ入ると看板が立ってます。

舗当たるの観賞会の日は、ライトが消されるようですね。


森の中でアジサイを発見。

緑のトンネルの道の端には、清流が。

ホタルは、水と空気がきれいなところにいるようで
やはり山の方が沢山いるんですよね。
でもホタルがいそうな雰囲気。


ホタルの看板には、ホタルについてと観賞のマナーが。
*ホタル観賞のマナー*
ホタルを持ち帰らないで
ホタルの成虫の命は、1~2週間と短く、その間に子孫を残します。
来年のホタルのためにも、ホタルを家に持ち帰らないでください。
ホタルに光(フラッシュ、懐中電灯など)をあてないで
明るいと、ホタル同士の光のコミュニケーションがとれなくなってしまいます。
ゴミを捨てないで
ホタルの住むきれいな環境を大切にしましょう。
静かに観察しましょう
周辺にお住まいの方の迷惑にならないよう配慮をお願いします。
右、左
路の脇には、芸術的な銅像が沢山たっています。
普段は、通るだけで気にしなかったのですが
よーくみるとタイトルが。
たってる場所と、関係しているような哲学チックな銅像です。
ちょっと怖い(^_^;)雰囲気のものもありますが観察してきましたよ。
「翔」

「いずみ」(左) 「愛の十字架」(右)


「韻」

「陽がのぼるとき」

「高い高い」

「青春の譜」

白鳥路といえば
この金沢3文豪の銅像です。
おそらくここは、白鳥路のほぼ中心かな。
3人そろって立ってます。
名前知ってますか?
徳田秋聲(とくだ・しゅうせい)
泉鏡花(いずみ・きょうか)
室生犀星(むろお・さいせい)

徳田秋聲 (左) 泉鏡花 (中央) 室生犀星 (右)



3人たつと迫力がありますね。
偉人さん。

白鳥路の半ば
まだまだ続いています。
上を見上げれば空が見えないくらいの森。
森林のトンネルと言われるのがよくわかります。
とっても涼しかったですよ。


古い立て看板。

「寛ぎ」(左) 「小さな願い」(右)


「女性立像」

「空」

綺麗な花壇ですね。
もうすぐで兼六園下です。出口が見えてきました。

「雨上がり」

森を抜けると明るい陽射し。

「風」

「街角」

出口
兼六園へ向かう方面です。

「健やか」

「清流」(左) 「前田利家公」(右)


銅像だけでも19体ほど。
こんなにしっかりタイトルと像を見た事なかったですが
頭でタイトル想像しながら像を眺めてみると
楽しかったですね。


兼六園⇒兼六園下⇒白鳥路⇒大手掘り⇒金澤屋珈琲店ルートも散策に気持ちよさそうですよ!
(所要時間20分~30分)
新ルート発掘!


「森林のトンネル-白鳥路」のお話でした!
このアングルもいいね。

(白鳥の後ろ)

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