【世界のコーヒーカルチャー】グリーンティーってどれだ!?
日本では、古来より日本茶をたしなんできました。現代でも客人をもてなす際は、お茶を。
それでも最近は、お茶しよ…と言いながら=カフェでゆっくりくつろぐ珈琲タイムだったりもします。(^_^;)
お茶 と言えば皆さん、どのお茶を想像しますか?
やはり好きとおった鮮やかな煎茶でしょうか? 香ばしい香りが広がる煎茶。
自分が一番好きなのは、少し癖のある 玄米茶、抹茶いり玄米茶が好きです。後は…玉露ヾ(・∀・)ノ
それでもよく考えてみると、お茶っていいますが、皆さんにとってはどんなお茶が茶のイメージでしょうか?
外国人さんによく言われるグリーンティー グリーンティーを飲みたい!と店に入ってきます。


緑茶? 抹茶? と大きくわけてこう考えますが、基本的にグリーンティーは緑茶をさします。抹茶は外国人さんはそのままmaccha と理解している方もいるようですが、その辺の違いがあいまいになっている人もいるらしいです。
という事で、日本茶を英語で!と辞書で調べてみました。
緑茶 green tea
煎茶 green tea of middle grade
玉露 high-quality green tea
番茶 coarse tea
ほうじ茶 roasted tea or toasted tea
粉茶 dust tea
抹茶 powdered green tea
ちなみに…玄米茶は出てきませんでした。
日本では、このように日本茶といっても沢山出回っています。
値段や価格はやはり上級品から普段家のみように買いやすい価格まで様々。ですが、香り高い煎茶や玉露は比較的値段は高いですね。お茶も凝りだすと、コーヒーのようにお金がかかりますが、たまに見かける玉露は本当に高い(^_^;)と店で感じる事もしばしば。 外国人さんは、どのお茶も日本茶。
きっと違いは判らないかもしれませんが、日本の茶文化を愉しみたいのですね。
日本人は、長寿大国その理由は!?
その陰には根強い茶文化とその文化に合うスイーツと和食文化が背景にあるからとも聞いたことがあります。
最近気になる健康にまつわる話。主食はパンよりも米を。そして主催は肉よりも魚を。そして甘味には洋菓子よりも和菓子を。
パンよりも米で、肉よりも魚を、そしてケーキよりも饅頭を…
そしてお茶を。
この生活は長生きできるらしい。
同じ摂取エネルギーでも、体内での消化吸収が違い、体にたまりにくく肥満防止や病気予防にもなるのだそうです。
食事の後にお茶を。これは定番ですね。ほっと息つきたい時にお茶は欠かせません。
日本茶はビタミンが豊富。お茶と言えばちょっとにがく渋い。その渋みや苦みのもととなるタンニンにも効能があり老化防止、がん予防、そして風邪予防にも。殺菌効果があるのでそのままうがいしてもインフル対策に使えます。ビタミンCが多く、カフェイン、ミネラルも豊富であり血行促進効果がでます。血圧上昇をおさえ眠気を覚ます。虫歯予防。
これは、まさに体に美味しく、嬉しい事一杯の飲料です。
他の中国茶や紅茶よりもより多くの効能があることがわかっています。
之が、日本人の長生きのもとね!
日本茶の気になる違い!? 緑茶って!?
なんとなく辞書で調べてみたけど、日本茶には沢山ある。
世界では 紅茶、中国茶、日本茶…
3つの分類に。同じお茶の木からでき精製方法が違うため独自の香りや味が生まれました。好みは人それぞれ。
日本でいうお茶は 緑茶。 きれいな緑のお茶。
そもそも、緑茶は、実は日本茶全般をさすらしい。
「緑茶とは摘み取った直後に発酵を止める不発酵茶つまり日本茶全般。
煎茶も玉露も、玉露に似た栽培方法のかぶせ茶も、緑茶を熱で焙じるほうじ茶も含めて日本茶全般の総称。」
緑茶
*煎茶
*玉露
*かぶせ茶
*ほうじ茶
*番茶
お茶の種類も多様化してます。
まずは、煎茶と番茶の違いお茶は日本では5月から10月まで年に4回摘み取れます。
45日周期で芽をだすのだそうです。
煎茶は、1番茶。
番茶は、2番茶から4番茶で作られます。昔は、晩茶とも言われていたそうです。
つまり1番茶は、10月から4月までの栄養をたっぷり蓄えた葉なので栄養価も高く美味しい。
対して、番茶はやはり2番茶以降、味的にも栄養価的にも煎茶には及びません。
が味わい的にはやや渋みがでますが、すいすい飲みやすいのも特徴です。
更に、玉露やかぶせ茶は、育てる過程が違いその製法の違いで煎茶とはまた違う風味が生まれます。
「茶畑に覆いをかけて太陽光線をカットして育てた葉から作ります。日光を浴びて育った煎茶は程よい渋みと爽やかな香り立ち、すっきりとした味わいが特徴で 玉露やかぶせ茶は渋みが少なく深いコクや旨みを楽しむお茶に」
ほうじ茶
番茶や煎茶を強火で焙煎したお茶です。香ばしい香りとすっきりとした味わいが特徴です。 葉を主体とした「ほうじ茶」と茎を主体とした「茎ほうじ茶」があります。石川県においての番茶は茶の茎をほうじた棒茶を指し加賀棒茶で有名です。
そして・・・玄米茶って?
「番茶や煎茶に玄米をブレンドした煎茶の香りと玄米の香りの調和したお茶です。 さらに抹茶をブレンドした抹茶入り玄米茶は玄米の香りに加え抹茶の味わいとコクも楽しめる。」
まとめてみると一番高級で効果な 玉露 は育て方にも手がかかっている。
更に煎茶も1番茶であり栄養価も高く緑茶としては高級品であり日本茶本来の味や香りがあるのですね!
私たちが普段使いでよく飲む、玄米茶はブレンド品だったり、番茶やほうじ茶は、手を加えてあるだけに味も違う。
種類がこれだけあってその日の気分やシチュエーションに分けて飲むのもいいですね。
そして最後は抹茶。
抹茶とは…
「玉露と同様、日光を遮って育てた若葉を乾燥させた「碾(てん)茶」というお茶から茎や葉脈を取り除いた後、 石臼などでひいて粉状にしたお茶です。通常の栓茶は、たっぷりと日光をあてて育てますが抹茶用の茶葉はシートをかぶせて日光を遮って育てられます。お茶のうまみ成分はテアニンをいうアミノ酸の一種です。テアニンはお茶の木の根で生成され茎を通じて葉にたくわえらえれます。テアニンは日光に当たると渋みのもととなるタンニンが精製されテアニンが分解されてしまいます。その点で煎茶よりも玉露や抹茶の茶葉は日光に当たってない分、テアニンが分解されずに旨み、甘み成分が多く苦みが少ない。」
煎茶、玉露、抹茶…
育ちが違うと性格も違う。
抹茶は、玉露の仲間ですね。日光を遮って育てると玉露。その葉をすりつぶしたものが抹茶。
煎茶は、日光にあてて育てたもの、そしてその茶葉をすりつぶしたものが粉末茶。
玉露と抹茶
煎茶と粉末茶
他にも粉になったお茶があります。
*粉末茶:煎茶を粉末にした粉末茶。お湯に溶けるものと溶けないものがある。
*インスタントティー:粉末状の緑茶がインスタントティー。茶の成分を抽出したものを濃縮、乾燥させたもの。
インスタントティーは回転すしに見られるあがりに見られます!
*粉茶:煎茶を作っている時にでてくる粉を集めたものを粉茶。高級な寿司屋さんであがりとして提供されています。お湯に溶けません。良質な煎茶から作られた粉茶は、価格の割にクオリティーが高く美味しい。
粉になったお茶。見た目は同じように見えますが、違うのですね。
湯に溶けるものと溶けないものがある。料理や菓子材に使われたり、ティーバッグにされたり。
煎茶を粉末状にした粉末茶は抹茶にはならず。(-∀-)
緑茶の中でも最高級の育てられ方をした玉露。その玉露をすりつぶしたものが抹茶ならば高級品です。
煎茶と粉末茶
玉露と抹茶
緑茶は、煎茶、玉露、ほうじ茶、かぶせ茶の総称…
日本茶は奥が深い。
値段も違いますが、育て方から違うのも面白いですね。上級品ほど、苦みが少なく甘みや旨みが多くなる。中でも玉露はその旨みと甘みが一番強く上級品と言われています。
安いお茶である(^_^;)玄米茶が美味しいと感じる私。
普段のみようにちょうど良いのです。 煎茶にはない独特の香ばしさはクセになります。
玉露のようなあまいお茶はそのまま楽しみたいですが、適度に苦みや渋みがあるお茶のほうが甘い菓子は進みそうですね。
グリーンティー
外国人さん、いったいどれ飲みたいの?ヾ(・∀・)ノ
緑茶か抹茶か・・・?
茶はやはり、作法も大切です。そういった事も含めて味わえる日本の文化。
提供するとなると、簡単に手はだせません。
ちょっとずつ勉強せねば。
と思う今日この頃です。(°_°)
● COMMENT FORM ●
トラックバック
http://kanazawayahonten.blog.fc2.com/tb.php/2088-1c28d71b
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)