夏の風物詩!~コールドネルドリップ~
「花火」
暑さと共にこの季節がやってきました。
7月最後の週末は、市内中心地で「北國花火大会」が開催されました。

店が街の中心地のため(^_^;)この時期は毎週、花火、祭り、歩行者天国…夜間人で賑わっています。
花火。
皆さんも思い出の花火はあるでしょうか?私は数年前に小さな田舎町の七夕祭りで、初めて川沿いの最前列で見た花火が一番印象強くなんてきれいだろう。と感動した記憶があります。
音、立体感、リズム、大きさ、色彩の変化、迫力…落ちゆく花火が自分に飛んでくるような大迫力でした。
今日も日本各地で、夏祭りや花火が行われているでしょうか?
花火は、日本だけでなく世界で行われているようですが…
日本の花火技師による打ち上げ花火の芸術性は、世界トップクラスと言われています。
高い技術をもった日本の花火師によって支えられている日本の打ち上げ花火。
その起源をたどると、イギリスから伝えられたものという記録があるようです。
1543年、種子島に鉄砲と火薬が伝えられた後、1613年にイギリスの国王使節ジョン・セーリスが徳川家康に披露したのが、日本における花火の始まりと言われています。
徳川家康はじめ将軍家などの間で花火の人気が次第に高まり、やがて庶民の間にも花火人気は広まり、現在の隅田川花火大会の原型「両国の川開き」が、1733年に初めて開催されました。
日本人で初めて花火を見たのが徳川家康。
初めて開催された年の前の年に、コレラと大機がが流行し沢山の方がなくなられました。そして1733年、死者の慰霊と悪霊撤退、人々の無病息災を願い川開きの日に隅田川で水神祭を行い花火を打ち上げたのだそうです。
現在では、7~8月に花火がメインで行われています。
この時期はお盆があり、慰霊と鎮魂の意味を込めて花火を打ち上げているのだそうです。
華やかであでやかな花火も一瞬にして消える。そんなはかない景観が人の命に例えられています。
花火の灯りが一瞬で消える悲しさ、寂しさ、消えるものを慈しむ心を持つ日本人ならではの風習とも言われています。
この時期しか見られませんが、実は、花火技師さんたちが試行錯誤し造り上げているのです。

幻想的な花火と共に始まったばかりの8月。
帰り道ちらちら花火を見ながら...
夏を感じています。



街中花火大会予定は…次回は来週8/6(土)↓
第56回全国選抜北陸中日花火大会
石川県金沢市 / 県営まめだ簡易グラウンド周辺
2016年8月6日(土) 19:30~21:00
そしてお盆には、ビッグイベント!
8/13(土)14(日)の2日間
金沢ゆめ街道2016
YOSAKOIソーラン踊り、太鼓、ストリートダンス、マーチングバンド・バトントワリング、チアリーディングなど、多彩なパフォーマンスが繰り広げられる金沢の夏の風物詩
毎週末ごとにイベントが多く賑やかです。車は渋滞しそうなのでご注意!
今日から8月。
もう一つの珈琲屋の夏の風物詩…
コールドネルドリップ!ネルドリップで淹れるアイス珈琲の事です。
アイス珈琲を淹れる時に求められる濃度感、重厚感、香り、そして深いコクを
ひきだすのに向いています。
アイス珈琲を作る際は、粉を多く使い濃いめに抽出するので、どうしても他の抽出器具では、時間がかかりすぎてしまいます。時間がかかると、にがしぶい、きつい味が余計に出てしまいます。

少量抽出から大量抽出までいろいろな大きさがあり、抽出バリエーションが多いのも特徴です。
今回は3杯用ネルフィルターで粉を大盛り55g使っていっぱいいっぱい淹れています。
粉がお湯を含みふっくら膨らむと同時にネル自体もどんどん膨らみます。
そのさまは思わず見とれてしまいます。


ネルはもともとフランネルの略語です。ネルドリップには綿ネルが使われています。
生地の厚み、触りごこち、大きさ、起毛、はぎの数、深さ…ペーパードリッパーの違い以上にネルも色々変わります。
珈琲の粉が湯を吸収して四方八方にネルが膨らむ様子。
万遍なく粉がお湯を含むので味が沢山抽出されます。
細く注ぐと細く湯が落ちる。湯を太く注ぐと太く落ちる。
湯加減は好みで。
今日は、アイス珈琲を作ります。
あまり時間をかけずに高温でささっと淹れます。
ネルから溢れそうなほど粉が膨らむのが見ていて面白いですよ。
ネルは袋自体が直接粉と接するのを忘れないでおきましょう。
ネルの水分の絞り加減。余分な水気を取り、お湯の蒸気でネルを温めておく。
袋の形はきれいに整える。粉は均一に湯がいきわたるように詰めます。
湯は中心に円状に回しかけます。ネル自体に湯を直接かけないようにしましょう。
ここは、焦らずとめながら様子を見て注ぎます。


粉全体に湯がいきわたったらネルの袋の下からぽたぽた珈琲が落ち始めます。
ぽたぽた落ちながら、徐々に落ちるようになったら注ぐペースもアップしていきます。

最後まで直接湯をネルに回しかけないようにして注ぎます。




今日はアイス珈琲。
出来上がった珈琲を急冷して頂きます。

夏の風物詩♪ コールドネルドリップ

まだまだ暑いのでアイス珈琲がやめられません!
8月も金澤屋珈琲店を宜しくお願いします。
定休日は毎週水曜日です。
コールドネルドリップ↓
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