新緑浴~金沢城公園リフレッシュコース紹介♪
新緑浴~金沢城公園リフレッシュコース紹介♪
5月に入り青々とした緑が深まってきました。
GWまっただ中、皆様は楽しく連休をお過ごしでしょうか?
石川県は大きく分けて「加賀」と「能登」に分けられます。
洗練の「加賀」 素朴の「能登」という対照的なカラーがありきっと観光されると奥深さに驚かれるのではないでしょうか?
今でこそ冬は厳しくはなくなってきましたが、北陸の冬は厳しい寒さと雪との日々。そんな風土で粘り強さ、勤勉、控えめ、やさしさ、思いやり…といった気質がはぐくまれ「加賀百万石」の歴史が生まれ同時に茶の湯の文化が栄え、加賀友禅、謡曲、金箔、仏壇などの伝統文化が生まれました。
そんな奥ゆかしい文化の一面とは裏腹にある1面が!…あるのをご存知ですか?
観光客の方がしきりに(@_@;)される金沢観光。
「弁当忘れても☂忘れるな!」これは、言わずと知れた北陸の気候風土を表す格言です。
晴れマークのはずなのに! にわか雨や小雨。曇ったり晴れたり雨が降ったりと更に冬はもっとひどい。
ここ石川は好きですがお天気は
天気予報が当てにならない。
当日になってコロッと変わる。
1時間ごとのお天気予報を見る習慣に(^_^;)なっています。
その年の気候にもよりますが
石川県の年平均日照時間は1800時間前後。少ない(-_-;)
金沢の快晴日数は年平均で32日前後、曇天日数は約220日(うち降水日数は190日)
という過去のデータもあります。
統計上では、2日に1日は雨か雪が降っています!
皆さん、折り畳み傘を鞄に忍ばせて!
空は青いなんて言いますが、空が白い…事が多く、青い空は珍しい。
晴れ間があることは大変ありがたい!のです。
この連休の始まりもそんな喜怒哀楽の激しいお天気にもてあそばれている観光客の方々・・・
「弁当忘れても☂忘れるな!」
ちなみに…店でも傘の販売はしてますよ♪
はっきりしないお天気の通り、県民性は「はっきりしない」「寡黙」なんて言われてますが。(笑)
それでも県民による幸福度指数はなんと全国でも第3位 と幸せ指数は高い!のです。
「日本でいちばん幸せな県民」(著書 坂本光司) この本の中では、経済的な豊かさ以外でそこに住む人々の幸福度や満足度をいくつかの項目別に調査し調べた結果がランキングされ石川県はなんと第3位!
第1位 福井県
第2位 富山県
第3位 石川県…
北陸がトップ3にランキング。
之を聴いてもあまり自分では驚きません。
なぜなら住みながら満足度が高いのでよくわかります!
そんな裏話を思い出しました。
県外からのお客様へおすすめの歩いて回る観光地
なんと金澤屋珈琲店は石川県の観光地金沢城公園へは数秒で、兼六園までは最短8分なんとお隣さんに位置してます。
金沢城公園は、通常入場無料、五十間長屋見学は別途料金がかかりますが、多くの方が自由に散策できる公園です。
対して兼六園は、かつて百万石の礎を築いた前田家の大名庭園、優れた景観、六勝を兼ね備え日本三大名園と称されています。
見学料は320円。
百万石の金沢城自体は燃えてなくなりました。が忠実に再現された門や櫓が見事に再建、残った石垣や、再現された石垣、広い園内はかつて栄えた城下町が広がっていたことがうかがえます。お城に付属するお庭であった兼六園。今では沢山の方の癒しの場となっていますが、実際に、加賀藩祖前田利家が病気療養中に庭園へ赴いたという事も知られています。
古くから自然のもつ成長力、治癒力、腐朽の過程などを組み込み、緑や自然を造作してきてできた兼六園。
時間の経過と共に味わいが深まっています。
金沢へ来るたびにぜひご覧になってください。
さて、本題は金沢城公園。
新緑の金沢城公園を紹介します。
金澤屋珈琲店 本店
↓
金沢城公園黒門口
↓
切手門
↓
旧第六旅団司令部
↓
玉泉院丸庭園
↓
色紙短冊摘石垣
↓
極楽橋
↓
鶴の丸広場
↓
鶴の丸休憩所
↓
橋爪門
↓
可北門
↓
大手門
↓
大手掘り
↓
金澤屋珈琲店
「5月 新緑~金沢城公園」
「金澤屋珈琲店」を出発↓

すぐ「お隣は金沢城公園

「金沢城 黒門口 黒門」
金沢御堂(寺院)の時代は、ここが御堂の入口で、佐久間盛政が入城した時もここを大手(正門)としていたが、
前田の時代となり大手は西丁口から尾坂口(今の大手門)へと移された。
江戸時代は西丁口門と呼ばれ
明治に入って以降、いつの頃からか黒門と呼ばれている。
実際に黒門 という名はついてますが門らしからぬ見た目(-_-;)謎が多い。
整理すると…
金沢御堂時代の入口
↓
佐久間盛政(戦国時代から安土桃山時代の武将、織田信長に仕えて活躍していた)が入城した時代は大手門
↓
前田の時代は大手門が今の場所、尾坂口へ移動
↓
江戸時代は西丁門
↓
現在は、黒門
実は、来期の開発計画でこの門がきれいに整備されるらしいのです。楽しみ♪
門の先は金沢城公園 新丸広場。
宏大な芝生が広がり沢山の方がのんびりまったりする憩いの場。
中に湿生園があり、のどかに鳥がくつろいでいます。
「江戸時代後期の古絵図や埋蔵文化財の発掘調査結果に基づき、護岸は往時の新丸南堀の外郭を再現しています。
掘をイメージした親水空間には、ハナショウブやミズアオイ、ヒメスイレンなどの湿性植物が楽しめます。」(金沢城公園HPより)
そして「切手門」へ
ひっそりとしてますが、とても趣があります。
大きな大きな松の木や桜の木がそびえ立っています。
とても昔からあるようです。
でもなぜ 切手門!?
面白いいわれもありました。
「金沢城公園に残る江戸時代創建の建造物の一つで、御数寄屋(大奥)へ通じる最後の門であった。
そこを通るためには、切手(通行手形) が必要で、それを改める番所があったと言われています。
現在は、旧第六旅団司令部の建物への入口になっています。」(金沢城公園HPより)
いわれの通りくぐると
「旧第六旅団司令部の建物」
「明治31年に建てられた木造平家建て、床面積196m2の建物です。当時は、陸軍本省が各師団建物の設計をしていたため、、全国に同様の建物が建てられました。金沢大学時代には、教育開放センターとして利用されていました。」(金沢城公園HPより)

白い建物
周りには、お庭や使われてない昔の井戸がありました。
お庭
建物の裏は、玉泉院丸庭園への入り口
謎のマーク意味深。
「玉泉院丸庭園」
「玉泉院丸庭園は、二代目藩主利長の正室玉泉院(永姫)が屋敷を構えたこがその名の由来とされ、三代目藩主利常が寛永十一年(1634)に庭作を始め、その後も歴代藩主によって手を加えられながら廃藩時まで存在していた庭園です。平成二十七年三月、江戸時代末期の姿をもとに再現され、高低差のある立体的な構成、色紙短冊積石垣をはじめとする意匠性の高い石垣郡などが庭園の特徴となっています。」
(金沢城公園HPより)
「色紙短冊積石垣」
色とりどり、遊び心満載の石垣
玉泉院丸庭園を眺めた後は、二の丸広場を通って、かつて金沢御堂の入口とされていた場所。↓
「極楽橋へ」
「二の丸から三十間長屋のある本丸附段へ渡る所にある橋で、昔、金沢御堂に参詣する人は朝、念仏を唱えながらこの橋を渡り、夕方、日本海に沈む夕日を拝んで極楽往生を願って帰ったと云われている。擬宝珠のついた木製の素朴な橋で、この度、修復された。」

三十間長屋が向こう側に見えます。
極楽橋から鶴の丸広場へ 遠くに見えるお城や建物がきれい。

トンネル発見!
草木で覆われて通れませんが!
三の丸から戌亥櫓方面に向かうと本丸園地の石垣の下を通る道沿い。
トンネルは煉瓦積みで、結構大き目。だけど、城の案内図には全く書かれていない。(^_^;)謎、わざと通れないように大きな木が植えられ隠しているかのよう。
駐留していた旧陸軍が造ったもの。弾薬庫への通路だったそうです。
((+_+))、あまり日の目をあびないいわれがあるのですね。
そして「鶴の丸広場」
「本丸・東ノ丸の真下にある郭のことで、東ノ丸にいた芳春院(利家夫人)が、ここに白い鶴が舞い下りているのを見て、 これは前田家が長く栄えていく瑞祥(めでたい事の兆し、吉兆)であるとして、 この郭を鶴ノ丸と名付けたという。初め、二代藩主利長がここに便殿(休息用の御殿)を 建てて住み、政治を見ていた。また、ここに人質を置く建物があり、慶長19年(1614)及び 翌元和元年の大坂の役の時、出兵中に領民による騒乱を防ぐために加能越三国の一向宗の坊主や百姓・ 町人の主だったものを人質としてここに収容したとも伝えられている。」(金沢城公園HPより)

綺麗にお手入れされ、憩いの場となっています。
歴史的文献や説明書きも残り金沢城の歴史を振り返ることができます。

自販機があるので一服できます!
360℃見せ場があり完璧。
ここでは、石垣の構造が見本で展示されていました。
金沢城は石垣の博物館とも言われるほど色々なタイプの石垣が存在します。
「切石積み」
先日の熊本地震で被災した熊本城。
崩れたという言われる石垣はこの切石摘みだったという事を耳にしました。

見た目はきっちりして安定してそうです。
石垣の裏、普段は見えません。
横から見ると大きな石の裏に細かい石が積まれています。
「祖加工石積み」
金沢城はこのタイプの石垣が多く、崩れにくいようです。

見た目
上から見る
横から見る。大きな石が奥までびっしり。丈夫そう。
「自然石積み」
麩揃いの医師が積まれています。もっとも古いもの。

正面から見る。でこぼこ。
横から見る。
不揃いの石の合間に細かな石。
見た目的にも丈夫さ的にもこの「祖加工石積み」が良さそうですね。全然違います。

「橋爪門へ」
「橋爪門は二の丸の正門として、最も格式の高い門で、高麗門形式の一の門、石垣と二重堀で囲まれた枡形、櫓門の二の門からなります。現存する「石川門」、復元された「河北門」と共に「金沢城三御門」のひとつで、二の門内部には番所が置かれ枡形は城内最大規模を誇ります。明治十四年に焼失しましたが、平成十三年に一の門、平成二十七年三月に二の門、枡形二重堀は復元されました。 」(金沢城公園HPより)
ここは、金沢城公園の見どころの中でも一番多くの人出賑わっていました。
こちらの門は、昨年3月に完成した新しい門。
大きさでは、一番ではありませんが、造りの細かさはくぐると伝わってきます。

橋を渡ると三の丸広場。
五十間長屋があります。
向こう側が橋爪門。

明日から3日間イベント。
百万石菓子百工展
「河北門」
『「河北門」は、金沢城の大手から入り、河北坂を上がったところに位置する「三の丸の正面」であり、金沢城の実質的な正門です。「石川門(重要文化財)」と「橋爪門」と共に「金沢城三御門」と呼ばれていますが、金沢城の建物の大半が焼失した宝暦の大火(1759年)の後、三御門の中で最初に安永元年(1772)に再建された重要な門です。 』(金沢城公園HPより)
可北門を通り抜け、新丸広場へ。
「大手門へ」
「佐久間盛政の頃、大手門は西丁口にあったが、前田利家が入城した後に大手門を尾坂口に改めた。 尾坂門も大きな枡形で城内でも屈指の大きな櫓台を備えているのが、現在残っている絵図ではすべて「櫓台」として表記され、櫓がのっている事実は確認されていない。」
(金沢城公園HPより)
スケールが一番大きいお城らしいかっこいい門。門を出ると車通りが見えてきます。過去から現代へあっという間に引き戻されます!

貴重な大きな岩が残っています。すごいですね。
門を出ると向こうが車通り。コンビニは門を出て道を渡って10mほど。
大手掘り。
城の周りはかつてお堀でした。
このお堀だけは当時のまま残っています。散策路が整備されているので歩くと風情があります。
復元ですが、大きな石垣があります。

桜並木です。

日が差し込んで見にくいですが、向こう側に金澤屋珈琲店が見えてきました。
鯉が泳いでいます。
餌付けされているのか、人懐っこいです。(^_^;)っ口をパクパク。
店へ戻ると約2時間。
ゆっくり回ると2時間はかかります!
が日光浴できて気持ち良いですよ。
金沢城公園での特におすすめのお気に入りスポット
その①玉泉院丸庭園 前田利長と永姫のお庭
その②鶴の丸広場 前田利家とお松の方のお庭
人混み度もひどくないのできっとゆっくりとできます。
新緑浴。
朝10分の日光浴で免疫力がアップするといわれています。これからの季節は、毎日が楽しみですね。
皆様も店に来てリフレッシュ!してくださいね。
5月に入り青々とした緑が深まってきました。
GWまっただ中、皆様は楽しく連休をお過ごしでしょうか?
石川県は大きく分けて「加賀」と「能登」に分けられます。
洗練の「加賀」 素朴の「能登」という対照的なカラーがありきっと観光されると奥深さに驚かれるのではないでしょうか?
今でこそ冬は厳しくはなくなってきましたが、北陸の冬は厳しい寒さと雪との日々。そんな風土で粘り強さ、勤勉、控えめ、やさしさ、思いやり…といった気質がはぐくまれ「加賀百万石」の歴史が生まれ同時に茶の湯の文化が栄え、加賀友禅、謡曲、金箔、仏壇などの伝統文化が生まれました。
そんな奥ゆかしい文化の一面とは裏腹にある1面が!…あるのをご存知ですか?
観光客の方がしきりに(@_@;)される金沢観光。
「弁当忘れても☂忘れるな!」これは、言わずと知れた北陸の気候風土を表す格言です。
晴れマークのはずなのに! にわか雨や小雨。曇ったり晴れたり雨が降ったりと更に冬はもっとひどい。
ここ石川は好きですがお天気は

天気予報が当てにならない。
当日になってコロッと変わる。
1時間ごとのお天気予報を見る習慣に(^_^;)なっています。
その年の気候にもよりますが
石川県の年平均日照時間は1800時間前後。少ない(-_-;)
金沢の快晴日数は年平均で32日前後、曇天日数は約220日(うち降水日数は190日)

という過去のデータもあります。
統計上では、2日に1日は雨か雪が降っています!
皆さん、折り畳み傘を鞄に忍ばせて!
空は青いなんて言いますが、空が白い…事が多く、青い空は珍しい。
晴れ間があることは大変ありがたい!のです。
この連休の始まりもそんな喜怒哀楽の激しいお天気にもてあそばれている観光客の方々・・・
「弁当忘れても☂忘れるな!」
ちなみに…店でも傘の販売はしてますよ♪
はっきりしないお天気の通り、県民性は「はっきりしない」「寡黙」なんて言われてますが。(笑)
それでも県民による幸福度指数はなんと全国でも第3位 と幸せ指数は高い!のです。
「日本でいちばん幸せな県民」(著書 坂本光司) この本の中では、経済的な豊かさ以外でそこに住む人々の幸福度や満足度をいくつかの項目別に調査し調べた結果がランキングされ石川県はなんと第3位!

第1位 福井県
第2位 富山県
第3位 石川県…
北陸がトップ3にランキング。
之を聴いてもあまり自分では驚きません。
なぜなら住みながら満足度が高いのでよくわかります!
そんな裏話を思い出しました。
県外からのお客様へおすすめの歩いて回る観光地
なんと金澤屋珈琲店は石川県の観光地金沢城公園へは数秒で、兼六園までは最短8分なんとお隣さんに位置してます。
金沢城公園は、通常入場無料、五十間長屋見学は別途料金がかかりますが、多くの方が自由に散策できる公園です。
対して兼六園は、かつて百万石の礎を築いた前田家の大名庭園、優れた景観、六勝を兼ね備え日本三大名園と称されています。
見学料は320円。
百万石の金沢城自体は燃えてなくなりました。が忠実に再現された門や櫓が見事に再建、残った石垣や、再現された石垣、広い園内はかつて栄えた城下町が広がっていたことがうかがえます。お城に付属するお庭であった兼六園。今では沢山の方の癒しの場となっていますが、実際に、加賀藩祖前田利家が病気療養中に庭園へ赴いたという事も知られています。
古くから自然のもつ成長力、治癒力、腐朽の過程などを組み込み、緑や自然を造作してきてできた兼六園。
時間の経過と共に味わいが深まっています。
金沢へ来るたびにぜひご覧になってください。
さて、本題は金沢城公園。
新緑の金沢城公園を紹介します。
金澤屋珈琲店 本店
↓
金沢城公園黒門口
↓
切手門
↓
旧第六旅団司令部
↓
玉泉院丸庭園
↓
色紙短冊摘石垣
↓
極楽橋
↓
鶴の丸広場
↓
鶴の丸休憩所
↓
橋爪門
↓
可北門
↓
大手門
↓
大手掘り
↓
金澤屋珈琲店
「5月 新緑~金沢城公園」
「金澤屋珈琲店」を出発↓






すぐ「お隣は金沢城公園



「金沢城 黒門口 黒門」



金沢御堂(寺院)の時代は、ここが御堂の入口で、佐久間盛政が入城した時もここを大手(正門)としていたが、
前田の時代となり大手は西丁口から尾坂口(今の大手門)へと移された。
江戸時代は西丁口門と呼ばれ
明治に入って以降、いつの頃からか黒門と呼ばれている。
実際に黒門 という名はついてますが門らしからぬ見た目(-_-;)謎が多い。
整理すると…
金沢御堂時代の入口
↓
佐久間盛政(戦国時代から安土桃山時代の武将、織田信長に仕えて活躍していた)が入城した時代は大手門
↓
前田の時代は大手門が今の場所、尾坂口へ移動
↓
江戸時代は西丁門
↓
現在は、黒門

実は、来期の開発計画でこの門がきれいに整備されるらしいのです。楽しみ♪

門の先は金沢城公園 新丸広場。
宏大な芝生が広がり沢山の方がのんびりまったりする憩いの場。




中に湿生園があり、のどかに鳥がくつろいでいます。
「江戸時代後期の古絵図や埋蔵文化財の発掘調査結果に基づき、護岸は往時の新丸南堀の外郭を再現しています。
掘をイメージした親水空間には、ハナショウブやミズアオイ、ヒメスイレンなどの湿性植物が楽しめます。」(金沢城公園HPより)
そして「切手門」へ





ひっそりとしてますが、とても趣があります。
大きな大きな松の木や桜の木がそびえ立っています。
とても昔からあるようです。
でもなぜ 切手門!?
面白いいわれもありました。
「金沢城公園に残る江戸時代創建の建造物の一つで、御数寄屋(大奥)へ通じる最後の門であった。
そこを通るためには、切手(通行手形) が必要で、それを改める番所があったと言われています。
現在は、旧第六旅団司令部の建物への入口になっています。」(金沢城公園HPより)
いわれの通りくぐると
「旧第六旅団司令部の建物」
「明治31年に建てられた木造平家建て、床面積196m2の建物です。当時は、陸軍本省が各師団建物の設計をしていたため、、全国に同様の建物が建てられました。金沢大学時代には、教育開放センターとして利用されていました。」(金沢城公園HPより)

白い建物
周りには、お庭や使われてない昔の井戸がありました。

お庭

建物の裏は、玉泉院丸庭園への入り口

謎のマーク意味深。





「玉泉院丸庭園」

「玉泉院丸庭園は、二代目藩主利長の正室玉泉院(永姫)が屋敷を構えたこがその名の由来とされ、三代目藩主利常が寛永十一年(1634)に庭作を始め、その後も歴代藩主によって手を加えられながら廃藩時まで存在していた庭園です。平成二十七年三月、江戸時代末期の姿をもとに再現され、高低差のある立体的な構成、色紙短冊積石垣をはじめとする意匠性の高い石垣郡などが庭園の特徴となっています。」
(金沢城公園HPより)


「色紙短冊積石垣」
色とりどり、遊び心満載の石垣



玉泉院丸庭園を眺めた後は、二の丸広場を通って、かつて金沢御堂の入口とされていた場所。↓
「極楽橋へ」
「二の丸から三十間長屋のある本丸附段へ渡る所にある橋で、昔、金沢御堂に参詣する人は朝、念仏を唱えながらこの橋を渡り、夕方、日本海に沈む夕日を拝んで極楽往生を願って帰ったと云われている。擬宝珠のついた木製の素朴な橋で、この度、修復された。」








三十間長屋が向こう側に見えます。

極楽橋から鶴の丸広場へ 遠くに見えるお城や建物がきれい。

トンネル発見!
草木で覆われて通れませんが!



三の丸から戌亥櫓方面に向かうと本丸園地の石垣の下を通る道沿い。
トンネルは煉瓦積みで、結構大き目。だけど、城の案内図には全く書かれていない。(^_^;)謎、わざと通れないように大きな木が植えられ隠しているかのよう。

駐留していた旧陸軍が造ったもの。弾薬庫への通路だったそうです。
((+_+))、あまり日の目をあびないいわれがあるのですね。
そして「鶴の丸広場」
「本丸・東ノ丸の真下にある郭のことで、東ノ丸にいた芳春院(利家夫人)が、ここに白い鶴が舞い下りているのを見て、 これは前田家が長く栄えていく瑞祥(めでたい事の兆し、吉兆)であるとして、 この郭を鶴ノ丸と名付けたという。初め、二代藩主利長がここに便殿(休息用の御殿)を 建てて住み、政治を見ていた。また、ここに人質を置く建物があり、慶長19年(1614)及び 翌元和元年の大坂の役の時、出兵中に領民による騒乱を防ぐために加能越三国の一向宗の坊主や百姓・ 町人の主だったものを人質としてここに収容したとも伝えられている。」(金沢城公園HPより)





綺麗にお手入れされ、憩いの場となっています。
歴史的文献や説明書きも残り金沢城の歴史を振り返ることができます。

自販機があるので一服できます!

360℃見せ場があり完璧。



ここでは、石垣の構造が見本で展示されていました。
金沢城は石垣の博物館とも言われるほど色々なタイプの石垣が存在します。

「切石積み」
先日の熊本地震で被災した熊本城。
崩れたという言われる石垣はこの切石摘みだったという事を耳にしました。

見た目はきっちりして安定してそうです。

石垣の裏、普段は見えません。

横から見ると大きな石の裏に細かい石が積まれています。

「祖加工石積み」
金沢城はこのタイプの石垣が多く、崩れにくいようです。

見た目

上から見る

横から見る。大きな石が奥までびっしり。丈夫そう。

「自然石積み」
麩揃いの医師が積まれています。もっとも古いもの。

正面から見る。でこぼこ。

横から見る。

不揃いの石の合間に細かな石。

見た目的にも丈夫さ的にもこの「祖加工石積み」が良さそうですね。全然違います。

「橋爪門へ」
「橋爪門は二の丸の正門として、最も格式の高い門で、高麗門形式の一の門、石垣と二重堀で囲まれた枡形、櫓門の二の門からなります。現存する「石川門」、復元された「河北門」と共に「金沢城三御門」のひとつで、二の門内部には番所が置かれ枡形は城内最大規模を誇ります。明治十四年に焼失しましたが、平成十三年に一の門、平成二十七年三月に二の門、枡形二重堀は復元されました。 」(金沢城公園HPより)
ここは、金沢城公園の見どころの中でも一番多くの人出賑わっていました。









こちらの門は、昨年3月に完成した新しい門。
大きさでは、一番ではありませんが、造りの細かさはくぐると伝わってきます。


橋を渡ると三の丸広場。
五十間長屋があります。

向こう側が橋爪門。

明日から3日間イベント。
百万石菓子百工展


「河北門」
『「河北門」は、金沢城の大手から入り、河北坂を上がったところに位置する「三の丸の正面」であり、金沢城の実質的な正門です。「石川門(重要文化財)」と「橋爪門」と共に「金沢城三御門」と呼ばれていますが、金沢城の建物の大半が焼失した宝暦の大火(1759年)の後、三御門の中で最初に安永元年(1772)に再建された重要な門です。 』(金沢城公園HPより)

可北門を通り抜け、新丸広場へ。


「大手門へ」
「佐久間盛政の頃、大手門は西丁口にあったが、前田利家が入城した後に大手門を尾坂口に改めた。 尾坂門も大きな枡形で城内でも屈指の大きな櫓台を備えているのが、現在残っている絵図ではすべて「櫓台」として表記され、櫓がのっている事実は確認されていない。」
(金沢城公園HPより)

スケールが一番大きいお城らしいかっこいい門。門を出ると車通りが見えてきます。過去から現代へあっという間に引き戻されます!

貴重な大きな岩が残っています。すごいですね。


門を出ると向こうが車通り。コンビニは門を出て道を渡って10mほど。



大手掘り。
城の周りはかつてお堀でした。

このお堀だけは当時のまま残っています。散策路が整備されているので歩くと風情があります。
復元ですが、大きな石垣があります。


桜並木です。


日が差し込んで見にくいですが、向こう側に金澤屋珈琲店が見えてきました。

鯉が泳いでいます。

餌付けされているのか、人懐っこいです。(^_^;)っ口をパクパク。
店へ戻ると約2時間。
ゆっくり回ると2時間はかかります!
が日光浴できて気持ち良いですよ。
金沢城公園での特におすすめのお気に入りスポット
その①玉泉院丸庭園 前田利長と永姫のお庭
その②鶴の丸広場 前田利家とお松の方のお庭
人混み度もひどくないのできっとゆっくりとできます。
新緑浴。
朝10分の日光浴で免疫力がアップするといわれています。これからの季節は、毎日が楽しみですね。
皆様も店に来てリフレッシュ!してくださいね。
● COMMENT FORM ●
トラックバック
http://kanazawayahonten.blog.fc2.com/tb.php/1950-41bd7b7b
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)