三洋産業ドリップレビュー①1杯分
ちょっと見慣れないドリッパーでしょうか?
こちらはメリタ!? カリタ??? でもない
日本の会社 三洋産業さんんが開発したペーパードリッパーです。
その名もスリーフォードリッパー。
大きさは、大中小3種類 101、102、103があります。
ドリッパー上部まで伸びたリブが複数あり、カリタやメリタのように扇形です。 そして角度が鋭角です。
穴の数に秘密があります。
101は1つ、102は2つ、103は3つ 珈琲の抽出は、沢山淹れるほど時間がかかりやすく渋みやえぐみが出やすいという観点から、1杯でも2杯でも5杯でも、より安定した抽出速度をつくることによって、同じような味作りを作れるというものです。
樹脂製他セラミック製もありますが、樹脂製は、なんとなく穴の大きさもばらつきがあるようにも見えました(^_^;)
あの有名な名店 自家焙煎珈琲店 カフェバッハさんもこちらの三洋産業さんと開発したといわれる1つ穴、2つ穴ドリッパーを使用して珈琲を淹れています。
今回は1杯分 細かめに挽いた粉をセット。101 を使用します。
穴は底に一つ
蒸らしは多すぎず、少なすぎず 粉が占める程度に淹れて30~40秒待ちます。
ペーパー側にはお湯を直接注がないでください。
同じ扇形のカリタやメリタ~比較しても、こちらのドリッパーは同じ粉の量でも沢山入っているように見えます。
それは、角度が鋭角だからです。
蒸らしのお湯をのせると少し底に湯だまりができました。
こうやって、湯だまりを作りながらろ過が進むことによってしっかりとコクが出てきます。
蒸らしの後は3~4回に分けてドリップすることで珈琲の持ち味をしっかりと出せます。
珈琲をためながらろ過。
時間は少しかかりますが、味はしっかりと出ます。
珈琲も持つ、コクとまろやかな苦みが出ます。
珈琲感がしっかりしながら、後味はクリーンです。
こちらもお店風の味わいですね。
三洋産業の101ドリッパー。
1人分は、ボディ感ある味わいでした。あっさり目にするときは、蒸らし以降湯量を多めにしてみてくださいね。
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