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2024-05

「ネルドリップ極み」-琥珀の輝き

最近ポツリポツリとネルドリップの事をお客様からお問い合わせいただいたり、店頭でもネルドリップの珈琲を飲んでみたいとオーダーを頂きます。

そもそも、ネルドリップ。発祥は1800年ごろフランスから始まったといわれています。日本では、大きなチェーン店でこそ見られませんが、こだわりのある珈琲店で見られたりしますが、最近では、本当に見られなくなりました;;

日本では、ネルと略されますが、もともと英語でフランネルとふんわり柔らかな毛織物を指します。イギリスのウェールズ地方でウールを意味する言葉に由来しています。 経糸と緯糸を交互に折る平織と2~3本お気に交互におられる綾織があります。実際に見た目の印象やさわり心地もかわり、生地の表面が起毛されているので暖かいのです。

ネルドリップ用のフランネルはこの起毛がついた綿ネルを使い、形状は2枚はぎから3,4…枚はぎと生地を組み合わせる枚数と深さ、口の広さ、そして大きさ…自分で縫って作ることもできます。

ネルドリップ。色々な自家焙煎珈琲店で色々な生地や形があり、それぞれに合わせた淹れ方をし、気になって足を踏み入れた方は、皆淹れ方が違う!と思ったことはないでしょうか?

ネルドリップ、基本的に淹れ方にマニュアルはないのですが、手の淹れ加減、袋の湿らせ加減、詰め方…いろいろとろ過速度の調節ができるので、自分好みの味わいが作れるのも面白い点の一つ。ネルドリップと言えば、一方で、ペーパードリップでは到底不可能な珈琲の大量抽出も可能です。沢山淹れるネルドリップも早く美味しく、少量淹れる1杯だては一番味がかわりやすく面白い世界です。

店内では、すべての珈琲の提供にネルドリップを!というわけにはいかず、ネルドリップでしか出ない美味しさがあるこだわりの珈琲のみをお客様へネルドリップにて提供しています。

勿論、ネルで淹れる事を想定して豆のブレンド、そして焙煎をし、お店の開店後半年かけて作り上げた極みブレンド。

良い生豆、焙煎、そしてブレンド、最後に抽出。

極みブレンド
今では、お客様のご要望に応じて販売もしてますが、当初はネルで淹れて美味しい珈琲という事で、店頭には並べてませんでした。
勿論、リクエストが多く今では販売も行っています。

この3年間で作りこんだ極みブレンド。

珈琲好きのために、オーダーごとに丁寧に淹れています。

お店で使用しているフランネルはごラインの通りふんわり柔らか厚手の生地。小さな口に、たっぷりと詰められた珈琲にお湯をの出るように注ぐ、優しく注ぐと本当にやさしく。 

ふわっふわの起毛が蒸らしの際に珈琲の味がいっぱい出るまで落ちないように保ってくれます。袋のシミ具合が目で見てわかり、改めてネルドリップは見ていて楽しく、毎回同じようにはなりません。

珈琲に合わせて…その時の状態にもよりますが、淹れ方は日々変わっています。

淹れ始めから淹れ終わりまで、流れるように淹れるネルドリップ。珈琲の粉一粒1粒にまんべんなく湯を染みわたらせ、落ち始めたらろ過速度に合わせて湯を注ぐ。

フィルターを持ちながら淹れる事によって、お湯をまっすぐ注ぐ際に湯がフィルター側からストンと抜けないように底一点に落ちてほしいと願いながら動かすと万遍なく一点へ。

珈琲の味を最大限に引き出す秘訣。


やぐらにのせて淹れる事もありますが、最初の蒸らしは、手を離さず、フィルターの一点にお湯が集中するように淹れるとかなり味が変わります。

濃厚で、まろやか。甘みある苦みや酸味が程よい珈琲。
濃厚でありながら、後味がクリアなのは、雑味がきちんとネルでキャッチされているから。
起毛のすり減りは、ネルドリップには味を変える大きな要因になるので、使用後クリアさがなく味が重たくなってきたら、交換時期です。
30~50回。
回数に構わず、自分の舌で、重たいと感じる時は交換しましょ。

見ての通り、じゃやばじゃばと余分な水分は注げないので、必然的にゆっくりと注ぐことになります。

溢れそうで溢れない粉。

これはネルドリップならではの淹れ方であり、出来上がった珈琲は至極。






いつも美味しそうだな・・・(^^)
と思いながら淹れてます。
抽出にかなり時間がかかり、手も目も話せないので実際は、かなりの労力です…



若い子が、ネルドリップを見たいといってくれました。
大事そうに極みを飲んでいただきました。
他にもいつも大事そうに極みを飲んでいるお客様がご来店。自分で珈琲を淹れたいとおっしゃり、道具一式、極みブレンドを購入されました。皆の憧れ極み。

松崎にとっても憧れ極み、淹れる時は気を整えて…

雫一滴、琥珀色の澄んだ輝きに毎回見とれます。

皆さん、いつもブログをいつも見てくれてありがとうございます。
興味を持っている方が、そういってきてくれるのはとても嬉しいですね。

今日は、久々に、極みのネルドリップを動画にて送ります。普段は抽出しているところを見せてはないのですが、約4分。
最近、この淹れ方がやっぱり一番美味しいと感じ始めました。がとても神経と時間がかかります(~_~;) 
初めて、みる方はきっとびっくり。(^_^;)
連休中で皆様お休み中なら見て頂けるでしょうか・・!?
きっと癒されます。
お時間のある方は見てくださいね。↓



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金澤屋珈琲店  本店


Author:金澤屋珈琲店本店
金澤屋珈琲店は石川県金沢市、金沢城公園の黒門口横に位置する自家焙煎のネルドリップコーヒー専門店です。

◎店舗情報
石川県金沢市丸の内5-26
TEL/076-254-5411
営業時間/9:00-18:00
(12月~2月は17:00まで)
毎週水曜定休

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