夢いっぱい♪パフォーマー
毎日毎日珈琲づくし!ですがf(^^; 珈琲以外にも少しですが好きなことがあります。
その一つは、大好きなフィギュアスケート。
つい先日、金沢でファンタジーオンアイスが開催されました。
国内は勿論海外のスケーターが集まり、普段の競技とは違う演技を生のバイオリニスト、歌手、ピアノ演奏..など交えて繰り広げられました。
今回は、歴代のメダリストが勢揃い。なんとも言えない贅沢なメンバーでした。
そして、注目すべきは、普段の競技では見られないスケーター独自の個性溢れるパフォーマートしての姿も拝見させて頂けます。
世界フィギュアを昔見に行った際には、緊張感溢れるスケートリンクに点取りの演技にがんばる選手を生で見ました。個人的には点取りの演技よりもパフォーマーとしての、センスを伺えるアイスショーが大好きです。
生きてるうちに生で見たいと思うスケーター、エフゲニープルシェンコ選手の演技をこの年になってやっとで見ることができました。
何度かアイスショーにいっては突然の事態でアイスショーにこれず..
3度めの正直となった今回は、やっとで!!
今が旬のスケーター、羽生選手も人気ながら、プルシェンコ選手は会場総立ちスタンディングオベーション、オリンピックの年に現役に戻りメダルをとりに戻る..
噂では、32才。自分と同じ位の年齢で恐るべし体力と気力。
彼の一番の魅力は、パフォーマンス。技術、芸術性、そしてセンスも良い。
観客をひきこむ魅力があります。
そんなフィギュアの世界に浸りながらも珈琲の世界にも競技があることを、皆さんは知ってますか?
色々なコーヒー関連の大会が行われていますが、どの競技会も日本大会優勝者は世界大会へ出場へ(*^^*)

なんとも夢のある世界。
皆さんもよくご存じな競技と言えばやはり、
JBC
ジャパンバリスタチャンピオンシップ
エスプレッソ、カプチーノ、シグネチャービバレッジの3種のドリンクを提供審査されます。
毎年1周間ほどかけて東京と大阪で行われ毎年160名が挑んでいます。そのプレゼンは、初めてのかたでも楽しめ、実は見学自由。
見ていて飲んでみたいと思わせるシグネチャービバレッジ。
そして評価の対象にはならなくとも手さばきのよいラテアートには完成や拍手がたえ無いものです。
そして2003年にJBCのサイフォン部門として誕生した
JSCジャパンサイフォニストチャンピオンシップ。
通常のブレンドコーヒーとオリジナルのシグネチャービバレッジの提供
こちらも、プレゼン、パフォーマンスにはとてもひかれる演出があり、大会も盛り上がっています。
そして、近年始まった
JLAC
ジャパンラテアートチャンピオンシップ
もともとSCAJのエキシビジョンとして開催されていたものが2009年に正式に競技化されました。
8分間の競技時間内で、カフェラテもしくはカプチーノ、マキアート、デザイナーズラテを2杯提供、デザインの独創性、サービス力、衛生面で審査されます。
2013年、本当に近年始まった、珈琲とお酒を組み合わせたドリンクの大会。
ジャパンコーヒーイングッドスピリッツチャンピオンシップ。
略称は「JCIGSC」とても長くて覚えれませんね(-_-;)
珈琲にスピリッツ(お酒)を加えてオリジナルコーヒーカクテルを作る大会です。8分間で2杯のアイリッシュコーヒーと2杯のアルコール入りデザイナードリンクを提供します。
松崎も最近知った、とても興味深く、出てくる競技者は、コーヒーに関する知識や技術面のほか、アルコール類のペアリングの知識や経験、そしてフルーツカッティングの技術…まさにスペシャリストではいけませんね。実際に魅せに立っているバーテンや、バリスタが登場しますが、今後ますます伸びていきそうな競技ですね。(ルール作りやジャッジが大変そうですが)
協会のホームページより、一部の歴史を抜粋しました。↓
「欧州スペシャリティコーヒー協会(SCAE)が立ち上げたWCIGSC(World Coffee In Good Spirits Championship)は、コーヒーにウィスキーやスピリッツなどを加えて作る、オリジナルコーヒーカクテルの大会であり、ヨーロッパをはじめ、中南米やオーストラリアからも各国代表が参加して、毎年行われていました。
これまで、日本からも選手を輩出しようという動きはありましたが、選手の推薦・育成方法など、クリアにしなければならない問題がありました。
しかし、昨年2月にコーヒー団体World Coffee Eventsが発足、その活動の下にWBC(World Barista Championship), WLAC(World Latte Art Championship),WCTC(World Cup Taster’s Championship)などの世界大会が一元化されたことを受け、当協会でも参加に向けての気運が高まりました。
2012年2月、デモンストレーション競技が大きな盛り上がりを見せたことを受けて、2013年初めての日本大会が行われます。」(ホームページ参照)
ラテアートと同じ年に始まった2009年より
ジャパンカップテイスターズチャンピオンシップ
名前の通り、カッピングの技術の大会であり、2009年に初の日本大会が開催されました。選手ごとに課題が8つ出題、3つのカップの中にある産地の違うものを時間内に充てる競技です。
一番多く正解したものが優勝となりますが。そして早さも問われる…
これは、珈琲の商売の要である、舌を問われる競技。良いカッパ―は良い豆を見分ける事ができます。良い舌の持ち主は、美味しい珈琲を作るセンスがますます磨かれる、それは、焙煎から抽出まですべてがつながっています。美味しいものを作るには自分が美味しいものを見分ける感覚や、味覚センスを持っていなければいけませんね!
スペシャルティコーヒーの基本であるカッピング技術の大会。
利き酒師のように珈琲も利きコーヒーの世界があるのですね!
そして、つい先日も、大会初の女性チャンピオンが登場した
ジャパンハンドドリップ競技会ことJHDC
競技内容は、年々変わりつつありますが、プロとしての抽出技術を競い、大会予選はトーナメント戦で決勝はフリースタイルとなります。
家庭で身近な抽出器具であるペーパードリップの抽出器具を使ったこの競技は、まさにシンプルであり、マニアックな世界です。
参加される方も、興味を持っている方も年々増え、大会の盛り上がりと共に、日本中でコーヒーブリューイングブームも起きている気がします。
アマチュアからプロまでが一緒に参加し、独自のスタイルで見出した抽出をお披露目。時間制限や均一性という難関もあり・・・
クリアし、トップにたつ方は、まぎれもなく技術者揃いです。(^^)
そして、ジャパンハンドドリップににたもう一つの世界
「ジャパンブリュワーズカップ こと JBrC」
こちらの競技も、知る人ぞ知る競技ではありましたが、近年始まったかなりマニアックな競技会。なぜなら、この大会では、ペーパードリップ、フレンチプレス、エアロプレス、ネルドリップ…機械的動力を伴わない器具による抽出が認められ、使い方の指定がないので、皆さん色々な抽出をお披露目します。 この競技のプレゼンや、抽出模様を見ると、珈琲って色々な淹れ方があり、世界観も広がります。
フィギュアに似てます。
エキシビジョンで見せる演技力、表現力、自分の価値観を見せるように珈琲の世界にも、自信の個性や、表現力を問われる、旨い下手の技術だけではないようにも感じます。
ラテアートのバリスタ、コーヒーイングッドスピリッツ、そしてサイフォニストにハンドドリップ、ブリュワーズ…
どの競技も最終的には、自分の世界観や伝えたいものが上手くパフォーマーとして観客に伝えられるかが共通点のように感じます。
ちなみにジャパンブリュワーズカップは8月に大阪と東京で開催されます!見に行くことが出来ますよ♪(’-’*)♪
かなりマニアックな世界_(^^;)ゞ
↓
開催日時
ジャパンブリュワーズカップ
世界トップに立つ方のプレゼンと抽出には毎回驚かされます。自分の珈琲感を世に伝えるプレゼンや抽出はやはり、バリスタならぬ、パフォーマーですね。どれだけ見ている人を引き込めるか。
気がつけば、コーヒー界もスポーツの世界のようですね。
仕事とは違うもう一つの世界。
夢いっぱい♪
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