珈琲は「焦げ臭くて味ふるに堪えず」から300年
何年か前から珈琲ブームがまきおこり、24時間営業のコンビニがカフェに目をつけました。
コンビニが1杯ずつ淹れる淹れたて珈琲を100円で販売したことにより、珈琲を知る方がどんどん増え、珈琲を知る間口が全国で広がっています。


そんな日本人が珈琲にはまっているなか、
珈琲の味について初めて記されたのは1804年。今から211年前。
食通であった大田蜀山人が、著書の中で記したといわれている。
「紅毛船にて『カウヒイ』といふものを勧む。豆を黒く炒りて粉にし、白糖を和したものなり。焦げ臭くて味ふるに堪えず」

現代のように、粉を混ぜて濾さずに飲んでいた時代の事。お茶のように何も混ぜずに飲む日本人にとってはそれは苦くてなじめない味だったのでしょうね(^_^;)
伝来は江戸時代にさかのぼり、最初の印象は日本人の口に合わないものでした。
なん百年と月日の経過とともに時代は変わりました。
日本では、珈琲がどんどん嗜好品として広がりつつあります。気がつけば、珍しかった自家焙煎珈琲店も、どんどん増え、お店に焙煎機を置いて営業する小さなお店から、チェーン展開するお店も増えました。
金沢は、日本でもなんと珈琲好きの街として知られ、年間の珈琲に使う支出金額が2番目に多いらしいのです。全国1位は奈良県。2位が石川県。1位の奈良県ではひとつきあたり1人、533円。石川県は532円。一番少ない県は鹿児島県で253円という結果が出ているそうです。全国平均は417円。とこの流れでもわかるように、家庭でコーヒーを消費するのが多い金沢。これは、珈琲屋にとっては嬉しい事です。
金澤屋珈琲店も開業から3年。
喫茶店としてのイメージもさながら、美味しい珈琲の店、としてようやく根を張ってきました。通常は足った3年で根さえ張れないと思います。が、金澤屋珈琲店はそれもそのはず創業35周年を迎える地元の自家焙煎珈琲店キャラバンサライの喫茶スタイルのお店であるからなので…
もともとの造りあげた基盤が違います。

そんな中で、新規オープンで集まったスタッフも今では、一人残らず出会いと別れの連続でした。なかなか、落ち着かない日々の中で店作り、物売りの原点を考えさせられました。
珈琲好きのスタッフが集まり、日々なんとなく、つけてきた器具や珈琲に関する抽出の知識、保存、そして鮮度管理や、産地品種による味の違い、美味しい珈琲とはなにか、この場所にいると自然に身についてきました。
珈琲の売れる名店と名高い店の共通点は、まずは素材重視は当たり前でありながら、実際に販売するスタッフが自社で扱う珈琲を好きであり、よく飲んでいることだと思います。自分の扱う商品を間違いなくおすすめできることが大切ですね。

松崎は、立場上、珈琲が好きであり、お客様のニーズに合った情報を提供しなければいけません。お店としては、自分だけが知識や珈琲を知っていても成り立たず、他のスタッフにも興味を持ってもらえればと日々色々な形で珈琲を学んできました。
その甲斐があってか、最近珈琲豆がよく売れるようになりました。お客様と接客するのが苦手そうにしていたスタッフもいろいろなコミュニケーションツールを使って引き出しを持つことが少しずつできるように。

頭の中で、こんな風に、接客できたらと、飲食メニューとは別にこだわりの珈琲豆と販売するこだわり珈琲器具を厳選した珈琲好きのための珈琲メニューができました。

早速この週末利用しました。
ゆったりとした店内の中で、珈琲を飲みながら、お土産に珈琲豆を選び、お買い求めしやすくなりました。

難しい喫茶業と物販の両立。どうしても、接客するに当たり必要十分な時間をとることができない事が多々あり、それでも少しでも選びやすい、情報をわかりやすくと珈琲豆メニューが登場。
喫茶業は、表向きの看板であり、本業は珈琲専門店です。
珈琲ブームで、若い方や珈琲を始めたばかりという方がどんどん足を踏み入れています。
自家焙煎珈琲豆が当たり前のように売られる中、色々飲みましたがやっぱり松崎は自社の珈琲はお客様にとって最高の状態でお届けしていると毎日確信しています。
品質や豆の焙煎加工にこだわる店は多いのですが、カップオブエクセレンスで優勝した珈琲であったり、いろいろな珈琲の背景も売りにしている店も多い…
ですが、実際に購入し飲んでみると、どんなに良い珈琲でも、焙煎後の経過日数により、鮮度が・・・さらに、包装梱包のあまさにより、素材の持ち味が私たちが口にする前に残念な事になっていることが多々あります。とてももったいない味。鮮度が良い状態で、これを飲んで見たかったと思ってしまいます。
珈琲が飲むのが好きな松崎は、自社の珈琲が一番美味しく大好きです。
創業35周年。変わらず続けるおいしい珈琲豆の販売。変わらず家のみようにお客様が増え続けている根本には、
毎年安定した品質の良い珈琲豆を消費者の方の無理のないような価格で提供し、素材の持ち味を生かす焙煎加工。店頭での最終的な欠点豆のハンドピックと接客。
一番のよさは徹底した鮮度管理。
焙煎後1週間いないの珈琲豆を小分けに包装し販売する。味のバリエーションは、毎日のみたい誰が淹れてもいれやすい珈琲から最近の流行りのようなフルーツ系の紅茶やワインのように楽しむ個性的な珈琲までのバリエーション。
たまにのみたい非日常的な珈琲と毎日のみたい日常的な珈琲を提案した消費者のための珈琲。
焙煎後の劣化をなるべくおさえ、美味しい珈琲を美味しいうちに飲んでいただけるようにと配慮も嬉しい点です。
色々な運の巡り合わせで、今ここで働いていますが、最近になって騒がれている品質や素材の大切さ、焙煎加工と鮮度管理。気がつけば、変わらず35年前から続けていることでした。
消費者目線に戻っては、やっぱりお店の珈琲はお客様にとって良い珈琲であり、美味しい理由がはっきりしています。
こんなお店は唯一無二だと思います。とはいっても、ここに来る知らないお客様にとっては、その時その時飲まれる1杯1杯が美味しい珈琲であるか?が基本的に大切な事であることはかわりません。
そういった意味では、私は一番の川下。
腕をふるって自分のいってることと、出来上がったカップ1杯の矛盾がないよう、抽出に神経を遣い続けることは変わりないのですが_(^^;)ゞ
一個人として、消費者として、そしてプロ目線で、どの角度で見ても素晴らしい珈琲店です。
そんなお店の良き点をお伝えできるように日々精進していきたいと思います。

コンビニが1杯ずつ淹れる淹れたて珈琲を100円で販売したことにより、珈琲を知る方がどんどん増え、珈琲を知る間口が全国で広がっています。


そんな日本人が珈琲にはまっているなか、
珈琲の味について初めて記されたのは1804年。今から211年前。
食通であった大田蜀山人が、著書の中で記したといわれている。
「紅毛船にて『カウヒイ』といふものを勧む。豆を黒く炒りて粉にし、白糖を和したものなり。焦げ臭くて味ふるに堪えず」

現代のように、粉を混ぜて濾さずに飲んでいた時代の事。お茶のように何も混ぜずに飲む日本人にとってはそれは苦くてなじめない味だったのでしょうね(^_^;)
伝来は江戸時代にさかのぼり、最初の印象は日本人の口に合わないものでした。
なん百年と月日の経過とともに時代は変わりました。
日本では、珈琲がどんどん嗜好品として広がりつつあります。気がつけば、珍しかった自家焙煎珈琲店も、どんどん増え、お店に焙煎機を置いて営業する小さなお店から、チェーン展開するお店も増えました。
金沢は、日本でもなんと珈琲好きの街として知られ、年間の珈琲に使う支出金額が2番目に多いらしいのです。全国1位は奈良県。2位が石川県。1位の奈良県ではひとつきあたり1人、533円。石川県は532円。一番少ない県は鹿児島県で253円という結果が出ているそうです。全国平均は417円。とこの流れでもわかるように、家庭でコーヒーを消費するのが多い金沢。これは、珈琲屋にとっては嬉しい事です。
金澤屋珈琲店も開業から3年。
喫茶店としてのイメージもさながら、美味しい珈琲の店、としてようやく根を張ってきました。通常は足った3年で根さえ張れないと思います。が、金澤屋珈琲店はそれもそのはず創業35周年を迎える地元の自家焙煎珈琲店キャラバンサライの喫茶スタイルのお店であるからなので…
もともとの造りあげた基盤が違います。

そんな中で、新規オープンで集まったスタッフも今では、一人残らず出会いと別れの連続でした。なかなか、落ち着かない日々の中で店作り、物売りの原点を考えさせられました。
珈琲好きのスタッフが集まり、日々なんとなく、つけてきた器具や珈琲に関する抽出の知識、保存、そして鮮度管理や、産地品種による味の違い、美味しい珈琲とはなにか、この場所にいると自然に身についてきました。
珈琲の売れる名店と名高い店の共通点は、まずは素材重視は当たり前でありながら、実際に販売するスタッフが自社で扱う珈琲を好きであり、よく飲んでいることだと思います。自分の扱う商品を間違いなくおすすめできることが大切ですね。

松崎は、立場上、珈琲が好きであり、お客様のニーズに合った情報を提供しなければいけません。お店としては、自分だけが知識や珈琲を知っていても成り立たず、他のスタッフにも興味を持ってもらえればと日々色々な形で珈琲を学んできました。
その甲斐があってか、最近珈琲豆がよく売れるようになりました。お客様と接客するのが苦手そうにしていたスタッフもいろいろなコミュニケーションツールを使って引き出しを持つことが少しずつできるように。

頭の中で、こんな風に、接客できたらと、飲食メニューとは別にこだわりの珈琲豆と販売するこだわり珈琲器具を厳選した珈琲好きのための珈琲メニューができました。

早速この週末利用しました。
ゆったりとした店内の中で、珈琲を飲みながら、お土産に珈琲豆を選び、お買い求めしやすくなりました。

難しい喫茶業と物販の両立。どうしても、接客するに当たり必要十分な時間をとることができない事が多々あり、それでも少しでも選びやすい、情報をわかりやすくと珈琲豆メニューが登場。
喫茶業は、表向きの看板であり、本業は珈琲専門店です。
珈琲ブームで、若い方や珈琲を始めたばかりという方がどんどん足を踏み入れています。
自家焙煎珈琲豆が当たり前のように売られる中、色々飲みましたがやっぱり松崎は自社の珈琲はお客様にとって最高の状態でお届けしていると毎日確信しています。
品質や豆の焙煎加工にこだわる店は多いのですが、カップオブエクセレンスで優勝した珈琲であったり、いろいろな珈琲の背景も売りにしている店も多い…
ですが、実際に購入し飲んでみると、どんなに良い珈琲でも、焙煎後の経過日数により、鮮度が・・・さらに、包装梱包のあまさにより、素材の持ち味が私たちが口にする前に残念な事になっていることが多々あります。とてももったいない味。鮮度が良い状態で、これを飲んで見たかったと思ってしまいます。
珈琲が飲むのが好きな松崎は、自社の珈琲が一番美味しく大好きです。
創業35周年。変わらず続けるおいしい珈琲豆の販売。変わらず家のみようにお客様が増え続けている根本には、
毎年安定した品質の良い珈琲豆を消費者の方の無理のないような価格で提供し、素材の持ち味を生かす焙煎加工。店頭での最終的な欠点豆のハンドピックと接客。
一番のよさは徹底した鮮度管理。
焙煎後1週間いないの珈琲豆を小分けに包装し販売する。味のバリエーションは、毎日のみたい誰が淹れてもいれやすい珈琲から最近の流行りのようなフルーツ系の紅茶やワインのように楽しむ個性的な珈琲までのバリエーション。
たまにのみたい非日常的な珈琲と毎日のみたい日常的な珈琲を提案した消費者のための珈琲。
焙煎後の劣化をなるべくおさえ、美味しい珈琲を美味しいうちに飲んでいただけるようにと配慮も嬉しい点です。
色々な運の巡り合わせで、今ここで働いていますが、最近になって騒がれている品質や素材の大切さ、焙煎加工と鮮度管理。気がつけば、変わらず35年前から続けていることでした。
消費者目線に戻っては、やっぱりお店の珈琲はお客様にとって良い珈琲であり、美味しい理由がはっきりしています。
こんなお店は唯一無二だと思います。とはいっても、ここに来る知らないお客様にとっては、その時その時飲まれる1杯1杯が美味しい珈琲であるか?が基本的に大切な事であることはかわりません。
そういった意味では、私は一番の川下。
腕をふるって自分のいってることと、出来上がったカップ1杯の矛盾がないよう、抽出に神経を遣い続けることは変わりないのですが_(^^;)ゞ
一個人として、消費者として、そしてプロ目線で、どの角度で見ても素晴らしい珈琲店です。
そんなお店の良き点をお伝えできるように日々精進していきたいと思います。

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