コーノ式フィルター虎の巻※21:抽出の盲点
コーノ式フィルター虎の巻ー抽出の盲点
今回のお話も抽出の盲点
前回の話を読んでない方はこちらをクリック↓
コーノ式フィルター虎の巻⑳抽出の盲点
コーヒーの味は同じようにいれても毎回変わるその死角に迫る盲点
そのひとつに、
お湯の注ぎの抽出ムラが挙げられます。
さてさて抽出むらといっても、実際に淹れていると粉の表面に浮いた泡で、下の粉の層が見えない状態です。



泡の下の粉の層をイメージすることはなかなか難しいですね_(^^;)ゞ
粉の層の厚みや層の深さを考えます。
コーノ式やハリオ式の円錐形のフィルタードリッパーでは
上から見た際に中心は層が深く一番厚い層となっています。
そして中心から外へ行けば行くほど、層が浅くなり、その部分に湯を注ぎすぎると、抽出過多となり、その部分からの出る抽出液には渋味や雑味が加わります。


ネルフィルターをイメージします。

扇形の代表メリタ式やカリタ式


粉の層の深さに差が出ますが、上面から見た際にフィルターやドリッパーの淵部分は粉の層が浅く、ドリッパーの底の穴の空いたライン状は粉の層が均一に厚くなっています。
ここは円錐形と違う点ですね。
扇形の場合は、湯の注ぎを粉の層が深いラインをメインに考えてみましょう。

そして誰でも抽出ムラなく淹れやすいと定評のある、カリタの新コンセプトシリーズのカリタウェーブシリーズのドリッパーの場合は、円錐形でもなく扇形タイプとも違います。
カリタウェーブシリーズガラスドリッパーの場合↓

中心の赤い渦ラインは粉の層が一定です。
↓

中心に湯を注いでも、湯と粉の接する層の深さが安定し、抽出ムラが少なくなります。
ペーパードリップ
の抽出の盲点は、湯の注ぎムラによる抽出過と抽出不足の成分が出来上がった液体に自然と現れます。
表面的な味の水っぽさや、苦渋い味。
最初に口に含んだ時には美味しく感じたが覚めると渋味や雑味が表にでる・・・
抽出ムラは盲点のひとつ。
自分の使用している器具の形状を意識し、抽出後のコーヒーの粉の跡を確認し、へこみ部分がどのようになっているかをきちんと確認してみましょう。
今回のお話も抽出の盲点
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コーノ式フィルター虎の巻⑳抽出の盲点
コーヒーの味は同じようにいれても毎回変わるその死角に迫る盲点
そのひとつに、
お湯の注ぎの抽出ムラが挙げられます。
さてさて抽出むらといっても、実際に淹れていると粉の表面に浮いた泡で、下の粉の層が見えない状態です。



泡の下の粉の層をイメージすることはなかなか難しいですね_(^^;)ゞ
粉の層の厚みや層の深さを考えます。
コーノ式やハリオ式の円錐形のフィルタードリッパーでは
上から見た際に中心は層が深く一番厚い層となっています。
そして中心から外へ行けば行くほど、層が浅くなり、その部分に湯を注ぎすぎると、抽出過多となり、その部分からの出る抽出液には渋味や雑味が加わります。


ネルフィルターをイメージします。

扇形の代表メリタ式やカリタ式


粉の層の深さに差が出ますが、上面から見た際にフィルターやドリッパーの淵部分は粉の層が浅く、ドリッパーの底の穴の空いたライン状は粉の層が均一に厚くなっています。
ここは円錐形と違う点ですね。
扇形の場合は、湯の注ぎを粉の層が深いラインをメインに考えてみましょう。

そして誰でも抽出ムラなく淹れやすいと定評のある、カリタの新コンセプトシリーズのカリタウェーブシリーズのドリッパーの場合は、円錐形でもなく扇形タイプとも違います。
カリタウェーブシリーズガラスドリッパーの場合↓

中心の赤い渦ラインは粉の層が一定です。
↓

中心に湯を注いでも、湯と粉の接する層の深さが安定し、抽出ムラが少なくなります。
ペーパードリップ
の抽出の盲点は、湯の注ぎムラによる抽出過と抽出不足の成分が出来上がった液体に自然と現れます。
表面的な味の水っぽさや、苦渋い味。
最初に口に含んだ時には美味しく感じたが覚めると渋味や雑味が表にでる・・・
抽出ムラは盲点のひとつ。
自分の使用している器具の形状を意識し、抽出後のコーヒーの粉の跡を確認し、へこみ部分がどのようになっているかをきちんと確認してみましょう。
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