コーノ式フィルター虎の巻⑰コーノとコーノとハリオ
コーノ式フィルター虎の巻⑱コーノとコーノとハリオ
今回は、コーノ式フィルターの特徴でもある、珈琲のポテンシャルを引き出す淹れ方のコツ!に迫りたいと思います。
コーノ式2人用フィルターでは、24g240ccを推奨しています。
1g=10㏄とし、基準にしたものです。
24g240ccを、実際に抽出します。
コーノ式フィルターの味の特徴はネルドリップに近いコクとまろやかさとバランスの良さ。
今回の検証はコーノ式フィルターで2パターン、ハリオ式フィルターで1パターン。
①コーノ式フィルターで淹れる テイク①
↓蒸らしの際にゆっくりとお湯をしみこませ、数回に分けて抽出します。


中心からのの字を描くように、円を描き、ペーパー側の粉の層はやや多めにドーナツ状に残します。珈琲の壁を作って抽出しました。


②コーノ式で淹れる テイク②
↓今回もゆっくりとお湯をしみこませます。蒸らし作業

蒸らしの後は中心ではなく大きな円を描き、泡をフィルター全体に浮かべます。
何度か注ぎ、抽出後半には、フィルターいっぱいに湯を注ぎます。ペーパー付近の粉の層にも5ミリ程度のこし湯を注ぎます。


抽出完了。
↓①と②の後のコーヒーの抽出粕です。
写真左が①右が②

③ハリオで同様24g240ccを抽出します。


蒸らしはゆっくりと、この工程はどのフィルターでも慎重に。

リブが上部までついているので、湯抜けやガスの抜けが早くなります。

ハリオの抽出では、ペーパー側にやや多めに粉を残し、ドーナツ状に抽出します。
周りに注ぐとリブ側から灰汁が落ちやすく、水っぽくなる可能性もあるからです。

抽出完了

抽出完了しました。↓写真左①真ん中②右③
①と③の抽出は基本的に同じです。抽出粕がドーナツ状になります。
そして、中心部がずべっとなる②のコーノ式の抽出粕。

さっそく、テイスティングです。

☆味が濃い順に
②>①>③
ハリオは24gで一番あっさりと入りました。
☆抽出時間がかかった順に
②>①>③
*①と③はほぼ同じくらいでした。
①のコーノ式
悪くはないが、平坦で単調な味わい。濃度の割に味が出きってない。
③のハリオ式
苦みや酸味がやや強く。表に目立っている。後味がやや渋い
一番美味しかった②のコーノ式。
珈琲の持ち味がバランスよく抽出され、冷めてもはっきりとした個性が発見されました。
②のコーノ式、一番の特徴は、粉一粒一粒にまんべんなく湯をのせ、くまなく味を引き出します。
湯ののせるタイミングや、のせるポジション。
意識して帰ると思いがけない味に出会えます。
この部分↓↓↓


端の方まで注ぎ、粉の表面に泡を浮かべましょう!(^^)
コーノ式フィルター虎の巻
珈琲のポテンシャルを引き出す淹れ方は、注ぐタイミングと注ぐポジションにあります!
今回は、コーノ式フィルターの特徴でもある、珈琲のポテンシャルを引き出す淹れ方のコツ!に迫りたいと思います。
コーノ式2人用フィルターでは、24g240ccを推奨しています。
1g=10㏄とし、基準にしたものです。
24g240ccを、実際に抽出します。
コーノ式フィルターの味の特徴はネルドリップに近いコクとまろやかさとバランスの良さ。
今回の検証はコーノ式フィルターで2パターン、ハリオ式フィルターで1パターン。
①コーノ式フィルターで淹れる テイク①
↓蒸らしの際にゆっくりとお湯をしみこませ、数回に分けて抽出します。


中心からのの字を描くように、円を描き、ペーパー側の粉の層はやや多めにドーナツ状に残します。珈琲の壁を作って抽出しました。


②コーノ式で淹れる テイク②
↓今回もゆっくりとお湯をしみこませます。蒸らし作業

蒸らしの後は中心ではなく大きな円を描き、泡をフィルター全体に浮かべます。
何度か注ぎ、抽出後半には、フィルターいっぱいに湯を注ぎます。ペーパー付近の粉の層にも5ミリ程度のこし湯を注ぎます。


抽出完了。
↓①と②の後のコーヒーの抽出粕です。
写真左が①右が②

③ハリオで同様24g240ccを抽出します。


蒸らしはゆっくりと、この工程はどのフィルターでも慎重に。

リブが上部までついているので、湯抜けやガスの抜けが早くなります。

ハリオの抽出では、ペーパー側にやや多めに粉を残し、ドーナツ状に抽出します。
周りに注ぐとリブ側から灰汁が落ちやすく、水っぽくなる可能性もあるからです。

抽出完了

抽出完了しました。↓写真左①真ん中②右③
①と③の抽出は基本的に同じです。抽出粕がドーナツ状になります。
そして、中心部がずべっとなる②のコーノ式の抽出粕。

さっそく、テイスティングです。

☆味が濃い順に
②>①>③
ハリオは24gで一番あっさりと入りました。
☆抽出時間がかかった順に
②>①>③
*①と③はほぼ同じくらいでした。
①のコーノ式
悪くはないが、平坦で単調な味わい。濃度の割に味が出きってない。
③のハリオ式
苦みや酸味がやや強く。表に目立っている。後味がやや渋い
一番美味しかった②のコーノ式。
珈琲の持ち味がバランスよく抽出され、冷めてもはっきりとした個性が発見されました。
②のコーノ式、一番の特徴は、粉一粒一粒にまんべんなく湯をのせ、くまなく味を引き出します。
湯ののせるタイミングや、のせるポジション。
意識して帰ると思いがけない味に出会えます。
この部分↓↓↓


端の方まで注ぎ、粉の表面に泡を浮かべましょう!(^^)
コーノ式フィルター虎の巻
珈琲のポテンシャルを引き出す淹れ方は、注ぐタイミングと注ぐポジションにあります!
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