アカイアパールデジタルスケールレビューその②

アカイアパールデジタルスケールのレビューです。
アカイアパールデジタルスケールとは何か?つい先日この次世代スケールについてレビューしました。
↓
アカイアパールデジタルスケールレビュー①↓
珈琲の抽出に一歩二歩踏み込んで味作りをするかたや、喫茶店や飲食カフェで提供する珈琲の味を毎回安定させる目的としては、記録がとれるので参考になります。
つい先日のレビュー①では、珈琲の基本に
粉の量
粒度
時間
湯温
を挙げました。
もっと珈琲の抽出が、淹れる度に違ったり、淹れ手によって違う理由に珈琲の粒に加える注水量があります。

アカイアパールデジタルスケールが無くても身近な器具で抽出は軽量出来るので試してみると面白いです。


↖アカイアパールデジタルスケール
温度計、スケール、時間を図るタイマーがあると代用出来ます。



注水量
どのタイミングでどのくらいお湯を注ぐか?(*_*;
ちょっと考えると、面倒ですね_(^^;)ゞ
ですが、比べて見ると面白いです。
珈琲を図る習慣はなかなか最初は抵抗がありますが、ステップ毎に順をおってメモすると良い習慣になります。
基本的に湯温と抽出にかかった時間はメモしましょうね。
例えば、20gの粉を使って、200cc.の抽出量の珈琲を作る場合、
目安の手順ステップ①↓
✴先ずは、自分で好きなように淹れる。そして最後にドリッパーないに淹れたトータルの湯量をメモ。

このときは、17gの粉に対し、174ccの湯を加え、150cc.の珈琲が出来た例です。スケールの量がトータルの湯量です。
ステップ②↓
✴同じように、200cc.珈琲を作るのにトータルの湯量をメモすることで、230cc.だったときと260cc.…と毎回メモし、どの時の珈琲の味が、どうだったか?がわかる程度にメモし、自分の好みの濃度や味がわかります。
基本的に粉に加える水量は多くなるほど味が薄まります。時間の経過と共に、珈琲の雑味も顔を出してきます。
適度な濃度で美味しいバランスを見つけましょう。
ステップ③↓
いつもたてる量の珈琲を作るのにどのくらいお湯を注いだら美味しいか目安が出来たら…
✴珈琲の目指す抽出量になるまでのお湯を注ぐ回数を意識的に何回で淹れているのか?とメモしてみましょう。
注ぐ回数は増えれば増えるほど珈琲の成分が沢山で、味は濃くなる傾向です。
注ぐ回数が少なかったり一回で抽出すると、味は、薄めになります。
適度な抽出はほどよく珈琲の味がで、適度な濃度です。渋すぎたり、濃すぎる、水っぽすぎる!という事も出てくるので、目指す方向の味が出る抽出回数を見つけて見ましょう。
ステップ④↓
整理します。
自分の好みの一杯の味
ここまででわかったことは
一杯の粉の量、抽出量、トータルの注湯量、注ぐ回数の目安。
✴次は、回数の度に淹れる湯量を淹れながら同時にメモしてみましょう。
例えば、
蒸らし 25cc.
1回目 80cc.
2回目 60cc.
3回目 40cc.
ラスト 20cc.
合計225cc.
淹れながらメモを録るのは大変ですね_(^^;)ゞ
ここまでするのはプロの演習ですが、本格的な味作りを目指すかたは、安定した味作りの参考になります。
アカイアパールデジタルスケールは、こういったどのタイミングで何cc.淹れているかをスマホのアプリと連動で記録してくれます。すごいのは、注ぐタイミング、注ぎ時間も湯を加える度に図ってくれています。かなり細かいデータです。

パールデジタルスケールがなくとも毎回の習慣で美味しいラインは見つけられます。
むしろ、最初にアカイアパールデジタルスケールを使う前に予め自分で目安を作ることが大切であり、ある程度の基準が出来てから使用するととても参考になります。

勿論、珈琲の状態変化があり、毎回同じように同じようなタイミングで珈琲を淹れて同じ味にはならず、基本はスケール通りとはいきませんが(*_*;
味の傾向は、よく見えてきて参考になります。
パールデジタルスケールレビュー②
おすすめは機械に頼る前に、手動で記録しメモる習慣で基礎を作りましょう。(*^.^*)

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