珈琲とお酒③選び方


ウイスキーの沢山の銘柄。
ウイスキーも珈琲の産地のように選び方は千差万別。
選び方の一つとして、生産地が挙げられます。
国毎に細かく法律や製造方法が異なり、同じ原料でも全く違う味わいになります。
世界の5大ウイスキー
世界の代表的なスコットランド
古い歴史あるアイルランド、
アメリカやカナダ
そして最近注目されている歴史は浅いですが技術性の高さやハイレベルば味の評価でジャパニーズウイスキーが流行り初めています。
選び方その2
原料で選ぶ
ウイスキーの原料は穀物です。
ほとんどのウイスキーは、アルコールを生成するために大麦麦芽(モルト)を使用しています。他にも小麦、ライ麦、大麦、トウモロコシ…
原料の性質
大麦麦芽

モルトと呼ばれアルコール生成の要でほとんどのウイスキーに使われています。
大麦

軽くてこおばしい味わい。
小麦
ソフトでマイルドな味わい。トウモロコシのくせを和らげるためにバーボンウイスキーに合わせて使用されることが多いのです。
ライ麦

胡椒のようなスパイシーな香りが特徴。カナディアンウイスキーに欠かせない!
余談ではありますが、ウイスキーの代表的なスコッチウイスキー。
特徴の大きなスモーキーな香り…
ピートと呼ばれる泥炭に由来してます。ピートはシダやこけ類が堆積して出来たものです。
スコットランドのアイラ島は、全島の25%がピートに覆われ、ピートを焚いて麦芽に吸収させることで独特のスモーキーな香りが生まれるのです(*^.^*)
そして選び方その3

製法で選ぶ
ウイスキー造りの重要な工程としてブレンドがあります。
複数の原酒を組み合わせて完成するのがウイスキーの魅力、ブレンドによって風味が無限大に広がります♪(’-’*)♪
スコッチウイスキーを参考に製法の名前の違いを紹介します。
シングルカスク:カスクとは樽の事。単一の樽から取りだし他の原酒とブレンドせずに瓶詰めされたもの。
シングルモルト:単一の蒸留所で造られた複数の樽のモルトウイスキーをブレンドして瓶詰めしたもの。
よく聞く製法ですね♪
ブレンデッドモルト:複数の蒸留所のモルトウイスキーをブレンドして瓶詰めしたもの。
ブレンデッドグレーン:複数の蒸留所のグレーンウイスキーをブレンドして瓶詰めしたもの。ただしグレーンウイスキー(小麦、トウモロコシに麦芽を加えて生成したもので風味は軽く淡白、スピリッツとも呼ばれます)は個性が乏しく流通は少ない。
ブレンデッドウイスキー:
複数の蒸留所で造られたモルトウイスキーとグレーンウイスキーをブレンドし瓶詰めしたもの。
組み合わせて様々な風味を表現出来ます。
うーん、確かに瓶裏の表示色々書いてありますね。
カスク、樽は、オーク材を材料に職人によって手造りされることで1つとして同じものがなく同じ原料で同じ時期に、同じ熟成庫で仕込んだ樽でも熟成後に全く違う味わいになることがあるのです!

選び方こんなにあるのか…と改めて瓶のラベルを見てみました。
訳わからない横文字も何となく読めるように。

アメリカンウイスキーのジャックダニエル。
アメリカンウイスキー ジムビーム

スコッチウイスキー
グレンモーレンジィ


ジャパニーズウイスキー
日本では一番売れている
サントリーKAKUBINN

ニッカウイスキー竹鶴

キリンビール
富士山麓

ジャパニーズウイスキーも世界へ広まりつつあります♪
味わい方もお国柄が見栄隠れ。

ストレート。
本場スコットランドでは寒さをしのぐためストレートでウイスキーを味わいます。

ウイスキーの風味の変化を楽しめるオンザロック。大きな氷が少しずつ溶けてウイスキーが変化。

ハーフロック
オンザロックにウイスキーと同量の水や炭酸を注ぐことでマイルドに。

水割り
日本で主流のこの水割りは食事と合わせて楽しむ事ができるスタイル。

日本でブームのハイボール。
氷をいれた🍷にウイスキーとソーダを1:3の割合で注ぎます。
飲み口すっきり気分転換になります。好みでレモン、ライムも加えて…
比較的安価なウイスキーでも美味しく作れます。

トワイスアップ
氷を使わず、ウイスキーと水を1:1で割ります。水をいれるとアルコールが飛ぶのでこの時に広がる香りを楽しみます。水は常温で。
ウイスキーの単一の個性を楽しみたいときはストレートやトワイスアップがおすすめです。特にシングルモルトウイスキー

更に真冬におすすめホットウイスキー
ウイスキーとお湯を1:3で割ります♪
逆に真夏におすすめ

ミスト
オンザロックと同じですが、氷はクラッシュドアイスを使います。
🍷に霜が出来、冷涼感が一際ひきたちます。
ウイスキーも銘柄一つ一つの味を堪能したいもの。
アルコール度数は40度以上と他の酒類とは違い、飲みすぎはご注意。
ゆっくりと色を味わい、香りを楽しみながら飲みましょう(^w^)
一般的に熟成年が長いほど色は茶色く濃くなります。ちなみに1ショットは30cc.
テイスティングはウイスキーを手で温めてしまわないようなあしつきのものがおすすめです。先のすぼがったチューリップ型のグラス。
選び方一つでもどんどん世界が広がります。
産地に原料、製法、そしてブレンド、飲み方!
珈琲豆も同じですね。


品種と産地の特性、テロワール。
精製方法
保管と保存
焙煎
ブレンド
抽出…
こうやって珈琲豆もワインやウイスキー、ブランデーのように飲料として見てみるとシングルオリジン、単一の産地の珈琲はのみ比べすると面白いですね♪(’-’*)♪
コーヒーブームにのっかりコーヒーの産地や製法の違いを楽しむ習慣が流行りつつあります。
皆さんは、どのように珈琲を楽しんでますか?
松崎は、ウイスキーを食事ではなく、プライベートな時間をゆっくり楽しむときに嗜んでいます♪
最近の小さな幸せです✴
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