三洋産業 スリーフォー102ードリップラバースの為のミニレッスン⑥

ドリップラバーズのための事始め
第6弾
三洋産業
スリーフォードリッパー
三洋産業さんのコーヒードリッパー、珈琲界ではよく知られているドリッパーですが、市販では見られないのでマイナーな分類に入りますでしょうか?知られてはないかもしれませんが、日本で作られたドリッパーの一つ。
そして・・・こちらのドリッパーも頼もしい構造です。
三洋産業ースリーフォードリッパー~安定した味、滑らかな味わい。
1973年創業31年の歴史、比較的最近のドリッパーですね。
こちらも、カリタに瓜二つなドリッパー。日本製の器具。三洋産業さんのスリーフォードリッパーです。
1っ権扇形の普通のドリッパーに見えますが、101,102,103の3サイズ展開によって、実は穴の数が違うのです。
101穴が一つ、102は穴二つ、103は穴が3つ。
通常の抽出で、1杯だてと2杯だての味が同じようにならず、杯数が増えるにつれて、抽出時間がかかってしまい、コーヒーの美味しくなに成分が出やすくなりがちです。そういった、抽出速度を、ドリッパーに開ける穴の数を増やすことによって、同じようなスピードで抽出が終わり、杯数の増減による味の変わりやすさを軽減したもの。更に、どりっぱの角度はかなり鋭角。
粉の層が深くなり、効率よく味を引き出し、なめらかな味わいになります。



カリタにそっくりじゃないか!?って思う方も多いはず。
実際にカリタ3つ穴使ってると思って三洋産業だったこともありました(-_-;)
ですが、カリタと見比べても、その背の高さ、鋭角な角度があるのは一目瞭然。
鋭角な角度が、コーヒーの層を厚くし、くまなく珈琲を抽出、更にスムーズに抽出ができるよう工夫された穴の数。
1杯だてもm2杯だても3杯だても同じようなろ過速度で安定した美味しさを楽しめます。
今回は102のサイズ。穴二つ
台形の紙フィルターをセットします。
↓
30g300cc抽出


リブの数は多め、カリタのように上部までしっかりと伸び、空気の抜け道ができます。
ガスは抜けm図sが、穴の数は2つ。少し麩ドリッパー内で湯をため込んで抽出してくれます。



蒸らしの後は、数回に分けて、抽出。落ちるろ過速度に合わせて淹れます。早く湯を入れると湯だまりができ、ドリッパー内でため込みながら落とし、水っぽくなりにくい構造です。

最後まで灰汁は落とし切らず。
ドリッパー内に湯がたまっていてもドリッパーを外します。

抽出量になったら外します。


ですが味は、ミディアム。
万人うけしそうな柔らかな味。
三洋産業でした。
同じような味になるか小さ目やより大き目のドリッパーで同じ珈琲を淹れてみてもその差がどうなるか・・
試すときっと面白いですね♪
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