コーヒーミル㉙石臼コーヒーミル 基本箇所

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今日は、改めて石臼コーヒーミルの構造を紹介します。

石臼は文明の発達した古代は紀元前より穀物を摺るための道具として使われました。石臼独特の幾何学模様は世界共通だそうです。
日本に来たのはその千年あまりあと。

江戸時代には今の形で全国各地に広まりました。

京都、江戸、東海など。

上臼と下臼の2つの臼が刷りあわされて穀物が摺られます。

挽き棒、挽木という臼を回転させるハンドルがあります。ちなみにこちらは桜の木。

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上臼の上部に豆をおき、数粒入れてはひとまわし。数粒入れてはひとまわし。を繰り返します。

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いれる穴をものいれといいます。
ものいれに入った豆は回転と共に、押され、割れ、刻まれ、押し出されるという石臼独特のリズムで挽かれます。

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上臼をあげると歯の状態がよくわかります。上臼と下臼には規則性のある溝があります。中心に行けばいくほど、溝の形状、深さ、幅が工夫されています。
なぜなら、ものいれから落ち込んだ豆が入る隙間が出来るようにと。

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石臼で挽かれた珈琲の粉は下臼のドーナツ状の窪みに押し出され、上臼を回すごとに(上臼についた)はけがかき集めて削りだし口に落ちる仕組みとなっています。
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カップを置かないとこぼれてしまいます(^-^;
石臼の削りだし部分にすでに木製の木箱がセットされているものもあります。

粉の回収はこの部分↓

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下臼↓
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上臼↓
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どちらも目立てと呼ばれる溝がついています。こちらはコーヒーミル用に作られたものです。通常の石臼では、穀物を完全に粉状にするために使われるため、珈琲豆をいれると微粉末になり目詰まりを起こしてしまいます。
微粉末が出にくいように荒くても粒が這い出るようになっています。

これは、石職人のなせる技ですね♪

この石臼の重み、米1俵ほどあるのでは?という声も。

とにかく重たい。

重さこそがうーんと悩ましくも、挽く際に軸ぶれせず、支える必要もない。重さこそが豆を割って叩き砕いて払う行為の大事な役目。

石職人さんは、設計時に細かい計算で重さを決めるのだそうです。
一般には上臼が7キロよりも軽いと豆を砕けなかったり浮き上がり安くなるそうです。
平均して石臼全体で17~19キロ((((;゜Д゜)))
びっくりするかも知れませんが、回すと楽です。

このように重たい石臼には、持ち手となる手がかりと言うものがついてるものが多いようです。

このミルの場合は、このでこぼこデザイナーズで持ちやすいように感じました☆ミ

とても考えられて作られたものだ…
紀元前からあったのが凄い(゜ロ゜)

石の芸術です。
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