【城と庭のもてなし事業~冬のおもてなし】-2/20金沢城で鷹狩は今年実施の予定らしい
コロナ過でまん延防止重点措置中の石川県です。





2/20で解除?の方向なのか
冬の段は中止となりました。
もし開催されていたら、どの年よりも美しい
冬の雪吊りが見られた事と思います。
(*σ´Д`*)
昨年は、冬の段やっていましたが
雪はなかったです。(;^_^A

このアングルが好きです。↓

ライトアップイベントは中止となりましたが
2/20の鷹匠のイベントは行われるらしいです。
2014年より毎年開催されていると言われているこのイベント
皆様知ってますか?

雪が降った年の写真です。

鋭い目つきで少し怖い⁉雰囲気の鷹
鷹匠さんが操れば
その英知を発揮して素早くそして正確に動きます。
言葉が通じ合えない人間と鷹でありながら
その操り術には見惚れてしまいます。
イベントはこちら↓
「冬のおもてなし―鷹匠による放鷹術」
古来から受け継がれてきた伝統文化
鷹狩(放鷹)は、人と鷹が協力し合う最も古い伝統猟法の一つ。
日本では時の権力者の庇護のもと、途絶えることなく1650年以上の歴史を紡いできました。
放鷹術とは「人が鷹と共に生き狩を行う為の鷹匠の総合的な技と心」であり、
鷹匠は神の化身である鷹に仕え、獲物を鷹(神)に感謝して捧げるものです。
■ 会 場:三の丸広場
■ 時 間:①11:00~ ②14:00~
金沢でも現在の石引辺りが「旧鷹匠町」であった事から
盛んに行われていた事がうかがわれます。
ゆえに毎年金沢開催。
鷹狩文化は、世界各地で昔からあったようで、お国によって
地方によっても独自の形ができているのだそうです。
ちなみに、鷹匠というのは、日本の伝統文化の中で受け継がれてきた
鷹狩の実施、鷹の飼育、訓練をするエキスパートです。
鷹匠になるには??
鷹匠になるには、日本に複数存在する民間団体組織の
認定試験に合格する必要があります。
日本では、公的資格が存在しません。
ただ独学では、無理で試験前には、いずれかの流派に参加し
訓練を受ける必要があるのです。(吉田流や諏訪流・・)
鷹匠なかなかお目に描かれない職業の一つ。
普段は、イベント出演以外に害鳥を追い払う依頼を受けてお仕事します。
今回金沢城公園で行われるのは、諏訪流です。
生で見て見るとすごい迫力です。
野生の鷹さんもなつくのかかわいく見えます。
鷹匠になるには、鷹が生まれたての頃から一緒に過ごし訓練しお互いに
信頼関係を気付く事が出来ないとなれないそうです。
ついでに言うと、餌代もものすごいかかるらしいです。( ´∀` )
と考えると本当にすごい職業ですね。

↑こちらは、昨年の写真。雪が全くない。
1650年以上も続く伝統と言えば、
古くは、天皇家や徳川家などの大名に仕えていたと言われています。
鷹を調教し、狩りにも同行していました。
狩りでは、獲物を得て生計を立てる職業だったのだとか。