彫刻家木下輝夫さんの-木のスプーン製造現場
当店のスプーンやフォークを作って頂いている
木下さんのお話です。
木下さんは、彫刻家です。
約90種類以上の樹を使い、個性を生かした木目や素材のほかユニークな形状のスプーンを
作ってくれています。その最大の特徴は、巧みな凹凸がとても手にフィットすることです。
握りやすさ。
全て違いますので、手にとって自分の手にフィットするものを選ぶのがおすすめです。
店頭は勿論、最近ではネットでの販売も進めております。
コロナで作品のお披露目の機会が減り
当店でも、少しでも多くの方に知って頂きたい、使って頂きたい!と
お家時間を楽しむ方のお楽しみのカトラリーとしておすすめしております。
ネット販売に辺り、お伝えしきれない部分が多いかと思いますが
最近では、時間を見つけて木下さんの制作場へ足を運び
製造者の声をお伝えできればと綴っております。
今回もそんな製造現場を視察した内容となっていますのでぜひお楽しみ下さいね。
工房には、沢山の木材があります。
木には水分が残っていますのである程度乾燥させてから使います。
乾燥しているうちに使えないと判断するものもあるようです。
サイズ感も厚みも違う樹々。
数えきれない樹々の中から
作るものの大きさ数を計算しまずはデッサンします。
当店の木のスプーンには色々な色があります。
この積み上げられた木の数だけあると言ってもいい位
沢山種類があるのです。
中でも黒いコクタンは、高級木材。
このレアなコクタンもスプーンになっています。ヽ( ´_`)丿
こんなに沢山の木があるのも
勿論驚きですが・・・
いつも1つ1つの木に名前を書いて下さるのが
嬉しいんですよね。
デッサンされた木の板は、こちらの電動のこぎりで切断されます。
糸のこぎりの歯が沢山。
誤って手を切る事もあるようで
お客様がいる時は、電動のこぎりの電源は必ず切っていると言います。
何かの拍子にスイッチが入ったら大変ですからね。(´д⊂)
デッサン後、糸鋸でカットされた
木をいよいよ削って成型していきます。
道具がいっぱい。
しゃべっているうちに、激レアな板が見つかりました。
1つの木で、2色のカラーが見える板です。
当店にもいくつかあったのですが、やはりこの珍しいものは、すぐに売れてしまいもうほとんど
残っていません。
2色カラーが絶妙に模様として出るように設計もイメージして考えるそうです。
続いてレア物は、
神代ケヤキ。
神代 かみよ
神様の時代から存在した⁉というかなりの古い木です。
色の黒さが未知数の年数を物語っています。
神代シリーズはケヤキ以外にもあるのですがとても貴重です。
当店のまっくーろな木は神代です。
そして、こちら!
↓
これは、何に使うと思います?
コーヒー用です!
気が付いた方もいるかな?
こちらは、コーヒー用のメジャースプーンです。
現在、オーダー中ですので出来上がりまでお待ち下さい!
コーヒーは1杯当たり10g使います。
なのでこのスプーン
結構おっきいんです!
それだけ分厚い木を使うので、少しお値段はるかと思いますが
想像してた以上にかわいくなりそうです。
こちらは、当店でよくオーダーするスプーンたちです。
オーダー後スムーズに製造しあげる為、ある程度まで仕上げたものがこちらにあります。
このヘラは、アイスクリーム用です!
こんな形のスプーン売ってないですよね。
そんな中で
これ、見て!と出されたのは(´ω`人)
なんとまあ、大小さまざまな形と木の
お杓文字です。
展示会で何気に飾りとして置いておいたら、欲しいとオーダーが入るように。
木下さんのアイディア品です。
こちらも同じく、マドラーです。
うにょうにょっと細長いのです。
こちらは、とてもユニークで店でも販売する事になっています。
まだまだあるのですが
今日はここまでに。
面白いですね。
次から次へと欲しいものが増えていきます。(;^_^A
現在、店頭は勿論
ネットでも販売しております。
気になる方は、ぜひご覧くださいね。
味のある方は、こちらをクリックして下さいね。(*^_^*)
お手紙を頂いております。
木下さんのお仕事に対する姿勢がよくわかる内容です。
よかったら読んで下さいね。
名前のよく知られた樹々だけではなく、雑木と呼ばれる多くの種類の樹々にも目を向けて、その特徴を生かしてモノ造りをしています。
いつの間にか、90種類を超える樹々が集まり、名前も判らない樹も多くありますが様々な人が集まっている社会と同じで無数の樹々と語らいを毎日続けられる自分を幸せだと感じています。
興味のある方は、こちらをクリックして下さいね。(*^_^*)