道
2016年9月9日(金)
台風一過
青空を眺めてほっとするひと時、今日は3日間ぶりの営業日となりました。
雨上がり湿った草木が温かな朝日に輝きを増し
少し肌寒さも感じましたね。
暦では、仲秋
「白露 草露白 はくろ くさのつゆしろし」
草木に降りた霜が白濁したように見える事を夏から秋への移り変わりの目印にしたのだそうです。
朝晩の気温が下がる時によく見られ「霜が降りると晴れる」と言われ足元を濡らす朝露は清々しい一日を約束してくれるといわれています。
お店の方は3連休を頂き、3日ぶりのいつもの金沢城公園。
今朝はあまり人がいませんでしたが…
いつも通りきれいに風そよぐススキにほっと。
実りの秋…
コーヒーが一段と美味しくなります。
これからが楽しみ。
雨上がり… と言えば!
去年からよく現れる!
カエルさん(^_^;)
とても綺麗な色と絵本にでてきそうなきれいな形。
なぜかお店が好きらしく…今朝もばったり。格子戸に張り付いています。
のでしばらく格子戸はあけれませんでした…はさんでしまうので。
動きはにぶく、殆ど動きません。
よーく見ると眠そうに寝ていますzzz
虫は苦手ですが かわいい❤
これはモリアオガエル という種類のカエルさんで、山や緑が多く水がきれいな所に住んでいます。
金沢城公園は、かつて金沢大学がこの地にあったという事で世界的に見てもとても有名な場所です。当時研究室のあった医学部の植物園にていろいろな動植物の研究がされていました。
その頃の名残か…
いまだに沢山の動植物が金沢城公園には存在しています。
みんな可愛いのでほっといてますが、あまり動かないのでまるでオブジェのようです。
見つけたお客さんもあまりに写メとってます。
このカエルさんを見つける日は大体お天気が安定して、晴れる事が多く…店が忙しい。
幸運のカエルさんです。
皆さんも見つけたらHAPPY。
3日間頂いたお休みは、なんと珍しいことに珈琲から離れ…
美食ツアーへ。
とことん美味しいものを食べ、飲む贅沢な3日間でした。
茶の湯から歴史、文化、そして日本酒、ビールにウィスキー。
所作を含めて楽しむ日本の美食文化を満喫してきました。茶の湯の文化の根付いた日本では、歴史は遡り室町時代に茶をたてて客人をもてなすという文化が始まったといわれています。
茶道体験では、季節のお菓子と宇治抹茶を。お点前を拝見し実際に点てさせて頂きました。
和室では、茶花が生けられ、そして床の間には屏風。
「木は緑 花は紅」と大きく書かれた言葉には、日常的な物事の当たり前のような事が書かれていますが、実際はその裏をとり木が緑ではなく花が赤くなかったら… と花は赤くて美しく、木々は緑で癒される そういったことを現しているのだそうです。
物事の裏を読み取るという日本人ならではの性を感じる茶道体験でした。
そんな茶の湯は、安土桃山時代に千利休によって茶道として大成されました。戦国時代に有名な武将 織田信長、豊臣秀吉などの権威の象徴として、また乱世における心づかいとして茶をたしなんだといわれています。もとをたどると始まりは上流階級の方の楽しみであったのが、広まり庶民の楽しみとして江戸時代ごろから親しまれたのだそうです。
勿論金沢では加賀百万石の文化があり、その加賀藩の祖となった前田利家は、織田信長と豊臣秀吉にかつて仕えていました。その交わりから秀吉が影響を受けた千利休と交わり戦に行く人々を茶でもてなし勇気づけたといわれています。
戦乱の世に、茶の湯。
まさにその一服にきっと昔から心落ち着き和む瞬間を日本人は大切にしてきたのですね。
茶道で利休が大切にした 「水」
旅先で、お酒や茶道といったものづくりを改めて体感してきました。
原料選び、製法もさながら選ぶ土地や要の「水」
確かなる味覚センスを持った職人さんが造るモノ というのは芸術のようでした。
茶の湯のセンスを生かした日本の食文化は何においても世界的にも認められています。日本酒や日本で造られたウィスキー、ビール…
近年世界的にブームになっているようです。
特にウィスキーは、外国人さんがめだっていました。
ウィスキーづくりこそは、世界から取り入れた酒造技術ですが、日本の土地でまた風味特性が豊かに。
現場でそれを伝えるヒトがいてこそ継続や文化を広める役割としてとても大切だと感じました。
原料 水 場所 ものづくりのセンス 継承するヒト
茶道という道があるように色々なものに通ずる道があるように感じずにはいられませんね。
いいものはやっぱり長続きしてほしいですね。
そんなイイもの
大好きなコーヒーを傍に毎日お仕事している身としては、こだわった、いいものをヒトに合った提供をできればと日々色々興味を持ってはいますが…
なかなか難しいですね。
どうしても珈琲は、先に入る情報があふれているので、知識や技術もなんとなく以前よりも簡単に身につく感じはありますが…
結局は経験ですね。
技術的なもの以外にひきつけるモノや接客、経験というのは最近とても大切だなと思います。
小さな力ではありますが、
何かできる事が自分にもあれば とつくづく感じる旅となりました。
店頭では、可能な限りではありますがお客様に必要な情報を伝授しています。
最近は、何でどうしたらうまく珈琲を淹れられる?というよりも
こういう風に飲む時のおすすめのコーヒー
旬のコーヒー
皆で楽しむコーヒー
スイーツや食事に合わせるコーヒー
勉強のお供に!
楽しむ背景を大切にする人が増えています。
日常的に珈琲を愉しむ方が増えているのはとても嬉しい事ですね。
勿論抽出についてのレシピも!
ネルやカリタ、コーノ式まで。
参考ブック
茶の湯が前田利家によって推奨され庶民にまで親しまれた金沢。
独自の茶器、茶道具に加賀友禅、加賀蒔絵に金沢箔。
外のモノではなく独自に作り出された数々の伝統が現在の金沢人の気質と言われています。
伝統を守る、存続させる
想像力を持って新しい事にチャレンジする。
茶道精神は珈琲へ。
金沢人は珈琲が大好き・
金澤屋珈琲店では、コーヒーを専門に新たに道を作っています。
金沢の土地でしかできない楽しみ方を。
ぜひ店内でお待ちしております。
つい先日、お目にかかったコーヒーの歴史年表
日本経済新聞にまで一面を。
コーヒーの歴史がわかります↓
台風一過
青空を眺めてほっとするひと時、今日は3日間ぶりの営業日となりました。
雨上がり湿った草木が温かな朝日に輝きを増し
少し肌寒さも感じましたね。
暦では、仲秋
「白露 草露白 はくろ くさのつゆしろし」
草木に降りた霜が白濁したように見える事を夏から秋への移り変わりの目印にしたのだそうです。
朝晩の気温が下がる時によく見られ「霜が降りると晴れる」と言われ足元を濡らす朝露は清々しい一日を約束してくれるといわれています。
お店の方は3連休を頂き、3日ぶりのいつもの金沢城公園。
今朝はあまり人がいませんでしたが…
いつも通りきれいに風そよぐススキにほっと。
実りの秋…
コーヒーが一段と美味しくなります。
これからが楽しみ。
雨上がり… と言えば!
去年からよく現れる!
カエルさん(^_^;)
とても綺麗な色と絵本にでてきそうなきれいな形。
なぜかお店が好きらしく…今朝もばったり。格子戸に張り付いています。
のでしばらく格子戸はあけれませんでした…はさんでしまうので。
動きはにぶく、殆ど動きません。
よーく見ると眠そうに寝ていますzzz
虫は苦手ですが かわいい❤
これはモリアオガエル という種類のカエルさんで、山や緑が多く水がきれいな所に住んでいます。
金沢城公園は、かつて金沢大学がこの地にあったという事で世界的に見てもとても有名な場所です。当時研究室のあった医学部の植物園にていろいろな動植物の研究がされていました。
その頃の名残か…
いまだに沢山の動植物が金沢城公園には存在しています。
みんな可愛いのでほっといてますが、あまり動かないのでまるでオブジェのようです。
見つけたお客さんもあまりに写メとってます。
このカエルさんを見つける日は大体お天気が安定して、晴れる事が多く…店が忙しい。
幸運のカエルさんです。
皆さんも見つけたらHAPPY。
3日間頂いたお休みは、なんと珍しいことに珈琲から離れ…
美食ツアーへ。
とことん美味しいものを食べ、飲む贅沢な3日間でした。
茶の湯から歴史、文化、そして日本酒、ビールにウィスキー。
所作を含めて楽しむ日本の美食文化を満喫してきました。茶の湯の文化の根付いた日本では、歴史は遡り室町時代に茶をたてて客人をもてなすという文化が始まったといわれています。
茶道体験では、季節のお菓子と宇治抹茶を。お点前を拝見し実際に点てさせて頂きました。
和室では、茶花が生けられ、そして床の間には屏風。
「木は緑 花は紅」と大きく書かれた言葉には、日常的な物事の当たり前のような事が書かれていますが、実際はその裏をとり木が緑ではなく花が赤くなかったら… と花は赤くて美しく、木々は緑で癒される そういったことを現しているのだそうです。
物事の裏を読み取るという日本人ならではの性を感じる茶道体験でした。
そんな茶の湯は、安土桃山時代に千利休によって茶道として大成されました。戦国時代に有名な武将 織田信長、豊臣秀吉などの権威の象徴として、また乱世における心づかいとして茶をたしなんだといわれています。もとをたどると始まりは上流階級の方の楽しみであったのが、広まり庶民の楽しみとして江戸時代ごろから親しまれたのだそうです。
勿論金沢では加賀百万石の文化があり、その加賀藩の祖となった前田利家は、織田信長と豊臣秀吉にかつて仕えていました。その交わりから秀吉が影響を受けた千利休と交わり戦に行く人々を茶でもてなし勇気づけたといわれています。
戦乱の世に、茶の湯。
まさにその一服にきっと昔から心落ち着き和む瞬間を日本人は大切にしてきたのですね。
茶道で利休が大切にした 「水」
旅先で、お酒や茶道といったものづくりを改めて体感してきました。
原料選び、製法もさながら選ぶ土地や要の「水」
確かなる味覚センスを持った職人さんが造るモノ というのは芸術のようでした。
茶の湯のセンスを生かした日本の食文化は何においても世界的にも認められています。日本酒や日本で造られたウィスキー、ビール…
近年世界的にブームになっているようです。
特にウィスキーは、外国人さんがめだっていました。
ウィスキーづくりこそは、世界から取り入れた酒造技術ですが、日本の土地でまた風味特性が豊かに。
現場でそれを伝えるヒトがいてこそ継続や文化を広める役割としてとても大切だと感じました。
原料 水 場所 ものづくりのセンス 継承するヒト
茶道という道があるように色々なものに通ずる道があるように感じずにはいられませんね。
いいものはやっぱり長続きしてほしいですね。
そんなイイもの
大好きなコーヒーを傍に毎日お仕事している身としては、こだわった、いいものをヒトに合った提供をできればと日々色々興味を持ってはいますが…
なかなか難しいですね。
どうしても珈琲は、先に入る情報があふれているので、知識や技術もなんとなく以前よりも簡単に身につく感じはありますが…
結局は経験ですね。
技術的なもの以外にひきつけるモノや接客、経験というのは最近とても大切だなと思います。
小さな力ではありますが、
何かできる事が自分にもあれば とつくづく感じる旅となりました。
店頭では、可能な限りではありますがお客様に必要な情報を伝授しています。
最近は、何でどうしたらうまく珈琲を淹れられる?というよりも
こういう風に飲む時のおすすめのコーヒー
旬のコーヒー
皆で楽しむコーヒー
スイーツや食事に合わせるコーヒー
勉強のお供に!
楽しむ背景を大切にする人が増えています。
日常的に珈琲を愉しむ方が増えているのはとても嬉しい事ですね。
勿論抽出についてのレシピも!
ネルやカリタ、コーノ式まで。
参考ブック
茶の湯が前田利家によって推奨され庶民にまで親しまれた金沢。
独自の茶器、茶道具に加賀友禅、加賀蒔絵に金沢箔。
外のモノではなく独自に作り出された数々の伝統が現在の金沢人の気質と言われています。
伝統を守る、存続させる
想像力を持って新しい事にチャレンジする。
茶道精神は珈琲へ。
金沢人は珈琲が大好き・
金澤屋珈琲店では、コーヒーを専門に新たに道を作っています。
金沢の土地でしかできない楽しみ方を。
ぜひ店内でお待ちしております。
つい先日、お目にかかったコーヒーの歴史年表
日本経済新聞にまで一面を。
コーヒーの歴史がわかります↓