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2016-01

COFFEE HUNTERS-カフェ

JAL羽田空港にて
カフェ COFFEE HUNTERSへ行って来ました。


〒144-0041 東京都大田区羽田空港3-3-2
羽田空港第1旅客ターミナルビル2F制限区域内イセタン羽田ストアTEL03-5756-11108

朝8時

美味しいコーヒーが飲みたい❗と発見。

今回は、3回目の訪問。











まだお客様が少なく、✈が飛ぶのを眺めながらのんびりと珈琲を頂けました。

全面ガラス張り。

黒を貴重とし、普段は味わえないようなリッチな空間です。



















1杯1100円
珈琲に1杯1100円
いつもなら高いと感じるはずですが、不思議とこの空間、空港という場にいる成果、雰囲気と価格がみあってるので高く感じませんでした。
店員さん、
おすすめの
ブルーマウンテンを頂きました。






スイーツも並んでます。

モーニングメニューもあり!!




世界中を駆け巡る川島さんのコーヒーが飲める羽田空港のカフェ。
機内に乗り込む前に極上のひととき。

コーヒーや紅茶、軽食もあり!

コーヒーは演出効果抜群のサイフォン。


JAL機内のビジネスクラスでも提供される「コーヒーハンターシリーズ」のほか、「コーヒーハンターズ・イセタン限定ブレンド」など。

ドイツパンとウィーン菓子の専門店「ノイエス」の野澤シェフが監修したコーヒーに合う特製スイーツも楽しめます❗


お土産品も並んでます。


サイフォン↓

タイのコーヒー収穫体験㉑ーバンコクのカフェ


タイのコーヒー収穫体験21ーバンコクのカフェ


チェンライから✈で約1時間。


バンコクへ到着しました。チェンライの爽やかな空気とは一転、一気に都会の空気。早朝に雨が降ったようで湿度も高く気温は33度。体感温度は36度。 暑いですが、建物の中は、冷蔵庫のようにエアコンが効いてました_(^^;)ゞ


バンコクの移動は、どの道も渋滞で大変でした。当初5~6件予定していたカフェ巡りも3件どまり。更にそれぞれのカフェでの滞在時間は10分もなくかつかつな旅程でした。


ですが、チェンライでいったカフェとは違い、コーヒーに関してはしたエスプレッソからブリューイングコーヒー(ハンドドリップコーヒー)までを取り入れている店も多く、欧米のサードウェーブの流れの入ったカフェが見られました。バンコクは、コーヒーの流れもやはり進んでますね。



1件目 入り口が大きく、店内が奥に長く細い。


ケーキ屋、甘味や、酒屋、ベーカリーなどの一体型施設の入り口にこのカフェが多かったですあります。


店内で飲むスペースも少しありましたが、テイクアウトがメインのようです。


明るく、斬新で格好いい。


とてもおしゃれなお店でした。


ブルーボトルコーヒーに雰囲気が似てました。


Roots Coffee Logo


BLACK & WHITE


Ready to Drink. Fresh hand-brewed coffee! 






Ekamai Terrace #2-4
295 Ekamai 15-17
Khlongton-Nue, Wattana,
Bangkok, Thailand 10110




T. +66 (0) 88 190 5950
E. info@rootsbkk.com
Cafe hours 12:00-18:00
Every weekends









バンコクの他のエリアにも同じお店があるチェーン店のようです。きのお店は昨年12月開店。忙しいお店です。








メニューが、恐らくレジ付近にしかないようなのでわかりませんでしたが、エスプレッソからアレンジメニューを中心としていました。




ここに美味しそうなお菓子。


ここの店員さんは、フレンドリーで親切丁寧に接客してくれました。カフェの方は、忙しそうでただ、流れ作業。




変わったマグ発見。





販売品も少し。コーヒー豆も売ってました。


平日 9:00~18:00、土日 10:00~19:00 ※水曜定休平日 9:00~18:00、土日 10:00~19:00 ※水曜定休




アイスオレや、アメリカーノ、甘いアレンジメニューやジュースを何人かorder。コーヒーの味は並。↓Facebookページ


https://m.facebook.com/RootsBkk




2件目のカフェ かなり道に迷ってやっとで到着


INK&LION Cafe


1/7 Soi Ekamai 2, Sukhumvit 63


BTSエカマイ駅より徒歩約10分


091-559-0994


平日 9:00~18:00、土日 10:00~19:00 ※水曜定休


先程のお店とは一転、とても落ち着いたカフェ。


コーヒーのメニューが、沢山ありここにもエスプレッソメニューは勿論、ブリューイングコーヒーまでありました。セルフスタイルで、最初にオーダーします。支払いも先です。


コーヒーの香りも漂い、レジ前にエスプレッソマシーンにハンドドリップの器具が置かれています。


エスプレッソメニューは~100バーツ


ハンドドリップコーヒーは、タイのコーヒーが3種、他こだわったタンザニア、エチオピア、ブラジル…などさまざま。テイクアウトやマグに淹れての店内での提供。


日本で見られる馴染みのある雰囲気。


こちらのお店は、比較的新しくご夫婦でされているそうです。日本の珈琲店に憧れてお店を作ったようです。


TAKAHIROのドリップポット、ハリオV60シリーズドリッパーセット、ハリオのデジタルスケールといった、定番とも言われるブリューイングツール。


クレバーも使っています。


豆の販売、スイーツ、オリジナルグッズ、コーヒーツール、時計などの雑貨もさりげなく販売してます。


二人がけの椅子テーブルは、日本の小学校の時使っていた机がそのまま使われていました。


が、あまり違和感はありませんでした。


店内には座る席が多く、ゆっくり出来そうです。


オーナーさんは、とても熱心で日本にもコーヒーを勉強に足を運んでいるそうです。


ハンドドリップでいれてくれた珈琲は薄すぎず、濃すぎず。フレーバーが高く珈琲の個性がはっきりと出ていました。松崎も含めて4人で4種類もorderしたため20分ほど。連続抽出はせず、1杯ずつ淹れていたので時間が掛かっていました。普段はそんなに出ないのか、ハンドドリップの準備道具も少なめ。


焙煎機が店内に。













メニューはこちら↓





















140~160バーツ ブリューイングコーヒー


560円~640円 高級品です。時間も手間も掛かるからですね!(^_^)v








この時計とても格好いい。


12000円ほど。




落ち着いたお店で松崎は、先程のカフェよりもこのお店が気に入りました💕Facebookページ↓


https://m.facebook.com/inkandlioncafe




3件目


かなり斬新なカフェ 店員さんは派手。説明はしてくれます❗


こちらのお店は、今回一緒にツアーに参加したラオスからの方に絶対おすすめと紹介され急遽行くことに❗


ビールサーバーで作るオリジナルのコーヒーがウマイ😋と!!


かなりの渋滞と空港までの帰路を急ぎ最終的に着いたこのお店。


隣もカフェでしたが、全然人が入ってなくこちらのお店の方が流行ってそうでした。



Kaizen Coffee


カフェ


オリジナルのアレンジメニューがとっても美味しそう


時間がなくorderしませんでしたが、気になったビールサーバーで作る泡立ちコーヒーは、飲みたかったのですが(._.)本日は、猛烈な忙しさで完売(^-^; 目当ての品が(;・∀・)


🙍がっかり










ケーキも美味しそう


水だしコーヒー









焼きがし

ハンドドリップコーヒーも淹れてくれます。


白髪ロングのお姉さん、日本ではそのスタイルでお仕事は考えられませんが、インパクトあるお店でした。


Facebookページ↓メニュー写真載ってました!!


https://m.facebook.com/kaizencoffeeco/


バンコクのカフェ巡り


渋滞するので公共の交通機関か歩いて回るのも良いかも知れません!


ただし暑いですが。


色々なタイプのお店はありますが、マシーンはコーヒーミル、お金かけてますね。ハンドドリップは、日本で言う間隔よりもより上級者向けの高級品。


砂糖やミルクもなく、お茶を楽しむ間隔に近いのですね。


甘いドリンクやミルクメニューは、エスプレッソを使ったケーキアレンジメニューが主流のようです。


1杯の価格も、日本と同じような価格でした!そんなに安くはないです。結構稼がないと贅沢品。チェンライのあの雰囲気のカフェはさすがに見られませんでしたが、バンコクだけでみると、日本と変わらずという面もありました。人工もバンコクに集中しているので今後もどんどん増えて行くのですね。



タイのコーヒー収穫体験⑳ドイトゥンの産物製品

タイのコーヒー収穫体験⑳ドイトゥンの産物製品



今回の研修も終盤。

ドイトゥンの王室の方にお会いすることが出来ました。日本から来た私たちを温かく迎えてくれ、日本のコーヒー産業にとても興味を持っています。



ということで、日本からお土産を。

コーヒーの自社製品を持っていきました。
コーヒー豆
ドリップバッグ、
金箔入りコーヒー
コーヒーを使ったケーキやスイーツ…



仕事の関係で3分ほどしか時間はありませんでしたがとても人のよさそうな方でした。



コーヒーやマカデミアンナッツの生産に加えて、盛んに行われている産業があります。

セラミック製品に、織物、紙作り。

早速見学させて頂きました。

型どり、成形の仕方など。

実際にしている作業場も覗かせて頂きました。
























ヨーロッパのIKEYAに輸出しているのだそうです!🌠日本では見られません。

















ここは、織物工場
糸を紡ぐ
機織り
糸作り…
若い方から年配の方までお仕事をしています❗












織物の繊細さや模様、デザインは本当に可愛く見てて楽しくなりました。

そして紙漉き工場へ。

日本から伝わった和紙作りを行っています。



紙漉き体験、想像以上にちからがいるようでした‼












紙をつくり、乾燥させる。

こんなにおっきな紙が出来上がり。





出来立ての紙





ドイトゥンでは、織物や、セラミック製品に和紙などがお土産品として販売されています。

工芸品は、小物からバッグ、ストール、枕、クッション…さまざまです。

民芸品

きっと皆✨😍✨好きになります♪

タイのコーヒー収穫体験⑲焙煎~包装~カッピング

タイのコーヒー収穫体験⑲焙煎~包装~カッピング

コーヒーの種まき、植え付け、テラス作り、収穫、精製…

コーヒーが出来るまでの知らなかった、わからなかった工程が沢山。

やっとで、皆さまの見たことのあるコーヒーのお話です。

研修も終盤。

焙煎から包装、そしてカッピングをしました。






コーヒーが出来るまで。

コーヒーチェリー収穫


生豆に精製


焙煎


そしてコーヒーに。

焙煎、パッケージリング工場に併設されているこちらのカフェ。

エスプレッソマシーンがあり、休憩場所となっていました。




黄色の可愛いエスプレッソカップがズラリ。


エスプレッソを抽出


こちらのカップ

よく見ると…緑の筋がズラリ。


中にはエスプレッソコーヒーが入ってます。

実は、この緑は、かつて生産されていたアヘン栽培を象徴し、中にコーヒーを淹れて飲むことでアヘン栽培からコーヒー栽培に変わった❗

という物語が込められた象徴的なコーヒーカップ。

と説明をしてくれた川島さんもニッコリ❗


焙煎工場を見学。

ここでは、焙煎後包装までを行います。

皆さまもよくご存じの石光商事がサポートしている工場です。

コーヒー博士石脇氏、今回は、同行してませんがこのプロジエクトに携わっています。




中には、焙煎機がズラリ。

50、30、10キロ釜

タイ国内で製造された機械からアメリカ、サンフランシスコで作られた機械もあります。







焙煎を行う工程で大切な煎り上がり直後の冷却。

高温で煎られたコーヒー豆は熱によって変化し続けます。コーヒー豆を酸化から守る炭酸ガスも温かいとどんどん逃げていくので急冷が必要です。

大きな焙煎機には、なにやら装置が!🌠

なんとエアコンの冷たい風を送るシステムになっていました❗




冷却装置

大手の焙煎業者では、焙煎直後水をかけて冷やすのが一般的だそうです。高温の豆にかかったお水は一瞬で蒸発。

隣にいたラオスの方も、水をかけるのが一般的と言っていました。













サンフランシスコ

焙煎機

洒落てます❗









パッケージリング工場は隣に併設されている。


そしてコーヒーのカッピングへ。

4つのテーブルに別れて行いました。

珈琲豆は、焙煎後、抽出する前の最終工程で更にハンドソーティング。

欠点となる珈琲豆を見つけて弾きます。

結構目立つのでどんどん処理。






最後に川島さんによってちゃんと綺麗になっているかチェックされます❗


あれだけしっかりハンドソーティングしたのに…!!

川島さんにダメなのを発見され(^-^;





欠点となる珈琲豆

これが皆で集めた欠点豆↓

焙煎豆で欠点豆に慣れた後は、生豆のハンドソーティング。
松崎のテーブルには、ラッキーなことに、ミカフェートの社員さん、焙煎士が!(^_^)

ハンドソーティングも

早い。指導もしてくれます。

皆で見たものを更に時計回りで隣の人に回し、見落とした欠点豆を皆でチェックしあいます!これは、かなり効果的でした。見えているコーヒー面が変わることで見逃された欠点も出てくる出てくる!🌠



かなり真剣です!



またまた、川島さんによって最終的にチェック。






3粒新たに発見○o。.




他のどのテーブルよりも欠点数が少なく私たちのテーブルが優勝🏆(^_^)

一人一人に川島さんからプレゼント。

マカデミアンナッツの花から採れる蜂蜜をゲット( ^∀^)

( v^-゜)♪です!

次は、味覚によるカッピング。

同じタイのコーヒーですが、標高差によってどんな味の違い、香りの違いが出るのかをチェック。

600㍍、900㍍、1200㍍

カッピング方法は、ひとつの豆に対し5カップずつ3種あるので15カップ。

同じ豆に5つ準備するのは、ばらつきを見るため、極端に違いがないか、全て揃っているかなどをチェック。全て揃っているほど良い。








粉にした状態で香りをチェック ドライ

粉にお湯をさし、かき混ぜない状態で香りをチェック

一定時間をおいてかき混ぜ香りをチェック ブレイク

かき混ぜる回数、嗅ぐ順番はお湯を注した順で行います。








違いがわかるかな…!?




最終的にディスカッション。

標高差ではっきりと味に違いが出ました。

どのグループも一番高い1200㍍で育ったコーヒーが好評かでした。酸味の質、キャラクターがはっきりとより華やかでした。






低地よりも高地で収穫されるコーヒー。

より美味しいという評価は事実です。このように同じ産地で比較したのは初めてなので勉強になりました。

高地の方が寒暖差があり、成熟までに時間がかかる。

よりコーヒーの味がふくよかに感じました。


カッピング

第2段

密度選別機にかける前と後












香り、味が驚くほどに違いました。

選別前はよくも悪くも色々な味がぶつかり複雑に。

選別後は、よりシンプルにまとまりがあり、コーヒーらしい。

心地よく持続します。

選別機にかける前のカップは5カップありましたが味は揃わずまとまりがありません。




最後にもうひとつカッピング。

これは、芋のような不思議な香り。

煤って味を見ると弱い、しぶい。液色も薄い。

なんと最初にハンドソーティングした欠点豆だけの味でした┐('~`;)┌




沢山飲みくらべしました。

自分一人ではなく皆と意見を出し合うことで、味覚も磨かれます❗



最後に、お土産を頂きました。

昨年に引き続き、今年も迎えれたことを喜んでくださいました。

ドイトゥンプロジエクトのコーヒーではありませんがとくれたお土産のコーヒー。


2016年1月15日

フレッシュなコーヒー。

良き思い出となりました。

タイのコーヒー収穫体験⑱ドライミル―脱穀選別

タイのコーヒー収穫体験⑱ドライミル

今日は、コーヒー豆の脱穀、選別のお話です。ここまで来てやっと私たちが普段目にしている焙煎前の生豆、グリーンビーンズになります♪お客様は、いつも茶色い珈琲豆を目にしてますが、それは焙煎して火を通した珈琲豆なのです!

コーヒー豆が出来るまでの
ここまで来てもう一度おさらい。
先日、コーヒーの精製工程で見たウェットミル

手摘みにて収穫されたコーヒーチェリー

不純物や、未成熟を取り除き、果肉を除去、ぬめりをとります。パーチメント(と言われる外皮付きのコーヒー豆)の状態にします。

コーヒーチェリーから固い外皮つきのパーチメントコーヒーを取り出す工程

ここまでがウェットミル

そして、乾燥場へ移動し、均一に乾燥させたパーチメントコーヒーを脱穀し、選別し、生豆にする工程をドライミル。

タイでのコーヒー収穫体験後、ウェットミル、乾燥場へ行き、今回は、最終工程脱穀選別上へ





広い工場です!
天井も高く
コーヒー豆がズラリ。
沢山袋詰めされています。

大きな機械が何台もあります。作動するとかなりの音です。



脱穀前のパーチメントコーヒー。
お米と同じです。
精米前。



機械が作動する前に説明を。

最初に通る機械は、固いパーチメントコーヒーの外皮殻をとる脱穀作業。

脱穀後、風力選別機。

下から吹き上げる風の力で重いと軽いコーヒーに分けます。

なかには、割れた豆やくずが出てきて弾かれます。









その後サイズによる選別機へ
この工程で5段階の大きさ事にコーヒー豆が分けられます。






































細かくサイズ事に分けた後は同じサイズのコーヒーを更に選別機へ。

ふるいに分けて重さ事に分けます。密度選別機へ。

同じような大きさでも中身のつまったコーヒーとかすかすのコーヒーでは、違います。

選別に選別

脱穀後
風力選別機
スクリーン選別機
密度選別機

大きさと重さを揃えて、グレーディングが行われています。
エキストラファンシー
ファンシー
No.1…

更に欠点豆の含有率も良いコーヒーを見極めるのに大切。

グレードだけでなく中身を見る。


















密度選別機で分けられた重いと軽いコーヒー。見目は同じように見えますが確かに違いが分かります。



一番のいい選別。
コーヒーにとって一番いいのは、手選別。

欠点豆を目で見て手で選別することを手選別、ハンドソーティングと言います。





こちらは実際にこちらの珈琲豆を手選別している様子です。
ここに集まる珈琲豆には
全て行っているそうです。(;・∀・)


机に丸い穴。
これがいいですね!
穴の下には…

勿論バケツ。
欠点豆がそのまま落下し、収集されます❗






これがコーヒーです。
私たちが普段飲んでいる珈琲豆。
産地では、こんな風に選別に選別…
(勿論細かい工程は産地によっても異なりますが…)タイのコーヒーは、川島さんの指導によってより良い方向へ向かっています。

色々な人の手が加わりより良いコーヒーが出来ていくのですね。



タイのコーヒー収穫体験⑰乾燥場ドライミル


タイのコーヒー収穫体験⑰乾燥場

今日は、コーヒー豆が出来るまでの大切な工程のひとつ。
乾燥 です。

この広大な広場は、パティオ と呼ばれる乾燥場です。

これまで見てきたタイのコーヒーの収穫工程は
収穫→貯水槽にコーヒーチェリーをつけ、不純物を除去→果肉除去、水洗いし、ぬるぬるをとつ。
そして乾燥場へ。

ナチュラルの場合は、コーヒーチェリーごと乾燥させます。

乾燥。

以前までは、家の天井屋根にコーヒーを天日干しするのが主流でした。

(現在ではあまり見られなくなりましたが)

コーヒー豆の乾燥方法によってコーヒーの美味しさが決まるとも言われるこの天日干しの理想は8~10日間。

いい農園ほど乾燥がうまく、徹底してコントロールしていると言われています。



乾燥が進みすぎないように一番日差しの強い時間は(11時から14時)、カバーをかける!など工夫することで時間を調節することが出来ます。

パソコンによって風土計、湿度計、温度計、日射量を数値化し、予測している農園も有るそうです。

このパティオでは、夜間、雨降り、必要のないときは豆にカバーします。

この乾燥処理
機械乾燥も出来ますが、
天日干しが最も美味しいと言われています。
機械は珈琲に熱を与えてしまい、ダメージを与えます。



強い日差しのなか、乾燥場では、コーヒーを満遍なく広げる作業が行われています。







一番いい乾燥処理。

太陽に向かってまっすぐコーヒーを広げます。太陽に当たる面積が増え、効率よく光が当たります。(まぶしい(*`・ω・)ゞが)

時間経過と共に、光のラインが変わるので、豆のラインも自然と変わります。常に満遍なく太陽が当たるように❗
労働者の方がきちんとやっているかすぐわかるそうです。










ここで川島さんが、豆をかじって乾燥チェック。

熟練したものは、触るだけで水分量がわかるそうです(;・∀・)








真似してかじってみました。
柔らかい、固い…色々違いました。


このパティオには、未成熟や、不純物の多いくずとなった豆も天日干しされていました。このコーヒーは、品質的には問題がありますが、一応精製されます。





ここは、カバーをしての乾燥場。これも変形型天日干しです。
天日干しも色々あり、このようなカバーで乾燥させる方法、カバーをし、両側をあけ、風通しをよくして乾燥させる方法(より良いといわれている)

国によっては、収穫期に雨季があるコロンビアなど、そういった国で利用されている変形天日干しです。

理想の水分量9から12パーセント。
12%以上だと水分量が多く劣化が早く腐食が早いのです。

乾燥した9%以下であると、割れる豆が多くなってしまいます。

産地で収穫されたコーヒー豆は、輸送中にも水分量が変化。一概に最初のクオリティーを維持できるか?というととても難しいものがあります。

船で長距離移動だと水分が高くなったり、暑さで劣化したり。

コーヒー豆が日本に入ってくるまでにも色々な死角が見えてきます。

ミカフェート、川島さんの取り扱う珈琲豆は全て空輸か、リーファコンテナで日本に運ばれてきます。

それだけ大事なんだと伝わってきました。
見えないだけで乾燥は盲点。

お米とやっぱり似てます❗






そんななか、珈琲豆の大敵、害虫
ベリーボアラーを発見!!

実際に見せて頂きました。
黒いちょぼ。
ちっちゃい。
ベリーボアラーは、珈琲が好きで近年、ハワイのコナ農園で話題となったあの虫。

大変な被害が出ています。
ひとつのコーヒービーンズに100匹はいるといわれ、なかなか死にません。

チェリーのなかで行き、土で生き、麻袋や袋の中に生きて次々とコーヒーを襲っていきます。

後処理が大変です。

ベリーボアラー↓



もっと大きいのかと思ったのでこんなに小さくて拍子抜け_(^^;)ゞ
蟻のようです。

これがうわさのベリーボアラー。

こんなに小さい虫。

やっつけるのはさすがに大変ですね。

タイのコーヒー収穫体験⑯苗床

タイのコーヒー収穫体験⑯苗床

今日は、コーヒーの木の種を蒔きます。

こちらが、(上の写真)コーヒーの木の種苗です。

発芽しやすいように土が整えられています。

ここで巻いた種が発芽し、双葉が出ます。

芽がでたら、双葉の状態でポッドに移し変えます。

成長に必要な栄養素を肥料にいれて植えます。

更にポッどの状態で大きく成長するまで育てた後は、選りすぐって元気そうなものをコーヒー畑へ植え付けます。

植え替えて3年ほどすると乾季の終わりの雨季。

雨が降ったあとに白い可愛らしいお花をつけます。

ビックリするほど良い香り。ジャスミンのよう。

芳香な香りも3日ほど。花はすぐしおれそのあとにコーヒーの実がなります。最初は小さくどんどん膨らみ真っ赤なチェリーに。

約半年。

種苗で活躍する川島さんの持っている道具。

いったい何に使うのでしょうか?

実際にお手本を見せて頂きました。種苗作りに重要なもの。


そうです!

均等に土を掘ります。5センチ間隔。

深さは約1センチ。

このライン状にコーヒーの種を巻いていきます。





青くなったコーヒーの種。

一晩薬につけ、発芽を促します。

またコーヒーに菌がつきにくくなります。種はおへそを下にして重ならないように巻いていきます。実際にやってみると、手が滑り大変でした。

ここで発芽した苗は、肥料を与えある程度大きくなるまで育てられます。肥料は、窒素を葉の成長のために、根が伸びるようにリン酸を与えます。ひとつの苗に決まった肥料をきちっと与えます。

肥料をやる際は、苗の周りを木の杭で少しほぐします。

肥料は、ビール瓶のふたにいっぱいぶん。

計量せずとも図ることが出来ます。

根には肥料は直接与えないようにします。蒔いた後は馴染ませ出来上がり。

ビール瓶のふたの利用するなど、川島さんは現地で必ず手にはいるもので工夫することが大切だと言います。


苗床には順調に育てられた色々な品種を見ることが出来ました。去年の9月に苗を植え替えたものだそうです。















新芽の色のグリーンの違い。みんな一緒に見えますが…

川島さんは、ここで違いが出ると(^-^; 



















こんなに沢山のコーヒーの苗木。

これから楽しみですね。

早く大きくな~れ♪(^_^)v

タイのコーヒー収穫体験⑮チェンライのカフェ


タイのコーヒー収穫体験⑮チェンライのカフェ
ここは一緒に連れて行ってくれたガイドの アンさんが一番のおすすめ

The Roast Drip Bar

愛想のいい店主さんは、焙煎も店内でし、座って飲むテーブル席の奥にはまたオーナーのラボ的なお部屋があります。

サイフォン、水出し、ハンドドリップ、エアロプレスなどがあり、お客に提供しているのだそうです。

勿論メインは、エスプレッソメニューであり、マシーンで淹れています。

オーナー一人と奥さんらしき人、他お子様も発見。

珈琲好きがよくわかる微笑ましいお店でした。



ロースターです。

販売されている珈琲豆は、フレッシュでした。

浅目、中煎り

他タイ以外の国の珈琲豆の販売もしていました。





珈琲は、ハンドドリップしてくれます。ハリオ、温度計付きのドリップポット。

ハリオのスケール

アカイアの高級なアプリと連動型ドリップスケール



器具沢山販売してます。


この方がオーナーさん


ハリオV60で淹れてくれます。

まずはペーパーを濡らしてから。



かなり浅いロースト

タイのコーヒー ティピカ種

少量しかないので販売はしてないのだそうです。

そんなとっておきの珈琲を淹れて頂きました。



コーヒーミルを買うお金が…!

という事で個々で出てきたのはハンド手回しミル。

ザッセンハウスミル







ドリップは想像していた以上に、きれいに丁寧でした。

蒸らしのゆっくりさは日本で見られるスタイルとかわりなく思います。


動画でも一部始終をお楽しみください。↓





なんとなく、これからもぐんぐん伸びそうなお店でした。チェンライにいくときにはまた寄ってみようと思えるお店でした。

之が買ってきた珈琲豆。


袋には、ビーンズをセレクトし、焙煎、そして抽出 とわかりやすく絵で示しています。

エリアはチェンライ

プロセスはフルウォッシュド

焙煎日 1月11日

200g 200バーツくらい 800円ほど。
新しいです。浅煎りをチョイス。



数数の口コミも投稿されてます↓ 
評価高いです。観光客他地元の方からも親しまれているようです。
(トリップアドバイザー引用)
「コーヒー思えすればここに行ってみてください。それ以外かもしれません、 1 時間は、それぞれビーンズのを試してみてください。 食事はしないでください。でも、素晴らしいコーヒーそれを補ってくれます。 コロンビアとうまく調和している私のお気に入りでした !!

「ためのさまざまな方法がしっかりとしたコーヒーが料金に含まれています。 最高のカプチーノもさほど遠くないタイ北部のを楽しみました。 残念ながら、コールドドリップ私が行った日は、コーヒーなどを入れる給湯ませんでしたか、 " もう 1 時間しましたかもしれません !」

「このカフェはとてもモダンで、定員はエアコン、 WiFi 接続、設備充電と私が用意される今まで過ごした最高のグリーンティーラテ ! は、ブレイク市内から離れて行くのに素敵な場所です。絶対またここに戻ってくると思います !!" 」

THE  ROAST

COFFEE @ CHIANGRAI

Sankhongluang Rd,Mueang Chiang Rai.

Tel 088-7000762





タイのコーヒー収穫体験⑭チェンライのカフェ



タイのコーヒー収穫体験⑭チェンライのカフェ


緑の木々に覆われ、駐車場つきのこちらのカフェ


 「COFFEE SHOP」


Doi Chang Fresh Coffee

チェンライの中心部の交差点にあり、かなりの老舗のようです。何店舗化チェーン展開しているお店。


チェンライ カフェ と検索するとかなりの高い率で口コミ投稿が上がってくる人気のお店のようです。


↓ 口コミ例
(トリップアドバイザー 引用)
「バンコクでは良く見かける様になった原住民?おじさん顔のマーク。エカマイ店やゲートウェイ店が利用しやすいですが、せっかくチェンライを訪問したので本店とも言えるべくお店へ行ってみました。ナイトバサールからも歩いてすぐの角に店を構えているのでわかりやすいです。Doi Chaang村のコーヒー豆は質が高く、アメリカやヨーロッパをメインに輸出してるらしい、一部日本でも...」



「コーヒーは60bぐらいから。 おいしそうなケーキも並ぶし、wifi freeでつながる。たまに猫もいてかわいい。時計台とナイトバザールへ行く道の交差点にある。ナイトバザールまでにのんびりするのもよいかと
オリジナルスイーツ」


焼き菓子、クッキーなど 他には美味しそうなケーキが並んでいます。


エスプレッソや、ハンドドリップの器具が並んでいます。

銅製品が多く、こだわりがあるようです。


先にいオーダーし、テーブルで待ちます。
出来上がったら持ってきてくれるセミセルフスタイル。




ミネラルウォーターも充実。


タイではやや高めのエビアンが沢山並んでいます。


面白い器具も発見。


器具や珈琲豆、オリジナルロゴ入りのTシャツにアクセサリーや指輪も販売してました。



定員さんは、広い店内をまわり、気配り。


愛想がよく、日本人でもわかりやすく話かけてくれました。




こちらがメニュー。
エスプレッソメニューがメインです。





ボリュームたっぷりのケーキ



珈琲器具

ティアーモ 台湾のメーカーらしい!?


物販にも力を入れてそうな棚です。

この袋に入ったオジサンマークが ドイチャン 珈琲の ロゴ




エスプレッソマシーンにもロゴ入ってます♪

忙しいお店です。

メニューにはハンドドリップがなかったのですが。


ハリオで、4分かかるけど淹れてくれると出してくれた ハンドブリューイングコーヒー


私がオーダーしたのは、ピーベリー


他にはプレミアム という種類があるらしい。



店内に、テラス席もあり、天井が高く広々 


緑が多くリゾートっぽいですね。

いくつか賞状!?らしきもの発見。沢山あります。




入口も入り組んでいます。森の中へ入るイメージ。


一緒に行ったスタッフ脇坂 です。(焙煎課)



タイチェンライで初のカフェ体験。

エスプレッソが主流であり、ローストもそれに合わせているようです。

ハンドドリップは160バーツ エスプレッソはその半額以下 ハンドドリップはエスプレッソよりも高い!


日本円で640円 高級嗜好品です。
スイーツやフードも充実していたので、ちょっとしたご飯やさんといった感覚でも入れるレストラン的雰囲気。
飲食の形態としては、幅広い方に親しまれそうですね。

珈琲のレベルは、中 という評価が妥当かもしれません。







タイのコーヒー収穫体験⑬チェンライのカフェ

タイのコーヒー収穫体験⑬チェンライのカフェ

タイ北部
チェンライでは、まだまだ珈琲文化が普及敷いているとはいえませんが、いろいろな形態のカフェが点在しています。

こちらのカフェは、なんとなく白黒を基調とし、雑貨がおしゃれに並ぶ、見た目の通り斬新なカフェです。

英語で大きくかかれた文字。

店内にも壁などに動物の絵や文字が描かれています。

アートな空間。

このお店のオーナーさんはデザイナーだそうです。

なんとなくおしゃれ。





絵が飾られています。



ドリンクとケーキがメイン。






お花も生けられてます。



メッセージらしき文字



明るい店内と、なんと若くてかっこいい男の子たちが定員さんです。

エスプレッソメニューが大半。
他ジュースやデザートドリンクが多い。

若者向け

今回はアイスアメリカ―ノをオーダー。





テイクアウトがメインのようで、席数は少なめ。
テーブルには、WiFiの案内が。

普段気が付きませんが、やはり海外に行くと通信はこのWiFiがあると助かります。





小さいですが、定員さん見えますか?

おしゃれです。写真撮るときもサービス旺盛。



珍しく、メニューもカラー写真付きで日本のおしゃれなカフェのよう。
ボリュームたっぷりのスイーツが気になります。

アメリカ―ノ 90バーツくらい!? だったはず。
日本円で360円 

やや高めかもしれません。







お冷グラス おしゃれ。
冷えたお水が出てきます。珍しい。



皆でシェア。



詰めたいアレンジドリンクが充実してます。
カラフルで、見た目に可愛い。



デザイナーズ カフェ。このメニューだけ見ると東京といってもわかりませんね!

田舎と言われるタイのチェンライで一際きらり

若者向け カフェ でした。

タイのコーヒー収穫体験⑫ウエットミル「精製」

タイのコーヒー収穫体験⑫ウエットミル

コーヒーの木


そしてコーヒーの実


赤く実ったコーヒーの実はさくらんぼに似ていることからコーヒーチェリーと呼ばれています。



実を積んでよくわかりましたが、コーヒーの木には、真っ赤に熟したコーヒーチェリー、熟視かけ、完熟、そして渦完熟‥

色々な状態のコーヒーチェリーが混ざっています。

収穫期は、沢山のチェリーを摘まなければいけません。

収穫の仕方は、産地によって異なります。がブラジルでは人力以外に、自動収穫機を使っていますが、多くは手摘みです。機械は、傾斜面が困難であり、お金もかかります。傾斜地に植えられているタイでは人力による方法が見られました。

手摘みによる良いところは、完熟した実がわかること。

ですが、手摘みといっても熟した実だけをつむとは限りません。

実際に、暑さの中チェリーを選りすぐって傾斜面をアップダウンするのはとても重労働です。

収穫期が来ると一斉に収穫しなければ行けないので、その時期だけピッカーを雇うことも有るそうです。

作業効率を重視したり、ピッカーの資金は豆の重量に比例しているので、青い実も沢山混じっています。

タイでのコーヒーの収穫期は11月から2月
コーヒーの木は、雨の降ったあとに開花します。タイでは、降り続く雨というより、1日に1から2度まとまった雨が降ります。

花の開花後、実がなり時間をかけてふっくら大きく成長し真っ赤なチェリーになります。

同じ木でも、成熟度の異なるチェリーが存在するのでそれを選りすぐりかつ沢山摘むのはとても大変です。

青い実は、未成熟と言われています。リンゴに例えると分かりやすいでしょうか。青いリンゴに甘味が少なく渋味があるようにコーヒーチェリーも歴然とした差が出ます。

更にその摘んだ後がとっても大変。

何故ならば、摘み取った生のコーヒーチェリーは、腐敗が進むので、(フルーツと同じ)
保存が出来るように、流通に耐えられるように、チェリーの中から種を取り出さなければ行けません!

1つのコーヒーチェリーの中には、2つの種が入ってます。

これが私たちの知っているコーヒービーンズ。

5キロのコーヒーチェリーから1キロのコーヒービーンズが出来ると言われています。

方に大きな袋をしょって中に沢山のチェリーを摘んでいた方を見ました。約30キロほどあるようです。つまり約6キロ分のコーヒービーンズが出きる量です。

賃金は1日30キロ積んで、200バーツ、約800円。

重労働の割りに賃金が安いのが現状だそうです…



摘んだチェリーを向くと、果肉、果実の部分や種に付着したぬるぬるっとした粘質物(ミュシュレージ)が着いています。

このぬるぬるを取り除くのが大変です。

ぬるぬるをとった状態で保存します。

皮を向いて果肉をとり、ぬるぬるをとる方法が、産地によって違い、そこにユニークな風味が生まれると言われています。

自然乾燥式と言われるチェリーごと乾かし精製するナチュラル、果肉除去し発酵層に入れ滑りをとり、水洗いする水洗式、フルウォッシュド。

その中間の、果肉除去後、滑りをとらずに乾かすパルプドナチュラル。

産地によっって、お水や処理上の機械の手配など問題があるため精製は、お国事情が絡んで来ますが、最近では、コーヒーに意図的に独特の風味を出すため、精製を色々試している農園もあるようです。

類いまれな風味特性は、高値で取引されることが多く生産者にとっても利点があるのです。

近年、パルプドナチュラルのなかでも更にぬるぬるを残す割合をかえ、香味を調節しています。
ハニー精法と言われています。
イエローハニー、レッドハニー、ブラックハニーとぬるぬるを残す割合で精法名が変わります。

今日は、夜間にかけてタイではどのように収穫後の精製が行われているのかを夜までかけて実際に見学しました。

先ずは、昼間収穫したチェリーが集まってきます。



重たそうです。


水に浸けて浮いてくる未成熟チェリーと木屑など不純物を取り除きます。












チャレンジしてみました。
量が多いと大変です。



更にウォーターチェック後は、手選別。
未成熟や異物を目で見て弾いていきます。




チェリーが完全に赤くなっているものは合格ですが、白っぽい青いもの、虫食いははじきます。

これはイエローチェリー。
👌だそうです。健康そうであれば!




















結構とりましたが、キリがありません!
腰も痛くなり(^-^;




ちらっと周りを見渡すと現地の方がささっと手際よくこなしてました。








これが、より収穫したチェリーが美味しくなるようにしていることのひとつ。未成熟を弾きコーヒー全体の品質をあげること。

選別後は、袋詰めして、キロ数を計りいよいよウェットミルへ。

その日のうちに行います。


ウォーターチェックと選別↓





場所は移り、夜間。
ウェットミルへ。
ここでコーヒービーンズが取り出されています。

荷台に沢山積まれたコーヒー豆。
先程見学したエリアの豆もここに集まっています。

重量検査、更にここでも少し豆を救い品質をチェック。生産者名は袋の中に記載されています。どの生産者が何キロなどメモを録っています。



















このように流れ作業で、混ぜられて精製されています。

この工場では、機械がフル稼働しかなりの音です。

機械で、皮が剥がされ、果肉除去され、同じような重さのチェリーが分けられて出てきていました。

ここで使われる大量のお水は、また再度使われているそうです。











































スピードと機械による連続的な動き。
見て見るとチェリーから果肉除去される様子がわかります。

ウエットミルその1



ウエットミルその2



ウエットミルその3



ウエットミルその4


こちらのウェットミル、工場もまだまだ改善の余地があると川島さんは、言っています。

毎日9時半頃まではこの作業に手がかかるようです。

収穫後の精製処理。

この日は、早朝から夜間までのフル研修でした✨

タイのコーヒー収穫体験⑪アカ族集落訪問



タイのコーヒー収穫体験⑪アカ族集落訪問

ここは、タイチェンライでも、更に北上。ミャンマーとの国境に来ています。

もうすぐ数メートル先は、ミャンマーです。

Border of Thailand and Myanmar

勿論、ここは誰でも入れる区域ですが、むやみに入ってはならない場所や、写真を撮ることもだめなアングルがあり…

軍隊もすぐそこ。

ちょっと緊張します。

記念撮影。



あの策を超えるとミャンマーです。

ミャンマーでは、いまだにアヘン栽培がまだおこなわれている区域もあるのだそうです。

なんとなくあれかな!?と気になる植物も見えてきます。



山々が見渡せます。宏大です。

木になるのぞき穴らしきものを発見。↓





野生の犬です。

タイでは狂犬病予防接種をしてない野犬が多く、触ってはいけない! という事です。

が人懐っこく近づいてきます。


皆気になって覗いています。










皆さんもよく聞いたことがあるのではないでしょうか?

少数民族 と言われる方々。

タイ北部。きれいな山岳地帯、ミャンマーやラオス、タイの国境付近には、タイ人でも、ラオス人でも、ミャンマー人でもない。

国籍を持たず、独自の風習や習慣、言語を持ちよりよい生活を求め暮らしている人たちがいます。

現代社会とはかけ離れ、何処で暮らしても各民族の独自の風習を古来から守り暮らしている。

今回言ったエリアには、ミャンマーとタイの国境。

アカ族とラフー族の集落。

訪問はアカ族をしました。アカ族は中国系、ラフー族はチベット系と言われています。

他にも世界で有名な首長族。テレビで見た事があるでしょうか?

耳たぶに大きな飾りをつけ伸ばしている、首に真鍮の飾りをはめて首を長くしているビルマ系のカレン族も少数民族の代表です。

ここが少数民族の集落です。

同じような造りの家があちこちにこちょこちょっと。

家の庭に咲いている木のようにコーヒーの木が沢山ありました。

お家のコーヒーの木を家族みんなで世話しているのかな?とうかがえます。


珈琲の木↓ 家の庭にある!?よう

天日干し豆が見えます。



無造作に沢山コーヒーの木を発見しました。




この小さな道を下っていくと集落に入っていきます。



なんとこの集落の入口らしき場所に、カフェ



エスプレッソコーヒーを淹れてくれました。



エスプレッソしかありませんが、抽出器具が並んでいます。

ハンドドリップ、エアロプレス、サイフォン。



グラインダー



エスプレッソマシーン



デミサイズよりやや多め 60~70cc位 入ってます。それほど濃くなく飲みやすいエスプレッソでした。このエリアでとれるタイの珈琲豆を使用しています。



賞状が沢山、コンペティションなど。珈琲に色々取り組んでいるようです。







気になってみたこれ、真っ黒の珈琲豆がそのまま植木の肥料のように使われています。



ブルーシートにコーヒーチェリーがそのまま干してあります。







収穫したコーヒーチェリーをそのまま天日に干し、乾燥したら、脱穀します。これがナチュラル。乾式と言われる方法です。

なんとなく見たらわかるように、見た感じ木くずなど異物がまじりやすいのも特徴です。



果肉を除去した後に乾燥させている豆もありました。



特に処理場といった施設は見られず、各家庭で、このような処理が見られました。



天日干ししてありますが、成熟豆もそうでない豆も色々といりまじっています。


手に取ってみました。


完熟しきったコーヒー木も自然に生えていました。道を歩いていると無造作にコーヒーの木が沢山生えているのがわかります。

色々な品種がいりまじってそうです。





独特の家が立ち並んでいます。



珈琲豆を収穫後処理する道具もあります。





高床式のお家が点在しています。

之と言った扉が見えず、オープンに見えます。




どこの家庭にも、沢山の鶏が放し飼い!?にされているよう。鳴き声がうるさく、雛鳥も発見。



村長さんが、焙煎機を見せてくれました。



小さい焙煎機と大きい焙煎機。
大きいです。







温度計、煙突、メーター

ガス








おおきいものは30㌔ほど焙煎できるのだとか。
卸もしています。






焙煎室周りには、なんと野犬が多く。

おだやかで、のんびりしてます。コーヒーの香りが好きなのでしょうか。





これはタイのタクシー。沢山人が乗っています。

村長さんの説明によると

このエリアのアカ族の集落では、約90世帯 500人の人々が生活をしています。

宗教は仏教ではなくアカ族独自の宗教を信仰しています。

自給自足の生活のため、各自お米を作り、動物のエサ用にトウモロコシを作っています。そしてアヘン栽培は現金収入のために育てています。

このエリアに沢山あった、珈琲の木は、ドイトゥンプロジェクトが始まる約8年前から始められ(1980年ごろ)、今では、生活費の95%がコーヒーによって収入を得ています。

主に親戚や家族がグループとなり5つに分けられます。珈琲をグリーンビーンズ、生豆で卸したり、焙煎豆で、そしてパーチメントの状態で卸たりして収入を得ています。

最初に、この地でのコーヒー栽培を進めたのは、タイ政府でした。アヘン撲滅のために進めたのがドイトゥンプロジェクトの8年前 という事です。


村長からアカ族とコーヒーの事を聞いた後は、民族的なお話をききにアカ族のスピリチャルリーダーに会いました。

アカ族の神聖なリーダー、こちらの赤い服をきたかたです。現在アカ族の村も色々ありますが、こちらの村では、昔からのアカの風習を守り続けています。中には、いろいろな宗教が入ってきてもう色々な儀式をやってない村もあるそうです。

このリーダーは、祭事ごとをつかさどっています。

村の入り口には、日本の鳥居と同様の門が築かれ、写真右には男性と女性を象徴する木偶が村の神様として祀られています。悪霊や疫病から守り、子孫繁栄、穀物の豊作などを祈願するもの。





そうそう、このように
少数民族の中でもアカ族は、特にスピリチャルなものを大切にしている事で知られています。

あらゆるものに精霊が宿ると信じていて、独特の風習が存在します。

こちらが一番有名な巨大ブランコ

実は、そう簡単に触れません!

8月に儀礼に使う時以外は、

振れてはいけない

くぐってはいけない

乗ってはいけない…お約束事が沢山。

万が一その時期以外にその習わしを破ってしまった場合は、この村に災いが…(・_・;)

と聴くだけでひやっとする内容でした。触った場合は、特別なお祓いが必要になるそうです。

大ブランコ乗りの儀礼これは、伝統的なアカ族でしか見られない大儀式。今となってはその謂れもいくつかあるようですが、豊作を願って稲が風に揺れるのをブランコにイメージしたのだとか…色々ありますが、儀礼は4日間行われます。


8月 田植えの直後、ちょうどお仕事にゆとりが出る頃セレモニーは行われます。4日間あるうち1日目はお祓い、2~3日目はブランコに乗るため補強します。そして最終日4日目。やっとで乗れます。皆で乗りますが、主に普段働き者の女性の娯楽用に使われます。

4日目の最後のブランコが終わると、再び縄は木にしっかりと結び付けられます。このブランコのセレモニーは、伝統的なアカの村でしか現在は行われていません。

巨大ブランコ





コーヒー豆を天日干ししています。




収穫したコーヒーチェリーを、ウォーター検査。


良いチェリーを選別中です。女性ばかり。

アカ族の女性は温和で、働き者。と言われています。



男性は、大きな袋にチェリーを詰めたものを車にのせ運んでいます。







おやおや、珍しい光景を発見!

これは…




見えますか?大きな楽器のようなものを加えている男性。



そうです。これは水たばこ。



この地域の煙草の吸い方の一つ水タバコ。

水パイプを使ってすうタバコ。




真似して見てますが、中々難しいらしい…(・_・;)



かなり美味しそうにすってました。ちょっと吸ってみたい気もしました!



タイのコーヒー収穫体験⑩アカ族集落訪問

アヘン栽培からコーヒー栽培へ変わりつつある、アカ族とコーヒー栽培の関係でした。




タイのコーヒー収穫体験⑩森林再生事業



タイのコーヒー収穫体験⑩森林再生事業

タイの珈琲を知り、そして今回は、失われた森林をどのように復活させたのか!?

タイでかつて深刻化していた問題に、焼き畑農業があげられます。森林を焼きはらい、その場所に農業を。


かつて、アヘン栽培が盛んに行われ、この地は、不毛の地に。

タイのドイトゥンプロジェクトにての森林再生事業。


この取組に携わっている森の博士が登場です。マーティンさん。


マーティンさんは、このエリアで森林の研究、植樹などを行い、どのような木々がこの土地に合っているのかを調べ、実際に植林をしている方です。


森、普段はあまり意識しませんが、森林は私たちの生活にとても大切なもの。災害防止、生前環境の保護、必要な資源の調達、水源の確保、土砂災害の防止、水害の防止…更に住んでいる生物に餌を与え、生態系のバランスが保たれます。


生物多様性。


タイでは、かつてアヘン栽培にて焼畑農業が盛んに行われていました。焼畑農業、山火事によって失われた森林地帯。


そして、雨季に起こるスコールによる洪水被害。


悪循環の続く中、政府が森林保全に取り組みを始めました。

マーティンさんは、25年前に松の木を主に植樹しました。成長も早く、寿命も長く丈夫な松はどんどん育ちましたが、何年か立ち、その他の問題点も見えてきたと言います。




新たに植えた木の目が出てこない事。




小さい木が松の木に邪魔されて育たなくなってしまったこと。




土壌は、通常の100倍くらいに酸性化してしまう事。




之では、他の植物の妨げになったりすることでは、生物多様性にはならない! とわかりました。

そこで松の木の植林は、やめることになったそうです。

新たに研究を始め、かつてこの地で植えられていた木の品種をすべて調べ上げ、データを整理しました。


なんと1200種類もあったそうです。更にどの標高の土壌のどの種類を植えるといいのかも詳しく調べました。


低地には低地の木を。


高地には高地の木を。


マーティンさんは、5年前、自身で新種の木を発見したそうです!(このエリア)

そして現在続いている植樹エリアが今私たちがいるところ。


川島さんのサプライズ!でなんと今から山へトレッキングに(^_^;)


結構ワイルドなトレッキングでした。危ない場所が沢山。


途中、かわいい珈琲の木が規則正しく植えられていました。


ドイトゥンプロジェクトにて川島さんに習ったテラスづくりを利用して、規則正しく、同じ感覚できれいに植えられた珈琲の木。


等高線に合った珈琲の木を見る事ができました。




大きな木が影となってシェードしてくれています。







マーティンさんの植樹エリア。

昨年、山火事で失われたというこのエリア10ヘクタールに木を植えたそうです。焼失された箇所には、かつてあった木を再び植えます。




もとに戻す。


なみなみならぬ道のり。




今年は80ヘクタールを植樹する予定を立てています。






将来的には松の木を何とかしたい。


と熱く語る森林博士 マーティンさん。





この日は、朝から作業が多く、結構疲れてはいましたが!(-_-;)


約1㌔コースの山道トレッキング。 今回参加者は登山愛好家が多く、皆生き生きしてました!★☆[^^]


マーティンさんもにっこり。山大好き。



タイのコーヒー収穫体験⑨完熟チェリー収穫競争




タイのコーヒー収穫体験⑨コーヒーチェリー収穫競争

ドイトゥンのコーヒー開発エリアを見学したのち…。


コーヒーの木になるコーヒーチェリーを実際に摘み取る収穫体験をしました。とはいってもどれでも摘めばいいのではなく、完熟チェリーを探せ! と各自20分間のうちにどれだけ収穫できるか競争することに!


標高の1000m付近のコーヒーの木。少ししか実がなってなかったため、計画変更。更に山奥へ入っていきます。


標高1200m。珈琲の木を発見。かなりの傾斜地でした。



最初に積み方のポイントと指導を受け…

↓これはカウントされません!↓ 緑の部分、幹部分が一緒についてきたら、次のチェリーができなくなるので。


完熟チェリーはこちら↓

赤いけど、深みのある赤。 フルーツと同じですね!少し柔らかい。


実はこんな風になっていますが、青っぽいものからうっすら赤。完熟しているのを見つけるのは大変。




この木はまだまだダメ。


結構高い所まで上ると美味しそうな木がありました。


熟しすぎたものは、赤から黒っぽい赤褐色へ。
ブドウのようです。


試しに積んでみたけど、結構、難しいです。きれいにとるのは…

完熟しているのもは、大きさもふっくら。


よーく見ると虫がいっぱいくっついています。



チェリーの段階で虫食いも沢山ありました。これは摘まないでおきました。

中身が食べられスカスカになってそうだから。


皆真剣です。



松崎は、チェリーを見たり色々してたら・・全然詰めず。


他の人はかごのなかにいっぱいに積んでました(・_・;)


要領のいい人は、すぐに美味しそうなコーヒーの木を見つけて沢山摘んでました。


速い。


この機は完熟してて、沢山の人が群がるように積んでました。


同じ社内で一緒に行った脇坂さん。筋がいいので、きっと農業できます。



小さなありのような虫。沢山煎るのは完熟した木に多く、やっぱりすぐ香りなどでわかるのですね。










20分間終了。一斉に終了。その後収穫量を検査されます。

これは完全にだめ。


大きな穴。虫食いです。


各自収穫したコーヒーチェリーは、水の中で、浮かないかチェックされます。中がスカスカのものは、水にうき、はじかれます。




せっかく収穫したのにここで減り・・・








減った(・_・;)!




一粒位はじかれました。


之だけ。↓




その後、更に、目で見てチェック。

チェリーが青っぽかったり、うっすら白っぽいものは却下。

厳しい(><)
チェリーが、完全に赤いものだけが残ります。


大きなヘルスケーターが用意され、最終チェック。


さてさて何g!?



松崎若干針が揺れる程度(・_・;)


計測不能…10g強…少しおまけしてもらいました。

之だけで10g。案外チェリーは軽いのね・・・

皆チェック。


20~30gが多く、中には80g以上100g代に言った方も!



誰が1位!?


なんと優勝者には、豪華なプレゼントがドイトゥンの方から用意されていました・・・


優勝者はラオスから参加した方。実際に珈琲に携わっているプロです。

参加者の中には、ハワイで農園を営んでいる方もいました。
実際に収穫する際は、1日に何十㌔gも。1時間に3㌔ほど積まないと生活費が出ない。


という裏事情もきき、珈琲栽培や収穫はとても大変と重労働さを知りました。


ちょっろ、皮がむけたチェリーを剥いてみました。


ぬるぬるっとした粘液質のなかに、種が2つ入ってます。これが珈琲豆。


精製すると生豆です。

臭か羽後は、そのまま放置すると腐るので、すぐに処理が必要です。その日収穫したものクウォリティーチェックを終え、夜精製されます。


現地の指導員の方たちです。色々指導していただきました。





私たちが摘んだチェリーはアラビカ種のコーヒーの木。

ですが、途中、大きなロブスタの木を発見しました。


コーヒーの木。体長も大きくみえ、葉の大きさ、つき方(垂れ下がっている)、葉のボリューム、節間が違います。


実がなっています。ちょこちょこっと均等に、等間隔に規則正しくなっています。

お花は、桃色。可愛らしい。

花が咲いています。


実がなっています。


完熟もしてます。


コーヒーチェリーは小ぶりで可愛らしい。

葉っぱです↓ 大きく、絵に描いたように、歯の筋がはっきりとでています。

実のつき方。ちょこちょこっと。



蕾も発見。開きかけています。先の方が新芽で蕾が多く、奥の方は実がなりすでに終わっています。

結構元気そうです。





思わぬ、ロブスタ種との遭遇に、ここで川島さんの説明が始まり…ロブに関するお話を聞きました。↓
葉っぱが大きい。肉厚の葉。アラビカ種が直受粉性、アラビカ種の珈琲の木以外は、よそからの花粉が来ないと受粉できない。つまりロブスタ種の木は、よそからの花粉が来ないと受粉できない。

ロブスタは、土の中にいる線虫に強いので、よくアラビカの木を守るために、並べてアラビカの木と植えられるのだそうです。(ガテマラなど)


ハワイコナの場合は、線虫が強くロブスタ種も負けてしまうので、リベリカ種を植えるそうです。アラビカ種の原産地エチオピアの国境からスーダンの国境あたり。ロブスタ、カネフォーラ種は、西アフリカから中央アフリカにかけて。

ブラジルでは、アラビカ種がコーヒーの生産量の3分の2ほどでロブスタ種が3分の1を占めるようになってきています。
ブラジルでロブはコニロンと言われています。本来の植物学的分類では、アラビカ種と並ぶのは、カネフォーラ種。ロブスタは、カネフォーラ種のロブスタ亜種 ロブスタ種ではなく。そもそももとは、コーリロイ。カネフォーラ種コーリロイという品種。コンゴのコーリロイという川沿いに原生していたことから名づけられました。コーリロイをブラジル人が間違えて読んで、コニロンになったのだそうです。なので、コーリロイとコニロンは同じ。



突然変異。


珈琲の木もさまざまな品種があるのですね。美味しさの他にも、強さ、成長力。


環境に強く、病害虫に強く、収量があり、美味しい珈琲があれば。

それにしても、ロブスタ。


本当に見るだけで生命感があふれていました。丈夫そうです。
















タイのコーヒー収穫体験⑨完熟チェリーを見つけ、ロブスタ種にも遭遇。

頭と体フル稼働でした!

タイのコーヒー収穫体験⑧テラス作り



タイのコーヒー収穫体験⑧テラス作り

タイのコーヒーカレンダーを確認しつつ、実際に川島さんが技術指導し、改善されたコーヒー栽培地を見てきました。

まずは、現地のこの上の写真の若い方々。

ドイトゥンで活躍されている現地指導員の方々です。

少数民族である、アカ族、ラフー族、そしてアカ族とラフー族のハーフの方など。現地のタイの産地の一線で、珈琲指導を行っています。ここで学んだ知識は研究などの結果をものにし、自分たちの住んでいる村に戻り、年配の方に村での栽培方法を教えています。

と言う意味では、若い指導員の方が多いというのはとても意味のあることで、今後の未来にもつながります。
川島さんは、ここで、技術指導をしてますが、一つ一つの事をきちんと守り、継続し、ただ無造作に生えていた珈琲の木の栽培地もきれいに整ってきているという成果が出ています。

若いので、柔軟にうけとり、新しいことにチャレンジしてくれるのでとても助かっている…

教えたことが、きちんとできている。という事ですね。

川島さんは、この地で、コーヒーの栽培や収穫で大切な、植えつけ。

きちんと計画的に植える事で、収量を挙げ、収穫をしやすくするテラスづくり。タイの山岳地帯では、かなり傾斜が多く、植えつけるのも大変です。

樹と樹の感覚であったり、等高線にそった木を植える事で、収穫期がそろい、収穫の効率や仕事の効率アップ、作業性もアップ。

基本と言えば基本ですが…

コーヒーの木が植えられているエリアへ移動します。


標高は約1000m近い場所。

ここで、木を植える際に、大切な道具。水準器を使います。こちらの水準器を使い、傾斜地に水平に、均等の感覚で苗木を植える場所を決めていきます。



順番にしるしをつけていきます。

山なので、傾斜が大きく安定してません。

自分の目で見ても同じ等高線はわからないので、この水準器があると助かります。

こういった道具一つ、川島さんは、世界各国で、調達できるもので工夫して使います。現地で手に入るものでやらなければ…



水準器、目盛の中心にくるように。



松崎もチャレンジ。

結構重たいです。




適当にここかな?と思ったのですが…

全然あってませんでした。(・。・;


こうやって見ると傾斜しているのがわかりますでしょうか?







水準器を使った、等高線にそったコーヒーの木の植え付けを習った後は、実験的に植えられた8品種の珈琲エリアへ移動します。

昨年5月頃に植えたまだ、実験の初期段階のもの。

この地では、タイの気候や風土、土壌にいったいどんなコーヒーの木の品種があっているのか検証中です。育つ過程を含め、3年後の収穫期に豆となった珈琲をカッピングなど行い、結果を出すそうです。

楽しみですね。

このだんだん畑になった畑。

珈琲畑。

同じ等高線に沿って等感覚に珈琲の木が植えられています。

品種名も記入しています。

違う品種を植える際には、しるしとして、違うシェードになるような木を植えてわかりやすいようにしてあります。

見渡す限り珈琲の木。(まだ小さいですが)



均等に植えつけられています。



パライソ…品種名



珈琲の木でないものが違う品種と品種と間の印



沢山のわら。

土が乾きにくいように、水分を保つように工夫されています。



そっくりですが、品種によって、葉の大きさ、成長具合、節間まで違います。



小さく見えたティピカ。












違う木を発見。異品種の間に植えられたパキラ。




わらで覆われてますが、沢山の珈琲の木が計画的に植えられています。



かなりの傾斜地です。

こんなところで、作業や手入れするのも大変ですが、きちんとテラスづくりされているので、等高線にそって作業がしやすいよう歩く道が整えれられていました。






テラスづくり

等高線にあった道を作り、作業性が高まる。自然のもので、目印を作る。珈琲が上に上にのびやすいようにすることが大切。
8品種

カトゥーラ、ティピカ、トパジオ、ACAURA,PARAISO,CATIGUA,TOPASIO..似たような名前もありますが(・。・;.どんな違いがあるのでしょう…

発展途上のタイのコーヒープロジェクト。
何年か後には、結果がで、成果が出る事は確実です。
少しずつ、タイでのコーヒー産業も大きくなっていくと言えますね。






タイのコーヒー収穫体験⑦ドイトゥンのコーヒー開発

タイのコーヒー収穫体験 ドイトゥンのコーヒー開発

マカデミアンナッツ工場からいよいよ本題のコーヒーへ


ドイトゥンのコーヒー開発はどのように行われているのか?実際にドイトゥンエリアで珈琲開発に取り組んでいる現地指導員の代表の方に説明をしていただきました。

タイ人ではなくシャン族の方、ルアンさん。


こちらが珈琲の木

このエリアには現在800世帯のコーヒー生産者メンバーが300万本のコーヒーの木を栽培しています。

ルアンさんを含めて、15人のメンバーの農地指導員が各生産者を指導しています。



ルアンさん率いるチームでは、農業指導だけでなく、どんなふうに品種をよくしていくか、剪定方法、肥料のやり方など、実験や検証を行っています。勿論、開発実験エリアでやる以外に。実際に熱心な生産者が自分の土地を提供して試してほしいというものもいます。そんな中で実験にが改善やより良い方向に進み、それに値する代価をこちらが支払う事によって、他の生産者にとってもよりいいものを作ろう!と言う刺激になるという事です。 そういった自己啓発を生産者事態に促し、興味を持って取り組んでもらう事がドイトゥンのコーヒー全体をより良いものにする、レベルを上げるという結果につながるそうです。



そばには、バナナの木も植えられています。
大きな葉っぱがシェードになります。



主に、このエリアでは、カティモールという品種のコーヒーの木が植えられています。

ですが、カティモール以外の品種も植え、どの品種がこのタイのエリアに合っているのか?というリサーチもしています。

その品種実験については、ドイトゥン開発プロジェクトにて川島さんが指導し、昨年5月に8品種を植え、現在進行中です。

結果が出るまでには3年はかかります。

どの品種が、気候にあい、収量がいいのか?新しい試みをどんどんしています。

農業技術指導員として任命された川島さんは、現地の指導員を教育、いろいろな情報や技術を伝えています。今回のツアーでもその指導内容を見学させていただきました。

品種の実験では、中南米で病気に強い品種を持ってきています。

数年後に、収穫、精製、ロースト、カッピングまでを行いそれぞれに品質チェックを行う予定です。

成長速度、収量などを見極めながら、ドイトゥンのエリアに合った珈琲ができたらよりよい、新しいラインでドイトゥンコーヒーが販売できるようになります。




珈琲豆の品種は大きく分けてアラビカ種とカネフォーラ種に大別されます。
アラビカ種は栽培種の中で約7割以上の生産量をしめています、。カネフォーラ種はロブスタ種ともいわれ栽培種の3割を占めています。ロブスタはアラビカに比べ、、比較的標高の低いエリアの高温多湿のもとでも育つので、手入れしなくても耐えられる強い品種と言われています。一方、高地の気候を好むアラビカ種は、さび病などのコーヒー特有の病気にもかかりやすい特徴があります。

ロブスタ種は、普段私たちの飲んでいるコーヒーにはめったにない珈琲ですが、インスタントコーヒーなどに加工されたり、比較的安価なコーヒーのブレンドに使われています。

アラビカ種には、在来種、交配種、突然変異などによって様々な種類にわけられました。カティモール種もそんな一種の一つです。

四季のある日本では、冬の寒さが厳しく、日照時間の問題もあり、中々コーヒーの木を商売として育てる事は難しいので、輸入に頼るしかない現状です。 コーヒーの主な生産地は、今回のタイも含めて、年間の気温差が少ない熱帯地方。

実際の栽培地では、快適で過ごしやすい山岳部の気候です。

適度な気温

平均気温が22℃が適温といわれています。
適温を超えると、早く実がなり、収穫過多、樹の衰えもより速くなり、病気にかかりやすくなります。

適度な日照
コーヒーは温かい所を好みますが、直射日光が当たりすぎると、葉の温度上昇が激しく光合成が低下。
直射日光が当たらない山の東側の緩やかな傾斜面に植えられます。
それ以外の場所で植える際には、シェードツリーが活躍。日よけとして一緒に植えられます。

適度な降雨
年間1200~1600㎜の降水量が必要です。
干ばつや、降る時期のずれも栽培に影響が出るので大切です。

適度な標高
中米、コロンビア、東アフリカなどでは標高1000m~2000mの高地
赤道から遠い国では、気温は低くなるので、低地での栽培となります。
一般に標高高いほど、昼夜の寒暖差が大きく、完熟度が上がるといわれています。(より高品質9

適度な土壌
多くの産地は火山と関係があり、溶岩や火山灰土と言われています。火山灰土は、腐植に富み、土壌が深く、排水性が良いといわれてい明日。窒素やリンを含み、水分や養分を保持し、土壌侵食や風食を防止します。

雨季と乾季
日本とは違う熱帯モンスーン気候。
雨季と乾季があります。乾季の終わりに降る雨の刺激によって一気に花が開花し、一斉に実をつけるといわれています。コーヒーの収穫期は3年目以降から始まり年に1回。2回の雨季と乾季がある地域では年に2回収穫のある地域もあるのだそうです。

こうやってコーヒーの栽培条件をあらためて見ると、やはり日本では難しいのだな…と感じます。

タイは、熱帯モンスーン気候
3~5月 暑期 1年で一番気温が高い時期
6~10月は雨期 1日に数度激しいスコールがある
11月~2月乾季 ほとんど雨は降らず気候が安定、ベストシーズン

タイの年間コーヒー収穫カレンダーはこのように↓



10月~1月 珈琲豆の収穫時期(乾季のベストシーズン)

3月(暑期)
苗床を整える、種を植える


4月~6月(暑期~雨季)
発芽、植えつけ、剪定など



5月~6月(暑期~雨季)
花が咲く


6月(雨季)
植えつけ



7月(雨季)
花が咲き、実がなり始める



タイでのコーヒー栽培


コーヒーの種をセレクトします。





種から発芽した二葉でいい苗をセレクトします。
ポッドに移し替え、苗の根の張り方をチェックします。



種処から、ポッドへ植え替え、双葉がおち、本場が出てきます。
この頃から肥料を必要とします。畑へ植え付けし、順調にいけば、3年後に収穫できます。




花が咲く

収穫



完熟豆を積んだ後は、更にウォーターチェックにてクオリティチェックします。水に沈ませて浮いた実、枯葉、枝などは取り除きます。



収穫後、クオリティチェック後は、ウェットミルへ。
収穫後は、すぐにウェットミルにて果肉を除去。珈琲が腐敗しないようにすぐに行います。



ルアンさん率いるチームでは、生産者にこの辺までのコーヒーの指導を行っています。

まとめると、
4~5月 剪定
5月~6月 開花
6月~7月植えつけ
7月 花が咲き、実がなり始める
10~2月 収穫期
6月から10月の雨季に入る前に5月に枝を落とす、剪定。

コーヒーの年間スケジュール
気候に合わせて



見渡すと、日本ではなじみのない土が広がっています。
コーヒーには相性がいいのでしょうね。
コーヒーの栽培。
植えても3年後からの収穫となり、大変です。
更に美味しさを求めると、細かな工程が、種に影響し、最終的に美味しいかどうかに影響します。細かな工程は、決して楽なものではないですが…。
ただ植えればいいのではないのですね。
ですが、こういった、ルアンさんのような指導員の方が、タイの珈琲をよくするために取り組んでいるのは、今後も期待ができますね。



タイのコーヒー収穫体験⑥コーヒーとマカデミアンナッツ

タイのコーヒー収穫体験⑥コーヒーとマカデミアンナッツ

タイ滞在2日目。

ドイトゥン開発プロジェクトにて、持続可能な農業開発にて、この土地にあっているのでは!?と栽培を始めたもので大きなものが

マカデミアンナッツの木の栽培

珈琲の木の木の栽培

そして最初に訪れたのが、マカデミアンナッツの工場です。

マカデミアンナッツ

ナッツ類の中でもひときわ大きく、チョコレートに包まれてお菓子になっている日本でもおなじみのナッツ。栄養価が高く、程よい柔らかさと味わいがナッツの中でも引き立ち、価格はやや高め。

個人的には、アーモンドよりもマカデミアンやクルミといったナッツが好きです。

大きな緑の木
之がマカデミアンナッツの木々。



この地の開発にて、アヘン栽培で不毛の地となった森林再生と開発がドイトゥンプロジェクトとして始まりました。

この政府の開発プロジェクトにかかわった出資者の6社のうち2社は三井物産と住友三井銀行という日本の会社です。他はタイの機関や銀行など。このプロジェクトで得る収益はすべてドイトゥンの街で使われています。

また融資した2社が日本の会社であるためジャイカ(国際協力機構)からの融資も可能となりました。

現在、このドイトゥン開発プロジェクトでは、その当時カリタお金も全額返済済みというめまぐるしい功績をあげています。
(世界的に見ても例がないそう)



当初、マカデミアンナッツの木を森の再生事業にしようとした理由は

昔ナッツ類の生産をしていたからきっと可能であろう!
コーヒーの木は、温かさも必要ですが、日陰も必要なのでシェードツリーにもなるだろう!

コーヒーの木に関しては、ドイトぅンの年間平均気温が20~25℃、高度800m以上とコーヒーの木の栽培に適しているのでマカデミアンナッツといったシェードツリーと一緒に共生できると考えられました。

マカデミアンナッツは、価格も高く販売できるので、収益がでます。
8メートルにもなるマカデミアンの木は、十分な日陰をコーヒーの木に作ってくれます。
植えておくだけで、マカデミアンの木の実は、森の動物たちの餌にもなる・・・・
いろいろと利点があり!

高収益を持たらすマカデミアンの木とコーヒーの木の栽培をメインにドイトゥンプロジェクトが進みました。



現地のマカデミアンナッツの生産者の方や、精製工場の方が、細かく説明をしてくださいました。

タイ語から英語へ通訳
最終的に英語から日本語通訳と
同時進行で進みました。



政府が支援した森の再生事業、持続可能な農業開発にて植えられたマカデミアンの木やコーヒーの木。

政府が自ら住民にその栽培と言うお仕事を与えることによって、住民自らが意欲的に勉強し、良い方向へ進める事が目的でした。

教育し、オーナーとして住民に仕事を与えていきました。

コーヒーの木1本に付き1バーツで政府から借りるという形でコーヒーの木の生産が進められました。



その1バーツの内、半分は政府が補助金として出しています。

マカデミアンナッツは、実がなるまでに8年かかるといわれています。
コーヒーの木は3年。




↓ 写真右の方がマカデミアンナッツの生産者の中核なる人物でプロです。サックさんと言います。
マカデミアンナッツは収益がありますが、育てるのが難しいそうです。





実際に、マカデミアンの木の栽培のお話に!

↓写真はすべてマカデミアンナッツの木です。

コーヒーの木の栽培に似ているようです。

1つの種から1本の木になります。




コーヒー農業技師 川島さんがマカデミアンナッツの技術的な面の話を通訳してくれました。
マカデミアンナッツにも、種類があり病気に強いものや、収量の良い品種があります。

9か月の段階で、接ぎ木をし、植えつけます。



根の強い木と、収量の良い気を接ぎ木し、より強い木にします。







接ぎ木をした木は木の下の方と、上では葉っぱの形が違うので、見ればすぐにわかります。↓







マカデミアンナッツには白い花が咲きます。
その花からは、はちみつがとれ、年間20トン近く生産されています。

↓そして、この場所から見渡す木々が、マカデミアンコーヒープロジェクトエリアです。


うっすら見えますでしょうか?
山岳地帯


このエリアでのマカデミアンナッツの木は、大きな木で25年目。約2万本のマカデミアンの木が植えられています。
7~8年目で最初に実をつけます。
1年間で1本のマカデミアンの木からは約50キロの実が収穫できます。

50キロのマカデミアンナッツから殻やもろもろをとって私たちが食べている姿になる量は、なんと(^_^;)
たった4㌔。殻が重たいのですね!

マカデミアンが高級品であるのがよくわかります。




マカデミアンの工場内へ。

生のマカデミアンナッツを食べさせて頂きました。殻が堅いので、機械にかけます。
ぐりっとおっきな音がします。



音の大きさで硬さが想像つきます!


之です。これを機械にかけて中身をだします。



白っぽいのがいつものマカデミアンのロースト前の状態。

見た目は白っぽく。
案外生と言ってもそんなに代わり映えしません。



試食した印象は、軟らかい。ほんのり甘い。香りもいい。

何とも言えません。





大きなマカデミアンの実から覆っている殻が60%
実の部分で更におおわれているものを取り除き食べれるところはなんと8%

マカデミアンは、なんて無駄な部分が多い!? 

と思えば…


見てください。↓写真は、すべてマカデミアンナッツ。

写真のやや緑がかった大きなボール状のものが、マカデミアンナッツの実。気にできた状態のもの。

殻を割ると、茶色の皮がついたボール状のものが出てきます。

向いた殻は、有機肥料となって使われます。

更に茶色い硬い皮がついた状態でローストされます。

その皮を割って出てくるのがマカデミアンナッツです。

この部分が8%の部分。

ロースト後の皮は炭の代わりに使われます。
油脂分が多いマカデミアンの殻は燃えやすく燃料としても使えるのです。ちなみにこの工場の燃料はこのマカデミアンの殻を使っています。

100% マカデミアン
40% 殻をむいたマカデミアン
8% 皮むきマカデミアンの実

そして、殻からは、マカデミアンの茶色い色素がしぼられ、なんとこの地で生産されているセラミック製品の色付けに利用されています。

写真の茶色いカップはまさに天然色 マカデミアンカラーです。

最終的に機械で皮をむいたローストマカデミアン。

ホール上のものは、きれいに製品化され、そのまま販売されたり、味付けされ出荷。
形が崩れたものは、カット上製品として、または、クッキーなどの菓子製品に使われたり、ペースト状にされてジャムのように使われます。


マカデミアンナッツ
何一つ無駄がありません。
なんてすばらしいんでしょう。
捨てずに利用方法を見つけるのもすごい と思いました。





ドイトゥンでは、こうやって、マカデミアンナッツの生産や製品が加工され、販売が促進されています。

マカデミアンナッツに、わさび、チーズ、ピザ、塩…など味付けしたもの
ペースト状のジャムになったもの
マカデミアンのはちみつも…



マカデミアンシリーズ。
150バーツ~250バーツほど。
ボリュームもあり、ストーリーがまたいいもの。


お土産用にどの味を!? 
となんとすべて試食できます。




↓これがマカデミアンナッツで色付けしたセラミック製カップ。
ドイトゥンロッジのホテルでも使われています。



マカデミアンクッキー。
ナッツとクッキーは、王道の組み合わせ。
ナッツは葛となっても、加工され無駄なく製品にされています。



ドイトゥン開発プロジェクト。
一番の農産物であるマカデミアンナッツのお話でした。

コーヒーの木とマカデミアン きっても切れない関係。

タイのコーヒー収穫体験⑤タイのスイス「ドイトゥン」

タイのコーヒー収穫体験⑤タイのスイス「ドイトゥン」

初日、タイチェンライヘ到着後は、いよいよ今回のメインとなるドイトゥン開発プロジェクトによって発展しつつあるエリアへ。


ドイ トゥン 






タイ語でドイは「山」 トゥン はこの地域であげられる「のぼり」をさします。


標高が1000m以上はあるそうで、山の奥に入っていくと、ドイトゥン地域に入ってきた とすぐ分かる雰囲気。


大きなのぼりや数々の色とりどりののぼり。


飲食店に、庭園、お土産屋さんな色々とそろっています。


道脇にも、民芸品、工芸品を販売しています。


綺麗な緑、色とりどりのお花、果実…


大自然に恵まれたこのエリア。


一目でこの地の空気が気に入り、すっかりはまってしまいました。まるで花と緑の楽園です。


こんなに綺麗なこのエリア。今ではすっかり観光地化されているようです。


忘れてはいけないのが、この山々がかつて一面のアヘン畑だったという事。ミャンマー、タイ、ラオスの国境は、世界最大のケシの実栽培地帯でした。ゴールデントライアングルと呼ばれた地域。



普段目にすることのないものが展示されてます。



この袋は…(^_^;)



この実は…(^_^;)




生活のためにアヘン栽培を、そのため、森林は消滅し不毛の地に。


アヘンを作って豊かになったのはそれを四季っている一部の人のみで農民は、貧しいまま。貧困と森林破壊、感染症や病気 といった問題を抱え、それを何とかしようと立ち上がったのが、メ―ファールアン財団です。


タイ語でメ―ファールアンは「空からやってくるお母さん」という意味。


1972年に国民の尊敬を集めるプミポン国王(ラーマ9世王)の母、シーナカリン妃殿下が資金を拠出し、貧困にあえぐ人々の生活向上を支援する非政府組織を設立させました。


ドイトンロッジ









宿泊していたホテルでは、故皇太后のポストカードや、取り組んだことがかかれたリーフレットがあり、この国でとても偉業を成し遂げた方だというのがとてもよくわかります。


ドイトンエリア


蘭やバラが咲き誇るエリア。


イギリス式庭園が美しく,故皇太后の別荘や庭園、植物園を見学しました。












森林保護、少数民族問題に取り組み、再生事業にとはじまったコーヒーやマカデミアンナッツといった農作物、織物などの工芸品が土産に並んでいます。

一見、緑豊かな観光地にしか見えませんが、皇太后一家が取り組んだ歴史がきざまれた博物館があります。どのように取り組み、改善されたのか、展示物やケシの実の生生しい展示物、アヘンなど、普段見れないものが展示されています。


観光と学びの地ドイトゥン
今回の農園研修で向かったドイトゥン。

1988年から始まった貧困の人々の生活向上のために行った、麻薬撲滅、森林保全、森林再生、持続可能な農業開発、少数民族の生活向上といいった取組の中で始まりました。コーヒー事業も持続可能な農業開発に。

ドイトゥン開発プロジェクト


1988年~1992年 農民に焼畑とケシ栽培をやめさせること、農民たち自身がプロジェクトに意欲が出るように自己啓発させること、生活向上のためにこの地域の人に仕事を与える事 がどが初めに取り組まれました。


現在では、地域に根差した職業を奨励し、自然環境保護を永続化させ、各民族の伝統文化を守り、世界的観光地に育成する取り組みに十t年が置かれています。


国王の母、故皇太后が自費で建てられた住居、別荘は、タイの伝統建築様式とスイスの建築様式、そしてログハウス建築様式の3様式を取り入れた建物になっています。


そして広がるイギリス式庭園







バナナの木が沢山。
手の届くところにあります。
松崎の手と比べると・・・ハハっ







ブランコ







大好きな象さん発見。




メ―ファールアン・ガーデン広さ約12000坪の庭園には各季節によって楽しめる多種多様の花や木が植えられています。


ドイトンの自然の美しさを人々はタイのスイス と呼んでいるそうです。


実際にここまできれいにするにはなみなみならぬものを感じます。


自然美が素晴らしいチェンライの山脈、冷たい冬の空気、故皇太后によって回復された豊かな森林…


これはタイのスイス。


初日は、ドイトンの歴史と自然にふれ、なんとなくこの地の中に溶け込みやすくなりました。

皆が何かを写真撮ってますが…↓



ラッパをさかさにしたようなきれいなお花。
蘭のよう


咲いている!?というよりぶらさがってるよう



こうやって見るときれいというよろ毒々しい(^_^;)



ガイドさんが教えてくれました。
この木のこのお花は☠☠☠!!

この汁は猛毒。
失明するそう(・_・;)


みんなこんな近くでとってましたが、それを聞いてひやり(~_~;)
見た目に美しいものは…



ドイトゥンの産物、製品


珈琲豆、きのこ、切り花、鉢植え、布地、和紙など


民芸品や農作物を購入することは、この地の発展にもつながるように成り立っています。


という事で、ここで買ったお土産が一番多く(^_^;)


結構お金使っちゃいました。








タイのコーヒー収穫体験④これはビックリ習慣や文化

タイの珈琲体験④これはびっくり習慣や文化

バンコクやチェンライでも感じましたが、基本的に日本とは全く違う交通ルール…

バイクや車にたくさん乗る人々

スピードの速い事。
国道で、110キロ出てました。f(^^;
車間距離の短い事。

 



















スリリング。

シートベルトは絶対です。

特にバンコク市内では、日中は信じられないような交通渋滞に巻き込まれました。




















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そもそもバンコクの交通渋滞は有名なのだそうです。バンコクへは週末だったので、特にひどく…。

予定通りいかないというのは覚悟しておかなければいけないようです。

 

良く見かけたのは、古臭いバス

 





トゥイトゥクと呼ばれるオート3輪車。

座席があり、扉はないが屋根付きです。タクシーとして利用されています。

手を挙げれば止まってくれます。料金は乗車前に相談して決めるのだそうです。短い距離が専門。



 

ソンテゥ 

小型トラックの荷台に屋根と座席をつけたもの。車によりその時により行先が決まっているのが特徴。こちらも手を上げたら止まってくれる。価格も事前に決める。トイトゥクよりも安価。



 

バイクのライダーの後ろに乗る移動車。

料金は事前交渉。大きな荷物がある場合は難しい。また転倒などの危険性があることを承知したうえで利用しなければいけません。

 

車は、意外と高級車も走ってますが、そうでない車も。

かなり年代差を感じますが、同じような道路を走っているのが見受けられます。

お金に余裕のある方とそうでない人の差がはっきり見えますね。

 

これが、バンコクで遭遇した、街並みと交通渋滞。

後は、全く分からない言語。

 

タイ語



文字がよめない、かけない。

全く日本語と共通点がなく男性と女性で微妙に語尾が変わります。

験中は、英語ができる方や日本語のできるガイドさんが通訳し付き添ってくれたので安心。


 

空港

バンコク国際空港は、ハブ空港とあり広い。

中で、タクシーのような車も動いていました。

チケットのコードをかざすだけで搭乗口がわかるハイテクな面も。

 

日本よりも保安検査は厳しい(-_-;)

 

パーカーや、靴、帽子、ベルトなど…脱がされます。が人によって対応がソフトとハードに違っていたのは謎。ちなみに松崎は、厳しくされました(~_~;)

 

場所は変わってチェンライ空港。

石川の小松空港のような大きさ。

程よい狭さが安心でした。

 

トイレ

空港や、高級レストラン、ある程度のレベルのホテルでないと水洗式ではありません。トイレットペーパーもないところがほとんど。

公衆トイレでは、桶に貯められた水を酌ですくい自分で流します。手動式水洗トイレ。紙は便器内に捨てずに横に置かれた籠の中に捨てます。

中には、信じられないようなトイレにも遭遇し…

トイレは、やはり苦労しました…

 

チップ

日本にはありませんが、チップ制度はあります。

ホテルでは20~50バーツほど。ですが、ある程度のレベルの宿泊施設や高級レストランでは飲食代に含まれていることが多いのだそうです。

ちなみに、松崎は30バーツほど、毎日おいておきました。

1バーツ=1B

代替日本円で4円。

コーヒー一杯は80~150バーツ

つまり320円から600円

水は、20~80バーツ つまり80円から320円

基本的に物価は安く感じますが、きちんとした衣料品や品物、食べ物はそれなりに高い。

お酒も高め。

 

バンコク市内でアパートを借りるとして1ヶ月の家賃は3000バーツから5000バーツほど。

日本円で12000円から2000円。日本人にとっては安価。

 

治安は悪くないとはいえ、日本のような感覚で行くとスリなどの被害にあいやすい。

ちょっと脇道にそれると危なそうな面も見え隠れ。

 

タイ国民は国王と王室を深く敬愛しています。特に現国王ラマ9世、プミポン国王は名君であり、国民から父なる存在で慕われています。

 

今後のレポートでもそんな尊敬される国王の活動にも触れますが、国王の侮辱や絶対に厳禁。

 

更に禁煙国家であり、たばこのポイ捨てにも厳しいのです。

警察に捕まると2000バーツ、日本円にして8000円の罰金です。

これは大変。

 

レストランでは、後払いでしたが、行ってきたすべてのカフェでは日本の喫茶店のようなフルサービススタイルではありませんでした。

 

席にオーダーし、自分で出来上ったら取りに行く。

スターバックスのような感じ。

 

タイのここがびっくり習慣や文化

金沢城・兼六園ライトアップ~冬の段1/29~ 

DSC08750.jpg

1月22日 大寒
のごとく、朝からしんしんときれいな雪。

今朝の雪はふわふわふんわり柔らか
店内から見るお堀は雪化粧

観光客の方々が嬉しそうに写真に納め冬の風情を楽しんでいました。

1階席もいいですが・・・
2階席の格子越しにのぞく木々もきれいです。

今年は暖冬の影響で、この景色をずっと見ずに年越し、気がつけば大寒。
降らずに終わると思った雪も降り…凍結
やっぱり、こうなるのね。
DSC08758_20160122154310924.jpg

ここが金沢城公園 新丸広場

幻想的に雪景色が広がっています。

冬の金沢城公園、兼六園は、まるで水墨画のようと称されています。

DSC08761.jpg

宏大な新丸広場には、子どもたちが雪を愉しんだ後が…(^_^;)
雪だるまがいっぱい。やっとで雪だるま作れるほど積もりました。

DSC08762.jpg

結構おっきな雪だるま作れてます。

DSC08767.jpg

写真スポット。

DSC08770.jpg

来週末から、冬のライトアップ始まります!
四季に合わせて4度あるライトアップも冬のこの時期が一番厳しいもの。氷点下は覚悟です!!路面凍結にて、足元が悪く暗いので、手動ライトを持っていくといいと思います。耳当て&マスクも吉

夜間ライトアップ情報はこちら↓
金沢城・兼六園ライトアップ~冬の段~が以下のとおり開催されます。

 

2016年1月29日(金)~31日(日)
2016年2月5日(金)~14日(日)

 

時間 17:30~21:00 入園無料
ホームページ↓
http://www.siro-niwa.com/_wp/


寒さの中、今日はあるテレビ番組の話題で盛り上がりました!

放送は終わりましたが…

皆さん、ご覧になった方も多いのではないでしょうか?

TBS 1/21(木) 10:00~11:00
「櫻井有吉あぶない夜会」

内、芸能人がガチで自慢したいお友達になんと・・・あのコーヒー界の・・・

コーヒー好きで有名な石原良純さんの自慢のお友達紹介! にてコーヒーハンターで知られるミカフェート代表取締役 川島良彰氏が出演されました。

なんとつい、先日松崎が同行させてもらったタイツアーでも一緒でした!

その際に、バラエティー番組に初出演! と言う情報を聴き…

早速みました。
番組ホームページはこちら↓
http://www.tbs.co.jp/abunaiyakai/
このように記事になっています↓
■石原良純の夜会
世界一のコーヒーを飲ませてくれる男性を連れて来たのは石原良純さん。地球を100周以上、マシンガンで銃撃された?衝撃の経歴が!珈琲界の超大物です! (番組ホームページ内引用)

エルサルバドル国立コーヒー研究所にて学んだ経歴から、銃で撃たれそうになった経験談も交え…
普段見えない珈琲の裏事情も聞けました。
世界の産地について…美味しい珈琲の淹れ方など!

番組内では、会員しか飲むことのできない珈琲豆を公開、ドリップ実演。

そして、コーヒー界の裏話も…
トーク炸裂でした。

きっとご覧になった方皆面白かったでしょうね(^^)

2月より、新メニューも出る予定です。
スイーツにコーヒー。

今日は、予行練習。


DSC08739.jpg







寒さの一番厳しいこの時期。

春までもうすぐ。

一日一日、身体に気を付けてお過ごしください。

DSC08745.jpg

タイのコーヒー収穫体験③食文化

タイの珈琲体験③食文化

旅先でのお楽しみの一つは、異国の食文化に触れること。

 

タイには、コメがあるので、米料理も多くご飯のおかずとなる味付けの料理が盛りだくさん。

全体的にスパイスや香草が効いたものが多くその中に辛み、酸味、旨みが絡み合い野菜や肉がボリューミーに入っていました。

 







きっと日本でいう、から揚げ、ラーメン、焼きそば、カレー…といった料理が出てきました。緑や赤のカラフルな野菜は要注意。

かなり辛い(-_-;) 唐辛子です。

一番ビックリしたこのお弁当↓
✊で食べます!
フルーツから薬味までのすべてバナナの皮で包まれています!f(^^;

パンダになった気分

 


















味付けは、全体的に日本人好みでチョイスしてくれていたせいか、食べれない事はなく…

 



最初に行った、この料理。

ランチで食べたこの料理が最高に美味しかった。

 




川島さんのおすすめのランチ。

ポークカレーのランチ。

このボリューム。

全部食べちゃいました。

 

欧州貴族お城のようなカフェ↓
タイ ランチ

ロッジで毎朝食べていたこの謎のリンゴと洋ナシのミックスしたような果実。




かじると中にはアボガドのような大きな種が一粒。

甘すぎず、酸味もなく、ジューシー。食感がいい。皮ごとかじります。

毎朝の日課となり、くせになりました。

 

宿泊したロッジでの朝食や夕食は、野菜から肉、穀物までバランスよく、充実していました。コーヒーはドリップオンです。自分でいれます。

 

美味しかったものほど、写真を撮らずに食べてしまいました(笑)

 ホテルでの食事、バーベキュー、ピクニック、市内での食事..盛りだくさん。飽きることなく満喫。(^-^)

辛さと酸味が微妙に絡み合う世界3代スープのひとつ

「トムヤムクン」

ココナッツミルクを使ったタイ風カレー

魚介類を使ったさつま揚げ

盛りだくさん。

 毎晩

コーヒーパーティー

同じ思い出を共有しての思い出作りと学んだことを疑問に残ったことを改めて質問し整理する場。川島さんと添乗員の大下さんの計らいで行われました。

自己紹介や旅を通して色々な方と交流する機会となりました。

 





社交場では、各自持参で持ち寄ったお土産品の他、タイの土産選びにも参考になるタイの菓子、つまみ、飲料、ビール、ウィスキー、ワイン…酒類を楽しみました。

そうです。

今回もお土産選びは、このように参考にし選んだのは言うまでもないです!

 



こんなことをいうのは申し訳ないが、飲食店以外の屋台では、大きな肉や野菜フルーツ、料理があちこちで販売されています。

日本では見慣れない風景ですが、食べるとおなかを壊すのだとか。

何となく見ましたが、確かにハエや、蚊、虫が多く食べ物についてました。

衛星的によくない事は確かですね。

 







生水、水道水も飲んではいけない ということで、お水はミネラルウォーターが欠かせませんでした。水が飲めない!というのは日本ではないので。

 
常におしぼりや抗菌ティッシュで手をきれいに意識。

幸い、お腹は壊さず過ごせました。


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タイのコーヒー収穫体験②「プラテート・タイ」

タイ王国の珈琲体験②「プラテート・タイ」

 

日本の首都東京から約6時間。

時差は約2時間。

日本が2時間早く、タイが遅い。

 

金沢からは、約8時間半(移動時間含めて15時間の旅)

ちょっと観光に行き易いのはヨーロッパに比べるとはるかにそうかもしれません。

近年世界中からたくさんの観光客が訪れているようです。

確かに金沢からタイへのツアーもこの時期がとても多いのです。

タイ「プラテート・タイ」


国名:タイ王国(タイ語名「プラテート・タイ」)

首都:バンコク

面積:約51万400k㎡

人口:約6500万人

言語:タイ語

政体:立憲君主制

国旗:1917年制定。「トン・トライロン」とも呼ばれ「三色旗」を意味する。赤、白、紺の三色から構成され、順に「国家」「仏教」「王室」を表す。



国旗

日本と比べると…

人口は日本の2分の1、国土は大きく日本の1,4倍ほど。

北部の山岳地帯を除いて高原と平野が大部分を占め、中央平野は東南アジア随一の穀倉地帯でもある。

タイの人口の1100万人が首都バンコクに集中している。

政体は立憲君主制。憲法によって主権が君主であることを認めた政体の事。

タイではタイ国王(ラーマ9世)が存在し、国民から敬愛されている存在です。

タイの観光地

首都バンコク

世界中から観光客が集まる。高層ビル、寺院、マーケットが点在。ショッピング、グルメ、ニューハーフショーなども楽しめる。

 

リゾート系

パタヤ

バンコクから車で約2時間半程度。

ショップやレストラン、カフェ、ホテルが数多く立ち並ぶにぎやかなシティ派ビーチリゾート。「東海岸の宝石」

プーケット

バンコクから南西へ

タイ最大の島「アンダマン海の真珠」と呼ばれ美しい海と白いビーチがあり、世界有数の一流ホテルも集結。

世界遺産系

アユタヤ

バンコクから北へ定番の観光地。日帰りで観光可。

それもそのはず世界遺産の歴史地区が人気。

チャオプラヤー川の水利に恵まれ、かつてはアユタヤ王朝の都が置かれた。遺跡は現在、ユネスコの世界遺産に登録。

 

スコータイ

スコータイ王朝の都として13~15世紀に栄えた都市。数百年もの間放置され廃墟となっていたが、1991年にユネスコの世界遺産に登録。

 

映画の舞台

カンチャナブリ

第二次世界大戦を描いた映画「戦場に架ける橋」の舞台。

日本人捕虜によって造られた鉄橋が観光のハイライト

バンコクから車で約2時間

 

バンコクに次ぐ第2の大都市

チェンマイチェンマイ

13世紀にはランナータイ王国の都として繁栄した。

現代の流れと古代の流れが入交混在、寺院が並ぶ街並みにおしゃれな雑貨店がならぶ。

 

今回いったチェンライは、北部チェンマイを更に北へ

ミャンマー国境近くに位置します。

またタイはミャンマー、ラオス、カンボジアに隣接する国です。

タイ族が約8割以上ですが、中華系が1割、他マレー系、ラオス系、インド系などさまざま。更に山岳部にはそれぞれ独自の文化や言語を持った少数民族が暮らしています。 ミャンマー、ラオス、カンボジア、マレーシア…と国境を接しているので、国境地帯においては他国の影響も少なからずあるのだそうです。

今回のメインの行先はチェンライ

 

チェンマイと勘違いしそうですが(-_-;)チェンライ

ミャンマーとラオスに隣接する場所。かつてタイ北部を統治したらんなー王朝最初の都があった場所。ランナー文化と称されるタイ北部独自の文化・伝統が色濃く残っています。市内には美しい寺院や施設が今も残っています。そんな市内を離れると大自然のあふれる山岳地帯があります。アカ族やラフー族といった少数民族が暮らし、王室の別荘地があります。

 

チャンライ空港から更にミニバンで45分の移動距離。

今回のメイン地域ドイトゥンエリアへ到着。

ドイトゥン 

このエリアでは、1988年頃から始まったタイ王室によるドイトゥンプロジェクトによって、計画、開発、整備された、豊かな花と緑の楽園ときれいな空気…

そして観光地化された治安の良さそうな地域となっていました。

街並みや山が多く、田舎。

ベストシーズンには欧米から長期滞在する観光客が見受けられました。

ここが3日間滞在した、花と緑と果実の楽園

「ドイトゥン・ロッジ」

年間を通して夏であるタイ。

チェンライは山岳部なので、首都バンコクよりも気温が低くとても過ごしやすい気候でした。からっとした暑さ、朝晩の冷え込み。日本のベストシーズン5月を思わす気候でした。

一転して

バンコクの蒸し暑さ

日本の真夏のヘビーバージョン。

いずれにしても日本の気候になれているので紫外線には注意。長袖で肌を隠すように。

3月から4月が一番熱いらしく、11月から2月は比較的気温も穏やかで過ごしやすい季節。日本とは違い雨季と乾季のある熱帯モンスーン気候です。

特にバンコクは建物の中や乗り物の中の冷房がとても強いので…

暑さと寒さ対策が必要でした。登山用装備が最適。吸湿速乾に体温を奪われないように気を付けます。

「プラテート・タイ」 魅力満載



タイのコーヒー収穫体験①長い道のり

タイ王国の珈琲体験①メッセージ

 

金澤屋珈琲店の松崎です。

大寒波到来の真っ最中の日本ですが、何ともタイミングよく寒波前に無事タイのコーヒー収穫体験をしてきました。

 

1/12^17

約4泊5日。

行きと帰りは、機内泊の大変ハードスケジュールでしたが、中身の濃いコーヒー体験となりました。

日本からタイ、首都バンコクは、東京から約6時間。

四季のある日本とは全く違う熱帯モンスーン気候であるタイはなんと年間を通して日本の夏のような天候です。

御存じのとおり、日本で一番飲まれている嗜好飲料コーヒー。

コーヒーは、植物であり、農作物です。


コーヒーの木は、寒さが苦手。北緯25度~南緯25度の熱帯地方を好みます。

珈琲大好き日本国民、ですが皮肉なことに日本の気候では珈琲の木は育たず、珈琲の豆は収穫できないのが現状です。

今回いったタイ。

世界のコーヒー産地には、まだまだ及びませんが、珈琲の木は栽培されている産地です。

4泊5日のタイのコーヒー体験。

1日目は、タイ北部チェンライヘ

コーヒーショップ巡りに目的の地、ドイトゥンへ


2日目には、マカデミアンナッツの産地、珈琲の木の苗の植え方、収穫体験にミャンマー国境へ、少数民族の集落を訪問し、森林開発について専門家をお招きしての事業を実際にトレッキングし体験。



収穫後の買い付け視察、にウェットミル作業視察へ



3日目には、苗床、乾燥場の視察、ドライミルの見学を、焙煎工場を見学し、色々な珈琲をカッピングにディスカッション。


初日は、異国の地タイの気候や風土、現地の人との交流で慣れ親しみ、その後濃厚な珈琲体験が2日間。

密度の濃いコーヒー体験後は、最終日、タイの一番の観光地であり首都のバンコクへ。

タイの一番の発展地で、どんな珈琲が飲まれているのか、コーシーショップ巡りを終え、日本へ帰国しました。

大自然の緑の花の楽園、チェンライからタイの首都バンコクへ。

日本でいう東京。

珈琲の産地、北部のチェンライとは違い、空気はいいとは言えず、治安も悪そうでしたが、日本の企業が沢山進出している事、富裕層と貧困層の差がはっきりと見え隠れする地でもありました。

この時期は、1年の中でもタイのベストシーズンと言われています。

寒暖差がありますが、朝晩は涼しく、日中は温かい。

半袖と夜は上着やセーターがいります。

チェンライとバンコクでは、湿度や空気、気温、過ごしやすさも違います。

湿度が高く熱いバンコクは日本の夏の猛暑。

対してチェンライは、最高気温もバンコクに比べ低め。

朝晩は10℃以下、日中は28度前後。

寒暖差の激しいチェンライの気候は、珈琲の木の栽培に適した地でもあります。

コーヒー栽培に適した気候、気温、土壌、寒暖差に標高。

熱いか寒いかのどちらか、体温調整が大変です。

登山が好きな人は何となく想像がつきますでしょうか?

登山用の装備が必要でした。

圧倒される文化や生活の違いを感じながらもとても貴重な体験をしたタイ旅行。

初めて足を踏み入れた地は、タイ王国のチェンライ。

 

海外に行くといつも感じるのは、やはり文化や教養と伝統、国民性。

そして日本にはない魅力を感じ、日本にしかない魅力もひしひしと感じます。

 

視察は、タイのチェンライとバンコク。

今回は、1年の半数を海外へ出向くといわれている、世界のコーヒーハンターで名高いミカフェート代表川島良彰氏による珈琲体験でした。

川島氏は、日本ではほとんど珈琲の栽培を見る事のできないコーヒー産地の事情を知り、現地の方に美味しいコーヒー豆づくりの技術指導をしている方です。

社名「ミカフェート」スペイン語で「コーヒーのために」

という通り、生産者以上に色々な世界のコーヒー産地へ行き、事情を知っている方。

珈琲の為にできることを全てするというモットーで会社を設立、今もなお続いています。

JAL国内線や国際線では、川島氏プロデュースの珈琲が楽しめます。国内線はインスタントコーヒーを開発、そして国際線は、レギュラーコーヒーを提供し、空の旅に適した美味しい珈琲が楽しめるようになっています。

 







色々な経験を通じ日本でコーヒー界をささえ、色々な珈琲事情を一般の方にはもちろん、業界にも伝えてくれるコーヒー界のリーダー的存在です。

そんな農業技師、川島氏とのツアーは、珈琲豆の栽培の大変さ、現地の方のなみなみならぬ労働力、改めて1杯のコーヒーが出来上がるまでの長い長い時間と人の努力や大変さが見えかくれし普段私たちが飲んでいる日常的な珈琲の視野を広げてくれました。

勿論、今回の移動は日本は金沢からタイはチェンライヘ。

小松→羽田 1時間

羽田→タイのバンコク 6時間

タイのバンコク→チェンライヘ1時間20分

合計 8時間20分

その後、今回のメインとなるドイトゥンエリアへはミニバンで移動約1時間半ほど。









飛行機での移動が3回。

車での移動が1回。

異国の地、タイ王国。

普段楽しんでいるコーヒー。その産地へ行くには確かに大変でした。

真冬の日本から、年中夏のタイへ。

気温変化を体温調整に加えて初のコーヒー産地の体験となるといくら丈夫といえども(-_-;)

体力勝負でした。

 

 

日本では、簡単に美味しい珈琲が飲めるようになりました。

今では24時間体制、年中無休のコンビニが淹れたてフレッシュ珈琲を100円で提供している状況です。

挽きたて、淹れたてのフレッシュな珈琲の美味しさを、国民に一番に伝えているのは、コンビニエンスストアと言っても過言ではないかもしれません。

今回のツアーの参加者は17名。

韓国、ラオス、アメリカ、金沢、大阪、愛知、東京、千葉…

珈琲が大好きな一般の方から、私も含め珈琲の携わる職業はもちろん異国の地での珈琲豆生産者までもが参加。

年齢、国籍、環境が違い、珈琲に対する価値観も違う、そんな中で同じタイのコーヒー体験を経験し共有した思い出は、振り返るとなかなか得難いものとなりました。

 

農業技師である川島氏の他に、今回のツアーの段取りをしてくれたJTBの添乗員である大下氏。実はこの二人は小さいことからの長い付き合いだそうです。

添乗員大下氏は、かつて幼少期にエルサルバドルに在住し、川島氏と出会いました。

川島氏は、ご存じの方も多いように、若き頃、エルサルバドル国立コーヒー研究所にてかつて留学。現地でであった大下氏とは、現在もこのように親交が続いています。

旅行会社に勤めている中で、一番珈琲の事をしり、世界の産地を知っていると川島氏に見初められ今回のツアーもプラン、段取りしてくれました。

 

そんな大下氏は、川島氏の事をホセ、川島氏は大下氏をエスカロンと呼んでいます。

エスカロンとは、エルサルバドルでの高級住宅街エスカロンに在住していた事からなずけたそうで(^^)

更に、今回見学体験させていただいた珈琲ツアーには、現地で通訳ガイドも丁寧にしてくださった方々が沢山います。


その方なしでは語れない今回のコーヒー体験。

チェンライの珈琲事情に産地の実態

そして首都バンコク、都会の地の珈琲事情…

盛りだくさんのコーヒー体験でした。

 

美味しい珈琲の陰に隠れた生産者からのメッセージを多くの方にお伝えできればと思います。

 

追記

今回のツアーでは、まだまだ発展途上のタイの産地にてどのように開発、改善をされているかも含めて体験しました。というのは、このツアーの先導者である、川島氏は、タイのコーヒーを支えるタイ王室メーファールアン財団コーヒーアドバイザーを約2年前から手掛けています。

 

『川島 良彰(かわしま よしあき) プロフィール

1956年、静岡市のコーヒー焙煎卸業の家に生まれる、静岡県聖光学院高校卒業後、中米エルサルバドルのホセ・シメオン・カニャス大学に留学。その後、国立コーヒー研究所に入所、内戦勃発後も同国に残りコーヒーの研究を続ける。1981年UCC上島珈琲株式会社に入社。ジャマイカ、ハワイ、インドネシアなどでコーヒー農園を開発、各地現地放任の役員・社長などを歴任。51歳でUCC株式会社を退社し、株式会社ミカフェートを設立、代表取締役に就任。日本サスティナビリティコーヒー協会理事長、東京大学コーヒーサロン共同座長、JAL日本航空コーヒーディレクター、タイ王室メーファールアン財団などを務める。

主な著書「私はコーヒーで世界を変えることにした。」(ポプラ社)

    「コーヒーハンター」(平凡社)

    「Coffe Hunting Note 100カップログ」(世界文化社)

(著書「コンビニコーヒーは、なぜ高級ホテルより美味いのか」より引用)』





コーヒーとお水⑯超硬水と超軟水抽出検証




コーヒーとお水⑯超硬水と超軟水の抽出検証
お水にはいろいろな分類があります。


が一番身近につく分類、軟水と硬水。このお水シリーズでなんとなくお水の勉強を続けてきました。


一般的には軟水が当たり障りなく珈琲を美味しく淹れれる。硬水はお水が堅いので味が出にくい。なんて言われてます。


がそんな情報も、お水の性質、水源、水の種類で視野を広げると無限大に珈琲の味わいが決まることがわかってきました。まだほんの一部でしかありませんが、気が付くと、お水を探すとあまり販売されていない気もしました。


コンビニやスーパーでは品ぞろえがほとんど同じで、よく売れるお水、日本人好みのお水がメインで中々外国のミネラルウォーターを手に入れる事は難しく。


行き着けの酒屋 「やまや」(お酒🍸✨🍷大好きなので(^-^;)が一番品ぞろえが豊富(金沢) でした。



そんな中で色々お水を比較して、コーヒーと相性がよさげの高度1,7㎎/㍑の超軟水「鹿児島県の温泉水9,9」と真逆の硬度1620㎎/㍑の超硬水イタリア産 「クールマイヨール」 

そのまま飲んでもわかる違い。
飲み口だけではなく淹れた珈琲も真逆です。


今日は、珈琲と相性が良かった超軟水温泉水9,9 VS 珈琲と相性が悪かった超硬水クールマイヨール


を使って、非加熱で珈琲を抽出検証します。


非加熱 という事はそのまま。加熱するよりも揮発しない分ミネラルの効能がダイレクトに現れるのでは!? という予想です。






同じ珈琲を、計量し、同じだけ抽出します。ろ過速度も同じようにしかけました。


クールマイヨール↓


名称:ナチュラルミネラルウォーター
原材料名:鉱泉水

栄養成分表(100ml)
エネルギー 0㌍
炭水化物 0g
脂質   0g
炭水化物 0g
ナトリウム 0,08㎎
カルシウム   53,0mg
マグネシウム 7,0mg
カリウム 0,2mg
サルフェート 148,0mg


硬度 1612 mg/㍑















超軟水 温泉水9,9


名称:ナチュラルミネラルウォーター
原材料名:温泉水
採水地:鹿児島県垂水市


栄養成分表(100ml)
エネルギー 0㌍
炭水化物 0g
脂質   0g
炭水化物 0g
ナトリウム 5,00㎎
カルシウム   0,05mg
マグネシウム 0,01mg
カリウム 0,08mg

pH値 9,5~9,9

硬度 1,7mg/㍑










見た目は同じようですが…いったいどうなるでしょう。





あくる日。
出来上がった2種類のダッチコー―ヒ―。
抽出量、粉の量、同じ珈琲豆を使用して製造。

果たして、お水の違いでどんな風になるのでしょうか!?

結果↓
出来上がった2つの液体。

見た目。
濃度的な色は2つともほど変わらず濃そうに見えます。

サーバーについた水跡をよーくみると

超軟水温泉水↓



超硬水クールマイヨール↓


ミネラルの多いクールマイヨール、はねた水がサーバーに付着し、白い跡が残りました。

写真左 超硬水
写真右 超軟水 
わかりづらいかもしれませんが、硬水の方は色が濁り、軟水は美味しそうにてかっています。



超軟水↓
ほのかに深いダッチらしい香りが漂います。




超硬水↓ 色はにごり、香はあれれ!? 淹れてから少し時間経過したあったかい珈琲の香に近い感じ。



味 
超軟水 温泉水 ↓
濃厚、とろっとまろやか
口にさす苦みはなく美味しい

超硬水 クールマイヨール↓
余韻が短く、苦みも甘みも持続せず。やや平坦な味だが、濃度はあった。
珈琲の味なのか複雑な味がした。

お水の違い。

温泉水 浸透力がいいらしいのですが。
すごいですね。

硬水はなんとなく予想してた通りの結果に…

驚くお水のパワー。

侮れません。

お湯とは違い更に水だしによる抽出は、お水の効果が珈琲に出るように感じました。

超軟水 と超硬水 のわかりやすい検証でした。


コーヒーとお水⑮ピアバル


コーヒーとお水⑮ピアバル



原産国:フランス
採水地:エール・ノルマンディー


名称:ナチュラルミネラルウォーター
原材料名:鉱泉水

栄養成分表(100ml)
エネルギー 0㌍
炭水化物 0g
脂質   0g
炭水化物 0g
ナトリウム 0,8㎎
カルシウム   10,4mg
マグネシウム 0,4mg
カリウム 0,1mg



硬度 276 mg/㍑
pH値 7,4

フランス、ノルマンディ地方の滑らかな大地に湧き出る天然水。


口当たりがよく、飲みやすい硬水。慣れない方はこのお水飲みやすいかもしれませんね。健康と美容によい弱アルカリ性。なんと日本国内輸入第7位 らしい。結構人気があるようです。


ちなみにこのお水は酒屋さんで手に入れましたが、かなり価格も安価で大量に入荷し、売れているようでした。



フランスの硬水。
飲みにくさを感じさせない程度のミネラル分。






さて、珈琲との相性チェックです。


こちらの硬水も他同様、加熱すると白いものが目に見えてきました。
ミネラルの結晶ですね。


一般的な中硬水



煎りの苦みタイプのコーヒーと浅煎りの酸味タイプのわかりやすい珈琲でテイスティングしました。
通常通りドリップ。

テイスティングはいつものお水で淹れたときと比較しています。
結果↓

(深煎り珈琲の味わいの特徴)
液色は通常のお水で淹れたコーヒーと変わらず、濃度も大体同じ。
苦みが少しありますが、柔らかな印象でまだ飲める。きれのある酸が心地よくも感じます。

(浅煎り珈琲の味わいの特徴)
同じく液色は変わらず、濃度もほぼ同じ。この珈琲の個性である酸味もほのかに感じ、苦みはやや控えめ。

同じ中硬水のイタリアのお水を振り返ってみるとかなりの違いです。

コーヒーとお水⑫サンベネデッド

栄養成分表(100ml)
エネルギー 0㌍
炭水化物 0g
脂質   0g
炭水化物 0g
ナトリウム 0,6㎎
カルシウム   5,03mg
マグネシウム 3,08mg
カリウム 0,09mg

pH値 7,52
硬度 252 mg/㍑

pH値もあまり変わらず同じく中硬水。
むしろ、ピアバルのほうが 硬水でした。ミネラル多め。

ピアバルが多いのは、カルシウム、ナトリウム
サンベネデッドが多いのはマグネシウム


カリウムはほぼ同じ。
コーヒーは、ピアバルのほうが浅煎りの珈琲も深煎りの珈琲も美味しくはいりました。

サンベネデッドは、濃い、苦い。

マグネシウム。珈琲を淹れると苦みと渋みと仲良しさんになるというのは本当のようです。逆にカルシウムが多いと苦みを抑えるのだとか。
之も同じ珈琲で比べないとわかりませんが、この中硬水比較は、かなり面白い違いでした。


ミネラルバランスと珈琲の成分変化。 とても関係があるのですね。

と考えると、軟水はミネラルが少なく、どんな珈琲でも淹れやすいのですね。



硬水で淹れた後のドリップポットのそこには沈殿物がいっぱい。(^_^;)


ポットも硬水で淹れ続けると沈殿物が付着しそうです。



イタリアサンベネデッドよりも、フランスのピアバル! 珈琲に優勢でした。


中硬水検証、見えないミネラルのバランスにまたまた未知の謎が深まります!

コーヒーとお水⑭温泉水99

コーヒーとお水⑭温泉水99
温泉水99

何年か前から、酒屋さんによく大量に並んでいるのを見かけます。以前このお水で作った水出し珈琲にはまったことがあります。

このお水、普通に飲んでも勿論美味しいです。美味しいが、やっぱり値段に(@_@;)。普段使いするお水としては…大量に使えない理由は2リットルで400円以上。

高級なお水。

数々の賞をとっていることは、勿論温泉水99にもなっているようにかなりのアルカリ性です。

pH値9,9

油と混ざる温泉水。不思議です。

超軟水で、クラスター(水素分子集団)が細かいので、吸収率がよく体内にミネラル、水分が素早く浸透します。クラスターの小さいお水を飲み続ける事で、血中の水分クラスターも小さくなり、血液をサラサラにする効果があるといわれています。逆に大きなクラスターのお水を飲み続けると不純物が溶け込みやすく、細胞に浸透しにくくなったり、体内に不要な不純物まで体に運んできます。クラスターはお水の大きさを決めるもので普段は気にしたことがないかもしれませんが重要なキーワードです。ただし、軟水や硬水のよう分子は安定してないので、クラスタをできるだけ小さい状態で安定させたお水が市販されるようになっています。
そんな温泉水99


まろやかで柔らかい飲み口、濃い味付けや脂っこい食事のお供に最適。











名称:ナチュラルミネラルウォーター
原材料名:温泉水
採水地:鹿児島県垂水市


栄養成分表(100ml)
エネルギー 0㌍
炭水化物 0g
脂質   0g
炭水化物 0g
ナトリウム 5,00㎎
カルシウム   0,05mg
マグネシウム 0,01mg
カリウム 0,08mg


pH値 9,5~9,9

硬度 1,7mg/㍑





ラベルの全面シルバー

高級感漂っています。

さてさてこのお水と珈琲の相性は…

初体験。

深煎りの苦みタイプのコーヒーと浅煎りの酸味タイプのわかりやすい珈琲でテイスティングしました。
通常通りドリップ。

テイスティングはいつものお水で淹れたときと比較しています。
結果↓

(深煎り珈琲の味わいの特徴)
液色は濃く、濃度がある。
全体的に丸い。苦み、酸味持ち味がしっかり。全体にラウンドでまろやか。甘みもある。美味しい。

(浅煎り珈琲の味わいの特徴)
液色は濃く、濃度は濃い。香がよく、酸味がしっかり特徴としてでまいした。つんとする酸ではなく円熟間のある酸味で心地よく感じました。美味しい。


この温泉水9,9 超軟水で超アルカリ性 のお水。


酸味系の珈琲も苦み系の珈琲も相性がよく、今までで一番好評価。
コーヒーのポテンシャルを引き出していました。

もう一度ラベルに書いてある一言、一言を読んでみると…




お茶やお料理に良い 「浸透力」


なる気になる言葉。きっとこれは、珈琲の豆にもこの浸透力が利いてるんですね。うまくなじんでました。


やや濃度感がでるので、通常よりも粉を使わなくても美味しくなりそうです。


鹿児島県 温泉水9,9 超軟水で超アルカリ性。


万能な予感。美味しかったです!

コーヒーとお水⑬クールマイヨール

コーヒーとお水⑬クールマイヨール


イタリアのクールマイヨール

モンブラン山群の麓の水、なんと硬度1600㎎以上の超硬水です。ミネラルの豊富さに(@_@;)。

ダイエット時の不足がちなミネラル、代謝アップ

ダイエット効果の高いサルフェートに注目。

サルフェート…

ミネラルの1種で、カルシウムやマグネシウムなどのミネラルと硫酸基が結合すると、硫酸塩になります。これがサルフェート。

このサルフェートには体にたまった有害物質を排泄させる効果があることがわかっています。デトックス 毒だしに使われる言葉の通りデトックス効果のあるミネラルです。体に増加する毒のもとは、私たちの食生活に自然と入ってくる科学物質。

食品添加物があげられます。この添加物は腸内細菌が減り、免疫力が低下。排泄力も弱まり、身体にたまっていきます。

近年、昔はなかったアレルギー体質と言われる病気に苦しむ人が増えています。デトックス効果のあるお水で、発汗、排泄がスムーズにいくと体にため込む毒素も自然と減っていきます。
そんなデトックス効果あるサルフェートいりの超硬水。

美容に良さそうですが、珈琲との相性はどうでしょうか?

原産国:イタリア
採水地:クールマイヨール


名称:ナチュラルミネラルウォーター
原材料名:鉱泉水

栄養成分表(100ml)
エネルギー 0㌍
炭水化物 0g
脂質   0g
炭水化物 0g
ナトリウム 0,08㎎
カルシウム   53,0mg
マグネシウム 7,0mg
カリウム 0,2mg

サルフェート 148,0mg


硬度 1612 mg/㍑


超硬水です。日本で有名なコントレックスも超硬水ですがそれ以上。


初体験。他の硬水のお水同様、加熱すると、やや細かい白いものがお水に浮かびました。ミネラルのようです。

深煎りの苦みタイプのコーヒーと浅煎りの酸味タイプのわかりやすい珈琲でテイスティングしました。
通常通りドリップ。

テイスティングはいつものお水で淹れたときと比較しています。
結果↓

(深煎り珈琲の味わいの特徴)
液色は通常のお水で淹れたコーヒーと変わらないが、濃度がある。
少しの酸と少しの苦みを感じる。飲み終えた後に舌に渋みがでました。

(浅煎り珈琲の味わいの特徴)
同じく液色は変わらず、でも濃度は濃い。酸味が出ず。苦みも出ず。コーヒーらしくない弱い平坦な味になりました。お水に珈琲が負けたという印象です。


気になった抽出時の泡の感じ。茶色い。いつもより。こちらは深煎り珈琲豆↓

こちらは浅入り珈琲豆↓ いつもはもっと白っぽい泡が付着するのですが…茶色の泡。


ミネラルが関係していそうですね。


この超硬水イタリアのお水クールマイヨール。

深煎り珈琲豆はまだ珈琲らしい味のバランスがありました。が浅入り珈琲豆の場合は、珈琲の特徴を打ち消すくらいの特性があるようです。

見えない無色無臭無味のはずのお水に、(@_@;)。


コーヒーがお水に負けた!と言わんばかりの平坦さにびっくり。


硬水が通常のヨーロッパ―で深煎り珈琲が多いのはそのせいなのかな!?

コーヒーとお水⑫SANBENEDETTO

コーヒーとお水⑫SANBENEDETTO




今回初のイタリアのお水です。


イタリアのお水、フランス同様石灰岩質の地層が多いために日本とは違い硬度の高い水が多いこととほとんどが殺菌処理を行わず、自然のままのお水をボトリングしている事です。
フランスやイタリアなどEU加盟国諸国では「ミネラルウォーター」に関して厳しい統一基準があります。

基準項目
①殺菌処理を行わない
②添加物などを一切加えない
③ミネラルバランスがよく規定量以上含んでいる事(飲み続ける事で健康に良いことが医学的に証明にされていること)
④採水地周辺の環境保全が管理されていること
⑤地下水源から空気に触れずボトルに詰められている事

厳しい。


日本の基準よりはるかに厳しい。

そんなイタリアのミネラルウォーター
サンベネデッド
アルプス山脈の雪解け水が長い時間をかけてろ過されたサンベネデッド


古代ベネチア貴族が体を治癒するためのお水として飲んでいたといわれる歴史あるお水です。
ミネラル多い中硬水です。

原産国:イタリア
採水地:スコルゼ




名称:ナチュラルミネラルウォーター
原材料名:鉱水

栄養成分表(100ml)
エネルギー 0㌍
炭水化物 0g
脂質   0g
炭水化物 0g
ナトリウム 0,6㎎
カルシウム   5,03mg
マグネシウム 3,08mg
カリウム 0,09mg


pH値 7,52
硬度 252 mg/㍑




弱アルカリ性のお水。

ミネラルのカルシウムとマグネシウムのバランスが良いお水。

加熱したところ、お水の中にしろいふつふつ。個体まではいきませんが、ミネラルが白く沈殿、表面にもちりのように浮かんでます。


温度差によってや、加熱、そしてパックしてから時間がたったものはこうなりやすいようです。


ごみが浮いているようにも見えますね。


硬水です。
飲みにくい印象を受けます。


深煎りの苦みタイプのコーヒーと浅煎りの酸味タイプのわかりやすい珈琲でテイスティングしました。









通常通りドリップ。

テイスティングはいつものお水で淹れたときと比較しています。
結果↓

深煎り珈琲の味わいの特徴
液色が一色濃く、濃度も濃い。酸が感じず、苦い。かなり苦い。飲み終えた後に舌に渋みがでました。

浅煎り珈琲の味わいの特徴
同じく液色が濃く、濃度も濃い。酸味が出ず。こちらも苦い。きつい。といった美味しくない。という印象。


このお水は、どちらの珈琲も苦くしました。濃度も濃い。飲みにくい。ちょっと相性が悪そうです。(^_^;)


気になったのは舌に持続する苦い、きつい味。


イタリアのサンベネデッド。見た目がキュートなナチュラルミネラルウォーター。珈琲とは合いそうにないお水でした。

コーヒーとお水⑪富士山天然水

コーヒーとお水⑪富士山の天然水

今回のお水は、アルカリ性でバナジウムいり。
人間の体はpH7,4の弱アルカリ性でたもたれています。
体液や血液が弱アルカリ性に保たれると新陳代謝が活発になり元気になります。

逆に体は疲労すると酸性化することもわかっています。

アルカリ性のお水を飲むことは新陳代謝を活発にし酸性化した体を弱アルカリ性に保つために大事な事です。
このアルカリ性のお水は日本人の5人に一人がかかるといわれている糖尿病の改善に効果があるといわれています。

今回のお水は更にバナジウムを含むアルカリ性の天然水。
更に糖尿病改善に効果が期待できるそうです。

バナジウム
よく聞きますが。

灰色に近い銀白色の鉱物です。色がさまざまに変化し、その発色がとても美しい事から、スカンジナビア神話の「愛と美の女神バナジス」にちなんで、バナジウムと命名されたということです。

バナジウムは玄武岩層を通り抜けてきた水煮よく含まれています。特に富士山の周辺で採取された水煮バナジウムが豊富に含まれています。玄武岩質の地層を通って作られた富士山の地層は良質なバナジウムを含有しています。その良質な地層を通ってわw木でた水には良質のバナジウムが溶け込んでいます。
そんな栄養素を持つ天然水 富士山の恵み天然水



採水地:静岡県富士宮市

バナジウム含有天然水



名称:ナチュラルミネラルウォーター
原材料名:鉱水

栄養成分表(100ml)
エネルギー 0㌍
炭水化物 0g
脂質   0g
炭水化物 0g
ナトリウム 7,9㎎
カルシウム   1,4mg
マグネシウム 1,0mg
カリウム 0,28mg


pH値 8,0
バナジウム 70/㍑
硬度74mg/㍑




早速珈琲をいれました。


本日の珈琲ガテマラ。


やや深めの焙煎ガテマラ。美味しく淹れると、口の中ですーっと消えるきれのある苦みがでます。





同じ抽出条件でいつものお水と比較しました。


抽出時間は約20秒長くかかり、濃度もしっかりとでてしまいました。 が飲んだ第一印象は、一見似たような味わいでした。


が、後味にやや酸味が少し突き出たようにバランスがわるく少しのみずらくなりました。


濃度がで、いろいろな味が表立っているように感じました。


別の珈琲を飲んだかのようでした。


これは、好みが分かれる味。


やっぱりいつものキレのある味がガテマラ というのが頭から離れません!


バナジウム天然水 やや中軟水 
柔らかですが、やや味を感じるお水。


コーヒーとの相性も豆の種類によりけりかもしれません。



夢うつつーパンドラの箱④

夢うつつーパンドラの箱④

理想のネルと味

遊び心転じて作ったこの手作りネルフィルター。

今回は、抽出検証編。

今回は、口の広く浅いネルをイメージしました。

袋に詰める粉の量は25から30g。

この粉が溢れず、そして袋の8分目以上にぴったりと入れば!🌠

作ってみたネルはまさに想像通り。

粉全体にまんべんなく、袋の中に詰まった粉にも万遍なく湯をかける。




層が浅いので早くそこまで行って落ちそうですが、実際はゆっくり。


いつもの細く深いネルよりもゆっくりと落ちます。


下に引っ張る抽出圧が違うのですね。




底が万番なくしみてきました。





次第に広がり、底から上面へ広がって来ます。



最初の一滴がポタリ


実はここまでで3分弱


なんて保水力でしょうか。


袋の濃い色を見て、味の出方がわかります。珈琲は最初が美味しい。










最後は、色も薄まり、珈琲の成分も出きっている様子。





抽出完了4分半



極みをいれてみました。
粉を粗くしたり、細かくする。
ネルを動かしドリップを固定して淹れる。
ネルを固定し、ドリップポットを動かし注ぐ。
最初にそそぐ湯量を多くしたし減らしたり。
粉をきっちり詰める、ふんわり詰めないでも変化。
出来上がった珈琲は、すべてネル独特の深みがありますが、濃度もばらつき味のバランスも変わる。

イメージする味になんとなく近づき…
袋についた色具合で注ぎのムラもなんとなくわかります。

やっぱり、マニアックです。

次はどう淹れよう…
わくわく。
コーヒー遊び

珈琲遊びの動画

その1とその2
さてさて何が違うでしょうか?
抽出時の珈琲の濾過も違い‥
速度も違う。

味も違う。

手作りネルでネルドリップ
その1


手作りネルでネルドリップ
その2


その2

がお気に入りでした。
お気に入りの注ぎがイメージ出来たので後は濃度調整。

粉も抽出量もいれかたも丁度いい決め手があります。

夢うつつーパンドラの箱
箱の中はとても深すぎて謎が一杯です。

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プロフィール

金澤屋珈琲店  本店


Author:金澤屋珈琲店本店
金澤屋珈琲店は石川県金沢市、金沢城公園の黒門口横に位置する自家焙煎のネルドリップコーヒー専門店です。

◎店舗情報
石川県金沢市丸の内5-26
TEL/076-254-5411
営業時間/9:00-18:00
(12月~2月は17:00まで)
毎週水曜定休

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