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2015-09

願い事届く…

2015年 9月末日
あっという間に変化に富む季節 秋がやってきました。

予定通り毎年花を咲かせてくれる彼岸花も開花、そしてススキ。




秋色カラー

園内はちょっとくすんだ中間色に色づいています・

金沢城公園は、実は起伏が多いので…かなりの標高差が園内でもあります。

金澤屋珈琲店の位置する金沢城公園の黒門口から大手門口にかけてのお堀伝いの木々の紅葉から始まり、園内入ると奥へ進むほど紅葉の進行も遅くなります。





兼六園の見ごろも更に遅く…

例年のごとくこの秋は、段階を踏んで色々な見せ場や紅葉の楽しみ方も様々。

紅葉を楽しむ兼六園・金沢城公園ライトアップ秋の段

は今季3回に分けて開催されます。

つい先日のシルバーウィークにも開催されました。
次回は今週末↓

 10月 2日(金)~ 4日(日) 18:30~21:00
今年から新たに加わった玉泉院丸庭園も含め、兼六園、金沢城公園と3箇所。
3つとも回ろうとすると推定1時間半

一か所で1時間ゆっくりもありですね。

最近知られるようになった玉泉院丸庭園。まだ人も少なく、夜間はとても静かで幽玄な雰囲気。

尾山神社や椎の木迎賓館側からすぐ入口があるので、その辺からが便利かもしれません。

之を逃すとライトアップは11月末が年内ラスト。
11月になると、かなりの冷え込み
今の季節のライトアップは暑すぎず、寒すぎず…
ゆっくりと楽しめそうですね。

9月終われば・・・

金澤屋珈琲店も3年すんで半年。

店の前を行きかう人の多さも変化。

開店当初は、黒門口も地元散歩客の通路
公園の大きな行事や祭りのたびに黒門口は人通りが少ない事や段差の少ないバリアフリーの坂道のため関係者車両専用通路になったり、事あるごとに閉鎖もされそのたびにお店も…ピンチ

そんな中で、商売をしていくうちに、なんとなく周りからも気遣いをしてくれるようになりました。

地道に頑張ってると、誰かが気づいてくれます。(^_^)v

次の大きな山場は来る11月15日「金沢マラソン」の日。

早朝から午前中にかけて関係者車両や参加者で色々あるようです。

そして開店から約1年は、無電柱化工事とこの辺一体の整備と大規模な無電柱化工事が行われました。

なので、工事車両で店舗を隠されその1年は、店の場所もわからない上に工事車両でまたまた隠される…(^_^;)

その次の春には、きれいになった無電柱化された景観が広がり

さよなら電柱
見晴らしがよくなりました。
店内から見渡す公園の景色も自然ン居なり、電線が消え、木々に包まれた店内。

電柱工事我慢してよかった!と今では思っています。

そして、エムザのリニューアル 黒門小路 の開店でむさしエムザ→近江町市場→金沢城公園黒門口→兼六園
と続く歩く観光客向けの回遊ルートが推進され、市場内に黒門口への案内看板ができました。


黒門小路

近くには週末ごとに観光客でごった返すせかせかした近江町があり…




ちょっと歩けば

ここはそんな騒がしさとは裏腹に



静寂と荘厳な趣。



対極でありながら、徒歩圏内に聖地がある。

兼六園は有料ですが

こんなに広くて広大
綺麗で

ここが無料で楽しめる❗

ということが関西や関東圏の都会の方から大変評判な金沢城公園。

許す限り市民の公園でもあるので末永く楽しめたらと思います。


少しずつ人通りが増える店舗前の黒門口

そして大きな転機は

この春の北陸新幹線開通による県内外からの観光客の増加と外国人の増加。

土日はまるで京都のような雰囲気。

中でも金沢城公園黒門口から入る入園者は、なんと大手門を上回る結果となり、3か月前の新聞でもその意外さに注目。
その記事を見ながら、なんとなくこんんあ便利な入口…と思っていたので
嬉しくもあり、お店を知っていただく機会が増えました。


店内に入られるお客様も増えています。

いつも地元にいらっしゃるお客様は、ここにお店ができた事を喜びながらも黒門ゲートの
殺風景さに残念に…
便利だけでもう少し趣があれば…

ずっとずっと門が…(^_^;)
と思い、いつの日か整備してくれないか?
なんとなく訴えた事もあり、
ここを通る住人の方も…

そんな中今月末の北国新聞朝刊に朗報です!

↓「歩く観光増 黒門口整備へ」
とあります。(^^)

















ここが、黒門口

アルミ門なので、どこにも門がないと観光客の方にもよく言われています。

(^_^;)

「金沢御堂の時代は、ここが御堂の入口で、佐久間盛政が入城した時もここを大手としていたという。かつての大手門。

前田の時代となり大手は西丁口から尾坂口(現在の大手門)へと移された。

江戸時代は西丁口門と呼ばれ、明治に入って以降、いつの頃からか黒門と呼ばれている。」

いつの頃か黒門・・・

だそうです。

ひっそりとこんな印↓




このアルミ門はいったいどんな変身をしてくれるのでしょうか?

願い事

少しずつ進んでます。

観光の方に本当に良い所ですね♪

と言われると松崎も本当にいいと思うと伝えてます。

お店もやっぱり最高のリッチです。

都市美文化賞をとった金澤屋珈琲店。
店
店の前を通りすぎる人はいつも建物をカメラで撮影していきます。

新しいけど、この場所に昔からあったかのようになじんできました…

黒門口整備。
新幹線開通後後はこの門を何とかしてほしい…!!
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夢まで一歩前進。

関連記事↓
2015年元旦「かがやき」と走り出す一年の幕開け










「デザインのぼりショップで旗♪」朝も昼も

金澤屋珈琲店とお付き合いして早1年以上。

可愛いデザイン性と効果的な仕掛け効果のあるのぼり。

秋の行楽シーズンに入りました。

お店は土日祝日や平日を問わず、お天気が良いと活気のある日が増えてきました(^^)

金澤屋珈琲店では、いくつかののぼり旗を使い分けています。

まずはお店を見つけてもらう事から始まった

「カフェオープン」 専門店らしい 端的なイラストとかっと目立つ赤色ののぼり。場所がわかりづらいという方が多く、歩く方の信号になるような目立つ旗。

この旗は、初代でもありますが、かなり離れたところから歩いていても何かある!!と発見でき、外国の方も何のお店がわかるようになりました。

そして
次のターゲットは、お土産や物販の客層。
そこで大ヒット!!したのが
「珈琲豆販売中!」のシンプルな白い旗。

通り過ぎ行く近所の方や、急いでいる観光の方が、珈琲豆をかえるんだと気軽に来店して下さるようになりました。
店内に飲食の目的以外で豆の購入をしてくださるようになり、今ではすっかり定着しました。
物だけ買いに入るのは中々…
自分も実際にそういう事があるな・・(-_-;)
と思います。なのでよく理解できます。

でも、本当は気軽に見に入ってきて頂いていいんですよ!

そして
旗を挙げて見る見る間に効果発揮した
「テイクアウトできます!」
シンプルな白をベースにした、テイクアウトカップのかわいい旗。
土日平日問わず、お天気がいい日はまとまった杯数を持ち帰られる方も増え、よく出る日は、平日の1日の客数ほどの杯数を出すまでになりました。

春から始めましたが、夏はアイス珈琲あカフェフロートが人気。
そして今では温かいハンドドリップ珈琲にシフト。

あまりの多さに松崎もびっくり!

今後の秋のピークに備えて提供に時間配分を考え、準備もせねば!と思います。
9月終わりになってもかき氷までテイクアウトがでるのです。

兼六園や金沢城公園へ歩く方はいつも体がホット。
のようです。

いろんな意味で、こののぼり旗の効果を日々感じながら…

次はこれ!!
と新たなるターゲット層はこちら↓



喫茶店
自家焙煎珈琲専門店

ですが、やっぱり美味しい珈琲には美味しいスイーツや軽食。

この場所なのでご家族連れもどんどん入ってきます。

実は金澤屋珈琲店では、平日と土日祝日で開店時間をかえています。

平日は朝9時より
土日祝日は朝8時より

なんとなく始めましたが、つい最近からしっかりとモーニングとランチをはじめました。

メインはモーニングもランチも平日でしたが、
ここ最近では、週末の客層が急増。

その中でも一番増えたのがモーニングタイムとランチタイム。

観光地ならではの動きですね。

早朝から素泊まりでホテルや旅館に泊まり散策している方の寄り道スポット。

として来店の方も増えました。

何年も前からモーニングもランチもやってますが、

嬉しいことに、内容はお客様に合わせて選べるように、バリエーションも増やしました。

なので、松崎も週末は朝から準備に気合をいれてます♪

早くから営業してるよ!!

と気が付いてほしいのでこのモーニングののぼりは今日から付けましたが

またまた期待しつつ…



朝8時から11時まではモーニング












そして11時から14時はランチタイム
同じタイプのデザインでランチタイムに変更効果があると教えて頂きました。

とても大変ですが、毎日、看板はこまめに時間帯ごとにチェンジ。
スタッフの子たちも、時間意識が芽生え、今まで以上にお仕事にメリハリ出てきました。





風邪になびくとそよそよ
紅葉と馴染んでます。





喫茶店というのは…一日を通して一番混み合う時間帯は2時から4時のカフェタイム。

この3年半年。

どんなに静かな日でも案となくこの時間帯にお茶したくなる!!
よう。

自分に差し替えてもそうだな…
ちょうど一服したい
と思いますね。

お客様をもっともっと!
と考えるとやっぱり…
モーニングとランチ

可能性はいっぱい❗

閉店時は、こんな風に。
店内ラストオーダー後は、テイクアウトで提供してます。

デザインのぼりショップにて購入した旗の効果的な使い方を教えて頂き実践しています。

1年たって、最近使いこなせるように賢くなってきました(笑)




9月営業最終日。さらなる期待を込めて…

今日からデビュー
モーニングとランチも欲張りに!!
もっともっとお客様が増えますように(^^)


金澤屋珈琲店のモーニングについてはこちら↓

モーニングサービス(新)-朝ごはんを金澤屋でどうぞ♪

ネット通販サイトで探せます!!↓ 金澤屋のような不利な立地こそ効果上々です。あきらめないで頑張りましょう♪↓
デザインのぼり旗効果♪

役に立つこと大事ですね

コーノ式円錐フィルター名門Kドリップレビュー④

90周年記念モデル名門K ドリップレビューその④


前回のレビュー編③の続編です。




コーノ式円錐フィルターの特徴


珈琲のアクの混入を防ぎ、よりクリアな味わいを引き出せる。


ネルドリップに近いふくよかな味を引き出せる。


そんな構造の魅力がより大きく出やすいのが名門K


従来の名門やドリップ名人もさながら、名門Kの構造はよりリブが短くフィルターにより密着


エアが入りにくく、抽出時は、湯抜けせず、フィルタ内に珈琲とお湯をため込みます。


その効果は蒸らしでよくわかります。

膨らみ、保水量の高さ。
最初の一滴の密度の濃さ。

最初の一滴には美味しさがふんだんに詰まってます。




注意点は、使用するドリップポット


まっすぐ湯が垂直に落とせるか?


点滴、細く、中目、太く…と湯量コントロールできるか




抽出時の泡の変化と膨らみサーバーに落ちる珈琲液の濾過に合わせて湯量をコントロールできるか?




紙の湿り具合、色、サーバーに落ちる珈琲液が美味しそうか?



注ぎ始めの泡

中盤の泡



泡のカラーも変化





終盤の泡


湯量コントロール


中心に垂直に 点滴、滴り落ちるように


まっすぐ、まっすぐ、静かに優しく



これをイメトレ練習し、再度本当の粉にのせる。


それだけで、抽出は変わります。


ちょっと練習。


そしてトライ。


最初細く



少しずつ太く、のせる範囲を広げ。


上から覗いて中心から500円玉くらいの範囲の粉の厚み、層の深さは深くお湯の浸透に時間がかかります。


最初の湯のメインはこの500円玉ラインを狙います。


泡の圧力が減り、泡がだんだんきめ細かくクリーミーになって行きます。


この辺から湯量を更にアップ。


円の大きさもやや広げていき(ペーパー側にはかけない事)




最後はフィルター内にまんべんなく泡を広げます。


泡の色は白っぽく、美味しい抽出エキスが出きった状態。


泡にはアクが浮いた状態です。フィルター内にたまった湯を最後まで落とし切らずに抽出を完了します。




粉の層の深さのイメージ。


真ん中が一番深いのです。


端から湯を注がず最初は中心部から湯をのせていきます。↓


コーノ式は円錐形なので、自然にお湯が一つ穴の底1点に湯が集中するようにされています。


蒸らしを効果的にすることで、その後の抽出時に中心以外の場所から注いだ湯も自然と円錐のそこへ流れるようになっています。






抽出時は、どうしても上から粉の状態を見るだけになりますが、鏡を置いて淹れてみるなど工夫してみるとお湯がどのくらい偏って落ちているのかわかります。いきわたりすぎた箇所、その逆で少ない箇所。


毎回変わりますが、自分で淹れる癖がついているのでもしかしたら同じような方向に湯が毎回言っているかもしれません。


紙の濡れ具合、染まる順番。そんな反応を見フィルター内の湯の流れをイメトレ。




抽出完了時、密着度も紙を見て要チェック。


理想は、エアが入らず密着部分が多い事。


中心からきちんとお湯を湿らせ、ガスをきちんと抜く。

珈琲のエキスをむらなく抽出。


やっぱり写真の左のように張り付いているのが理想です。


これは、最初の蒸らしでほぼ決まります。




「珈琲の状態を見て淹れる」

それはただ単に時間をかける事が良いわけでもなく、アクをいかに混入させないようにするか。


粉にまんべんなく湯を染み渡らせる。



最初はみよう見真似で。
味はばらつくかもしれませんが、
たまにうまくいったり。

そのたまにうまくいった時の抽出の様子を思い出し繰り返す。


美味しさの秘訣は上記あげたような点を意識すること。


どうしても毎回同じようにはならず。

これは、どんなプロでも同じです。
ですが、こうなったらこうする。


と工夫しながら淹れる。


これぞまさに抽出テクニックですね。

金澤屋珈琲店連休のお知らせ



秋晴れの金沢
朝から気持ち良いお天気です。



これから色ずく紅葉
紅葉の気配はまだですが…



季節の変わり目も悪くないもの。



尾山神社です。
前田利家公の像がりりしくたっています。

現在は、発掘調査中で一部工事中のようでした。




正面から見る尾山神社。早朝は金沢市民も出勤がてらお参りに立ち寄る方が多いようです。



金沢城公園兼六園秋の営業時間
9月より11月いっぱいまで
朝5時から夜6時まで

金沢城公園は無料
兼六園は通常有料ですが、朝5時から6時45分までは無料で入れます!

なので…朝一の観光客の方のお散歩コースになるようで…

遠方から観光の皆様、早朝散策で金沢観光を有効に利用できますね!

最近できたらしい…朝食ご飯やさんを発見。


その名も尾山食堂!

何せ朝7時からだそうで…(^_^;)

早朝散策の観光の方や地元の方で賑わっているのだそうです!

発見しましたが、まだまだ松崎の方が早かったので営業時間外でした(-_-;)

そして尾山神社の脇道にも、古めかしい喫茶店があります!

喫茶 めるつばう。

ここもモーニング力入ってます!

朝7時半~

…皆頑張ってますね!見習わなければ!🌠

新幹線ができ、人の流れが大きく変わりつつあります。

そんな流れを微妙にキャッチ。

金澤屋珈琲店も2年前から営業時間がどんどん早くなる毎日です!

ニーズに合わせて…

できる限り頑張りたい次第です。

店内では、涼しくなり、自家製スイーツが人気です。

美味しい美味しい

ガトーショコラが一番人気。



今月からはじめた朝カレーモーニング♪

ガッツリ朝ごはん。
まさか朝からカレー!?(-_-;)
と言いながら、金澤屋にいらっしゃるお客様は早朝から散策している方ばかりなので腹ペコ!
のようです。

驚くことに‼
かなりの人気_(^^;)ゞ
今、一番人気のモーニング。


そんなこんなで、9月も半ば。

金澤屋珈琲店
連休を戴きます!

9/30(水)
10/1(木)

2連休となっております。
通常は(水)定休日です。

秋の一休み。

今後とも宜しくお願い申し上げます。


コーノ式円錐フィルター名門Kドリップレビュー③

コーノ式円錐フィルター名門Kドリップレビュー③

珈琲の抽出には色々ある。
淹れ方は変えて
とはいうものの

このシンプルなフィルター一つ

今日は2分で淹れる
 3分で淹れ…

そして4分や5分かけても美味しい答えが出る。

抽出方法を変えて見たり…

それでも美味しい答えがそこにもあり…

使い手のいれかたにいつの間にか馴染む。

そんなフィルターは早々ありません。

「美味しい淹れ方と共に器具を販売する」という意向のもとで販売されてきた珈琲サイフォン社のコーノ式円錐フィルター。


従来のドリッパーでは、淹れる杯数が多くなればなるほど、時間がかかり、味が重たくきつくなってしまいます。勿論同じ珈琲を2分で淹れるのと5分で淹れるのではかなりの味のばらつきが出る。基本的にかかりすぎればかかるほど、渋みや雑味が気になってしまいます。


コーノ式フィルターでは、サイズ展開がバリエーション豊富。2人用、4人用、10人用…


どのフィルターもコーノの特徴が出ます。粉の量が増える分、時間がかかります。


が美味しく淹れる本家おすすめの抽出方法では、どんな珈琲豆も粗さを微調整し適度な粉の量で淹れると抽出量は違えども美味しくなります。

本家コーノ式。


ネルの構造を真似た円錐形。
紙とフィルターが密着。
抽出理論にかなった、速度コントロールがしやすいフィルター。


フィルターのリブの構造を理解し、豆の状態に合わせてお湯を粉全体に染み渡らせていきます。蒸らし時間から抽出完了まではまるで珈琲の様子を見ながら流れるように。 3分の1は、点滴ゆっくり、次の3分の2、落ちはじめたらややペースアップ、残りの3分の1、最終的には速度アップ。
コーノ式円錐フィルターの不思議でもあり、魅力でもあるこの抽出構造を利用した淹れ方。


時間がかかるのですが、この淹れ方で淹れた珈琲は、苦み、酸味、甘み、コク…香り 珈琲の持っている味わいをバランスよくしっかりと引き出してくれます。


この珈琲はどんな特徴があるのだろう…?と初めて出会う珈琲はこの淹れ方で淹れて味を確認します。


抽出濃度も濃過ぎず、中庸で飲みやすい。


アクが浮いた状態できちんと抽出できればクリアな味になります。


この淹れ方は抽出開始からサルトまでお湯の注ぎ加減を手の動きで変えなければいけません。自分の手にあったものを選んで珈琲を見ながら淹れてみましょう。


沸騰したお湯をドリップポットに移し替えます。


目安90℃前後。


珈琲豆によっても変わります。



粉はしっかり平らにします。




中心にめがけてお湯を注ぎます。雨だれのようにぽたぽたっと。


この時の膨らみや勢いは豆の状態により変わります。



粉の表面がむくむく膨らんできます。あったまってきました!


粉全体にゆっくりとお湯を染み渡らせていきましょう。





粉の表面がむくむく全体にいきわたって来たころに


最初の一滴がサーバーに落ちるイメージで抽出コントロール。


最初の一滴が大事。

サーバーに珈琲液が落ち始めると泡が出てきます。


珈琲の成分がどんどん出てきています。

この辺は、落ちる珈琲の速度と注ぐ速度を同じペースで。


泡が茶色い段階では、味がよく出ます。


少しずず回数注げばしっかり。


あっさり淹れる場合は止まらず注ぐ。

最後はペースアップ。

泡には珈琲の灰汁が付着しています。


えぐみや渋みの原因になるので浮かせた状態で抽出完了。落とし切らないようにします。




抽出後、ペーパーと粉の密着度がよくわかります。





今回は極深煎りの珈琲豆を粗挽きで淹れました。
イメージは柔らかなコクと苦甘いテイスト。


最初からただ単に点滴で一か所にのせるだけではなく、粉の中に染み渡っていくお湯の加減を紙の湿り気具合、膨らみとガス圧


見ながら淹れる事でお湯をのせる位置も変わります。点滴の量、スピードタイミング。抽出の進行に合わせて注ぐ量の調整。


抽出イメージは3分割。


始め3分の一ゆっくり


次の3分の1はやや早く


そして最後は早く。









3分割イメージ動画です。

今回の抽出はやや早めに意識。

粗さはゆっくりと蒸らしに時間をかけるため粗挽き推奨です。豆の状態によって、抽出効率が変わってくるので微調整をしたり時間のかけ具合は変わってきます。がある程度慣れてくると24g 240cc抽出で大体ぴたりと美味しくなるバランスが見えてきます。
泡の色や量は焙煎度によって、グラインドによっても変わります。

使用する珈琲豆の焙煎による味の出具合の特徴、


使用するコーヒーミルの特性


全て人によって違うので一概には言えませんが…


きちんと抽出できればそれほど恐ろしい味になるわけではなく(^_^;)


ちょっと水っぽい!!? かちょっと濃い!? と気になる程度で雑味の少ない珈琲のクリアさは楽しめます。


コーノ式円錐フィルター名門Kレビュー③

たまには時間をかけて!
時間のある時に愉しみたい贅沢ドリップ。













月夜の宴ー仲秋の名月鑑賞会



9月最後の週末。

雨上がり暖かい日差しが店内を潤いました。

肌寒い朝が過ぎ

太陽が顔見え。

店内ではまたまたアイス珈琲が返り咲き!



冷たいアイス珈琲が人気でした。



今週は、なんとスペシャルティー珈琲豆をブレンドした特別なアイスブレンド。

香るキリッとアイス!!

いい感じ♪

そんな一日が過ぎ、閉店後

金沢城公園からなんとも言えない心地よい宴が聞こえてきました。

誘われてフラット

そうです!

2015年の仲秋の名月

9月26~28日

兼六園、金沢城公園では毎年仲秋の名月鑑賞会が行われています。

今年は更に新たに加わった玉泉院丸庭園が加わりあちこちから音楽が聞こえてきました。

一年でも最もお月さまが綺麗に見えるこの時期。古代中国から伝わった習わしのようです。

満月の日は、毎年変わります。

今年は9/27が🌕、9/28がスーパームーンとなり見逃せません!

稲が実る時期でもあり、お月見をしながらお団子をお供えしたり、いも類をお供えしたり…

色々な風習があります。



仲秋の名月に欠かせないすすき



お供えのお団子

お花



月を反射する水面

ここは、金沢城公園の玉泉院丸庭園です。

かつて藩主の庭でした。

石垣、お城の一角に完璧な庭園。

19時半
20時半
の2度にわたり、クラリネットの生演奏も聞けました。

撮影禁止で荘厳な雰囲気で行われました。











曇り空の中、
クラリネットの生演奏と同時に一瞬だけ見え隠れ。

秋の夜

月夜の宴

こんな静かで素敵な夜も良いものです。

この玉泉院丸庭園だけでなく、河北門、兼六園でも演奏会が行われています。

9/27まで!!

お天気も良さそう(*^^*)



緑の紅葉もライトアップ。


名月終わったら紅葉が楽しめそうです!



皆様にとっても、素敵な仲秋の名月になりますように。






ペーパードリップと珈琲豆選び

珈琲を淹れる抽出器具
ハンドドリップとも言われる自分の手で淹れる珈琲
ペーパーを使用したペーパードリップからネルドリップまで。

をハンドドリップと言います。
ハンドドリップ珈琲とは、手で淹れる丁寧なコーヒーであり、機械抽出に頼らず独自の味を作ることができ、その日の気分や人に合わせた珈琲を作ることもできます。

その中でも更に気軽珈琲を淹れる事の出来るペーパードリップは、日本では多くの方が好んでいれている抽出方法です。

特徴として面白いのは毎回味が変わること。
それは珈琲の味を変える要因である
温度と時間が変わりやすく、更に人による注ぎ方やタイミング、スピードが異なるためです。

というと難しそうなイメージではありますが、珈琲の粉の状態を確認しながら淹れる事が出来るのが楽しさの一つでもあります。

珈琲の基本
苦みと酸味のバランスで考えてみると

苦み傾向の味が好みの方
*焙煎度が深い
*メッシュ、粉の大きさが小さい
*お湯の温度が熱い
*注ぐ速度が遅い


酸味傾向の味が好みの方
*焙煎度が浅い
*メッシュ、粉の大きさが大きい
*お湯の温度がややぬるめ
*注ぐ速度が速い


ペーパードリップは自分でその組み合わせを自在に合わせられます。
粉の量、粉の大きさ、湯温、時間
どのように注ぐか…?

全てが組み合わさり自分独自の味を作ることができる万能の器具です。

珈琲には、自分の好みの味、の他、産地の特性を生かす淹れ方…など

珈琲に合わせた淹れ方ができるようになるにはそれなりに沢山の珈琲を淹れたり飲んだりする経験値も必要となってきます。

経験に合わせて次はこうして淹れよう!
などチャレンジしていくと珈琲がより美味しく安定します。

理想の味はやはり自分次第。

ペーパードリップでは自分の好みの味にできる抽出コントロール♪
ができるのです。

これは、他のどの抽出器にもない魅力の一つ。

更に豆の状態を見ながら淹れる事が出来る。 

というのは、珈琲の雑味の原因となるアクの混入を極力抽出テクニックによって入らないようにできるのです。

珈琲の成分には美味しいと感じる苦味、酸味、甘味…があり、粉に水分がついた瞬間から成分がとけだします。あれもこれもと取り出せば、いつの間にか( ゜o゜)アレレ?という渋味も一緒に出しちゃうので注意。

良質の成分のみを取りだそう!というのがドリップの醍醐味。

ドリップの場合は鮮度が良い状態の珈琲から出る炭酸ガスの圧力を利用します。



泡によって浮かんだ珈琲の微粉。

浮かせて抽出すれば、出来上がった珈琲はよりクリアになります。(^^)

珈琲の体調に合わせたその日の淹れ方。

ですがその見極めは実際は難しいので(^_^;)

煎りたてフレッシュな状態の淹れ方
1週間後の淹れ方
1か月たった珈琲の淹れ方…

と何パターンかで淹れ方を分けるとわかりやすいかもしれません。

もっと究極はペーパードリップにも色々な形状があります。

円錐であり、扇形であり…
穴の数、大きさ、リブと言われる溝の数、長さ…

全ての違いで特徴となる味わいが変わります。

そんなペーパードリップにお勧めの珈琲。

どんな珈琲もおすすめ。(^^)

万能のペーパードリップ♪

アクの混入を極力防ぎ、クリアな味わいを実現できるペーパードリップ。

どんな珈琲も腕次第で美味しくなります!!

食べるコーヒー②コーヒーゼリー

食べるコーヒー② 珈琲ゼリー


簡単に珈琲ゼリーを作ってみよう♪ 金澤屋おすすめレシピ


ゆるゆるグラスコーヒーゼリー


材料(150cc)

深煎りの珈琲で作った濃いめの珈琲(通常の2倍の粉で淹れたコーヒー) または 濃いめの水だし珈琲  150cc
砂糖 9g
粉ゼラチン3g
珈琲リキュール 5㏄
仕上げにお好みで生クリーム、フレッシュなど




粉ゼラチンを計量した珈琲150ccのうち約10㏄の珈琲を注いで15分ほどふやかす




水分を含んでゼラチンがぷっくり



用意した珈琲をレンジで温めます。

沸騰寸前まで温める

熱いうちにゼラチンをとかし、珈琲リキュールを加える。


氷で冷やし急冷。粗熱をとってからグラスに直接仕込みます。
冷やす前に気泡は救いとっておくと液面が滑らかに仕上がります。



冷蔵庫で1時間から2時間ヒヤシ固めます。


そして・・・


できました。プルるん柔らかゆるゆるゼリー。




フレッシュを加えて・・・







更に甘党は、ホイップクリームなど盛り付け・・・・






カフェ風にアレンジ。




ふわっとゆるいカフェ風珈琲ゼリーの出来上がり♪(^^)




食べるコーヒー①

「食べるコーヒー」

??? (^_^;)

と言われても中々ピンとこないものでしょうか?


食べるコーヒー と言えば、


珈琲屋の独自のレシピが光る! 珈琲ゼリー♪


の事だそうです。


珈琲を使用したゼリー、デザートの分類。


そもそも1963年に軽井沢のミカドコーヒー店で「食べるコーヒー」として考案されたのが始まりとされています。


発想としては美味しい珈琲をなんとかして食べるものにできないか?と


大変ユニークであり、ブラック珈琲の色と風味を生かしデザートに変身。当初から、そのまま食べたり、フレッシュ、ガムシロップ、コンデンスミルクをかけて食べたりミルクセーキやクリームソーダ、サンデーの飾り付けにも使われたりもしていたようです。


金澤屋珈琲店では、こんな風にアレンジ。


コーヒーゼリーパフェ。


シンプルで皆さんに愛される珈琲ゼリー。


材料はいたってシンプル


珈琲、砂糖、ゼラチンなど できるのです。


仕上げに使うフレッシュ、生クリーム、コンデンスミルクなどの盛り付け材料はさておき。


こんなにシンプルなデザートがあるだろうか?


と思いますが、美味しさを追求するととても奥が深い!


のです。


美味しい珈琲ゼリーの秘訣


① 原料選び:使用する珈琲豆選び


コーヒーゼリーに使用する珈琲豆は実はどんな珈琲豆でも美味しくなるか?と言ったらそうではないのです。向き不向きがあり、一般的にはフレンチローストあたりからイタリアンローストがいいといわれています。


松崎のおすすめは、イタリアンロースト。


珈琲ゼリーは、アイス珈琲同様、冷たくして涼感や美味しさを楽しむもの。味覚の代表五味の内涼感を感じるのは、甘み、酸味、塩味、辛み…ではなく 苦み!です。


珈琲は苦いものだといいつつもその度合いは実は焙煎度、ローストによって差が出ます。ローストは深ければ深いほど苦みが出てきます。


という事で深煎り珈琲豆がアイス珈琲同様おすすめとなります。

②珈琲の抽出:濃いめにドリップしで急冷



そして人間の舌は冷めたものには感度が鈍くなる傾向になるので、ホットコーヒーで淹れる感覚よりももっともっと濃いめに抽出する必要があります。つまり珈琲豆は深煎り珈琲豆で濃いめに抽出する。通常の2倍の粉を使います。

更にお湯で抽出した珈琲は、見えない空気に触れ成分変化が高速に進みます!成分が変化し、濁り、えぐみ、重たい味わい、そしてどんどん香りも落ちていきます。



それを食い止めるには急冷!


そして濃度があるためその濁りの変化も激しい。


急冷がキーワード。


③珈琲のおすすめの抽出方法:濃い目の水だし珈琲



お湯で淹れる珈琲とお水で淹れる珈琲は、同じように見えますが出てくる成分が違います。お湯で淹れる珈琲は、珈琲らしい味や色、苦みの成分の代表であるカフェインやタンニンが沢山溶け出しています。一方で、低温でじっくり抽出する水出し珈琲にはカフェインが少なく、タンニンも少ない。苦みが抑えられ全体的にまろやかに。
更に時間と共に劣化しにくく比較的長く美味しさを保つのです。


更に、お湯で淹れる珈琲は抽出される成分が多い分、時間と共に味がどんどん変化します。2時間 3時間、そして1日。最初には感じなかった重たさ、渋み、濁りが増え、酸っぱくなっていきます。


作りたてですぐ食べきる分にはいいのですが、作りおきして食べるならやはり味の変化の少ない水出し珈琲がおすすめです。思わず見とれるつるつるっとした漆黒のコーヒーゼリーを見るといつも、「美味しそう…」となっちゃいます。


濃度は、濃いほうがやはり味がぼやけず冷やしても美味しく感じます。

④使用する凝固剤 :粉ゼラチンがおすすめ


固めるものには製菓用で色々ありますが。


寒天、ゼラチン、ゲル化剤… 価格面でもそうですが、食感がすんなり出るのは 溶けやすい粉ゼラチン。


スケールで分量はきちんと図り、1g単位で計量できるものがあればかなり安定します。


⑤ゼラチンをふやかす際はコーヒーを使う


よくあるレシピ。ゼラチンをお水でふやかす。


ここは思い切って贅沢にコーヒーでふやかします。珈琲感も薄れず、滑らかに仕上がります。


⑥甘みはしっかり珈琲に仕込む!


やっぱりデザートだから甘いから珈琲の苦みが美味しく感じるのです。甘みなくして苦みだけでは…


おすすめは、コーヒー自体に砂糖を溶かすこと、甘すぎると口に残るので適量を。金澤屋珈琲店では、アルコールが入った珈琲リキュールを使用し、更に珈琲の香りを引き出しています。


甘みの量は、珈琲の濃度がホットで飲むよりも濃いめにしている分多めにした方がいいといえます。


⑦とろける食感:固さ調整


コーヒーゼリーを作る上で難しいゼラチンの量と固さ。

大体市販のクッキング本の通り作るとゴムのように固くなりがち。


ちょっと1g減らしてみるのも手。


柔らかさは、口に入る質感をかえ、繊細な珈琲の甘みや香りを感じさせます。


ゼリーを固めた後に固すぎたら、レンジで温めていったん溶かして少し珈琲を足して再び冷蔵庫へ♪


なんて裏技もあり。


繰り返し作って適量を見つけましょう。


ちなみに、店では、珈琲ゼリーに使用している珈琲豆は


贅沢な 極みブレンド


珈琲豆事態にエチオピアの香り高い珈琲豆を使用し水出し抽出。


他にもアイス用ブレンドイタリアンがおすすめ♪
関連記事↓
アイス珈琲のお話⑫アレンジ編続

しっかり抽出できかつすっきりクリア。


食べるコーヒー!コーヒーゼリーパフェ。


年間を通して店内でお召し上がりいただけますよ。

実りの秋ー育てる珈琲





シルバーウィーク最終日。

連日の好天で、毎日毎日金澤屋珈琲店のテラス席は終日満席状態。

朝日とともに日に日に深まる紅葉。

いい眺めだな…と夢うつつ、開店と同時に気がつけば日が沈み真っ暗に。

あっという間にシルバーウィークも終わり初秋のピークを走り抜けました!スタッフ共々日々反省しつつもやりきった・・・・という最後でした。

色々不手際もありましたが、皆様ご来店ありがとうございました。(^^)

土日祝日は朝8時より開店。

どこにも記載はしてませんが、
もっとこうしたほうがお客様にとっていいのでは…!?と始めた早朝開店。

看板出して開いてたら誰か足を止めるんじゃないか?と とりあえず決め

雨でも雪でもちょっと悪天候でも … とりあえず続けました。

その甲斐あってか


2年半年続けてモーニングもお客様も定着してまいりました。(^^)

思いつきながらも、続けることはとても大変でした。

が最近実になることのほうが少しずつ増え、

成せばなる

と実感しております。



朝店につくと、ようやく朝日が昇り明るくなります。

日もだいぶ短くなったものだと思いながら、秋が深まるのを日々体感しています。



シルバーウィークの一番人気は

やはり珈琲豆

でした。

想定外に販売も多く、最終日は沢山切らしてしまいました。(^_^;)



日中の暑さの中返り咲いた コールドラッシュ♪

氷!!! フィーバー再び!







そして「極上の水だしアイス珈琲」

連日夜通しで製造。

真夏を思い出す一面もありつつ。

モーニングラッシュは

1位 がっつり 朝カレー

2位 王道 サンドイッチ


3位 デザートトースト 「小倉トースト」



最終日の今日は、最後の大サービス。

本日のおすすめ珈琲

スペシャルティコーヒー

「タンザニア テンボテンボ農園」 サービス価格にて特別に提供いたしました。

浅煎り珈琲の柔らかでかろやかな酸味、甘い香り。





そして新たなる希望の種

こちら↓↓↓

これは何でしょう!?




綺麗な緑の本葉。





そうそうこちらの種↓

何かに見えませんか?

実は

沢山あります。



そうです!!

こちらは珈琲の苗木。

将来、珈琲の実が収穫できる珈琲の苗木です!!

まだまだ子供ですが、きちんと育てれば3年くらいで少し立派な観葉植物にはなるでしょう・・・

と言われています。


珈琲の栽培は、日本の気候では難しく豆の収穫 というよりは主にこのきれいな緑を楽しむ観賞用として育てられています。

珈琲豆 豆! というから豆だと思っている人もいるでしょうか?

豆の姿形ではありますが、豆ではなく珈琲の木の実の種子なのです。

植物学上の分類は アカネ科コフィア続の常緑樹。

中でも代表品種はアラビカ種、カネフォーラ種、リベリカ種。

私たちが普段飲んでいるのはほとんどがアラビカ種。

珈琲の栽培地は赤道をはさんで北緯25度から南緯25度の間といわれています。

日本でも育てられているようですが、台風などでだめになることが多いのです。

日光は勿論必要ですが、強すぎると嫌い、そして適度な日陰もいる。

平均気温20度、年間降雨量1500ミリ~2000ミリ

よく肥えた土地や火山灰土が適している…

と適地、適気候 には条件が多すぎるのがわがままなコーヒーの木。生産地の方は毎年苦労されています。

コーヒー大国 コロンビアでの栽培で見ても、種子を播いてから3か月で双葉から本葉へ。

6~12か月で農園へ移し替えます。

珈琲の実がなるまでは4~5年。

確実は収穫は5年目以降。

最盛期は6~10年と言われています。

寿命は20~30年。



生産地は遥か遠い異国。

こんなにこんなにちっちゃな珈琲の木が実を実らせるまでにはとても長い道のりなんですね。




金澤屋珈琲店にもまだまだ小さな小さな珈琲の木の登場です。

いつも飲んで楽しむ珈琲ですが。

たまには育てて楽しむ珈琲もいいものです。

実りの秋ーと珈琲の木

楽しみは毎日毎日増やそう♪

それは何にも変え難い健康の秘訣。

9月も終わりに近づきました。

朝晩の冷え込みはやはり答えますね。

季節の変わり目体調など崩さぬようお過ごしくださいませ。

コーヒーメーカーと珈琲豆選び

家庭用の珈琲抽出器でペーパードリップに次いで人気のコーヒーメーカー。
1杯ずつ淹れるハンドドリップもさながらコーヒーメーカーは、家族みんなで珈琲を飲みたいと淹れる時、朝の忙しい時間に淹れたいという時に湿需品ともいえる機械。

お客様が来ても簡単に淹れる事ができ、機械といえども、家の中に珈琲のいい香りが広がります。

コーヒーメーカーとは言えども3000円台の安価なものから3万円台のものまでピンからキリまであります。
エスプレッソと一体型になったり、珈琲ミル付きのものも販売されそのバリエーションは計り知れません。

1台で2役。と一見良さそうですが、どちらかの機能が低下したり故障すると使えなくなったり…・
ミルの粗さが変えられなかったり…
音が意外にうるさい…
と実際は購入後にあれれ!
となることも少なくはありません。

電気器具は毎日使用するとなるとシンプルな構造のものが長持ちし、お手入れもしやすい事が多いのです。

一般のコーヒーメーカーは5杯分ほどまで淹れられるのが主流でしょうか?

お水タンク、粉受け、粉ホッパーなどの他に大きく違うのは保温プレートタイプと保温ポットタイプ。
電源が入っているうちは保温プレートの熱で出来上がった珈琲が温められ、時間経過と共に熱による劣化酸化が考えられます。

保温ポットタイプだと(あらかじめ温めておけば)出来上がった珈琲はそのまま自然に保温。熱によるダメージは少なくなります。

いれてすぐに飲む方は、前者の保温プレートタイプでもいいかもしれませんが、ゆっくりと飲まれる方は、保温ポットタイプがおすすめです。

コーヒーメーカーには、それぞれのキャパに限りがあります。購入前に抽出の目安時間や湯温が記載されていれば確認し、温度は高めで早く淹れられるタイプがいいかな?と感じます。(珈琲の渋みや雑味を抑えられるので)

コーヒーメーカーで変えれる珈琲の味
☆粉の量
☆粉の粗さ

杯数分の目安の水量はコーヒーメーカーに目盛がついているので計量はそこまで細かく図る必要はありません。

コーヒーメーカーはいたってシンプルです。
粉の量は多いと濃く少ないと薄く
粉の粗さは細かいと苦みより、粗いとさっぱり酸味より。

になります。

粉の量をかえずに味をしっかりだしたい、コクをだしたい!(経済的に)
方は、裏ワザで使用する紙を2枚重ねにしてみたり、通常のフィルターからコットンフィルターと言われる目の細かいフィルターを使用することによって、機械と言えどもろ過速度をかえられます。

後は選ぶ豆選び。
基本的にどんな珈琲でも美味しく淹れられますが…

中煎りから中深煎りのローストの珈琲は比較的味の偏りがなく美味しく飲めるかと思います。

金澤屋珈琲店でのおすすめは、

やっぱり複雑な味わいのブレンド。

かなざわ物語
加賀美人
百万石
利家ブレンド

コーヒーメーカーは抽出テクで味わいを引き出すというよりかは、機械便りになることが多いので…
シンプルなコーヒーよりも複雑なテイストのブレンドで色々な味わいを楽しめます。

どのコーヒーメーカーにも言えますが、使い始める前には一度お水タンクに水のみを淹れ(粉はセットせず)
スイッチをいれ試運転。タンク内からドリッパー部分、ポット部分の洗浄+温めになり更に、気になる臭みをとってくれます。

新品のメーカーは特に新品のにおいがあり、やはり珈琲になじませるには、何度も使用し使い込んでから…
仕方ありませんね。
保温ポットの場合は、ステンレス臭が気になる事もしばしば。

水垢、珈琲垢も気になったら、専用のクリーナーもしくはクエン酸などで何度か試運転し洗浄する事でコーヒー本来の味と香りが戻ってきます。

コーヒーメーカーはお手入れを特に怠らず。

熱いうちにできれば飲み切りたいものです!



サイフォンと珈琲豆選び

珈琲の抽出器
水だし珈琲と同じく見せる芸術的抽出
サイフォン





日本の喫茶店では一時このサイフォンがブームだった頃もあるそうですが、今ではネルドリップ同様見られなくなりつつあります。

フラスコやロートといったガラス器を使用し、熱源はアルコールランプ。

独特な抽出方法は、理科の実験を思わせます。

抽出工程は下部のフラスコに淹れたお湯 上部ロートには珈琲粉とお湯を濾すろ過器が付き、抽出時に温められたお湯が沸騰し空気圧によって上部へ上がります。上部ロート内で撹拌によって珈琲の粉とお湯の接触を万遍なくすることによって高温で短時間で抽出できます。

出来上がった珈琲は、火を消し下部のフラスコ内が冷えることによってふたたびフラスコへ戻ります。


詳しいサイフォンについて↓
サイフォンの魅力ー静かに流行る

サイフォンーテクニカVSモカ

サイフォンで大切な要素
☆時間と温度、使用する湯量を測り、毎回安定した珈琲を作りやすい
☆撹拌 粉の状態によって変えるテクニック
☆熱源と火力調整によってフラスコ内の湯の温度、珈琲の粉とお湯の接触温度をイメージする
☆取扱いになれる

中でも抽出時間は撹拌のタイミングで味がかなり変わります。
わかりやすく言うと、かきまぜるという行為は抽出の進行を早めます。
可なり大胆に混ぜ混ぜすると抽出の進行が速くなり、珈琲の渋み、苦み、雑味が出やすく濃度も濃くなる傾向です。

器具の取り扱いはガラス器なだけに割れないように気を付けましょう。
そしてかなりの高温で淹れるため、淹れ終わった後のガラス器に手を触れると火傷!!してしまいますので注意。
アルコールの炎が直接あたるフラスコはしっかりと水気をとります。

サイフォンは基本的に高温抽出。
沸騰したお湯が上がるので、通常のドリップの時とはかなり違います。
時間をかけて淹れるととても重たくきつくなりますので、いくらきれいでも抽出はさーっと終わらせます。

サイフォンでは、濃く淹れる、薄く淹れる
ノーマルに淹れる、アレンジ用に濃いめにストロングな珈琲を、アイス珈琲用に…
とハンドドリップのように実は味づくりができます。

使用する豆の焙煎度、挽き方も変えられますが、粉の量も変えたり

抽出時間を長く、短く…することにより色々できます。

更に撹拌時にうまくきれいな泡を引き出すと珈琲の雑味が浮かんだ状態でろ過され、アクが出にくい珈琲となります。

ろ過器にはペーパーで使い切りのタイプと同じようにネルがあるのです。

ネルはネルで淹れる深みのある味に、紙は利便性を兼ねたさらっとした味わいにも変化。
お好みですが、比べてみるのも面白いですよ。

基本的に極端な深煎り珈琲豆を覗けばどの珈琲でも美味しく淹れられます。

ただし注意点は、味が安定しやすいとはいいつつ、珈琲豆の状態によって同じ珈琲豆でも味が変わります。

煎りたてはガスが沢山で、短時間で抽出するサイフォンコーヒーでは、抽出不足になりがちに。(水っぽくやや薄め)

そして逆に焙煎から時間経過のたった珈琲は同じタイミングで淹れてもややしっかり目に仕上がります。

ただし、ペーパードリップのように挽きたてでなくても、粉にした状態の珈琲を淹れてもそこまで抽出はできるので淹れやすいともいえます。
(ただし、やや濃いめに、重たくなってきます)

豆選びの際は、煎りたてよりも1週間ほどたった安定した状態の珈琲豆が程よく淹れやすいといえます。

慣れてくると撹拌時にでてくる泡の状態や量で鮮度や焙煎度がわかるようになってきます。
更にネルのろ過器を使用する場合は、後処理の管理メンテナンスも怠らす!
鮮度が良いものはメッシュを少し細かくすると同じように淹れても味が出やすくなります。

コーノ式円錐フィルター名門Kドリップレビュー②

コーノ式円錐フィルター名門K

つい先日入荷しましたが、気がつけば残り数点となっています。

コーノファン待望の90周年記念限定モデル、お買い上げになった皆様もそのフィルター構造の違いを体感していますでしょうか?

今回は、お買い上げになったお客様からドリップを見たいとリクエストを頂き…

そんなお声に少しでもお答えすべく、金澤屋の抽出法を紹介致します。

店頭では、ご要望に応じて抽出しているところを見たいと言うかたにはお答えしています。

珈琲を淹れながら

会話をし、そのお客様がどんな器具でどのような抽出をし…そんななかでその方の淹れる珈琲のアドバイスを。



いつも考えること

珈琲の抽出は、同じ珈琲豆を使用したとしていても

豆のー状態や使用するコーヒーミル、粒度
お湯の温度や注ぎ方

その数だけ味が変わる

と言うことがあり

抽出はこれがベスト

と言い切れることが少ないもの。

松崎も日々抽出をしながら、この場合はこうしたほうが良かった❗と

日々変化。

きっと珈琲を美味しく飲みたいと家庭で淹れるお客様も今日のはいつもより美味しい。

そして次の日もまた美味しい!

と繰り返し実感することでまた珈琲が好きになるのではないでしょうか?




珈琲の抽出。

究極は、日本の昔ながらの喫茶店で培われた職人的手技。

何でも図って淹れるのではなく状態を見て自分の勘で湯温や時間、珈琲の状態を見てひきめを変える。

そんな世界もありながら、松崎はいつも安定した美味しさの提供をとペーパードリップは基本に忠実にひとつ一つの何気ない行程を大切にしています。

家ではそこまでしてませんが_(^^;)ゞ

大切にしていることその①

ペーパーフィルターの保管は臭いがつかないように密閉容器に保存。

使用するサイズに合ったフィルターをきちんと密着させる。



珈琲の抽出は、蒸らしでほぼ決まる!

といっていいほど大切な工程。

どんな珈琲でも、失敗の少ない蒸らし。

それは粉の表面に優しく湯をのせる。

何故なら乾いた粉の表面が一番空気と触れ酸化が始まっているため。

見た目にはわかりませんが、優しくのせると粉の温度がゆっくりと上昇。
珈琲のとげとげした味わいが出にくく全体的に丸みが出ます。



蒸らしの湯量は、粉の量と同じくらい…とは言いますが、豆の状態によって倍に増えるケースもあります。

量の目安は、粉の表面に乾いた部分が見えない程度。

多すぎず少なすぎず

適量を。

湯を注ぐスピードはゆっくりと早すぎず。

圧力をかけないこと。


ハンバーグ状にぷっくり膨らむのが理想です!

マックスに膨らんで

しぼみかける!

ここが次の注湯のポイント。



この位落ち着いてから次の注湯。

中心の粉の層の深い部分から湯量をたっぷりと注ぎます。

湯は細く垂直にゆっくりと。



蒸らしの後は約2から3回で注ぎを終えます。

中心に湯を注ぎ、クリーミーな泡が持続的で出てきたら注ぐ範囲をゆっくりと10円だまから500円玉まで広げて行きます。

蒸らしの際に入れた湯量を持続し、粉がフィルター内で泳がないような速度で注ぎます。

理想は、サーバーに落ちる珈琲液と同じような速度の湯量。




2回目は、泡の出てない粉に注ぎ、



最後は、フィルター側ギリギリまで湯を注ぐ。



最後は、泡がしっかりと残る。

ずべっとした平らな抽出層の出来上がり。



注ぐ湯量と回数を一定にする安定タイプの抽出例。

きちんと灰汁を浮かせれば落としきっても珈琲の雑味は気にならず。

コツ

湯の注ぎ
最初は、細く垂直にゆっくりと

円上に注いでも湯量は一定で。

抽出初めは1秒間に1cc.から2cc.
中盤から終盤は2倍速、3倍速に。

初めはゆっくりと後々早く❗

フィルター内に淹れる湯量が多いほど、時間をかけすぎるほど

このいれかたの場合は雑味や渋み、濃度が出やすくなるので注意。

使用する豆、粉の量に対してのちょうどよい粒度や注湯量があります。

湯の注ぎ方↓
よい例

🙏💦💦例↓
湯量が多く、フィルター側に( ゜o゜)

圧力もかかり

珈琲の雑味が出やすく、水っぽくなりやすい!


蒸らしはペーパー側に湯を直接かけないこと。
粉に湯がいかない状態で湯がサーバーに落ちてしまい抽出不足になる原因に。

そして浮かんだ灰汁もサーバーに落ちやすくなります。



細く垂直にゆっくりと。

最後まで丁寧にいれやすい、持ちやすく、軽い

細口ドリップポット。

TAKAHIRO
細口ドリップポットは、この繊細ないれかたにはぴったり。



店では1杯用と2杯用

粗さとおよその抽出時間、湯量を決め安定した味わいをと取り組んでいます。

抽出の答えはひとつならず。

店では、迅速に美味しく、再現性のある味わいを!とこのいれかたに行きつきました。

実際は、同じようにいれてもらっても注ぐ湯量とスピードの違いで淹れ手によって、味の差が出ないこともなきにしもあらず。
雑味や渋みをおさえましょう♪(*^^*)

時間はかけすぎず。

いりたてのコロンビアを淹れました(’-’*)♪☆☆☆
うーん美味しい!🌠

ドリップイメージ画像です。(^^)




名門Kドリップレビュー②

安定重視のドリップレビューでした。

美味しい珈琲のいれかた
他にもございます!🌠

ドリップレビュー③に続く。

エアロプレスと珈琲豆選び

エアロプレス


珈琲を抽出する器具として、少しずつ皆さんも目にするようになってきたでしょうか?


アメリカのおもちゃメーカーが考案したといわれるこの注射器タイプの抽出器具。


使えば使うほど奥が深く…


金沢ではあまり見かけませんが・・・


都会では、エアロプレスで珈琲を提供しているカフェが最先端となって目立ってきています。


近年、エアロプレスの大会も世界各国で行われ日本でもここ近年は少しずつ目にする機械が多くなってきました。

カフェプレスと同じように見えるため、同じくくりにとらわれがちですが実は違うのです。


簡単に言うと、手軽でありながら一つの抽出器でエスプレッソ風とドリップ風の2種類の異なるテイストの珈琲を作ることができるのです。


粉をお湯に浸しプレスして抽出しますが、同じようなフレンチプレスは手による圧力をかけるのに対し、エアロプレスはその名にエアが入るように空気の圧力を使っているところが違うのです。


濾し器にはペーパーや金属フィルターを使用するので、気になる珈琲の濁りも少ない。


そして一番の楽しみは味のコントロールができること。


粉の粗さ、湯温、浸漬時間、プレスするスピード、そして浸漬時間や撹拌によっても変わります。


ペーパードリップやネルドリップのように同じ珈琲でも自分の淹れ方次第で色々な味わいができます。


珈琲好きの方には、おすすめの器具。


ある程度自分好みの味わいにであえばそれを軸に応用も広がります。


後片付けも実はフレンチプレスよりもきれいに簡単に片づけられます!


粉は圧縮されてぽこっと落ちます。


跡は器具部分を洗うのみ。


この注射器みたいなエアロプレス。


ちょっとはじめよう!と思うにはそう安くはないのでそこまで普及してないのかもしれません。本体は4000円ほど、専用の紙は100枚入りで800円、金属フィルター派約3000円~が相場。


専門店での取り扱いの他、ネットでも出回ってますが、カフェでエアロプレスで淹れてくれる所もあるのでそこで淹れ方を聞いて購入する方が説明付きでいいですね!

家のみ!というよりは、カフェで提供してくれる!というイメージでしょうか?



そんなエアロプレスで飲みたいおすすめの珈琲豆


シンプルゆえに、ストレートの産地の特徴をダイレクトに味わえるエアロプレス。


個性豊かなストレート珈琲豆


マンデリン シナール


ブラジル 100年ティピカ


コロンビア アンデスマラヴィーヤ


ガテマラ コンセーロ


キリマンジャロテンボテンボ農園


エチオピア モカアリシャ…


フレンチプレスとは違った味わいも楽しめます。


エアロプレスについてのお話↓

コーヒーの泡 エアロプレス

エアロプレスで浅煎り珈琲も深煎り珈琲も楽しむ!

カフェプレスと珈琲豆選び

珈琲にはいろいろな抽出器具あります。


先日紹介したエスプレッソ。


高温加圧短時間抽出 と通常の概念からはかけ離れた珈琲ですが、美味しい珈琲をきちんと抽出していれてくれた珈琲はとても美味しいもの。


ご自宅で使っている!とよく聞くフレンチプレス。








フレンチプレス、またはカフェプレスやメリオール…など色々な呼び名がございます。


珈琲とお湯を直接まぜそのままプレスして飲む珈琲は、他の抽出器具に比べとてもシンプルで簡単。洗うのに少々大変な面はありますが、器具の場所も取らず、家庭で珈琲を淹れる器具としてよく見かけるようになりました。


基本的には、カフェプレスでは粉とお湯を直接浸して時間をおき濾す。


濾し器には金属フィルターがついてますが、ペーパーよりも目が粗く粉が細かいと微粉が入り舌触りが悪くなります。反面ペーパーデ濾されるといわれているコーヒーオイル成分が濾されず、独特の「フレーバーやまったり感が甘みともいわれる味覚に変わり人気があるのも特徴です。


とても簡単なカフェプレス。


ですが、注意点は珈琲豆選び。

カフェプレスについて↓

フレンチプレスー安定波の薦め

焙煎後鮮度の良い新しいもの、素材のクオリティが良いものを選ぶことによって美味しさに明暗が出ます。


なぜならシンプルな淹れ方ゆえに珈琲の美味しい成分もそうでない成分も一緒に顔を出しやすいのです。素材そのものを味わう!という観点では、高品質のスペシャルティコーヒーとは相性がよく、カフェでもフレンチプレスで提供するお店もよく見かけます。



良い品質の珈琲でも保存状態が悪かったり、古くし酸化してしまった珈琲はその味の変化もダイレクトに味わってしまうので注意。

どんな珈琲でもいれれるのですが…格別に美味しいのは!



簡単で美味しく飲みたい、こだわって飲みたい方には、フレンチプレスでは、浅煎りの珈琲の個性が生かされたスペシャルティーコーヒーや、ストレートコーヒーがおすすめです。


金澤屋珈琲店では…。


幻の珈琲 コピルアック



エチオピア モカアリシャ



そして期間限定のスペシャルティコーヒー 今はタンザニアテンボテンボ農園。


中挽きから粗挽きの粉にふつふつと熱々のお湯を注いで浸漬。


香がなんといっても高い珈琲。


浅煎り珈琲は、他の珈琲よりも成分が多く粉の量はやや控えても味の輪郭ははっきりとします。なので少し減らしても美味しいかな…


と思います。(’-’*)♪

フレンチプレス。
いくらペーパーレスと言えども器具のお手入れで重要なのは、プレス部分の金属フィルターの消耗と抽出後の洗浄には気を付けたいものですね。

プレスする際の秘訣はゆっくりと優しく❗

珈琲がもっと美味しくなります!🌠

金属フィルターのみ、消耗後は交換しメンテナンスしましょうね。(*^^*)

コーノ式円錐フィルター名門Kドリップレビュー①

珈琲が美味しい季節


最近珈琲豆がよく売れています。

美味しい珈琲○o。.

良き原料の仕入れ

そして適切な焙煎

最後の関門抽出


珈琲の味の決めては焙煎8割抽出2割…

と言いながら、そんな抽出2割に松崎も日々奮闘している毎日です。



2割の抽出で珈琲の深い深い魅力に飽きることなく楽しめる…

と言うことはまだ見ぬ焙煎はもっともっと奥が深いのだろうと伺いながら珈琲を勉強中です。

松崎がそんな抽出2割に奮闘してもやりがいがあるのは、いつも珈琲を楽しんでらっしゃるお客様に近づける、共感してもらえる!🌠

そんな瞬間があり、とても嬉しく思います。

2割の抽出と言えども、色々なシーンで反響があり、お客様にとっての関心が深いと痛感。

つい先日販売を始めた珈琲サイフォン社の90周年記念モデル名門K円錐フィルター。

売れ行き反応の大きさに気分も高揚しています。





名門Kレビュー。

珈琲サイフォン社の現在進行中で販売されているペーパードリップの抽出器具は3種。

何度かモデルチェンジし廃盤になっているものもありますが、

名門


名門K


ドリップ名人


の3種類。

どのフィルターもコーノ式と言われる珈琲愛飲家から愛されるフィルターです。

形状は円錐形

見た目には同じような造り

ですが、微妙にリブの長さ、リブの高さ、穴の大きさ…が違い

その微妙な違いがマニアにはうけがよく自分の手に合うフィルター探しをするのもいいかも知れません!



お店でもコーノ式の円錐フィルターを使用しています。

名門に始まり、名人へ。

最終的には、新発売の名門Kに収まりました。

そんな経緯もあり、店頭では名門Kをお客様に薦めやすい!というのも事実です。

そんなフィルター一つで味の違いを体感し繊細な抽出の世界に魅了されます。

抽出方法は、名門であり、名人であれ、名門Kであれ 同じように淹れます。

同じように淹れて、美味しさの差が出る。

金澤屋珈琲店の理想とする味わい。

それは、家では味わえない最高の贅沢

勿論おもてなしの空間、接客、そして珈琲。



最高の贅沢は1杯だてのネルドリップの

良質の焙煎豆を鮮度よく管理、抽出もこだわり、提供のカップや雰囲気も楽しめるお店での珈琲は、淹れている松崎本人も家では再現出来ることは出来ません。



名門K

最初に驚いたのは、よりネルドリップに近い味わい。



名門K円錐フィルターの最大の秘密。

それは、従来のペーパードリップのドリッパーでは叶わなかった、蒸らしの保水力にあります。




ペーパーとフィルターが隙間なく密着。

ぎゅぎゅっとエキスが凝縮。

珈琲の美味しい成分は最初に出る!と言われています。

美味しい美味しい成分をくまなくキャッチ。

そんな出来上がった珈琲は、なんとも言えないトロリとしたネルドリップを思わす味わいです。

従来のフィルターよりも短くなったリブ。



より密着度が高く、粉の量を減らしても一人分から美味しい珈琲が作れるようになりました。



ネルドリップに近い味わいと一人分から美味しく淹れれる構造。

これは、なんといってもお店の理想とするドリッパーでした。

美味しいいれかたを!

といいつつ抽出には色々な答えがあり一つの方法を頑なにこうだ!と言い切れない事があります。

例えば、粉の量と抽出量を一定に❗してみます。

が、

使用する珈琲豆の焙煎や鮮度、質による味の変化。

✨使用するグラインダーによるメッシュの違いと抽出器具の選択

✨人によって異なる注ぎ方

によって味は千差万別。
一概にこれはこうだ!

と言い切れないのが珈琲の抽出の世界です。

が、自分が好きな味!

を見つけ追い求めることは肝心な部分であり、自分が美味しいと理想の味に近づく事を考えると基準は出来るように思います。

抽出もニーズとケースバイケース。

自分の理想とする好きな一杯
は遊び心と好奇心で淹れる



お店でお客様へ提供する一杯は、どんな状況でも常に8割以上の美味しさと提供の時間に再現性のある安定した味。



そして一番大切な誰でも淹れられるシンプルないれかた。
家庭でできる限り、失敗の少ないいれかた。

時間はかけすぎず手早く❗


答えはひとつならず…

松崎の抽出理念。

美味しさは用途やニーズに合わせて七変化。

最終的にお客様の求めるニーズを見極めその方に合ったレシピを発見出来れば…(’-’*)♪


と思う今日この頃。

レビュー編①

でした✨



エスプレッソと珈琲豆選び

少しずつ、寒くなり…


なんとなくあっさりしたものより口に芳香に残る珈琲が美味しく感じるようになってきました。


最近外国人さんに言われる えすぷれっそ。


そうですエスプレッソ。


日本では、チェーン展開しているスターバックス、シアトルズベストなどを始めるカフェがエスプレッソから様々なアレンジドリンクを提供しています。そして、ちょっとしたこだわりのバリスタのお店では、更にもっともっと豆にこだわり、メニューにこだわったバリエーションのドリンクを出しているお店もあり…深く入っていくとドリップの世界のように面白いのです。


金澤屋珈琲店では、大型マシーンを必要とするエスプレッソメニューは開店当初出していた時期もありましたが、ドリップした珈琲に特化し、色々な産地、ブレンドの珈琲の個性を楽しめるようにメニュー展開しました。


といいつつ、今では増え続ける外国人さんの中でエスプレッソは毎度ながらニーズがあるのだと実感しています。


そもそもエスプレッソは、日本人になじみ深いものかというとそうではなく、イタリア、スペインで主流の珈琲でした。


1901年ごろに開発され、イタリアを中心に、スペイン、フランスに広まりました。


真っ黒な深煎り珈琲豆を細かく挽き、専用のマシンで圧をかけて素早く抽出します。


その様子を


「エクスプレス」


語源は、英語で特急という意味。


エスプレッソの抽出は、珈琲の抽出原理でいうと高温短時間抽出。


「9気圧、90℃、30秒」と言われる理想とされるエスプレッソ。


通常ドリップでは1杯に2分から3分かけて淹れます。


高温のお湯に更に加圧。短時間で抽出するエスプレッソは見た目もどろっととろり。濃厚な珈琲となり通常の珈琲との違いは一目瞭然です。


1杯分は30㏄ととても少ないのですが、飲んでみるとそんなに沢山飲めない(^_^;)濃度です。


小さ目のデミタスカップを使用し少量の砂糖をいれて食後に飲む習慣が海外では主流だそうです。


エスプレッソにはクレマと言われるふわふわのアワ。きめが細かく、持続すればするほど良質なエスプレッソといわれています。この泡が濃厚なエスプレッソをまろやかにしてくれるのでとても大切です。ただし、家庭用の小さなマシーンでは圧がたりず、このきめ細かいクレマは期待できず…がエスプレッソの何点であり、だからこそカフェにフラッと立ち寄って飲みたくなる。


日本では、エスプレッソ単体、というよりむしろ、ミルクやホイップクリームを合わせたアレンジメニューによっても消えない珈琲感が人気です。

エスプレッソ用にとおすすめの金澤屋珈琲店の珈琲豆↓


ブレンド 極み かなりの深煎りでエスプレッソの芳醇な香りとお酒のような味わいをお楽しみいただけます。
赤茶色のエスプレッソカラー。



更に豆の個性が出るのは「マンデリン・シナール」


ダークローストの「百万石ブレンド」


この辺の珈琲は美味しくできるかな…と思います!


他の珈琲豆でもお試しになるとなんとなくわかるかもしれませんが、ローストが浅ければ浅いほど酸味が残り濃くて酸っぱいそして、エスプレッソが出来上がったと同時にかなりのスピードで酸化も早いので…


お店で味わうような濃厚ですっきりした苦みを味わいたいなら、まずは深煎りが失敗が少なくいいですね。(^^)


エスプレッソについて↓
コーヒーの泡 エスプレッソその①

コーヒーの泡 エスプレッソその②




金沢城公園兼六園ライトアップ秋の段!

金沢城・兼六園ライトアップ~秋の段~

今週末のシルバーウィークから始まります!

「木々が冬に向けて日々表情を変えている金沢城公園と兼六園をライトアップ」

日 時:9月18日(金)~20日(日) 18:30~21:00

秋晴を見計らい…公園を散策しました。
少しずつ秋のお彼岸と言えばお花が開花。


紅葉は緑でもとても綺麗です。



鶴の丸休憩所。

朝はひっそりと静か。



彼岸花


秋色の紫陽花




























街中のオアシス
兼六園と金沢城公園

今日も自然の一部を垣間見ました。

山間部に生息すると言われている珍しいモリアオガエル。

どうやらお店を気に入ったようで_(^^;)ゞ

最近ずっといるのです❗

置物のようなカエルさんです。













街中で唯一自然の残る場所。

金沢城公園。

年中見所満載♪(^^)

金澤屋珈琲店は金沢城公園黒門口側。

是非お立ち寄り下さい。

キリマンジャロ☆テンボテンボ農園

今日からの期間限定スペシャルティーコーヒーのご案内です。

「キリマンジャロ★テンボテンボ農園」



キリマンジャロ!と言えば、世界三大珈琲、ブルーマウンテン、ハワイコナ、そしてキリマンジャロ。

と言われる有名すぎる銘柄。

キリマンジャロ、と言えばアフリカの東部タンザニアの北東部にそびえる5895メートルのアフリカ最高峰の山です。

キリマンジャロ!といってもキリマンジャロの頂上近いところから山の斜面まで様々な標高で栽培されていますがどれもキリマンジャロです。

2000メートル級の高地で育つため個性的な風味が出やすいのが特徴です。

今回のキリマンジャロテンボテンボ農園。



タンザニアの優良産地であるブラックバーン、テンボテンボ農園はその一角に位置しています。

標高が高く昼夜の寒暖差があり、しっかりとコクのある珈琲を産み出しています。

のみ始めには、オレンジやグレープフルーツのような爽やかな酸味そして口から鼻に抜けていくビターな香ばしいアフターテイスト。

標高1700から1900メートルで育てられたキリマンジャロテンボテンボ農園。





品種はブルボン種とケント種
ケント種は、ティピカ種と他の品種を掛け合わせたもので、ケント氏が発見したことからケント種 と呼ばれているらしいです。さび病と言われる珈琲の病気への耐性があり、生産性が高い。
そして、ブルボン種と言えば、ティピカと並ぶアラビカ2大品種。
ティピカの突然変異でイエメンからブルボン島に移植されたのが起源と言われています。
こちらは、病気に弱く、実も小粒。収穫量が少ないようですが、その芳醇で香りの高さはやはり最高級とわれています。

そうやって豆を見てみると、確かにコロコロとしたブルボン種のようなかわいい豆があり、ケント種らしきイメージの形の豆も一緒になっていました。↓





キリマンジャロの個性的な香りと風味
よくつんとした酸味を感じるイメージもありますが…
なんとも言えないまろやかさ。

ペーパーでいれて美味しく。





ネルでもいれて見ました。(*^^*)
どういれてもソフトで美味しい。
焙煎は浅め。
高い湯温で淹れるときれいな酸味と甘みが出ます。
ゆっくり淹れるとやや苦みが顔をだし、コクは増えますがキリマンジャロ特有の酸味が弱まります。

店頭で、カップサービスの他、珈琲豆の販売も同時にしております。
よかったらお試しくださいませ!
















キリマンジャロテンボテンボ農園。

新発売♪(^^)

いつもとは違う味わいを!


水だし珈琲とネル

金澤屋珈琲店の看板ともいえるおもてなしの演出

水だし珈琲です。

今年は空前のヒット!新たに大きな大きな水出し器2台増え計4台。

フル稼働です。

そしてそんな、演出効果の高い水出し珈琲の大きな特徴と言えば…

絶対的な味の安定性。

そもそもお湯で抽出する珈琲とは違い、低温で長い時間をかけて抽出する水だし珈琲はその濃厚さ、高温で淹れる珈琲とは違うほろ酔い的な香り。 抽出される成分は違いますが、まさに珈琲エキス、ともいえる漆黒の珈琲が出来上がります。

カフェインを抑えた胃に優しい珈琲。

苦みの原因となるタンニンが抑えられまろやかで飲みやすい。

アイス珈琲が苦手だという方も水出し珈琲は飲める方が多いのはその苦みが抑えられた味わいにあるといわれています。

味の安定性は、粉のひきめ、量、水の含ませ方、抽出量を同じようにし、一定の水量で抽出することによって実現します。

お湯で淹れる珈琲は、珈琲の成分変化も早く、味の取り出し方は毎回変わる!といっていいほど変わるので(-_-;)

対極的です。

また、水という低温で抽出した場合時間経過による成分変化もお湯とは歴然と違い、次の日に飲んでも美味しいのが利点です。お湯で淹れた珈琲を想像してみて下さい。

時間経過ごとに味は酸化、香りも消え…温かいうちに味わった美味しさはどんどん消えて行ってしまいますね。

そんな安定の水だし珈琲。

だからといって、鷹をくくってはいけません。

毎日のテイスティングであじの重たさ、遠くの方で感じる渋み…

ほのかな味の変化に気づくことが大切です。

大きな変化は、抽出時間の変化からもうかがえます。

いつもよりも時間がかかる!

という時は要注意。

金澤屋珈琲店の水だし器。

全て、粉はネルフィルターのろ過器によって濾されています。

水だし器のロート部分には粉と水が直接浸っています。



澄んだ液体は、ネルできれいに濾されている証拠。



ここがロート部分。

ロートの底部分には醜いですがろ過するろ過器という金具があります。

この部分にはネルフィルターで濾されるようにセッティング。

他には、紙を使用する場合、セラミック製の石を使用する場合もあるのです。

お店では、試験的に紙やセラミックで抽出成分を比較検討しました。

なんといっても、やっぱりネルフィルター。

円やかさ、濃度感、奥行き。とろりとした質感が、通常のネルドリップ同様感じられました。

こんな小さな小さなろ過器のネルでさえ、珈琲の油分をしっかり濾さずに液体へ…

ネルの魅力を感じずにはいられません!



ちょうど4台のネルフィルターのつまりが気になってきたので交換します。

↓これがろ過器。

ロートの底に入っているため、年に何度かは、お手入れの際に、珈琲の抽出粕と一緒にぽいっとゴミ箱に捨ててしまうなんてハプニング…(~_~;) 

色々あって形不揃いですが、現役活躍中です。

珈琲でチャイロック染まっています。



まずは古いネルを取り外します。

糸をはさみで切り外します。



替え布は、とりあえず、ハリオのサイフォン用を使用してます。

丸いサイフォン用替え布、ろ過布。







こんな小さなネルですが、片面起毛です。こちらは起毛と反対側。




起毛側↓この部分を内側に取り詰めます。

起毛面を外側にするとネルの起毛に微粉やコーヒー粕がつまり落ちにくくなります。更にネルの起毛に付着する珈琲の微粉が多く消耗も激しくなっちゃいます。



金具から外し中。↓




あららこんなところにいつの間にか珈琲粉が挟まってます。

やっぱり入り込んで撮れなくなるんですね。





結構使い込んじゃいました。




使い込んだので、ありがとうです。ここでサヨナラします。

これは捨ててます。






そして裸になった金具をきれいにすすぎ、洗います。




新品のネルを取り付けます。

糸があるので引っ張ると円状に巻き付けれます!!






全部完了。

金具が小さいほど、布がフィットして、隙間から珈琲の粉が入りにくいjのです。



ひもは縛っておいて。




結んですべて完了です。



真っ白。

そしてネルフィルターなので…

これからすぐ使えず、糊落としをします!!

小さなろ過器のネルも通常のネル同様管理手間は同じです。



紙のほうが楽ちん!

ですが、手がかかるネルを選びます。

こんな小さな積み重ねで珈琲はぐんと美味しくなります。

と思い今日もお手入れしてます。

もっと水出し珈琲を知りたい方は↓

「水だし珈琲ー極み」ーおもてなしの演出

使用前☆使用後ーネルドリップ比較

前回に引き続きネルドリップの話題です。



新品のネルフィルター。

使い込めば使うほど味に深みが出る。

と言われています。

が使い込んで使い込んで…沢山使ったネルドリップはどうなのでしょうか?



見た目は同じようなネルフィルター。

こちらは、もう限界かな?と感じたネルフィルター。

そして新品のネルフィルター。
起毛がいきいきとしています。



新品のネル。
使用済みのネル。

どう違うのでしょうか?

同じ珈琲を淹れてテイスティングしてみました✨

まずは、新品のネル。↓













新しいネルの起毛がしっかり
蒸らしの際に保水力をアップ。

最初の一滴は理想とする濃厚な一滴。

抽出に自然な速度で濾過。

そして


使用済みのネルフィルターで同じ珈琲をドリップ。↓









同じように見えるドリップ。

ですが、新品のネルよりも使い込んだネルの方があっという間に濾過されました。

これは、使用しはじめは、珈琲の油分などが生地につまってないぶん濾過が早くなりやすい、そして使用する回数が増えるにつれゆっくりと。

そして最終的には、また濾過が早くなりやすい。

これは何度も使用するごとに生地がやせ、そして起毛が擦り減ります。

湯を保つ力が弱まり結果的に早くなっていきます。


実際にのみくらべたお味は!⁉

新品のネルで淹れた珈琲はまさにネルらしいまろやかさ、優しさ、まったりかんを感じ良質な味わいが口に広がりました。

一方で使い込んだネルで淹れた珈琲には、トロリとしたネルらしい室内があるにも関わらず、舌をさす酸味や少し雑味が広がりました。

起毛には、珈琲の雑味の原因となる灰汁をキャッチする機能があります。

新品のネルはその起毛がきちんと機能し雑味の少ないクリアな珈琲を淹れやすくなっています。

スタッフの皆でテイスティング。

古いネルにサヨナラする前にその味の変化を確認!

しっかりと捨てる理由を理解し…
見切りをつける。
新しいネルへ。

使用前 と 使用後 ネルフィルター比較

検証でした。(*^^*)


手のかかる…ネルは本当です!

金澤屋珈琲店の自家製ネルフィルターです。

この手のかかる子供のようなネルフィルターとお付き合いしてかれこれもう3年半年。

今日もお手入れしながらやっぱり手がかかるけどかわいい♪と感じています。

松崎個人的にはあまり繊細なタイプではなく…割と大雑把な性格なもので…(そしてB型)今この神経質になる自分の姿は到底想像つかず!この仕事で初めて自分の気づかない面を発見しました!(笑)

家で実は珈琲を淹れる時は図りもせず結構自分流で簡単に感覚的に淹れちゃいます。

がお仕事となるとやっぱり変わります。

ネルフィルターは、管理メンテナンスが大変!と言われつつ、やはり使い始めのころは人に言われたことをやるのが精いっぱいでネルの状態を見るよりかは雑学や表面的な知識で接していました。

何回で交換して、これはしていけない。

使い込んだ方がうまい。

ネルは起毛を内側に、外側に…

はぎの数は2枚、3枚がいい。いや4枚!

などネルには色々と伝説的ないわれや、道具と共に偉人となった昔ながらの珈琲店のオーナーさんも数知れず。そんなネルドリッパーともいえる方たちのネルのルールが今でもなんとなく続いているように感じます。





使用しているネルが、墨で染めたんじゃないか!?(~_~;)と思えるくらい黒ずむまで使い込んだネルで淹れる方もいます。

ですが、松崎は正統派。

やっぱりお手入れは大切です。

使い込んだネルはなんとなく捨てがたくずっとずっと可愛がって使ってあげたいですが。

せっかくの珈琲がもったいない!

という事になりかねません。

まだ使えるかな?



と思いつつ、心を鬼にして今日で終わり。

と完了させます。

たまに、とても忙しい日の終わり、ネルフィルターを洗浄して片づけようとした瞬間、疲れた自分とおんなじようにくたびれたネルフィルター。

水は濁り茶色。

くたっとなったネルを見ると、忙しかったんだなと実感。(^_^;)

人間と同じです。

綺麗に洗って明日またいい仕事をしてもらわなくては!

と思うとなぜか大変ですが、とてもすっきり。

そんな愛しいネル。

今日も古いネルとおさらばです。

新しいネルフィルターは、スタッフ皆で金具に取り付け手縫いしています。

金具から何度使用しても外れないように縫い付けを強化し、外れないようにします。

1杯用、2杯用、3杯用




こちらのおっきなネルは、大量だて用です。

7~8配分は美味しく淹れれるかと思います。こちらはカリタ社製。厚みがあり4枚はぎ。




鍋にいれて新品のネルの糊落としから始まります。

通常ネルの糊落としにかかる時間は15分程度。

1本ならそういえますが…。

この量なので(^_^;)






1回目の煮沸10分

黄色く液体が濁ります。

糊落とし。

臭みがでてきました。




写真は1度目の糊落としで出てきた液体

左がきれいな湯

右が糊落とし後の液色 黄色く臭い湯


はっきりと差が出ます。



この色を見るとしっかり落とさねば!と珈琲への影響が心配になります。




煮沸後は、ネルフィルター専用の脱水機で脱水します。

ネルは乾かすな!

と言われますが、この時点ではまだ珈琲に使用していないため、ご安心下さい。



そして2度目の煮沸。

3度目、4度目。

そして5度目。

煮沸と脱水を繰り返し臭いが気にならなくなるまでします。




少しずつ色味がきれいになってきます。





綺麗になってきました。




写真右が煮沸5度目の液体

写真左が最初の煮沸。



糊が落ちた時点で次は美味しい珈琲と煮詰めて記事をなじませます。

粉を洗い落とし更に煮沸。



真っ白なネルが少し珈琲色に染まりました。

そしてここからは、乾くことなけれ!頑張りましょ!

水を張ったバットにいれ水に浸して完了です。

ここまでが金澤屋珈琲店のネルの下準備です。



↓古くなったネルたち。

新品と比べると起毛の質感やにおいもやはり違いますね。


ここでありがとうしてお別れです。




この作業は、人によって工程に差が出るかもしれません!

簡単に終わらせることもできますが…

ネルに慣れてもなれず。

ここはきちっと丁寧に。仕事って慣れると適当になるといわれますが…このお仕事だけは年々カチッと容量はよくなってもちゅい怠らず!ときちんと仕上げるようになりました。

そもそも、そんな些細な事が!?

と思う事で珈琲の味が変わることを知ってしまったので。

味が変わりやすいが、きちんと使うとやっぱり他のどの器具でも表現できない味を出してくれます。

自分用はどうあれ、お客様には最高の一杯を

と毎回思いながら地道にお手入れしてます♪



雨のち晴れ―曼珠沙華(まんじゅしゃげ)で福来る!

「暑さも寒さもお彼岸まで」

と言われるようにすっかり涼しくなりました。

厳しい残暑や寒さも彼岸の頃には和らいで過ごしやすくなる、という意味でよく使われている言い回しです。



彼岸には春彼岸と秋彼岸があります。それぞれ、春分の日(3月21日頃)、秋分の日(9月23日頃)を中日として、その前後の3日を合わせた7日間を彼岸といいます。

春分の日も秋分の日も昼と夜の長さが同じくらいになる頃とされています。春はそれ以降日が長く温かくなり、逆に秋は日が短くなり寒さを感じるようになります。

そして、お彼岸と言えばお墓参り。

仏教では、生死の海を渡って到達する悟りの世界を彼岸といい、その反対側の私達がいる世界を此岸(しがん)といいます。

彼岸は西に、此岸は東にあるとされており、太陽が真東から昇って真西に沈む秋分と春分は、彼岸と此岸がもっとも通じやすくなると考え、先祖供養をするようになりました。

迷い、悩み、煩悩に惑わされている人間が、悟りの世界と通じる時、暑さ寒さやそれに伴う様々なつらさも、彼岸のころには和らいで楽になると考え、励まされていたとされています。

春と秋は何となく悩ましい…そんな事はないでしょうか?季節の変わり目は何となくそわそわ。


そんなお彼岸を象徴するかのように咲くこの時期の妖艶なお花。

彼岸花



の蕾を発見しました…







毎年金沢城公園黒門口にひっそりと咲いている彼岸花。

今年は、にょきっと出てきた蕾を!🌠

来週のシルバーウィークには見頃になりそうです。

真っ赤で華やかでインパクトのある彼岸花。

ちょっと不気味なくらい綺麗すぎると言う方も多いようです。

このお花。
謎が多く…

秋のお彼岸と開花時期を同じくすることから、あの世とこの世の通じやすい時期に咲くお花、そして土葬をもぐらやネズミから守るとされ、墓地に植えられています。

「死人花」「地獄花」「幽霊花」

(°▽°)

怖いですね。

更にアルカロイドという毒を持っているため…

「毒花」「痺れ花」

とも言われているのだそうです。

が仏教の経典から来ている言葉

「曼珠沙華(まんじゅしゃげ/かんじゅしゃか)」という呼び名を持っています。

サンスクリット語で天界に咲く花という意味。

おめでたい事が起こる兆しに赤い花が天から降ってくる!!

強い生命力を感じるこのお花に何となく恐れ多くも清いお花のように感じてなりません。

(’-’*)♪何か良いことが起きそうな予感。

そんな事を思いつつ、

つい先日の台風の被害は計り知れないものとなりました。

日本中で大変な事態となり…
このたびの水害で被災された皆様に心よりお見舞いを申し上げます。

一日も早い復興をお祈りしています。

昔からこの時期の台風は、秋雨前線を活発にし、大変な水害が起こりやすいと言われています。

今日も金沢。
湿った空気と厚い厚い雲に朝から包まれ、局地的な大雨となりました。

どうなっているのか:->と心配になる毎日。

そんな雨上がり、大変だったといいながら、晴れ間を見計らってお客様がご来店されるのはやっぱり嬉しく感じます。
そんな、

店内でお客様に淹れる一杯はとてもありがたく感じました。



足元の悪いなかご来店ありがとうございました。(*^^*)



来週は秋の大型連休です。

期間中、金澤屋珈琲店は休まず営業致します。朝8時から18時まで。

モーニングタイム開店から11時まで(’-’*)♪ お得なセットがございます。
↓↓↓
モーニングタイムサービス♪

(水)は通常定休日ですが、休まず営業♪(^^)



店や珈琲を通じて色々な方に出会えることに日々感謝、感謝…
Facebookやブログにてコメント色々ありがとうございます。

パワーの源です(^^)





ご来店お待ちしております✨


深いほど濃くて旨いエキス


金澤屋珈琲店の極みブレンド。

粉は30g 1カップ 
低温でじっくりと時間をかけて抽出
ネルドリップ
袋から溢れそうな粉をいつも見ながらこの一杯にとてもひかれるものがあります。

1カップとは言いつつ100cc.弱。
通常30gの珈琲からは3~4杯の抽出が可能です。

そのたった3分の1エキス。
漆黒の珈琲エキス。
お酒に近い香りの秘密はブレンドと焙煎。
そして抽出。
の3つの兼ね合いで醸し出される贅沢な珈琲‥



普段は、あっさりとした軽やかな珈琲を好まれる方もオーダーしますが、この極みのようなエキスも理解し満足げに飲んでくださいます。





どうやら‥
こんなにたっぷりの珈琲をふんだんに使ってもくどい‥!とならず、むしろ濃厚で甘いと感じる。

これは珈琲の焙煎にも関係があるようです。

他の珈琲のエキスはどんな味なのだろう?

と色々テイスティングしてみました。

抽出3分割。

最初の3分の1。

珈琲はこの部分が一番美味しいらしい。

珈琲の良質の成分の塊。

コロンビア アンデスマラヴィーヤ
ブラジル 100年ティピカ
インドネシア マンデリン
ガテマラ コンセーロ
エチオピア モカアリシャ

そしてブレンド

3分の1は
苦味、酸味、甘味、香り‥が複雑に絡み合いどの珈琲も千差万別。

中でも、深いほど目の覚めるような濃度に味わい。

珈琲の個性もはっきりと○o。.

特に美味しく感じる珈琲ときつい❗と感じる珈琲がありました。

珈琲豆の焙煎が浅いほど‥
酸味や苦味がきつく‥強く感じました。

なぜか焙煎深いほど濃厚で甘味を感じ、リッチな味わいに。







コロンビア
ガテマラ
ブラジル
マンデリン…

微妙な違い
コクのある苦味、香り
複雑な絡み合いで独特の個性と旨味を感じました。

珈琲でよく言われるコク。

金澤屋珈琲店の珈琲の最大の特徴でもあります。

コクは味の一種ではないようですが、濃度のある珈琲、奥行き余韻が続く珈琲、そして飲んだときの質感…

色々な要素が絡み合って複雑な味わいになります。

複雑なコク、旨味を楽しむ金澤屋珈琲店の珈琲豆。

苦味とコク。

ネルドリップの得意とする味わい。

微妙な違いを産地別でお楽しみ頂けます。

深いほど旨いーエキス

焙煎によって軽やかになった珈琲の成分。

浅いと珈琲の成分が沢山残っているので濃いほどきつさが出てきます。

極みのような一杯は深煎り珈琲でお試し下さい。(*^^*)



抽出の裏側⑧ペーパーフィルター選び

コーヒーを美味しく淹れる抽出器。

ペーパードリップ。



ペーパードリップに必要な器具。



自分のお気に入りのドリッパー。

とその形状にあった濾し紙。

扇形タイプのメリタ式やカリタ式は台形の紙を。

そしてコーノ式やハリオ式円錐形には円錐形の紙を。

紙‥珈琲の粉とお湯で浸った粉を濾すものとして必ず必要となるペーパーフィルター。

いつもメモするノートのような紙でもなく、トイレットペーパーのような水に溶けやすい紙でもなく‥

ペーパードリップ用に開発されたペーパーフィルター。

今では、スーパーから100均にまで商品が並びどこにでもある紙。

ですが、とても重要です。

サイズ大きさが合っているか?
紙臭くないか?
目のつまり方、厚みで変わる濾過速度。

色々な影響で珈琲の抽出に現れます!🌠

よくわからない方は、パソコンのプリンターと紙やインク選びのように同じメーカー同士を組み合わせるのが一番です。

純正。

私たち珈琲を商売としている専門店では、予め、純正のペーパー以外にもオリジナルフィルターを販売しています。

珈琲が美味しくなるフィルター。

紙臭さを抑え珈琲本来の香りを引き出し更にコットンフィルターは抽出濾過速度をゆっくりとコントロール。

早く落ちやすい家庭でのドリップの改善にもなるフィルター。

「紙が重要ですよね?」

とつい先日、お客様から言われ、改めて比べてみました。

金澤屋珈琲店では、コーノ式円錐フィルターを使用しています。

紙は、色々比べてオリジナルコットン円錐フィルターを使用しています。











コットンフィルターは、目がよくつまり珈琲の粉とお湯をしっかりホールド。名門Kのフィルター自体のホールド力に加え湯だまりを作り珈琲の味をしっかりと引き出してくれます。

2分半強

味はしっかりとコク深み‥のある味わいにネルドリップのようなトロリとした質感を感じます。

そして同じく円錐形のハリオのペーパーフィルター。

紙は柔らかく質感がよいです。


蒸らしで淹れる瞬間からお湯の吸い込みも早く最初の一滴もポタリポタリと早く落ちました。







湯を保つことなく早く抜けちゃい_(^^;)ゞ

するする。


早い落ち。
酸味がやや際立つ珈琲になりました。
速さが気になる方は、粉を細か目に❗

ですが、細かくしすぎると苦味が出やすいので注意♪(^^)

そして、コーノ式円錐形フィルター純正のコーノ式ペーパーフィルター。

ハリオと見た目は似たペーパー。

柔らかく手触りがよい。


蒸らし。
きれいにぷっくり
美味しそうに。


コットンフィルターとハリオの中間の速度。
手の動き、注ぎに忠実にお湯が落ちます!

濾過速度と注ぐ速度が一定で安定しています。

コットンフィルターよりもやや早めに抽出完了。

綺麗に落ちました。




コットンで淹れる深みとコクではなくクリアなコク。
やや軽やかであり優しい味わいになりました。

結果としては‥

✨スピード早い順に

ハリオ > コーノ > コットン

✨濃度

コットン>コーノ>ハリオ

あっさりタイプはハリオ

コクとまろやかさはコーノ

コクと濃厚な深みはコットン

好みかも知れません。
珈琲豆との相性もあるので一概に言えませんが_(^^;)ゞ

金澤屋珈琲店の珈琲豆はコットンフィルターで淹れると一層味わいに深みが出ます♪(^^) 隈無く味わいを引き出してくれるペーパーフィルター。

同じような味わいが好みの方はコットンフィルターをおすすめします!🌠

ペーパードリップ紙選びについて詳しくは‥↓

ペーパードリップ紙選び



ダッチ・アフォガート

カフェでよく見かける美味しそうなデザート

「アフォガート」 皆さんも一度は目にしたことはないでしょうか?
一般的にイメージするのは、濃厚な少量のエスプレッソを良質なバニラアイスクリームにかけて珈琲の味と香りと共に楽しむデザートです。
イタリア生まれのアフォガード その意味は溺れる。 熱い熱いエスプレッソをアイスクリームにかけるとトロトロに溶けえた様子を例えてます。
アイスクリームに飲料をかけて溶けた状態をすくいながら食べたり飲んだりします。

紅茶、ココア、コーヒーなど。

バニラアイスに負けない程度の濃厚な飲料がオススメ。

甘いデザート試作

ダッチ・アフォガート




バニラビーンズたっぷりの濃厚ジェラート
甘酸っぱいベリーのミックスとホイップそしてチョコソースがけ。

金澤屋珈琲店でおなじみの美味しい美味しい濃厚な水出し珈琲(ダッチ珈琲)
極みブレンド

濃厚なので少量で。



隠し味にブランデーと垂らしても…美味しい!



大人向けのスイーツ。

ダッチ・アフォガート 試作♪(^^)♪

玉泉院丸庭園―秋の名月観賞ライトアップ

金沢城公園玉泉院丸庭園です。

今年の3月に新たに加わった金澤風情ある庭園。

まだまだ綺麗すぎて、兼六園や金沢城公園のような深みにはかけますがこれから長い歳月をかけて味が出そうなスポット。

そんな玉泉院丸庭園。

最近観光客の間で朝の散策が静かで心地よいと大変評判です。

新幹線が開通し、関東圏の都会の方々が沢山訪れるようになりました。

人混みや騒がしさとは無縁のこのお庭。

早朝散策はほぼ貸しきり(°▽°)

ありがたい!



そして無料。



贅沢すぎるこの大名の内庭を、朝は満喫。

観光客の方の気持ちがよく理解できます。



静かだと言われますが実は金沢の中心地。
そんなギャップがまたまたいいもの。



そんな玉泉院丸庭園。

11月末までの秋のシーズン。

毎週金土は夜間ライトアップだそうです!

石垣に名月を写し出すライトアップ♪





お月見♪



玉泉院丸庭園。
まだまだ地元の方にも知られてない庭園。
より多くの方にその魅力を!(^_^)vと今年はライトアップに力を。

兼六園は歩いて楽しみ、玉泉院丸庭園は見て楽しむ庭園と言われています。



玉泉庵
休憩所からまったりとたのしめる空間芸術。

皆様お見逃しなく(^^)



詳しくはこちら↓↓↓

石垣に浮かぶ「名月」 玉泉院丸庭園、秋のライトアップ(北國新聞社) - Yahoo!ニュース

かわいいね!缶バッジラリー♪9/12限定イベント

金澤屋珈琲店からイベント協賛のご案内です!


明日は金沢の街中缶バッジラリーイベントがあります!

3つ集めて抽選権をゲット♪

キャリーぱみゅぱみゅなどの豪華コンサートチケットや商品券があたる‥

そんな缶バッジラリー♪


金澤屋珈琲店では、缶バッジはこちらのコピルアックを飲まれた方に差し上げます!



少々_(^^;)ゞ
高いと思うかも知れませんが、そのいわれや世界的に珍品珈琲と言われている経緯を知れば誰もが納得するはず。(^^)
↓↓↓
コピルアックー幻の珈琲




缶バッジ明日1日限り。

沢山あります。

冒険心のある方はぜひ!

お天気は珍しく安定しそうな予感♪

皆様ご来店お待ちしております。


日本人の見つけたUmami

海外に行くと身にしみて感じる日本の居心地の良さ。

親切で治安がよく
トイレがとても綺麗で清潔
そして一番のいいところは

美味しい食文化とたしなみが身に付いていること。
美味しいと言えば、味覚。

味覚には
舌の先端で感じる甘味
舌の中央で感じる塩味
舌の両端で感じる酸味
舌の奥で感じる苦味

そして1908年に日本人が発見したと言われる旨味…

近年世界で注目を浴びている味覚のひとつです。

日本には春夏秋冬の四季があり、四季を目で見て慈しみ旬の食材を楽しむ文化や習慣がとても根付いていると感じています。

ボジョレー・ヌーボーの解禁と同時に輸入量が世界一とも言われる日本。

若いワイン味はともあれそのフレッシュさや一番最初、初物に弱いのですね♪(^^)

カニ解禁ももうすぐ…後2ヶ月!春は山菜筍‥

昔から旬を大切にし鰹や昆布で出汁をとる。旨味をこす、といった食習慣からも味覚が繊細だと言われています。

珈琲に例えるならば

味覚で言うと
酸味、苦味、甘味、香味たまに塩味

大きく感じるものはこの4要素

そしてそんな味覚要素が複雑に絡み合って感じるコクに旨味を感じます。

珈琲の世界でも旨味、Umamiは注目を浴びているだとか!

つい先日、雑誌の取材でわが社の社長が珈琲や焙煎、ブレンドそして提供や抽出について説明をしていました。

普段聞けない貴重なお話。
松崎も一緒に(’-’*)♪👂聞かせていただきました。

味覚表現の質問の中でいっていた珈琲の酸味や苦味について。よく好き嫌い言われますが珈琲から酸味と苦味をとったら味がなくなる!
( ゜o゜)

苦甘い、甘酸っぱいと珈琲は美味しいと感じる。ただ苦い珈琲や酸っぱい珈琲は美味しいと感じない。

うーん!🌠
なるほど。
苦いのに美味しいと飲めるのは甘味が隠れてるからなんですね♪
酸味は苦味の後ろに隠れていてすっきり感やクリアさを出してくれます。


と考えると珈琲は複雑な飲料ですね。

曖昧で複雑さのなかにコクや旨味を感じます。


珈琲の抽出を3分割。
珈琲の味の成分の多くは抽出の初めのうちに出きっていると言われています。



濃厚な一番目のエキス。

ここが一番美味しいらしい。

ので旨味エキス
と呼んでいます。

2番目

3番目

落としきって

3つをテイスティング。


2番目にも個性はあり、3番目は味はほとんど感じませんが、香ばしい香りは漂っていました。
どの部分も珈琲となる要素がありますが、一番目が濃縮されたエキス。

珈琲の旨味エキス(*^^*)と感じました。



珈琲の旨味。

最初に出ちゃうようです!

旨味は最初が肝心。

抽出は珈琲豆のその時その時の状態を見ていかに最善を尽くすか!そしてその最初の成分の取り出し方を湯の注ぎや時間、タイミングで‥

の繰り返しですね○o。.

日本人の見つけたUmami

珈琲の中にも見つけました✨🌠

食欲の秋―甘い甘いカフェタイム♪


食欲の秋



涼しくなってきたこうこの頃。


珈琲も美味しい。


ですが甘いものがもっともっとうまい(^_^;)


と感じるのは私だけでしょうか?なぜか食後に物足りず…


もそもそっとしたケーキやサクサクっとしたクッキーが恋しく!


そんなちょっとお口がさみしいときの一口サイズのプチシリーズクッキー。
登場です!





新作は秋の味覚サツマイモ。


お野菜クッキー「ポテトグラノーラ」


サクサク食感。おイモのスイートさ。




そしてもう一つの秋の味覚 リンゴ味


アップルティクッキー。やや固めに仕上がったこのクッキー食べ応えあり!

店内では、珈琲や紅茶をご注文の方に添えて提供しております。


もっと食べたい。家でも!


という方にはプチサイズのお持ち帰りパックもご用意しました。


「ポテトグラノーラ」




「アップルティクッキー」





美味しいスイーツ好きに朗報です。


3時のおやつに食べると、身にならない!!らしいですよ。


気になる糖分も、この時間に食べると消化され、脂肪になりにくい。


そして砂糖やミルクを淹れない珈琲との相性もばっちり。更に消化促進です。胃への負担も軽減。




カフェタイム。


珈琲と甘いものはセットでおまし上がり下さい(^^)

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プロフィール

金澤屋珈琲店  本店


Author:金澤屋珈琲店本店
金澤屋珈琲店は石川県金沢市、金沢城公園の黒門口横に位置する自家焙煎のネルドリップコーヒー専門店です。

◎店舗情報
石川県金沢市丸の内5-26
TEL/076-254-5411
営業時間/9:00-18:00
(12月~2月は17:00まで)
毎週水曜定休

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願い事届く… 2015/09/30 2015年 9月末日あっという間に変化に富む季節 秋がやってきました。予定通り毎年花を咲かせてくれる彼岸花も開花、そしてススキ。秋色カラー園内はちょっとくすんだ中間色に色づいています・金沢城公園は、実は起伏が多いので…かなりの標高差が園内でもあります。金澤屋珈琲店の位置する金沢城公園の黒門口から大手門口にかけてのお堀伝いの木々の紅葉から始まり、園内入ると奥へ進むほど紅葉の進行も遅くなります。兼六園の見ご...
「デザインのぼりショップで旗♪」朝も昼も 2015/09/29 金澤屋珈琲店とお付き合いして早1年以上。可愛いデザイン性と効果的な仕掛け効果のあるのぼり。秋の行楽シーズンに入りました。お店は土日祝日や平日を問わず、お天気が良いと活気のある日が増えてきました(^^)金澤屋珈琲店では、いくつかののぼり旗を使い分けています。まずはお店を見つけてもらう事から始まった「カフェオープン」 専門店らしい 端的なイラストとかっと目立つ赤色ののぼり。場所がわかりづらいという方が多...
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実りの秋ー育てる珈琲 2015/09/23 シルバーウィーク最終日。連日の好天で、毎日毎日金澤屋珈琲店のテラス席は終日満席状態。朝日とともに日に日に深まる紅葉。いい眺めだな…と夢うつつ、開店と同時に気がつけば日が沈み真っ暗に。あっという間にシルバーウィークも終わり初秋のピークを走り抜けました!スタッフ共々日々反省しつつもやりきった・・・・という最後でした。色々不手際もありましたが、皆様ご来店ありがとうございました。(^^)土日祝日は朝8時より開...
コーヒーメーカーと珈琲豆選び 2015/09/23 家庭用の珈琲抽出器でペーパードリップに次いで人気のコーヒーメーカー。1杯ずつ淹れるハンドドリップもさながらコーヒーメーカーは、家族みんなで珈琲を飲みたいと淹れる時、朝の忙しい時間に淹れたいという時に湿需品ともいえる機械。お客様が来ても簡単に淹れる事ができ、機械といえども、家の中に珈琲のいい香りが広がります。コーヒーメーカーとは言えども3000円台の安価なものから3万円台のものまでピンからキリまであります...
サイフォンと珈琲豆選び 2015/09/23 珈琲の抽出器水だし珈琲と同じく見せる芸術的抽出サイフォン日本の喫茶店では一時このサイフォンがブームだった頃もあるそうですが、今ではネルドリップ同様見られなくなりつつあります。フラスコやロートといったガラス器を使用し、熱源はアルコールランプ。独特な抽出方法は、理科の実験を思わせます。抽出工程は下部のフラスコに淹れたお湯 上部ロートには珈琲粉とお湯を濾すろ過器が付き、抽出時に温められたお湯が沸騰し空気...
コーノ式円錐フィルター名門Kドリップレビュー② 2015/09/21 コーノ式円錐フィルター名門Kつい先日入荷しましたが、気がつけば残り数点となっています。コーノファン待望の90周年記念限定モデル、お買い上げになった皆様もそのフィルター構造の違いを体感していますでしょうか?今回は、お買い上げになったお客様からドリップを見たいとリクエストを頂き…そんなお声に少しでもお答えすべく、金澤屋の抽出法を紹介致します。店頭では、ご要望に応じて抽出しているところを見たいと言うかたに...
エアロプレスと珈琲豆選び 2015/09/21 エアロプレス珈琲を抽出する器具として、少しずつ皆さんも目にするようになってきたでしょうか?アメリカのおもちゃメーカーが考案したといわれるこの注射器タイプの抽出器具。使えば使うほど奥が深く…金沢ではあまり見かけませんが・・・都会では、エアロプレスで珈琲を提供しているカフェが最先端となって目立ってきています。近年、エアロプレスの大会も世界各国で行われ日本でもここ近年は少しずつ目にする機械が多くなってき...
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コーノ式円錐フィルター名門Kドリップレビュー① 2015/09/19 珈琲が美味しい季節最近珈琲豆がよく売れています。美味しい珈琲○o。.良き原料の仕入れそして適切な焙煎最後の関門抽出珈琲の味の決めては焙煎8割抽出2割…と言いながら、そんな抽出2割に松崎も日々奮闘している毎日です。2割の抽出で珈琲の深い深い魅力に飽きることなく楽しめる…と言うことはまだ見ぬ焙煎はもっともっと奥が深いのだろうと伺いながら珈琲を勉強中です。松崎がそんな抽出2割に奮闘してもやりがいがあるのは、...
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