コーヒーカクテル

珈琲とお酒
ちょっと大人向けのアレンジ珈琲を作りました。
アイルランド生まれの
アイリッシュコーヒー。
見た目にも芸術的なアレンジコーヒー。
もともと、アイルランドで旅客機にのった乗客の体を温めるメニューとして、珈琲とお酒を合わせ、クリームを浮かべる事で蓋をしたのが始まりでした。
選ぶ珈琲は今回はダッチ珈琲を使用しました。
濃厚な深煎りの珈琲とお酒はアルコール度数の強いカナディアンウィスキー。
珈琲とウィスキーのアレンジメニューです。
アイリッシュコーヒー
*材料A*
濃いめのコーヒー120cc
ウィスキー 30㏄
砂糖 10g(好みで珈琲シュガーや和三盆糖)
*材料B*
生クリーム 15㏄
粉糖、ココアパウダー
作り方

①材料Aを容器にいれ、レンジで温める
②温まったらよくかきまぜる

③温まった珈琲をグラスに注ぐ
④シェーカーに生クリームをいれよく撹拌する
⑤珈琲の上に④の生クリームをゆっくりのせる。きれいな層になります。
⑥仕上げに粉糖とココアパウダーをふりかけて…(^^)
綺麗に仕上がりました。
コーヒーカクテル。
アルコール飲料ですが、お酒と珈琲が好きな人にはたまりません!!
アルコールはブランデー、ウィスキーもシングルモルトのウィスキー、ブレンディッドウィスキーなど…
バーボンでもまた個性のある風味をお楽しみいただけます。

粉糖とココアパウダーのほんのり甘みのある質感が、生クリームと珈琲に合います。

アレンジメニューも本格的に。

コーヒーカクテル
アイリッシュコーヒーでした♪
抽出の盲点⑤お手入れ
ドリップポット
サーバー
スケール
コーヒーミル
粉受けカップ








毎日のお手入れはしてるものの…どうしても気になる茶渋、そして、グラインダーに付いた微紛( ´△`)
ドリッパー、サーバーに付着した茶色い色素は積み重なるコーヒーの抽出で付いたコーヒーの成分。
微粉はコーヒーの細かい粉。
そのまま放置するとコーヒーの付着した微粉、油分が酸化し、新鮮な珈琲にも影響を与えます(°▽°)
基本は中性洗剤と柔らかいスポンジ、ですが月に一度はきちんとメンテナンスしたいですね!
便利グッズメラミンスポンジや重曹がとても便利です!(*^.^*)
サーバーは取っ手がはずせるものであれば外し洗いし、ステンレス部分にたまった汚れも落としましょう!
ドリッパーはリブの部分に付着した茶渋を丁寧に除去。
そして、グラインダー。

分解出来るものはネジを外してみると歯の部分にたまった微粉と粉もたまってます。これをブラシ、はけで落とします。ミルの中は水分を含ますと歯が錆びるので、拭いても乾いた布巾で。







上歯と下歯の微粉。
粉の出てくる口部分もお手入れ。微粉溜まってます。この部分は、ネジはずさずお手入れ出来るので毎日、ティッシュでもいいので油と微粉を取りましょう!



手鏡とハンディーライトもあると便利です。

豆投入口のホッパーは、取り外し、中性洗剤で綺麗に洗いましょう♪(’-’*)♪
掃除機で吸い上げるのも一つの手段!ですが、大事な金具やネジを吸い上げちゃうかもしれません_(^^;)ゞ注意しましょう♪
道具のお手入れ。
意外に忘れがちな抽出に影響を与える盲点。


















綺麗になりました!(*^.^*)
他の道具も重曹をぬるま湯に溶かして浸けおき洗いしましょう。



サーバーは取っ手を分解しました。








気になる茶渋。
どうなるでしょう…







更に気になる茶渋はメラミンスポンジが効果あり!
30から40分浸けおき…
すすぐとピカピカ\(^-^)/













ステンレス製のTAKAHIROポットはまるで新品のような輝きになりました(*^.^*)
毎日するお手入れとは別に汚れの度合いによって定期的にメンテナンスしましょう!
金澤屋珈琲店ー本店&近江町店スタッフ募集中
いつもご来店の皆様、遠方よりご来店の皆様、ご利用ありがとうございます。
新幹線開通後の金沢では、色々なものことが賑やかに開催され、季節の良い時期と共にはなやかになってきました。

金澤屋珈琲店もまた、食の台所近江町市場、そして日本三大庭園の一つ兼六園を傍に店をかまえ、忙しくなってきました。
明るく元気なスタッフを募集中です。勿論、珈琲好き大歓迎です(^^)
自家焙煎珈琲専門店の手掛ける美味しい珈琲を提供するお店をめざし、毎日賑わいや活気のある市場の雰囲気に合わせて、クイックサービスを目的にしたスタンド式のカフェ 金澤屋珈琲店近江町市場店。
ドリップコーヒーからエスプレッソベースのカフェラテ・カプチーノ、ソフトクリームなどのカフェコーナーに加え、珈琲豆の販売や焼き菓子の販売をします。






四季折々の景観を愉しみとゆったりとしたおもてなしの空間を演出する金沢城公園すぐ隣、フルサービススタイルの金澤屋珈琲店本店。店内に構えた焙煎機でのコーヒーの焙煎から、抽出は1杯ずつのハンドドリップコーヒーの提供。自家製ケーキ、パフェ、かき氷など。モーニングやランチなどキッチン業務もあり、珈琲の専門知識から、ホール接客、調理補助など様々な仕事がございます。スキルアップにいかがでしょうか?





店舗情報の詳しい内容はこちらを↓
金澤屋珈琲店のご案内
仕事内容 コーヒー専門店での接客業務、コーヒーの抽出、調理
資 格 18歳以上(フリーター、アルバイト可)
勤務地 ◆丸の内本店・・・石川県金沢市丸の内5-26
◆近江町市場店・・石川県金沢市十間町27-1
勤務時間 募集時間の中で応相談(1日3~4時間から可)
平日9:00~18:00
土日祝日 8:00~18:00
*勤務地、シーズンにより営業時間が異なるため、変更することがございます。
給 与 時給800円(見習い期間あり。3ヶ月間は時給750円)
※ 土日祝は50円UP
待 遇 交通費支給、制服有り、詳しくは面接にて
応募方法 お電話、またはメールにて(担当:松崎)
TEL:076-254-5411(受付時間:9時~18時、水曜定休)
メール:coffee@krf.co.jp
興味のある方、質問等のある方、お気軽にお申し付けください。
金澤屋珈琲店 松崎
かき氷3種
皆様、お待たせしました!(*^.^*)
今年の氷は…
3種
かき氷ー珈琲

自家製プルルンダッチゼリー
自家製珈琲ソースは、自家焙煎珈琲を抽出し、ミルクや甘味を調整、カフェオレ風にアレンジしました。

サンドしたバニラアイスに氷には、粒々食感が好評の、珈琲羊羹を散らして仕上げました…
珈琲好きのためのかき氷ー珈琲
大人SweetSの代表
かき氷ー宇治金時

抹茶アイスクリームにたっぷり小倉餡。
和菓子の帝王小倉餡。
そして、ホロホロ緑茶風味の抹茶ソース。

大満足のボリューム。
和菓子を楽しむように…
大人のためのかき氷。
そして、最後は皆大好き。
かき氷ートロピカル(’-’*)♪

真夏の暑さを表すカラフルなトロピカルカラー。見た目に元気の出る彩りをイメージしました。
アイスクリームにたっぷりかかったオレンジソースは酸味がはっきりと爽やかに!
そして、3種のベリーと練乳ミルクの自家製フルーツソースで全体の味付けを!



ブリーベリーと苺の甘味がアクセント。
お子様から大人までお楽しみ頂けます。
金澤屋の自家製かき氷。
自家製ソースでどこにもない味に仕上がりました。
今年はお持ち帰りも出来ますよ♪(^ー^)
ウィラ・マリア農園

中南米より、貴重な高品質マイクロロット珈琲豆が入荷しました。
コロンビア産。
コロンビアといえば国土の半分が山岳高原地帯。珈琲がよく育つ気温、降雨量、土壌を兼ね備えた有数の珈琲産地で知られています。
コロンビア産の珈琲豆の格付けは、豆のサイズを基準にしています。大粒で肉厚の豆が多く、香り高く質の良い豆が採れる上に、欠点豆の混入率が低く、世界的に評価が高いのも特徴です。
生産量は世界第3位。
今回のコロンビア産珈琲豆は
「ウィラ・マリア農園」
品種:カトゥーラ
標高:1750㍍
精製方法:フ―リーウォッシュド サンドライ
収穫時期:2月
サイズ:スクリーン15アップ
ウィラというのはコロンビアウィラ地区。
コロンビアで育まれている珈琲の文化的景観は、世界遺産に登録されています。何年もかけて、小さな農園主の方たちが、標高が高く、急斜面で切り開いてきた珈琲産地で、出来上がった珈琲そのものが、遺産と称賛されています。
今回のウィラ地区にはサン・アグスティン遺跡公園という世界文化遺産もある地区であり、美味しい珈琲を算出するエリアとして有名です。
そんなサンアグスティンタウンの農園主はマリア・ラミレスさんです。
ということで珈琲名は
「ウィラ・マリア農園」と表記しています(^^)
焙煎度は、シティからフルシティの間で中煎り。従来のスペシャルティコーヒーに比べて抽出した印象も深く感じました。
焙煎によってコーヒーの香味は変化します。抽出もまたベストなバランスで淹れるほどよい加減があります。
店内で提供を始めました。
抽出も色々変えてテイスティングしました。
ハンドドリップコーノ式。
ペーパーでは90℃ラインの湯温でややゆっくり目に淹れると良い甘味とトロッとしたコクが出ます。
蒸らしは1分以上かけました。
↓




抽出も色々。2杯どり抽出。
↓2杯どりはやや高温からスタート93℃で約3分
農園主マリアさんが丁寧に育てた女性らしい味わいが本当にコーヒーに出ています。
品の良さと香りは絶品です。
農園主マリアさんからのコメントも来てるので是非読んでくださいね♪(’-’*)♪

『<マリアさんのコメント>

私のコーヒーが日本で販売されるとの事で大変嬉しく思っております。
私は健康的な木を育てる事、高品質なコーヒー豆を生産する事にたくさんの努力を注いできました。私の生産した魅力的なコーヒーにとても感謝し、また、その味を認めて頂き大変嬉しいです。
朝や疲れている時、そしてリラックスしたい時に飲んで頂けたら、きっとこのコーヒーを好きになってくれると思います。』
色々淹れ比べて最後にネルで淹れてみました。
かなり極上の味わいでした。
なんとも言えないフレーバー。







ネット通販にて期間限定で販売しています。
そんなに浅くないので、誰が淹れても美味しくなるコーヒーです。従来のスペシャルティコーヒーは、ドリップ時に、本来の味や香りをだすのに淹れかたを工夫する必要がありますが、このウィラマリア農園は、家のみしても美味しいコーヒーですよ。
店頭でも、抽出アドバイスしてます。
色々聞いてくださいね。
ウィラマリア農園 ネット通販サイト↓
氷―試作
今年も氷の季節がやってきました。昨年はかき氷珈琲が大ヒット。はまるリピーター続出でした。
飽きっぽいので、毎年何かした変化を…
今年も松崎の試作は続き…(^_^;)
かなり美味しく見た目もとろっと仕上がりました。
かき氷3種
今年の珈琲屋の一押し氷珈琲は…



こんな感じ。特製珈琲ソースはカフェオレ風味に仕上げ、ダッチゼリーと仕上げの珈琲羊羹は絶妙にマッチ。大人のかき氷。
カフェオレ風味の珈琲ソースは、自家焙煎珈琲豆から手作りドリップ、シロップに仕上げました。珈琲屋のこだわりかき氷です。
そして、定番人気のかき氷―宇治金時
これは男女ともに、抹茶ファンにお勧め。
小倉餡と抹茶アイスに抹茶ソースをタップリ。
今年は、外国人さんもこれに注目!!
では!?と思っています。


そして、お子様から大人まで、万人受けのするかき氷…
といえば、氷フルーツ
オレンジの果汁とグレープフルーツの酸味、ミックスベリーの甘酸っぱさが醸し出す、ハーモニーが何とも言えません。
ネーミングを迷い中です(^_^;)
見た目の仕様もどうしようか…
これは、今回スタッフも大絶賛。




しばし、お待ちくださいね。6月早々には始めますよ♪(^^)
百万石祭りには始めてますので…
テイクアウトもできちゃいます。
今年は氷屋さんになりそうかも…(~_~;)
急いでメニュー作ってます。待っててね。
未成熟と発酵豆と珈琲の味の関係
色々な原因が考えられます。
まずは、豆を見ます。
豆の品質、状態、保存状況、焙煎の良しあし、鮮度、そして抽出…
どの過程の影響が多いだろうか?と。
今まで色々飲んできて、一番影響が大きいな、と感じる豆の良しあし。
金澤屋珈琲店では、上質な生豆を仕入、焙煎で調整、更にお客様への販売前には、必ず、ハンドピックと言われる、手作業での珈琲豆の状態チェックをしています。
ハンドピックでは、何らかの理由で混ざった、異物や、焙煎時の煎りむら、欠点豆を取り除いています。地味な作業ですが、珈琲豆はよーく見るとこんなに色々あるのです。
下の写真は、ブレンドコーヒー豆をハンドピックした欠点豆を集めたもの。↓

こちらの写真↓は、同じブレンド珈琲豆ですが、きれいにハンドピックされたもの。
見るだけで全然違うのはお分かりでしょうか?
実際に欠点豆の方と、きれいにハンドピックされた珈琲豆を飲み比べすると、味は歴然。
欠点豆のほうからは、珈琲とは思えない、麦茶のような香りと臭み、そして水っぽい印象も受けながら、渋い珈琲になってしまいました。

虫食い豆です。
虫に食われるほど、美味しい証拠!なのだそうです。
確かに珈琲豆はきれいです!

未成熟豆や発酵豆。
こちらは、虫食いよりも大きく珈琲の味に影響を与えます。
見た目にしわしわっと色も不揃い。
美味しくなさそうと伝わります。


妙に、黒っぽく色づいた焼き色の深すぎる珈琲豆や浅すぎる珈琲豆は焙煎時の煎りむらで起こってしまいます。
豆事態に日の通りの偏りの原因となる問題もありますが、煎りムラはまさに抽出ムラにつながります。
珈琲は農作物なので、収穫時に他の農作物トウモロコシなど…が混じる事もありますし、小さな石が入ってしまう事もあります。
まれに見つけますが、石は、コーヒーミルの歯を傷つけるので要注意!!
ミルの故障の原因にもなるので気を付けましょう。

お店の珈琲豆ではそこまでひどいものはあまり見られませんが、品質の良しあしが欠点豆ともかかわりが強く、他にも黒豆と呼ばれる、黒っぽい豆があり、きちんと結実してない豆は死豆と呼ばれる事もあり、腐敗臭や珈琲の濁りの原因にもなるといわれています。
味や香りを損ない、渋みや雑味を増やす欠点豆。
これを取り除くだけで珈琲は、ぐんと美味しくなります。
丁寧に焙煎され、ハンドピックされた愛情たっぷりうけた珈琲豆は、クリアでいながら美味しい酸味や苦み、甘みを醸し出します。
毎日ハンドピックは欠かさず・・・・(地味ーに大変です(-_-;))が
大事に育てられた、生産者から最終的に飲まれるお客様に美味しく珈琲を飲んでいただけたら、嬉しいな♪(^^)♪
と思う今日この頃です。
ブリューイングアイス珈琲
珈琲は基本的に抽出後の味の変化がとても大きいので冷ますよりかはホットコーヒーで飲むのが一番だと思っています。
何故なら珈琲は抽出後、時間がたつにつれ味が劣化、酸化が進みます。
店では、そのためオーダーごとに1杯ずつ提供し、作りおきすると美味しくないのが現状です。
人間の味を感じる五味には、甘味、酸味、塩味、辛味、苦味
があげられます。
人間の五味では、冷めたときに一番感じやすいのが酸味です。
それ以外の味は、冷めると感じにくくなるのです。酸味は、時間がたった酸味、酸化した酸味、美味しく感じるフルーティーな酸味…色々あります。
暑いときに飲んで涼感を覚えるのは珈琲の苦味です。珈琲といえば苦いもの。ですが、冷めると珈琲は酸味を感じやすくその他の味は薄れてしまいます。
アイス珈琲はホット珈琲を淹れる考えと切り離し、抽出します。
温かいうちに塩気を感じた🍙が冷めると味が薄く感じたことはないでしょうか?冷めても美味しく感じれるように、冷めてから食べるものには味を濃くします。
アイス珈琲も同じように、濃くいれて苦味を出すとキリリと美味しく感じるアイス珈琲が出来ます。
冷やして飲むアイス珈琲には、味の変化の少ない深煎り珈琲豆を濃い目に抽出します。
抽出した珈琲を常温で放置して冷ますと成分の一部が変化し濁りの原因となります。
もちろん渋味や雑味が出る原因になります。
濃い目に抽出し苦味を際立たせ、更に急冷すること
これが美味しいアイス珈琲のコツ。
同じ深煎り珈琲をハンドドリップで淹れ比べ。
カリタ3つ穴扇形ドリッパー


カリタ3つ穴ウェーブドリッパー



メリタ1つ穴ドリッパー




三洋産業スリーフォードリッパー




コーノ式フィルター




ハリオ式円錐ドリッパー





色々あります。
どれもアイス珈琲用に淹れましたが…
アイス珈琲らしい苦味とコク。
ハリオ式が一番人気でした(’-’*)♪
やさしい目でカリタや、三洋産業。
メリタも程よく味がしっかり。
アイス珈琲も抽出器具で取り出せる味わいが違うのですね。
今回は、ハリオが一番人気♪(^ー^)でした。
アイス珈琲を作ろう♪ カリタ3つ穴ウェーブ式編
カリタウェーブドリッパーの登場です。
夏の楽しみ。
ブリューイングアイス珈琲。(*^.^*)

従来の扇形の3つ穴ドリッパーでは、粉の層が中心とドリッパー側で厚みが違い、粉の層の厚い部分と薄い部分に浸す湯量がばらつくことによって、過抽出になる個所と逆に湯がいきわたらず、抽出不足になってしまう部分が多くなりがちです。
ある程度、抽出になれないと湯量のコントロールや注ぐ位置をコントロールしにくく、慣れないうちは、毎回味が変わりやすくなってしまいます。
そんな扇形の難点を、構造から変えたこのウェーブドリッパー。
見た目はいたってシンプルです。
平らになった底に3つの穴があり、抽出スピードは安定し、とどこうらず、雑味が出にくいのです。
ウェーブの名の通り、紙フィルターは専用のこのマドレーヌ型のような紙フィルターを使います。やや高め。


通常、ドリッパーには、リブと呼ばれる溝があり、抽出時にドリッパーとペーパーの密着を防ぎ、空気の抜ける通り道が出来るようになっています。リブの数や、太さ、長さなどが、抽出速度に影響し個々にドリッパーによる抽出に個性が出ます。
ウェーブの場合は、ドリッパー自体にはリブがなく、代わりにウェーブ型のペーパーのヒダがリブの役割をしています。
20個のヒダ。
粉をセットした時に大体のどの箇所も粉の層の深さが平らで一定になります。湯の注ぎ方にムラがあっても粉にまんべんなく湯がいきわたります。という事は初心者の方でも美味しく淹れやすい!という事になります。
更に、濃い珈琲も薄めのライトな珈琲も注ぐ湯柱の細さと注湯回数によって変えられます。
ポイントは、最初ゆっくり。2回目、三回目も一度に湯を注ぎすぎず、粉表面全体に細かいクリーミーな泡が出るまでゆっくり。その後は、中心だけでなく、全体に大きな円を描くことで、万遍なく味がで、バランスの良い珈琲となります。
4回目以降は、湯量をどれだけ加えるかによって、自分の好みの味を作りましょう。
ドリッパー一杯に湯量をいれるとあっさりアメリカン風に、ドリッパーの上部まで湯量を上げずに淹れると濃厚に仕上がります。
今回はこのカリタウェーブ式ドリッパーでアイス珈琲を作ります。
濃厚で、苦みをしっかり出すカリタウェーブ式。
深煎り珈琲豆を、やや細挽きにし、粉をセットします。
湯温はやはり高温がおすすめ、短時間で苦みを出す淹れ方。
*マンデリンレシピアイス珈琲*
マンデリン 30g
94℃高温
抽出時間2分半~
抽出量240cc
抽出のコツ
最初の蒸らしの湯量はザーッといれたっぷりと。粉の鮮度によりガスの抜けにばらつきは出ますが、1分から1分20秒ほどおいてしっかりと蒸らします。蒸らしの後は、かなり濃厚なエキスが出てきているので、あとは濃度調整。一度に抽出量になるまで注いでも良し。細かく注湯をわけてもいいですが、渋みが出やすくなるので、時間はかけすぎず、淹れる事によって、濃くて苦みがあっても後味がクリアになります。
一度に蒸らしの湯量をタップりあげることによって、粉の温度が一度に上昇、高温で出る苦みがしっかりと出てきます。








ウェーブ式でいれる珈琲の大きな特徴はバランスの良さ。
全体にまとまりがあり飲みやすいのです!
アイス珈琲はグラスにいっぱいの氷をいれて、急冷。

カフェプレスとアイス珈琲
珈琲の抽出器具の中でもとてもシンプルで、道具が沢山いらず、で知られている器具。
別名 メリオール、フレンチプレス、ティープレスなど呼び方がありますが、紅茶やコーヒーを入れる器具として昔からあるのです。
キッチン用品売り場、雑貨屋さんにもよく並んでいるので、皆さんもよく目にはしているでしょうか?
始まりは珈琲をいれる器具として出てきましたが、このシンプル構造で、紅茶にもよくつかわれるようになっています。
珈琲や紅茶は香りが強く、器具のステンレス部分に臭いが吸着しやすいので、もし使われるなら、どちらか専用にされることをおすすめします。
カフェプレスの抽出構造
簡単にいうと、珈琲の粉とお湯を接触させ、時間をおいて珈琲を作ります。
出来上がった珈琲は粉とお湯を分離させるのに、金属フィルターのついたプランジャーで圧縮して珈琲を抽出します。
粉は細かすぎると、沢山微粉が混じり、珈琲液も濁り、舌触りがざらつきます。
中挽きから粗挽きがおすすめ。
金属フィルターでプレスすることによって、粉と液を分離させますが、この際に、珈琲豆の油脂分が濾されず、抽出液に溶けだします。見た目はやや濁りますが、きらきらと油分がひかり、香りや旨みがそのまま珈琲に現れるのです。
と話すと、カフェプレスで淹れた珈琲は絶対的に美味しいそうですが…
実際は、珈琲豆の鮮度や、品質の良しあしがダイレクトに現れる淹れ方なので、ただ単に淹れるとコーヒーメーカーやペーパーのほうが美味しかった…(^_^;)となりがちです。
他の抽出器具のように珈琲の雑味や渋みがでないようにする淹れ方とは違い、シンプルに淹れる方法のため、珈琲の良しあしも出るということ、ですが、近年、珈琲豆の品質も良くなり、スペシャルティコーヒーと言われる、流通する珈琲の中でも高品質の豆にとっては、素材の持ち味がすべて出るため、プレスがとても美味しいといわれています。
スペシャルティコーヒーとカフェプレスはきっても切れない関係のようです。
確かに、個性のある珈琲は、カフェプレスで淹れるととても風味豊かに抽出されます。
今日は、スペシャルティコーヒーのコンゴキブをカフェプレスで淹れてみました。
ぐつぐつ沸騰したお湯を準備。

粉をセットします。

お湯をざーっと淹れてもいいのですが、細口ドリップポットで優しくお湯を注ぐと素直な味になりますよ。同じ湯量を注いでも圧をかけて注ぐのと、ゆっくり優しく注ぐのとでは、味にかなりの差が出ます。
ここは人それぞれ性格が出ますね。

カフェプレスの味を変える大きな要因は
珈琲の粉とお湯の接触時間。
浸漬時間の長短によって味が変わります。
また最後にプレスする時間は30秒ほどかけてゆっくりする頃で、珈琲の雑味が入りにくくなります。
出来上がった珈琲は、上部と底の下部では濃度の違いが出るので、別のサーバーに移し替えてもいいですね。
湯を注ぎ始めてからプレスが終わるまでに約4分かけました。湯を注ぐのに40~60秒かけます。
少し浸漬時間をとります。
速すぎず、長すぎず。


どうしても濁りますが、美味しい珈琲ほど、渋みがありません。
粉の量は1g=10㏄を目安に。
浅めの珈琲も、深めの珈琲も個性豊かに仕上がります。

アイスでコンゴを楽しみました。
見た目は濁るものの…
意外に美味しい。

最近の若い方が家のみ珈琲でよく使っているカフェプレス。
あまり難しい事を考えずに抽出できるのと、道具のシンプルさが人気だそうで。
アイス珈琲も作ってみました。
アイス珈琲はよく細かめに挽いた粉で…とは言いますが、カフェプレスは紙で濾さない分微粉が沢山入ります。
多少もったいなく手もいつもよりも粉を多めに使うか、抽出量を少な目にして濃いめに淹れる方が、上手くいきました。
シンプルな構造だけに、他のハンドドリップ抽出器具に比べ、渋みや雑味が珈琲に現れやすいカフェプレス。
おすすめは、
粉は粗挽き、たっぷり、高温で抽出。豆は品質の良いものほど美味しく…
軽やかで、爽やかな一杯ができますよ♪
エアロプレスで深煎り珈琲も浅煎り珈琲も楽しむ
アメリカのおもちゃメーカーが作った注射器のようなこの器具。
使い始めると中々面白いのです。
フレンチプレスと同じように見られていますが、空気の圧力を使って淹れるエアロプレスと手の圧力で押すフレンチプレス…
では見た目では似てますが…実はエアロプレスはよりマニアック♪なのです。
フレンチプレスとエアロプレスの似ているところ
お湯と粉を一定の時間浸してプレスした珈琲を飲むこと、その液体には、通常のペーパードリップよりもより多くのコーヒーオイルが溶けだし、豆そのものの味や香りが抽出液に現れます。フレンチプレスは金属フィルターで濾し、エアロプレスは付属のペーパー丸フィルターや金属フィルターなどで濾します。
エアロプレスとフレンチプレスでよりエアロプレスがいいなと思った点
淹れ方しだいで味を作れる事、微粉が気にならず、濁りのない珈琲液を楽しめる事。フレンチプレスでは、豆の持ち味がダイレクトに出る分いい豆選びが大切ですが、エアロプレスは、浸漬時間などより、雑味や渋みを抑える抽出ができることがいいと思いました。
濃く、濃厚にしたい↓
プレスする時間をゆっくりする
撹拌を長めにする
浸漬時間を長くする
ライトにあっさり味わいたい↓
さーっとプレスする
浸漬時間を短くする
撹拌をさーっと
手のコントロールで味が変わり、更に湯温の高低や粉の粒の大小でも勿論、変わります。
エアロプレスの世界大会では、この微妙な加減が、勝敗を握り、チャンピオンのレシピや色々な方の淹れ方全て千差万別。
上手く抽出を安定させる基本は
きっちりと湯温、粉の量、時間を計ること
プランジャーと言われる、注射器のポンプ部分をきちんと水平にはめて、押し込むことが大切
そしてまっすぐ垂直に押す事
今回は、お店の深煎り珈琲豆のマンデリンをエアロプレスで楽しんでみました。
フレンチローストからややイタリアンに近い深煎り珈琲豆のマンデリン。
粉の量に対してやや湯量を減らし、ゆっくりと抽出し、濃厚な珈琲を出すイメージで抽出しました。
デミサイズの抽出、エスプレッソ風
*マンデリンレシピ*濃いめデミ
粉の量 20g
粉の粗さ 細挽き
焙煎度 フレンチ<イタリアン
湯温 80℃
湯量 80cc
①プランジャーに湯をいれます、80cc 温度が80Dになるまで待ちます。


②もう一つの容器、チャンバーに粉受けと紙をセットし、粉が平らになるようにきれいにセット

③とんとんすると平らになじみます。


④図った湯80ccを注ぎます。

⑤粉に湯を注ぐときは優しく注ぐイメージで。湯を注ぎきったら、10秒間くらい撹拌します。竹べらか専用のへらで撹拌しましょう。撹拌が終わったら、プランジャーをセットし、20~30秒かけて押します。

⑥この時にサーバーにかかる圧は大きいので、しっかりとした強度の強いサーバーを使いましょうね。
押すエアの力がおそいと圧力不足になったり、、過抽出になります。速すぎると、微粉が混じり雑味が出やすくなります。
出来上がった液体は、きらきらとコーヒーオイルの染み出た漆黒の珈琲エキス。
デミカップサイズの抽出
珈琲のうまみエキスのみを取り出したマンデリン珈琲。
何とも言えない贅沢な珈琲に仕上がりました。しっかりとコクや苦みはありながら、とろりとした甘みが余韻に残り後味のクリアさが何とも言えません。(^^)

次は、今流行のスペシャルティコーヒーのフレーバーや酸味を楽しむ・・
浅煎り珈琲の楽しみ
*コンゴキブレシピ*さらっと軽やかにフレーバーを楽しむ*
豆の量 15g
粉の粗さ 中挽き
湯温 80℃
湯量150cc
焙煎度 ~ハイ
今回はエアロプレスのもう日一つの淹れ方、インヴぁート式でいれます。
インバート式:上下を逆さにするという意味
淹れ方のイメージは
プランジャーをチャンバーに少し差し込んだ状態で、それを逆さにセットする。→その中に粉とお湯をいれる→最後にフィルターキャップをつける→更にそのキャップの上にサーバーも逆さにセットしかぶせます。→最後に一気にひっくり返しプランジャーをプレスし、珈琲を濾します。
この淹れ方では、浸漬時間のあるサイフォン
ペーパーで濾すペーパードリップ、プレスするフレンチプレスと3つの淹れ方の要素が匠にいりまじり、応用の幅がとても大きくなります。
早速いれてみました。
先に湯でサーバーとチャンバーを温めます。

チャンバーの④の目盛まで、プランジャーを押し込みます。水平にしましょう。

80℃の湯を150cc淹れます。


粉を入れます。



10回ほど撹拌しましょう。撹拌後タイマーをスタートさせます。

ペーパーをセットしたキャップをきちんとはめます。(はめないと逆さにする際に子餡がこぼれます(^_^;))

30秒たったら、全てを逆さにしてプレスします。20~30秒かけてゆっくりプレスしましょう。

出来上がり。

コンゴキブ
さらっと抽出。
今日は暑かったので、思い切って、グラスにたっぷりと氷をいれ・・・冷たくして飲んでみました。
コンゴキブアイス珈琲の出来上がり。

紅茶のような液色に、紅茶のような軽やかな香りと酸味。

アイスティー感覚で飲むスペシャルティコーヒーのアイス珈琲。サラサラ飲みやすく、心地よい酸が清涼感を感じさせてくれます。
これもありかな(^_^;)ははっ
エアロプレス。
見た目以上にマニアックで、味のバリエーションコントロールができる強者。(*^.^*)
ネルドリップの得意とする油分を引出しフレンチプレスで出てしまう雑味を抑える抽出ができ、ペーパードリップのような応用のきく淹れかたバリエーション…最近の流行りの浅い珈琲豆も浸漬法でくまなく味を引き出せる構造。
短時間で味や香りを出すのに得意なサイフォンと似た良さも兼ね備え…
欲張りな器具ですね♪(’-’*)♪
どんな珈琲も美味しく…
第64回 金沢百万石まつり
日中の穏やかな陽気ときれいな新緑が、深まってきました。

お店から見えるお堀には、たまに翡翠というきれいな鳥がやってきます。
お腹がゴールドで、きれいな青の羽。きれいな鳴き声が特徴です。
翡翠という宝石に例えられている鳥、見た人は皆虜になっています。
そんな翡翠がいるという噂、本当です(^_^;)
人通りの少ない時間帯や、きれいに澄み渡った青空の日によく目撃されているようで…
5月の1年で一番の安定したお天気のシーズンはよく見られてますよ。
公園では、睡蓮、杜若、菖蒲、パンジー・・・・




































トンビに注意!!
休憩所で狙われやすいので気をつけましょ♪






5月は金沢城公園では、最もイベントがさかんに行われています。
つい先日行われた金沢城公園リレーマラソン、天皇皇后両陛下のご訪問、そして今週末には、手つなぎウォーク!というウォーキングも開催されます。








とても賑やかな5月。
もうすぐ、終わりに近づきますが…
次なる大イベントは、加賀百万石祭り
金沢で最大のこのお祭りは、3日間にかけて開催されます。
↓
加賀百万石の礎を築いた前田利家公の偉業をたたえるお祭りです。
毎年、県内外から見にいらっしゃる方が沢山。
ここ金沢城公園は、メインイベントとなる加賀百万石大名行列の執着地点であり、ここには今年のメイン利家公約、内藤剛さん、お松の方には菊川冷さんがいらっしゃいます。
金沢へお越しの計画はこちらを参考までに!!↓
第64回 金沢百万石まつり
祭りを控え、少しそわそわ…
アイス珈琲を作ろう♪三洋産業スリーフォードリッパー
ブリューイングアイス珈琲。
今回は、三洋産業のスリーフォードリッパーに着目しました。
このメーカーのドリッパーは小さいものから101,102,103の3サイズ展開、複数のリブと言われる溝があり、更にドリッパーのサイズによって穴の数が増えていきます。それは、101で1つ穴、102で2つ穴、103で3つ穴。
これは、珈琲の抽出原理にともなって工夫されている点です。なぜなら珈琲は、抽出する量によって、ろ過速度が変わります。1杯だてと同じような味わいを2杯になっても4杯になっても美味しく、と考えられ、抽出量によってかかる時間をよりスムーズにろ過できるようになっています。時間がかかると珈琲の雑味や渋みが出やすくなります。
1杯だても4杯だても美味しく。そんなこだわりのドリッパー。
今回は一番小さな1つ穴101サイズ。
メーカー推奨に淹れ方は、珈琲の粉で濾過槽を作り湯を通過させて、珈琲の良質な成分をだす。
適度なタイミングで適度な量の湯をさし、多すぎず、少なすぎず、成分の移動に伴いうまく合わせて注ぎ分けます。
滑らかな口当たりとクリーンな後味。
そして今回の課題は、
アイス珈琲らしい味をこのドリッパーで作る方法。
アイス珈琲にしても美味しく感じる濃度感に切キレのある苦みやコクを出す淹れ方。
もう一度ドリッパーを確認↓

リブが複数で、上部まであるため、スムーズに珈琲の成分が引き出されます。
更に一つ穴によって、湯の抜けを一定にし、珈琲の抽出不足を防ぎ、万遍なく粉に湯がいきわたるようになっています。


早速いれてみます。
ポイント
ローストはフレンチからイタリアン
粉の粗さは、中細挽きまたは細挽き
粉の量は20g
抽出量200cc
湯音は92℃以上の高温
抽出時間は約3分

蒸らしは、いつもよりもゆっくり表面に優しくのせるイメージで
ペーパーには直接触れない程度の湯量で、ゆっくりゆっくり細く粉全体に湯を染みわたらせます。



蒸らしは長めに30~40秒。


蒸らしの後は4~5回に分けて、細い湯を円を描くように注ぎ、抽出量になったら完了。
湯は淹れず擬す、一定の濾過槽を泳がさないように注ぎます。

数回に分けて透過することによって、いつもより濃厚に仕上がります。


最後までゆっくり。

濃い珈琲エキスの完成。
アイス珈琲にしてもしっかりと苦みがあり、スキットした珈琲になります。
グラスにいっぱいの氷をいれて、アイス珈琲。又は容器にいれて冷蔵保存。
透明感のある味わい。最初から最後までゆっくり、粉はいつもより細かく。温度を高くして苦みを際立たせます。
三洋産業でアイス珈琲♪
美味しいね。
アイス珈琲を作ろう♪ハリオ式編
ブリューイングアイス珈琲♪ ハリオ式編。
ハリオ、と言えば円錐形V60シリーズ。材質は樹脂から硝子、金属製…そしてカラーバリエーションに適度なサイズ展開。
日本で生まれたこの器具は今では世界中で注目を浴びています。デザイン性、機能性から見ても優れていますが、この形状も珈琲の自然な抽出に沿っています。円錐形のハリオ。
スパイラルリブと呼ばれる、大胆なリブが底から上部までついています。

底に大き目の一つ穴。


見た目の通り、円錐形で、濾過槽が深いものの、リブが長く、ガスの抜けが良いため、湯はするすると早く抜けます。
更に注ぎ手の意志のままに湯が落ちるので、人によってまた珈琲の粉の状態によっても味が変わります。
珈琲をいれるのが好きな人に向いている器具です。
ハリオのメーカー推奨の淹れ方は、カリタ式同様
湯を注いで粉全体を湿らせ蒸らす 30~40秒ほど
↓
膨らんだ珈琲の粉の層の中心からゆっくりと円状に湯を注ぐ
↓
数回に分けて湯を注ぐ
↓
抽出量になったらドリッパー内に湯がたまっていてドリッパーを外す。
注ぐ回数が少ないと味は軽やかな傾向に、多いと重たくどっしりと重厚感が出る
そんなハリオ式でアイス珈琲らしい濃いめの珈琲とキレのある苦みを出す淹れ方。
抽出条件
焙煎度 フレンチからイタリアン
粉の量40g 抽出量 400cc
粉の粗さ 中細挽きから細挽き
抽出時間 3分から4分
湯温92℃~
早速淹れました。
まずは蒸らし。
層の深い中心に湯をのせ、やや多めのゆでしっかりと粉全体を湿らせます。







蒸らし時間は長くとりましょう。
この時に出てくる珈琲エキスは、濃くや苦み成分がたっぷりと出ます。
2回目以降は中心に円状に湯を一定に注ぎ、繰り返します。4~5回。
ペーパー側には湯はかけずに泳がせず抽出。






最後には、泡がしっかりと残ります。雑味が浮いた状態で抽出されている証拠。
ハリオの特徴は、円錐上であり、粉の濾過槽が深くなり、通常の扇形よりも珈琲のコクや苦みといった成分が抽出されやすい形状です。飲んでみた印象も。ややパンチのあるアイスらしい味わいがよく感じられます。
グラスにいっぱいの氷をいれて、アイス珈琲。又は容器にいれて冷蔵保存。
蒸らしは、多めの湯をたっぷりと注ぐことで、苦みをよりだせ、蒸らしに時間んをかけて、更に強める。
珈琲の香味は、蒸らしと2湯目で、その後は濃度調整をしているイメージで抽出しましょう。
抽出が早くなりやすいハリオ式でも、粉の粗さを細かめにすることで、ろ過を遅らせ、適度に成分を出すことができます。
アイス珈琲を作ろう♪ ハリオ式編でした(^^)
アイス珈琲を作ろう♪メリタ式編
ブリューイングアイス珈琲。今回はメリタ編。
日本では、昔からユーザーの多いなじみのある台形型のドリッパー。メリタ。
抽出を難しく考えたくない方にお勧めのメリタの最大の特徴は、一つ穴であり誰が淹れてもろ過速度がほぼ一定に。手の速度や、紙の室による影響が少なく、湯を注いで蒸らしたのちは一気に注いで出来上がり。
細かく分けて注ぐ方法とは違い、味の変化が少ない。珈琲の味も一定にしやすいのです。

フィルターにメモリがついているのは杯数分の湯量の目安。目盛の所まで湯を注ぐと、その杯数の量の珈琲が得られる。ドイツで考案されたこのフィルターは、忙しい朝でも手軽に美味しく珈琲をいれられるように色々工夫されています。


メリタ式のメーカー推奨の淹れ方
適度に湯を注ぎ、30~40秒蒸らす。その後は一気に抽出。あっさりとした味になりやすい。
このメリタでアイスらしい味を出す淹れ方。
濃厚で、キレのある苦みとコク、香味。
早速いれてみました。
紙フィルターの、おすすめ、グルメ。大きなサイズしかないですが、はめれます。
焙煎度 フレンチからイタリアン
粉の粗さ 細かめ
粉の量と抽出量の目安。40g 400cc抽出
抽出時間3分から3分半
湯温92℃



蒸らしはややたっぷり目にいれて、しっかり時間をとります。
湯をのせ始めてから1分半ほどしっかりとガスを抜きます。


濃厚なエキスが落ちてきました。

ぱんぱんに粉が膨らみ、落ち着いた頃からちゅしゅんから円を描くようにお湯を注ぎます。

抽出漁になるまで一気に注ぎます。
今回は440cc注ぎました。

浮かんでいる泡には雑味が浮いています。

抽出完了。

通常の透過法のドリップとは違い、蒸らしの後に数回に分けて注がないので、コク淹れる秘訣は細かめに挽き、湯の浸透に時間をかけること、蒸らし時間の長さによって濃度が変わります。
どの程度が良いかはお好みですが、出来上がった珈琲にキレのある苦みが出ているか、そして透明感があるかによって判断できます。くどい場合は、蒸らし時間を置きすぎの可能性があります。中々、珈琲が落ちてこない場合は粉が細かすぎるかもしれません。
通常はあっさり目に入るイメージのメリタ式も、粉の大きさを変える事や、蒸らしの湯量と時間で変えられます。
蒸らしの際に高温のお湯で湯量をたっぷりと注ぐことで、珈琲の苦みが際立ちやすくなります。
ペーパーの端までは湯を注がず、粉の中心をメインで注ぎます。浮いた泡を落とし切ると雑味が出やすくなります。
メリタ式の場合は、注ぎで味を変えるテクニックというよりは、粉の粗さや湯温、蒸らし時間で変化を体感してみてください。
出来上がった濃いアイス珈琲は、嫌味のないクリーンな濃度と程よい苦みでスタッフ間で評判良し、更に簡単な事も(^^)
グラスにいっぱいの氷をいれて、アイス珈琲。又は容器にいれて冷蔵保存。
アイス珈琲を作ろう♪メリタ式編でした。
アイス珈琲を作ろう♪カリタ3つ穴編
ブリューイングアイス珈琲―カリタ3つ穴編
日本の家庭でおなじみの扇形ドリッパーカリタ3つ穴
抽出後半の雑味が出る前に抽出を終わらせよう、と雑味が出にくい構造の特徴は穴が3つ。湯が滞ることなくスムーズに落ちる工夫がされています。そのため味わいは、やや軽めにクリアに。ペーパードリップの王道ともいえるこのドリッパーで作る味はまさに日本の家庭の味!と言っても過言ではないでしょうか。
そんなカリタの3つ穴ドリッパー↓

リブが複数、上部まで伸びています。

底に穴3つ

メーカー推奨の淹れ方
最初に少量のゆで珈琲の粉を蒸らす→30~40秒ほど置く→蒸らしの後は数回に分けて注ぐ。→抽出量になったらドリッパー内に湯が残っていても落とし切らない(雑味が入りやすい)抽出時間は2分半から3分目安
カリタ式でアイスらしい珈琲を作る。応用編(濃くて、キレのある苦み、コク)
抽出量400cc粉の量 40g
粉の粗さ 細挽き
湯温94℃
抽出時間3分
焙煎度 フレンチからイタリアンロースト
実際に淹れてみます。
粉をセット平らにし、中心部をややへこませる。この部分に最初に湯をのせましょう。


蒸らしは、湯を粉表面にたっぷり染み渡らせます。
しっかり濃いめに抽出したいので、たっぷりの湯量で、時間をかけて蒸らします。




ガスが落ち着くまで、蒸らします。注ぎ始めから1分半。
落ち着いたら2湯目。中心からゆっくりと湯を注ぎます。この時にきめの細かい泡が出てくる穂が、しっかり蒸らせた証拠。この泡を崩さぬようきれいに円状に湯を注ぎます。

粉が泳がないように、湯量がいっぱいになったら、いったんストップ。そしてまた注ぐ、と繰り返し抽出。
4~5回ほど繰り返し、珈琲の成分を出します。







泡は最後まで落とし切らず、抽出完了。
カリタの場合は、早く湯が落ちやすいので、濃く、苦めに抽出する際は、珈琲を細かく挽き、高温で抽出すると、短時間ですっきりとした苦みの味が取り出しやすいのです。
特にアイス珈琲のような濃いめの珈琲を作る際には、蒸らし時間もたっぷりとりましょう。
グラスにいっぱいの氷をいれて、アイス珈琲。又は容器にいれて冷蔵保存。
出来上がる珈琲は、全体の抽出時間が長ければ長いほど濃く、味が出すぎる事があり、逆に短いと薄く、水っぽい珈琲になってしまう事があります。味のバランスや、濃度は、毎回変わりやすいですが、注ぐ回数や、蒸らしの湯量、蒸らし時間を一定にする事で、安定した美味しさに行き着けます。
「湯音は高め、蒸らししっかり、細かく注ぐ、泡は落とし切らない」
回数を増やしすぎて過抽出にならないように注意しましょうね。
アイス珈琲を作ろう♪ カリタ式3つ穴編
珈琲ネイキッドー手づくり珈琲
大阪の珈琲ネイキッド。
スタッフがお土産に気になる珈琲を買ってきてくれました。
珈琲ネイキッド
喫茶店のようです。
袋からもわかるように手づくり珈琲… 手書きたっちの文字と手回し焙煎機がなんとも愛らしくかわいいですね。
- 店舗情報はこちらです↓
- 〒541-0046
大阪市中央区平野町3-1-7 大阪屋セントラルビル1F
TEL:06-6203-1759 / FAX:06-6203-1759
info@kissa-naked.com
http://kissa-naked.com/
早速ホームページを覗いてみました。
他の珈琲店に見ない点は、焙煎サービス。
世界各国の自分の好きな珈琲豆を好きなローストで焙煎してもらい、豆の状態か粉の状態かを選び注文する流れです。
初めて珈琲を注文する方にとっては悩ましいかもしれませんが、珈琲好きにはとても興味深く、自分だけの珈琲を焙煎してもらえる、というのは嬉しいですね。
店主さん、自家焙煎のこだわりのポイントは3つ。
優しさ…生豆を水洗いし、豆の汚れやチャフと呼ばれる薄皮を取り除き、よりクリーンで体に優しい珈琲にしていること
旨みと甘み…大型焙煎機ではなく、あえて小型の焙煎機でじっくりと時間をかけて焙煎することにより珈琲のうまみと甘みをより引き出していること
新鮮さ…注文してから焙煎する事により、より新鮮な状態で味わえること
そんな珈琲を早速味わってみました。
「手づくり珈琲 極深珈琲 インドネシア」
と書かれた珈琲袋。
中をあけると、ブラックチョコレートのような珈琲豆がお目見え。
大きな粒は、インドネシアらしい特徴。
今回は珈琲好きのバイトさんに好きなように淹れてもらいました。
コーノ式でドリップ。
挽きたてでもガスがあまり出ず、不思議そうに淹れるバイトさんです。
かなりの深煎りです。
極深というのは、焙煎度の事のようです。
丁寧にじっくりと蒸らします。
そのままゆっくりゆっくり淹れました。
濃厚な珈琲ができました。
お味は…
酸味は程遠く、苦みの珈琲でした。
きりりとした苦みが…久しく飲んでない深煎り珈琲という印象でした。
そして後日、この極深珈琲にまたまたチャレンジ。
バイトさんが何で淹れたらいいのか迷ってたので…(^_^;)
この珈琲にはネルが旨い。
とネルドリップを勧めました。
松崎おすすめは大きなネルに粉たっぷりなんと50g、そしてかなりの粗挽き。
贅沢にドリップしてみて…
とさっせた所。
本当に好きな所で抽出をやめちゃいました。
見た目の量は300ccほど。黒黒っとした珈琲液がお酒のような香りを漂わせていました。
濃そう…とみんな出構えて飲みました。
あれれ、甘くてうまい♪
ペーパーと全然違う…
こんな深煎りこそネルドリップね。
と皆で実感。
ペーパードリップではカバーし切れなかった苦渋み。
これをネルドリップでは、丸く丸く抑えてくれます。粉に注いだ湯がゆっくりとホールドされ、低温で、雑味を抑えてくれます。そして抽出量を通常よりも少なくすることで、濃度を出します。抽出後半から出る雑味を抑え、濃縮された珈琲エキスがお酒のような香りも出してくれます。
濃くても甘みがあって美味しい。
これを湯で割って、通常の濃度にしてもうまい。
この珈琲にはネルと相性がいいと、バイトさんもメモにとり、珈琲の素材の持ち味を活かす抽出をお勉強中です。
ペーパーとネルで比べっこ。知らない店の珈琲を最初に入れる瞬間はわくわくとどきどき。
一発目でうまくいくときと、器具をかえてみたりと、珈琲の味を見ながら模索します。
それが楽しいもの。
お店で販売する珈琲豆は、ご自宅でお客様が淹れやすいように焙煎されています。
珈琲の味の大半は焙煎で決まり、抽出も合わせると更に美味しくなります。
お店での提供は勿論、お客様にとっても美味しくいれられるようにアドバイスもしてます。お気軽にお声をおかけくださいね。
アイス珈琲を作ろう♪ーコーノ式フィルター編

本格的に暑くなってきました。皆さん、アイス珈琲を飲むとどんな気分になるでしょうか?
かーっと暑くなった体に、すきっと体に染み渡る濃厚できりりとした苦味。(*^.^*)
特に真夏は、このしっかりとした濃く、苦味のあるアイス珈琲は五感に清涼感を与えてくれます。
いつも淹れる熱い珈琲をそのまま冷まして冷やして飲んでも、なかなかアイス珈琲らしい苦味や切れ味は出ません。
なんといっても、珈琲は通常熱いうちに飲まないと美味しくありません。
冷めた珈琲は、酸味を感じやすく、珈琲の成分も酸化し、淹れたての心地よい味は遠のいてしまいます。
覚めてからでも味の変化が少なく、かつ苦味が際立ち酸味の少ない珈琲豆を選び、淹れかたをさらに工夫する・・・
「濃くいれて、苦味を際立たせる淹れ方、抽出後は、急冷することによって、香りが引き立ち見た目にも透明感のあるアイス珈琲を作ること」
自宅にある器具で美味しく作りたくありませんか?
濃くいれて、苦味を際立たせる珈琲のコツ、器具によって抽出を工夫することにより、雑味や渋味の少ない珈琲ができます。
今日のアイス珈琲はコーノ式フィルター編。
ペーパードリップ、コーノ式。
メーカー推奨の淹れかたは2人部bん24g240cc抽出。
粉の表面にゆっくりと少量のお湯を染み渡らせ、蒸らし時間はとらずに浸透させていく方法。粉表面に湯が行き渡りぷっくりと膨らんだあとは、粉の中心から外側に円を描くように回す、何度も繰り返すことによって濃厚なエキスが得られます。灰汁の混入を防ぐ淹れかた。
ゆっくり時間をかけて抽出するコーノ式では珈琲の旨味香りを引き出す仕組みができています。
基本は90度以上の湯温で中挽きから粗びき。3分から4分かけて抽出します。
コーノ式フィルターの基本抽出をアイス珈琲向けにアレンジ。
其の①一人分の贅沢アイス珈琲出来立てをすぐ飲む方法
124g120cc.抽出
湯温92度から94度
フレンチからイタリアンロースト
中挽きから細挽き
3分
抽出後は、氷をいれたグラスに一気に注ぎ、出来上がり。すぐ飲みましょう。
今回は蒸らし時間をとります。1分半程度。
ペーパー側にかからないえ井戸で、粉の表面全体が閉める程度の湯をのせ、一旦蒸らします。フレンチからイタリアンローストの焙煎度の深い珈琲豆は、湯の浸透に時間がかかります。ガスがゆっくり抜けるので、じっくり待ちましょう。ガス抜きをしっかりしないと抽出不足になります。
蒸らし↓







2湯目



中心から、ペーパー側に向かって円をゆっくり描きます。湯柱は1ミリ程度。細く垂直に丁寧に湯を注ぎます。
3湯目



抽出完了。
サーバーに落ちる濃厚な珈琲エキス。
24g使い120cc
抽出、なんおも贅沢ですが、通常の半量で濃厚な珈琲ができます。
24gだと通常は240cc、2杯分の珈琲が作れます。
出来立て珈琲を氷をいれたグラスに注ぎます。



氷は、あらかじめ、製氷器で作られた氷をさらに凍らせ溶けにくくしました。マドラ-で上下に撹拌することによって、無駄に氷が溶けず、水っぽくなるのを防いでくれます。
氷を使って作るアイス珈琲は、粉をたっぷり使用し、通常の半量を珈琲をいれる、細かく挽き、高温でいれることによって、アイスらしいスッキリとした苦味を出すことができます。そして、急冷。
作りたてにまさるのもなし!
とっても贅沢ですが_(^^;)ゞ美味しいですよ。

其の②多目に作ってストックするアイス珈琲
粉48g
抽出量480cc
湯温95度
粉の荒さ 細挽き
抽出時間4分~5分
淹れかたのコツは其の①に準じます。
量は多いですが基本は一緒。
蒸らし時間を眺めに鳥しっかりガス抜きしましょう。


















出来上がった珈琲はあら熱をとり、ペットボトルのような容器に空気が入らないようにキャップをし冷蔵保存。
次の日も美味しく飲めますよ♪(^ー^)
すぐ飲むアイス珈琲よりもややしっかり目に抽出することで、冷えてもしっかりコクと香りが楽しめます。
作りおきする場合は、特に抽出後の継時変化の少ないロースト、焙煎度が深いものがおすすめです。
保存する容器は、抽出量に合わせた大きさのボトルを使い、なるべく空気の層が入らないことがより美味しさキープとなります!
コーノ式のアイス珈琲。
時間をかけていれるコーノ式は、濃いめにいれる抽出に向いています。
アイスらしい風味を出すために、高温で細か目にひいた粉をしようし、抽出は基本に準じていれましょう。
ゆっくり注ぐことで濃度を出すことができます。高温で苦味を出すことができます。
円錐形の形状で、粉の層が暑くなり、コクも引き出せますよ。
アイスもホットもコーノ式で美味しく。
夏のお楽しみ、増えますね。
冷コーの季節ー美味しく飲みたいね♪
冷コーは冷たいコーヒー、つまりアイス珈琲の事。かなりマイナーな言い方ですが、関西を中心に冷たい珈琲を縮めたこの言い方を耳にします。金沢でも、冷コー頂戴、とたまに耳にします(^_^;) 年齢層の高い方が使ってますね。一瞬レイコと名前を呼ばれるかのようにびっくりしてしまいますが(笑)
アイス珈琲、皆さんは家で飲まれますか?
ホットで淹れた珈琲をそのまま冷やして飲んでいる方が多いでしょうか?

温かい珈琲をこだわって美味しく淹れるように、冷たい珈琲もまた、美味しく飲む秘訣があります。

まずは、使う豆選び、原料の持ち味は大切。
基本は、鮮度の良い珈琲豆を、美味しいうちに使う事。
器具に合った淹れ方で美味しく淹れる事。

温かい珈琲を淹れる要領で冷たい珈琲も、原料の鮮度や状態の悪さは、日本人の苦手とする苦渋い味となって、出来上がった珈琲に現れます。よく聞く、アイス珈琲の苦手な方はこの苦しぶい味を嫌ってるのではないでしょうか?
冷たい珈琲の基本―豆選び
☆冷めた珈琲は酸味が強く出ます。人間の舌の感度は、冷めると、苦みや甘みを感じにくくなります。コツは酸味が少なく、苦みの強い珈琲豆を使う事。
↓
☆焙煎度は中深煎りから深煎り珈琲豆、苦みが強く酸味の少ない珈琲豆。
冷たい珈琲の基本ー淹れ方
☆苦みとコクを出す淹れ方、そして濃いめに淹れる事
☆粉の粗さは中細挽きから細挽き、粉はやや多めに使う。高温で淹れる。
☆出来上がった珈琲は急冷する
一気に冷やす事で、うまみ、香りを逃さず、珈琲液がクリアに仕上がります。琥珀色のきれいな透明感あるアイス珈琲は見た目に清涼感があり見るだけで涼しくなりますね。
冷たい珈琲の基本ー急冷する方法
☆氷をたっぷり入れたグラスに濃いめの珈琲をいれ一気に冷やす方法と、多めに作り、冷蔵庫でストックする作りおきタイプがあります。急冷する方法では、水っぽくならないように注意が必要であり、作りおきする方法では、熱い珈琲をそのまま放置せず、粗熱をとり、口の細いペットボトルのような容器に珈琲をいれ、空気が入らないように密閉し、すぐに冷やす事が美味しく飲む秘訣です。
冷たい珈琲の応用ー決めてとなる氷
☆氷のおすすめは、市販のロックアイス→氷がしまっていていて溶けにくく、味が薄まりにくい
☆家の製氷器でつくる際は時間をかけて、冷やし固めると氷が堅くなり溶けにくい
☆氷の形は四角よりも球形のほうが表面積が少なくなりおり溶けにくい
☆製氷機で作られた氷も、更に冷凍庫でヒヤシ固めると溶けにくくなる
☆氷の撹拌の仕方は、グラスの底から氷を持ち上げるおうに上下に撹拌。横回転ではなく。氷が溶けにくく、全体が効率よく冷える
冷たい珈琲の応用ー大量に作りたい
☆大きなフランネルをはじめ、ネルは少量だてから大量だてまでスムーズに抽出できる。ろ過速度が速く、過抽出になりにくく、珈琲を大量に淹れるのに向いている。
☆水出しコーヒーで大量に作る
専用器具をつかった淹れ方をはじめ、粉と水を寸胴にいれ冷やし、出来上がったらネルで濾す…
お湯ではでない成分が蓄積され、マイルドで優しい味になる
冷たい珈琲の応用ー浅煎りも中煎りも美味しく飲める
☆苦くて酸味の少ない珈琲豆以外でも、実はアイス珈琲は作れます。いつもの中煎りの珈琲でも、作り置きせず、氷で急冷し飲むことで美味しさを味わう事が出来る。深煎り珈琲豆とはまた違う風味も楽しめます。


冷たい珈琲の応用ー器具による違いでアイス珈琲を楽しむ
アイス珈琲は、ハンドドリップで淹れる珈琲以外に他の抽出器具によっても楽しむことができます。
☆エスプレッソマシーンで淹れるー高い圧力をかけ、短時間高温でコーヒーのエキスを抽出するエスプレッソマシーン、この器具では、珈琲は深煎りから中煎り、今流行の浅煎りのシングルオリジンの珈琲豆でも、高濃度で、深いコクが保たれます。この点がドリップコーヒーとは違いエスプレッソの利点。シェーカーで、急冷し、泡立てて飲むカフェシェケラートは本場イタリアで飲まれるイタリアンアイス珈琲です。金澤屋珈琲店でも開店当初、お店のアイス珈琲として、ネルドリップアイス珈琲と並んで提供していました。


☆エアロプレスやフレンチプレスで淹れる
濃さをだし、高温で抽出することによって 、特に高品質のスペシャルティコーヒーの味や香りをはっきり出す、そんなエアロプレスやフレンチプレスのアイス珈琲も個性を楽しめるのでいつもと違った気分を味わいたい、紅茶のように楽しみたい方向けの淹れ方です。
ちょっと前までは、アイス珈琲と言えば、深煎りで。
アイス珈琲の常識も変わりつつありますね。
好きな器具で、好きな珈琲を飲む。
いつもより濃いめに抽出し、急冷、すぐに飲むこと。
これが一番シンプルでわかりやすいですね。
抽出の裏側④湯量コントロール

抽出の裏側。
珈琲の抽出をより安定させるには、最終的にドリップする湯量のコントロールが必要となってきます。
家で飲む自分の珈琲を自分好みに、そしてプロはお店の意図する味に、ライトに、マイルドに、濃厚に...
ドリップでかなめとなるのは、湯量コントロールしやすいドリップポット選び。
ドリップの基本は、蒸らしでしっかりと粉全体を膨らませ、その後の2回目の注湯はきれいに蒸らされ膨らんだ粉の層に湯を細くゆっくりと透過させます。
ゆっくりと湯を浸透させ、3回目以降は徐々にペースアップし、好みの濃度まで薄めます。
この淹れ方を中庸のテイストとすると、あっさり軽く飲みたい場合は、蒸らしの後の2回目を湯をやや太めに早く注ぎ、味を軽くすることができます。勿論粉の量を1、2g減らしたり粗めに挽くことでも調節できます。
逆に、濃厚な1杯にしたい場合は、細かくひき、蒸らし時間をやや長めにとり、2回目の注湯を細くゆっくりと。時間をかけて淹れ、通常よりも少な目に抽出すると、濃厚でありながら旨味エキスが得られます。(^^)
ある程度抽出慣れると、次に目指したいのは、ハンドドリップの利点でもある、オリジナルの味作り。
注ぐ湯量、回数、スピードをコントロールできるようになると珈琲は、もっとおいしく淹れるのが楽しくなります。
淹れるのが楽しくなる、抽出の要は自分に使いやすいドリップポット選びです。
ペーパードリップの器具一式揃える際に、グラインダーに次いで価格も高いですね。
ですが、特にステンレスや、銅製の材質のものは、購入後物持ちがよく、より安価なホーロー製よりも永く使えます。
お店では、細口で注ぎが安定しやすいTAKAHIROポットを採用しています。
1杯だては、0、5㍑小さなもので、間に合いますが、連続し、杯数を淹れる場合や、なん連も同時に淹れる際は、1、5リットルサイズの大きめのドリップポットを使います。ステンレス製のTAKAHIROポットは、他のメーカーのステンレスの材質よりも軽くそして、湯温も冷めにくい。
女性には嬉しい利点です。
細く注ぐのが得意であり、抽出の後半で太めに注ぐ際は、傾け角度を大きくし、湯量を増やします。
大きなネルで10杯以上をたてる際は、もっと大きなドリップポットに更に太めの注ぎ口のポットでないと追い付きません。
用途に分けてドリップポットを使い分けています。
購入の際は、珈琲をなん杯淹れることが多いか確認して、大きさを選ぶことが大切ですね。
抽出も基本に戻り、注ぎの練習をしています。
ドリップポットも色々使い比べしました。(^^)
TAKAHIROポット↓



ドリップの口の付け根から先端まで細く、一定の湯量を🔰の方でも出しやすく蒸らしや2回目の細く注ぐのが得意なポット。やや湯が斜めに落ちやすく垂直線をイメージしながらドリップしましょう。
抽出の後半は太く早く、低めの位置から傾けることで注ぎペースを早く出来ますが慣れない内はゆっくりと注いでしまい、抽出過多になりやすいので注意しましょう!
昔から喫茶店でよく見かけるドリップポット。ユキワ
ステンレスの材質が重くどっしり。女性はやや重く感じるかも知れません。
↓



ドリップポットの口先は大きめ、先端が細く、下部にかけて太めのラインが特徴で、TAKAHIROとの大きな違いです。
重たい点を除けば、点滴から細く、太くがコントロールしやすく、垂直線に湯が落ちやすい構造であり、ドリップしやすいですね。
l
そして、ユキワドリップポットコーノ特別仕様↓



口先が、くりんと下に向いています。
点滴から細く太くの一連の流れが安定し、垂直線に湯が落ちやすく、空気も混じりにくいですね。
お
ドリップポット。練習は水と受けバットで、そしてドリッパーを実際にセットして練習。
イメージしながら湯量をコントロールしましょう。
真っ直ぐ注ぐ
点滴で注ぐ
雨垂れのように注ぐ
細く注ぐ
やや細く注ぐ
やや太く注ぐ
太く注ぐ
そして円を描くように回す練習
まずはお手持ちのポットに慣れ注ぐことが大切です(*^.^*)
練習でした!
1杯用ネルフィルター手引き
最近よく売れてます。

新品のネルフィルターは写真右側。
写真左側は、30回ほど使用したネルフィルター。
皆さん、上手く使えてますか?

ネルは、購入後に、煮沸しましょう。生地についた糊をおとし、使いましょう。
新品のネルフィルターは、使い始めは、落ちが早く味はすっきり、使い込むと手の速度になじみより美味しく、それ以上に使い込むと徐々に布の目がつまりろ過速度が遅く、味がどっしりと感じるようになります。抽出時間が長くなり味が落ちてきたな…?と感じたら交換のサイン。それでも使用を続けると、次は、ネルの起毛が減り、生地の繊維が変性します。ろ過は早く、そして、その分雑味や渋みを感じやすくなります。
新品のネルフィルター。↓
起毛ふさふさ、ふわふわ。生地は、片面起毛した綿ネルです。ネルの生地にも色々な素材があります。触ってみたり生地の厚みを見比べると一目瞭然です。

金澤屋珈琲店では、この起毛側を外側にしてドリップします。
起毛をどちらにしても珈琲は淹れられます。
どちらも試して美味しいと感じる方で淹れてみてください。お店では、起毛を外側に採用しました。
起毛を内側にしドリップすると、抽出時に付着する微粉や珈琲のカスが起毛に付着し、布の消耗が早くなります。味は、クリアに感じました。ネル特有のまろやかさや濃厚さは起毛を外側にして抽出する方がより感じました。
起毛の内側はこのようになっています。3枚の布が組み合わさった3枚はぎのフランネルです。
この中に珈琲の粉をいれてドリップします。

使用中のネルフィルター。↓
起毛が外側です。

内側はこのようになっています。いったんおろしたネルフィルターは、乾かさずに使用しましょう。

ネルフィルターの起毛の役割は大切です。泡に付着した灰汁が起毛でキャッチ、コーヒーオイルがきらり、濃厚でいて、クリアなネルフィルターの味わい。
こちらのネルで1杯10gで120cc、コーヒーカップ1杯の珈琲を淹れるコツ。
フィルターの構造上、粉の層が深くなっています。10gの粉では、淹れてみると大体フィルターの半分のラインに。
↓カリタメジャースプーン。1杯10g入ります。

メーカーによって、メジャースプーンの摺り切り1杯の量は違います。購入時に確認しておきましょう。

10gいれました。

横から見ると、粉の量がわかりますね。これは、湯をドバっと淹れると、さーっと落ちてしましい、美味しい味ができる前に抽出が終わってしまいます。

抽出のワンポイントアドバイス。
1杯用ネルフィルターで10gで美味しく淹れるコツ。
粉は細かめに挽き、粉の量が少なくてもゆっくりお湯が浸透するように淹れましょう。
蒸らしは、ネル側に湯をかけないようにそーっとのせます。

袋を横から見て、湿り具合をチェック。ゆっくりと浸透指せると甘みが増します。早いと、抽出不足になります。

2回目以降は、湯柱を細く粉の層が一番厚い中心に落とし、浮いた泡を落とし切らないように淹れましょう。

ネルの袋の高さの上部までいっぱいに湯を注ぐと、薄まります。
10gの粉が泳がない程度に湯を繰り返し淹れると味はしっかりと、湯を入れ続けると薄めのアメリカンタイプに仕上がります。





1杯だての出来上がり。袋は、半分使い、湯量をコントロール。いつもより細かく挽くことによって、短時間でコーヒーの味を引き出せます。
2杯分の珈琲のコツ。
粉は20g 中挽きからやや細かめ
このネルで一番淹れやすい20gラインの量。
蒸らしゆっくりと。

蒸らし後は繰り返し注ぐか、一度に湯を注ぐかによって味をコントロールします。

抽出は1杯だてよりも簡単です。ある程度、嵩が増しても袋の上部までしか、湯が入らないので、注ぎやすいですね。

泡は落とし切らず、ドーナツ状に粉が残ります。


2杯だて、20g240cc。

そして難易度の高い濃厚な珈琲がお好みの方は…
金澤屋珈琲店でおなじみの極み。1杯30gで好きな量、少量落とす淹れ方。
袋には粉が30g。ぱんぱんに入った粉が膨らんでもこぼれない程度の湯量を保ち、蒸らしkら抽出が終わるまでゆっくりと湯を染み渡らせながら淹れます。
この淹れ方に向いている珈琲豆は深煎り珈琲豆。細かく挽かずに粗挽き。ゆっくりと低温で時間をかけて抽出。湯音は80℃前後がおすすめです。


1杯用ネルフィルターの
1杯から2杯だてのライトな珈琲から濃厚な珈琲もお好みでアレンジ。
自分の好みで淹れてみましょう。(^^)
1杯分↓10g

2杯分20g↓

30g↓

これがネルドリップの楽しさの一つ。粉の量は抽出量は自分でいろいアレンジ。
購入された方も是非お試しください。
ネルドリップ、
ペーパーに比べて、蒸らしの際に、湯を保つ働きがよく、落ち始めるまでに時間がかかります。
更に、この1杯だてのネルは、粉の層が深いのでもっと時間がかかります。小さいネルなので、持ちながら淹れると湯量をコントロールしやすいですよ。
使用後の管理や保管の面で、次に使用するときのネルの状態がかわります。丁寧に水洗いし、水をはった容器にいれて冷蔵庫で保管しましょう。乾燥させると、生地にしみこんだ珈琲の油脂分が劣化し、酸化、臭うようになります。使用前は、余分な水気を吸水タオルである程度とり、沸かした湯の蒸気で温め、使いましょう。
ネルは手がかかりますが、やっぱり美味しいですね♪
「一滴入魂」―これもご縁
桜の頃には、あどけなかった鶯の鳴き声も気がつけば完璧に(*^.^*)
テラスを開けるとまるでBGMのように鶯が鳴いています。

そんな毎日の金澤屋珈琲店です。
今年もGWが終わり、皆様も沢山の思い出ができたでしょうか?
お店でも、なんと遠方からお客様がご来店されました。
ちょうど3年前の初夏の頃、まだオープンしたてのお店にいらした台湾からのお客様です。珈琲好きが転じて、今は、台湾で珈琲店に勤めています。
蒸し暑かった夏の日、金澤屋珈琲店もあまり、知られてなく誰もいなかった店内に勢いよく、入ってきてくれたあの瞬間はとても印象的でした(^_^;) グーグルナビにも店は出てなかったようで…よくお店を見つけてくれたな・・と今では、とてもよいご縁だったと思っています。ナビにはない店に足を踏み入れてくれたのは、なんと、金澤屋珈琲店の近江町市場店で飲んだ珈琲が美味しく、そこで金澤屋珈琲店の本店の存在を知り、探し歩いてきてくれたそうです。
店内に入るなり、第一声は、何でコーヒーを淹れているか聞かれ、ネルドリップと。
目を輝かせ、喜んでくれました。
↓
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台湾の珈琲事情
珈琲の抽出から、道具までとても詳しく、珈琲店巡りをしてました。とても詳しいので、てっきり珈琲店をされているのかと思えばその頃は、趣味だとおっしゃってました。
日本のハンドドリップに興味があり、日本の器具に、そして山で飲んだ珈琲の味が忘れられず、珈琲の世界へ(^^)
なんと、台湾で金澤屋珈琲店を宣伝し紹介していただき、嬉しいことに台湾からのお客様がお店によくいらして下さるようになりました。
2年前には、実は台湾へ行き、お世話になりました。
そして、日本のコーノアンテナショップに案内していただきました。その名も山田珈琲店です。
行ってきた時の関連記事はこちら↓
台湾の山田珈琲店
台湾では、日本の道具、器具、そして技術といったものがとても高く評価されています。現在、日本のコーノ式アンテナショップである、台北の山田珈琲店では、コーノ式フィルターがとても売れています。日本では、昔からありますが、もともとプロ用に作られたという点と、淹れ方が難しいという事で、マニア向けなどとも言われていますが、ここ近年、金澤屋珈琲店でも販売を始めましたが、珈琲ブームにのっかり、よい器具、よい珈琲、価値あるもの…にお金をかける傾向もみられてます。
日本では、河野塾と言われる、美味しい珈琲の原料、基本的な知識、抽出、焙煎などを学ぶ塾があり、珈琲サイフォン社の河野社長自ら、美味しい珈琲の技術を伝授しています。
日本の河野塾のように、コーノ式で美味しく淹れる抽出技術を台湾で広めています。
コーノ式の魅力 河野塾
日本のコーノは絶大な人気だそうです。最近は、珈琲サイフォンの教室もされているようです。
そしてこの山田珈琲店に、今は勤めてらっしゃいます。
同じく金澤屋珈琲店でも、数あるハンドドリップ抽出器具の中で、コーノ式フィルターをおすすめし、販売しています。ネルドリップの美味しさをペーパーでも。コーノ式の特徴は、あくやえぐみが混入しにくく、濃厚でもクリアになること。
注ぎは、時間をかけて。
フィルターの構造上、円錐形では粉の中心が最も深い、その点を踏まえはじめぽたぽた点滴一点集中。この蒸らしが肝心です。
濃厚な琥珀色のエキスがポタリとサーバーに落ちてきたら、注ぐ範囲を広げじっくり注ぐ。3分の一はゆっくり次の段階で徐々に早く、湯量と注ぐ範囲を広げ、成分をだしましょう。最後は、泡を落とさぬようドリッパーを外します。
通常の蒸らしと言われる時間はとらずに、湯量をコントロールしながら淹れていく抽出技法です。
計算されたリブの高さ、長さ、穴の大きさ。


珈琲の味を最大限に美味しく、その抽出技術はやはり難しいのですが、珈琲好きの方やプロを目指す方からは人気です。
お茶を点てる作法、御手前があるように珈琲にもその振舞や作法を感じます。
3年前に出会った台湾からのお客様には、コーノ式名門フィルターで実際に珈琲を淹れて頂きました。

社長も、うちのスタッフも真剣に(^^)見とれちゃいました。










一滴一滴
決まった姿勢に、息を止めて思わず見てしまうようなきれいな振る舞い。湯量を安定して淹れる、淹れはじめから終わりにかけての抽出過程。ポットの角度が変わりますが、湯量は綺麗にコントロールされています。
コーヒーを淹れる。
一滴入魂とはこのことでしょうか…
い
日本のコーノ。素晴らしいです。
国境を越えて、日本の抽出技術や道具の素晴らしさを改めて実感しました。

お土産で頂いた中には、台湾限定のコーノ式フィルターと山田珈琲店さんの珈琲豆。








ダークチョコのようなロースト。袋を開けると柑橘系の香りが広がりました。
ブレンドですが、3種類くらい混ざっているように見えました。
淹れてびっくり。
ビターそうな色からは想像がつかないほどの、フルーツチョコレートのような味わいでした。
スタッフ共々美味しく頂きました。(^^)
ありがとうございました。
出会いに感謝ですね。
バレエ雑誌新書館「クロワゼ」読者座談会♪
新書館より出版されているクラッシックバレエ雑誌「クロワゼ」

2015年サマー59号(6/5発売予定)
クロワゼ
掲載記事中の「READERS' ROUND TABLE TALK あなたの街でバレエトーク in 金沢 クロワゼ読者座談会」
にて、なんと金沢の雰囲気を感じられる場所、として
金澤屋珈琲店が選ばれました。
読者座談会は、今回で3回目。
前回は沖縄だったそうです。
今回も、つい先日、店内で、バレエの座談会が行われました。
店内から展望できる新緑をバックに写真を撮っていました。
座談会は、全国各地のクロワゼ読者の皆様に赤裸々なバレエトークを繰り広げ、読んだ方が共感できる、同じような悩み・・などを通し、励ましあう、そんなバレエ生活者のために掲載が企画されたようです。
今回もお店では、知らない方通しがお店で出会い、バレエトーク…
お店の情報もちらりと掲載されます♪
バレエトーク座談会 イン 金澤屋珈琲店でした。
6月5日発売!
書店で見かけたらぜひご覧ください。
カフェ英語①
最近急増中の外国人
対策に…!と店のスタッフが英語フレーズをまとめてくれました!
来店時から注文受付まで

いらっしゃいませ。
- Good morning
- Good evening
- Hello
何名様ですか?
- How many people?
- You can take a seat wherever you like.
二階席もあります。
- We have the second floor.
席が分かれますがよろしいですか?
- Would you mind sitteing separately?

メニューです。
- Here is our menu.
- We are sorry,we don't have~.
- Please let me know when you have decided.
- Are you ready to order?
- When would you like to have your coffee?After the meal?
こちら~になります。
- Here is~.
以上でお揃いですか?
- Did you guys get all your meal and drink?
- Please enjoy.
- Here you go.

お会計は~円です。
- The total is ~ yen.
- 100yen is one hundred yen.
- 1000yen is one thousand yen
- 10000yen is ten thousand yen.
- Here is your change,~yen.
- Thank you.
- Have a nice day.
- Have a nce trip.
お気をつけて
- Take care.
空いたお皿をおさげしてもよろしいですか?
May I take dishes?
珈琲はいかがでしたか?
Did you enjoy your coffee?
どこから来たのですか?
Where are you from?
どれくらい日本にいるのですか?
How long will you stay in Japan?
金沢はどうですか?
How about Kanazawa?
英語を話しますか?
Dou you speak English?

更に店用のメニューに合わせて…
メニューを説明させてください。
Let me explain our menu.
このカップの色は珈琲豆の焙煎の違いを表しています。ストロングになればなるほど苦みがまし、ライトになればなるほど、酸味が増します。
These cup's color show the difference of our coffee's roasting, the most strong,the taste is more bitter. The more light,it is more acid.
ケーキセットやフードのセットの珈琲は本日のおすすめ珈琲です。
We have cakeset and food set menu.Set menu's coffee is today's coffee.
本日の珈琲は~です。
Today's coffee is ~.
お水はいかかですか?
Would you like a glass of water?
久々のお勉強タイムでした!!
さてさて実践あるのみ。(^^)
金沢の想い出を珈琲に
皆様、遠方より金沢へ
そして金澤屋珈琲店へ来てくださり…
本当にありがとうございます。
風情あり歴史あり
365日飽きないロケーション…
美味しい空気とお水
美味しい珈琲

金澤屋珈琲店本店は「金澤屋珈琲」を提唱しています。
平成24年度金沢都市美文化賞を授賞しました。
『金沢では、古来より人々が茶の湯をたしなみ、和菓子とともにお客様をもてなし、「一期一会」の心を大切にしています。
金澤屋珈琲店は、その精神を現代の珈琲店に生かした新しいスタイル「金澤珈琲」を提唱しています。金沢の風土の中で育てられ完成された「金沢ブランド」のコーヒーをネルドリップで一杯一杯ていねいに淹れ、自家製のスィーツとともに金沢の作家が創る器で提供いたします。』
コンセプトの通り
五感で満足していただくおもてなし。

創業35周年。
金沢の風土の中で完成されたブレンド珈琲豆は、世界各国より素材を厳選し、焙煎から鮮度管理にこだわったここでしか味わえない珈琲です。

本店限定の2つのブレンド
「利家ブレンド」に、究極の味を目指した「極みブレンド」
深煎りブレンドの「百万石」、ブルーマウンテンの最高の甘みと香りの「加賀美人」など、ブレンドも好みに合わせて
店内では、そんなこだわったブレンド珈琲には、ミニパンフを添えています。
極みブレンド

百万石ブレンド

利家ブレンド

かなざわ物語

加賀美人

つい先日、JR東日本駅構内キオスクで販売された金澤屋珈琲店監修の「カフェラテ極み」
さりげなくパッケージにあしらった絵は、同じくプロの画家さんに描いていただいたものです!


味の説明に加えて、実際の場所やイメージを画家さんに描いてもらった絵も一緒にお楽しみ下さい。(*^.^*)
このパンフを想い出にと持ち帰る方や珈琲豆にもつけてプレゼントしたいと言う声も聞きました!
金沢を思い出す
さりげないミニパンフを添えて
想い出の珈琲。欲しい方にお付けします!
お土産に珈琲豆が売れています。(’-’*)♪
ブレンドに描かかれた金沢の情景。
美味しい珈琲と一緒にお楽しみ下さいね。
GW中は、金沢の観光PR隊も大忙しです。
百万石武将隊。
慶次郎と正虎の登場です!GW中は連日、金沢城公園の河北門にて出陣中です。
お店で一服♪
タイムスリップしたかのような…

お店にあった、いい雰囲気_(^^;)ゞ

連休は休まず営業致します!(*^.^*)
朝8時より開店。
サンドイッチも用意しました🌠
お時間ないときは、テイクアウト珈琲で!
ご来店お待ちしております。
自家焙煎コーヒー「くまきち」
スタッフの子が大阪で買ってきてくれたお土産コーヒー。
自家焙煎コーヒー
くまきち↓ ショップデータ
自家焙煎店スペシャルティコーヒー
販売店&試飲スペースカフェ
cafe micro roastery
大阪市中央区上町1-26-14
営業時間 12:00から19:00
定 休 日 日曜日/月曜日
(月曜祝日の場合火曜日)
通販OK(メール・FAX)
メール:kumakichicoffee@gmail.com
FAX:06-6761-1096
地下鉄谷町線
「谷町六丁目駅」⑥⑦番出口5分
長堀通りと上町筋の交差点
(上本町一丁目)料亭とんぼを東へ入る
お店自体は小さいのですが、最近はやりのサードウェーブ系のお店だそうです。
珈琲豆の品数は少なく、4種類!?ほど。
ですが、珈琲の流通の中でもわずか、5%としかないといわれるスペシャルティコーヒーのみを取り扱っているそうです。
ホームページには、
こうかかれていました。
当店について
当店は、わずか5%程度しか流通していない希少なコーヒー豆、
スペシャルティコーヒーといわれる高品質なコーヒーを扱う、
自家焙煎スペシャルティコーヒーの専門店です。
コーヒーのスペシャリストが現地でカッピング(テイスティング)して、
高評価で買付けたものだけを仕入れしています。
豆は農園から直輸入され、定温コンテナーで、
品質を落とさず日本へ届きます。
届いた生豆(焙煎前のもの)は、少量ずつ丁寧に焙煎します。
焙煎後の味のチェックなど、品質管理の徹底に努めています。
販売には、銘柄数ではなく鮮度を優先しております。
鮮度にこだわり新鮮なものだけ販売致します。
当店では、スペシャルティコーヒーの風味を楽しむため、
フレンチプレスやエアロプレスをお勧めしております。
店内では、上記の器具の他、ドリップでもご提供しております。
という事でしたが、スタッフが行った際には、ちょうど取材か何かで飲めなかったようです。
フレンチプレス、エアロプレス、ドリップ。
お客様のニーズに合わせて抽出してくれるようです。
お土産珈琲はそんな貴重なスペシャルティコーヒーのコスタリカ・シンリミテス 中煎り
↓
ホームページに掲載されていた、珈琲豆情報です。このように、生産国だけでなく、珈琲豆の産地、農園、精製の情報が事細かく載っています。
ハニープロセスのコーヒーでした。
↓
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最近気になるハニー
焙煎日はかかれてませんでしたが、新鮮そうです。
小粒な珈琲豆や、堅そうな雰囲気、金澤屋珈琲店では似た焙煎度でコンゴがあげられます。
こちらは、コスタリカ
グリーンアップル、アプリコット、チェリー、オレンジ、チョコレート…
などのとても珈琲とは思えない表現がずらり。
スペシャルティーをテイスティングすると、感性が磨かれるような気がします。
くまきちコーヒーロースターがおすすめする淹れ方で今回は淹れてみました。しおりがついてました。
説明書きはこちら↓
「スペシャルティコーヒーは、持ち味のすべてが素晴らしいので、ペーパードリップよりも金属フィルターを使った時の方が、美味しく抽出できます。ペーパードリップでは、せっかくのコーヒーオイル成分が濾されてしまい、スペシャルティコーヒーの魅力が失われてしまいます。ペーパーだと…甘みにかける... 」
とこのような断言的なしおりを見ると、オーナーさんはかなり頑固なのか、こだわりがあるのか!
(^_^;)
食べログの口コミを見ると、お冷や砂糖ミルクなしの提供で、ストレートで飲めるとお客様に提供しているようです。
スペシャルティーコーヒーは、フレンチプレスやエアロプレスで淹れるのが良いと書かれています。
早速飲んでみました。
超簡単な抽出方法
(用意するもの)
珈琲豆12g
サーバー
ぐらぐらの熱湯200cc
タイマー
茶漉し
珈琲豆はこんな感じです。
粗挽きで挽きました。
サーバーに粉をいれます。
ぐらぐら、した熱湯を注ぎます。
フレンチプレスのようです。
注ぐと同時にタイマーをセット。
4分待って茶漉しで濾します。
出来上がり!!
沸騰したてのお湯で淹れたので熱々。
香りが漂いました。
茶漉しで濾したので、こんな風に濁ります。
紅茶のような色です。
カップに注ぐとキラキラコーヒーオイルが浮かびました。
丸み、甘み、ほんのり酸味。
珈琲というよりも紅茶。とっても美味しく頂きました。
この淹れ方で美味しいという事は、品質の良い珈琲豆なのですね。
紅茶のように珈琲を愉しむ。簡単すぎて、この淹れ方気に入りました。(~_~;)
ドリップが面倒な時は、この方法で!!
珈琲って本当に面白いですね。
しおりも可愛らしく、説明書きもシンプルでわかりやすいものでした。
くまきちコーヒー
木のスプーンー食器は大切に
コーヒースプーン

柄の長いコーヒースプーン

アイスクリーム用スプーン

ケーキスプーン

シュガーポット用スプーンと蓋


かき氷用スプーン

パフェ用スプーン

色々ありますが、
すべて彫刻家木下輝夫さんの手作り♪(*^.^*)
オープンの頃から色々つくって頂いています。
不思議なカラーの風合いは全て木の持つ色であり、一切着色はしてません。
独特のうねり!
が手に吸い付くようにフィットすると好評です。販売は、沢山は御座いませんが、たまに聞かれるので少しございます。
聞いてみてください。(’-’*)♪
年に何度か木下さんがスプーンを綺麗にメンテナンスしてくれます。水分を吸って痛むので割れやすくなりませんが、ほぼ3年以上使ってます。
つい先日、メンテナンス出しました。↓



白っぽいのがわかりますか?
メンテナンス後の木のスプーン↓

艶々(*^.^*)
以前自分でメンテナンスしたことがありました_(^^;)ゞ
↓かなり大変です!
木のスプーン大事にしてずっと使えます。
↓ 時間がかかります!( ´△`)
木のスプーンメンテナンスその2
オープン当初から、メンテナンス無償でやってくれてます!
皆さんがお店で使用している木のスプーンは、木下さんの愛情たっぷりとても大事にされたスプーンです。
「水だし珈琲バッグ極み」好評♪
水だし珈琲が今年もネルドリップアイス珈琲をしのぐ勢いでオーダーが入っています。
昨年から始めた水出し珈琲バッグ。
機械がなくてもお水と容器があればだれでも作れるこの珈琲は、簡単でおいしいと好評です。
今年は水出しコーヒー極みブレンド。
お家でできる水出し珈琲バッグ↓






漬け置き一晩位で味が出ます。
氷なしでも贅沢に味わえます。

こんな風につけています。
お茶ポットで作ってもok。
常温で作るよりも低温の冷蔵庫で作るとお水が劣化せず安心です。出来上がったら冷蔵庫ないで保存し、お早目に飲み切りましょう。

金澤屋珈琲店本店 店頭では、3周年を迎えお客様へ感謝を込めて。
珈琲豆をお買い上げの方に、テイクアウト珈琲(ハンドドリップ)1杯無料または、お試し水出し珈琲バッグ1個(5杯分の珈琲が作れます)をプレゼント。

インターネット通販にて、水出し珈琲バッグが購入できるようおになりました。お店で試しにもらってほしくなったら、通販サイトへゴー↓
尚、ネットでも、珈琲豆購入特典がございます!↓
水だし珈琲 ネット通販サイト
水だし珈琲。すっかり夏の看板メニューとなりました。

今年は、従来の2個入り(約10杯分)680円
並びにお得な4個入り1280円も登場しました。

試に飲んでみたい方はこちら↓

気に入ったら、4個入りで。

ただ今店頭にて販売中です。