10杯だても美味しく

こちらは、コーノ式フィルターです。
見慣れないフィルターですが、左側がコーノ式2人用、右側がなんと10人用です。
10人用のペーパードリップってしたことなかったのでチャレンジしてみました。

粉120g粗びき
フレンチローストの百万石を使ってみました。

点滴抽出のコーノ式では、中心から下に落ちる速度がこの量だと時間がかかるので2センチほど中心を穴開けます。


気長に抽出。水溜まりができてきます。

4:00経過。最初の1滴まだ落ちず。

ですが、フィルターには変化がみられました。底からフィルターが湿ってきます。最初の1滴が落ちてきました。


フィルターの湿り具合も真っ黒で濃厚そうです。


サーバーの底に珈琲液がたまってきました。そろそろ湯量を徐々にアップ。円を広げ抽出していきます。


茶色い泡が出て珈琲の成分が沢山溶け出してきます。泡が茶色いうちは、回りまで湯をかけず、注ぎましょう。



ドリッパーの縁まで、一杯に注湯を繰り返します。
泡は灰汁なので落としきらず、抽出完了。
8:46
長い長い抽出時間でした。
お味は、なんとも言えない濃厚で甘い後味。冷めても美味しく、そのままストックしました。

ネルドリップでも10杯だてはできます。
通常のドリップ形式では時間がかかりすぎておすすめはできませんが、こちらのコーノ式フィルターは、ネルドリップの構造を兼ね備え、10杯だてを実現しました。
やってみると面白いものです。
最後の関門
松崎です。
ふと喫茶店としての珈琲を淹れて提供するという自分の役割を考えて見ました。
お客様が珈琲を注文し、提供する。そのたったその瞬間で珈琲の良し悪しが決まります…
どんなに珈琲にこだわり、焙煎お手掛け産地や品種を…と説明したところでその時飲んだ珈琲で評価が決まります。
今さらですが、とてもシンプルで緊張感のあるお仕事です。

珈琲は、実は焙煎後ずっと変化し続ける飲み物です。抽出は、その味のブレをわからないように心がけ少しずついれ方を変えています。
特に嗜好品である珈琲には、決して値段が高ければ皆にとっていいということはありません。専門店としては、美味しい珈琲をのみたいと足を運ばせてくる方に飲ませる一杯が決め手となってしまいます。

お店では、珈琲の提供時に説明のパンフレットをお付けしています。
ぜひ味わいながら読んで見てください。
美味しい珈琲…生豆でこだわり、焙煎を,
そして最後の関門が抽出。
抽出の役割って今さらですが大きいと思う今日この頃です。
ふと喫茶店としての珈琲を淹れて提供するという自分の役割を考えて見ました。
お客様が珈琲を注文し、提供する。そのたったその瞬間で珈琲の良し悪しが決まります…
どんなに珈琲にこだわり、焙煎お手掛け産地や品種を…と説明したところでその時飲んだ珈琲で評価が決まります。
今さらですが、とてもシンプルで緊張感のあるお仕事です。

珈琲は、実は焙煎後ずっと変化し続ける飲み物です。抽出は、その味のブレをわからないように心がけ少しずついれ方を変えています。
特に嗜好品である珈琲には、決して値段が高ければ皆にとっていいということはありません。専門店としては、美味しい珈琲をのみたいと足を運ばせてくる方に飲ませる一杯が決め手となってしまいます。

お店では、珈琲の提供時に説明のパンフレットをお付けしています。
ぜひ味わいながら読んで見てください。
美味しい珈琲…生豆でこだわり、焙煎を,
そして最後の関門が抽出。
抽出の役割って今さらですが大きいと思う今日この頃です。