【自家製ネルフィルターを作るまでのお話⑫】-1杯用ネルフィルターで濃厚デミタス
【自家製ネルフィルターを作るまでのお話⑫】-1杯用ネルフィルターで濃厚デミタス

デミタスカップで味わう濃厚な1杯
とてもこゆーいコーヒーですが
好きな人にはぜひチャレンジしてみて欲しいのがネルドリップ極み
ペーパードリップでは出せない濃度感と質感
濃いのにクリアな後口

1杯用ネルフィルターだと
20~22gほど深煎りの粉を使い
深煎りのコーヒーを推奨します。

ぽたぽたっと点滴でドリップ。
デミタスというのはデミタスカップで味わう1杯
デミタスはフランス語のデミ「半分」とタス「カップ」から来ている言葉であり
その半分の意味の通り、通常のカップの半分くらいの小さなカップを指します。
デミタスが始まったのは、そもそもイタリアなのだとか。その昔欧州で
コーヒー豆の輸出が制限された時代、豆の使用量を抑えるためにカフェでは豆の量を
減らし小さなカップで提供するのが広まりました。
一般的には、60~90mlほどのサイズだそうで
当店でも小さめのカップを使用しております。
ネルドリップのデミタスコーヒー

ネルにたっぷりと入れた粉にぽたぽたと
コーヒーをドリップ
ネルのフィルターいっぱいに粉が入っているので
溢れないようにぽたぽたっと点滴抽出します。
当店では80~90mlほどを目指します。
漆黒の液体がろ過され
香り、アロマが凝縮
一口ずつゆっくりと味わいます。
好みでミルクやお砂糖を。
ネルドリップのおススメでした。
クラウドファンディングまだまだ続いております!
よろしくお願い致します。
【自家製ネルフィルターを作るまでのお話⑪】-1杯用ネルフィルターでアメリカン
【自家製ネルフィルターを作るまでのお話⑪】-1杯用ネルフィルターでアメリカン
ネルドリップの醍醐味
と言えば、特有のまったり感。
口当たりの良さがペーパードリップと比較するととてもよく出ています。
その理由と言えば
布自体が紙とドリッパーの役割をしているネルフィルター。
紙よりも沢山コーヒーの成分を透過していると言われています。
中でも特有のまったり感に関係しているのは
コーヒーオイルと呼ばれているもの。
紙フィルターだと濾されてしまうのですが
ネルドリップだと濾されず透過されている
抽出したコーヒーの液面にはキラキラと
光のようなものが見える事があります。
これこそがコーヒーオイル成分
抽出液に溶け込み
ネル特有の美味しさを発揮してくれます。
特に苦味のある深煎り珈琲では、ペーパードリップとの差がよくわかりやすく現れます。
勿論浅煎りでも中煎りでもネルドリップはお勧めです。
濃厚な味わいにしたり
あっさりとした味わいにしたり
普段アメリカンが好みという方にもネルはお勧めです。

アメリカンと言えば、薄いコーヒーのイメージかも知れませんが
元々苦味の少ない浅煎りのコーヒーをいれたものをさした和製英語と言われています。
ネルドリップでアメリカンを試すなら
浅煎りのコーヒーを粗挽きで淹れる
のが一番の近道。
浅煎りのコーヒーは、酸味があるので
ない方がよければ、煎りはやや深めのものでもできます。
深さのあるネルほど苦味が出やすいので
苦味が気になる方は、粗目の挽き方で淹れると味わいがソフトになります。
∠( ^ o ^ ┐)┐ ヨォ…
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【自家製ネルフィルターを作るまでのお話⑩】ー縫製って要です!
【自家製ネルフィルターを作るまでのお話⑩】ー縫製って要です!
オリジナルのネルフィルターを作りたい!
クラウドファンディングを始めてから早くも約1か月。
ご支援いただいた金額も目標金額の70%越え
皆様感謝致します。
当店が求めた
理想の生地・・・
以前使用していたネル生地をと探しておりましたが
似ているモノばかりで、起毛のたて方が違ったり
厚みが違ったり…
色々あったのですが
最終的にこちらに落ち着きました。
試作段階では、実はもっともっと沢山の生地で試していたのですが
形状が同じでかなり薄手のネルフィルターも作って見たり…
似たような生地で少し形状がちがったり
色々と試していたところ
同じ深さのある形状で
薄い生地と厚い生地のネルを抽出比較したところ…
なんと抽出時間の差は、薄い方が早いのですが
味わいは…というと
どちらもネルらしさや質感がでていて
あっさりとこってりの違いだけだったり…
逆に同じ生地でも縫い代部分の採り方で数ミリ深さが短いものだと
深いものの方がとーっても美味しくなったり。
改めて、生地素材は勿論
この3枚はぎ+深さがとても味わいに影響するとわかりました。
同じはぎでも縫製の仕方で全く違うネルフィルターに変わってしまいます。
最終的に地元企業の株式会社ヒロさんに
縫製を頼み、沢山の試作に対応して頂きました。
感謝致します。
クラウドファンディングも始める予定でかなりスケジュールも過密にはなっていたのですが
心良く応じて下さいました。
↑株式会社ヒロさんと弊社の社長とのやり取りの様子。
沢山のネルを広げてこうしたらいいと・・・
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