タイのコーヒー収穫体験㉑ーバンコクのカフェ
タイのコーヒー収穫体験21ーバンコクのカフェ
チェンライから✈で約1時間。
バンコクへ到着しました。チェンライの爽やかな空気とは一転、一気に都会の空気。早朝に雨が降ったようで湿度も高く気温は33度。体感温度は36度。 暑いですが、建物の中は、冷蔵庫のようにエアコンが効いてました_(^^;)ゞ
バンコクの移動は、どの道も渋滞で大変でした。当初5~6件予定していたカフェ巡りも3件どまり。更にそれぞれのカフェでの滞在時間は10分もなくかつかつな旅程でした。
ですが、チェンライでいったカフェとは違い、コーヒーに関してはしたエスプレッソからブリューイングコーヒー(ハンドドリップコーヒー)までを取り入れている店も多く、欧米のサードウェーブの流れの入ったカフェが見られました。バンコクは、コーヒーの流れもやはり進んでますね。
1件目 入り口が大きく、店内が奥に長く細い。
ケーキ屋、甘味や、酒屋、ベーカリーなどの一体型施設の入り口にこのカフェが多かったですあります。
店内で飲むスペースも少しありましたが、テイクアウトがメインのようです。
明るく、斬新で格好いい。
とてもおしゃれなお店でした。
ブルーボトルコーヒーに雰囲気が似てました。
BLACK & WHITE
Ready to Drink. Fresh hand-brewed coffee!
Ekamai Terrace #2-4
295 Ekamai 15-17
Khlongton-Nue, Wattana,
Bangkok, Thailand 10110
バンコクの他のエリアにも同じお店があるチェーン店のようです。きのお店は昨年12月開店。忙しいお店です。
メニューが、恐らくレジ付近にしかないようなのでわかりませんでしたが、エスプレッソからアレンジメニューを中心としていました。
ここに美味しそうなお菓子。
ここの店員さんは、フレンドリーで親切丁寧に接客してくれました。カフェの方は、忙しそうでただ、流れ作業。
平日 9:00~18:00、土日 10:00~19:00 ※水曜定休平日 9:00~18:00、土日 10:00~19:00 ※水曜定休
アイスオレや、アメリカーノ、甘いアレンジメニューやジュースを何人かorder。コーヒーの味は並。↓Facebookページ
https://m.facebook.com/RootsBkk
2件目のカフェ かなり道に迷ってやっとで到着
INK&LION Cafe
1/7 Soi Ekamai 2, Sukhumvit 63
BTSエカマイ駅より徒歩約10分
091-559-0994
平日 9:00~18:00、土日 10:00~19:00 ※水曜定休
先程のお店とは一転、とても落ち着いたカフェ。
コーヒーのメニューが、沢山ありここにもエスプレッソメニューは勿論、ブリューイングコーヒーまでありました。セルフスタイルで、最初にオーダーします。支払いも先です。
コーヒーの香りも漂い、レジ前にエスプレッソマシーンにハンドドリップの器具が置かれています。
エスプレッソメニューは~100バーツ
ハンドドリップコーヒーは、タイのコーヒーが3種、他こだわったタンザニア、エチオピア、ブラジル…などさまざま。テイクアウトやマグに淹れての店内での提供。
日本で見られる馴染みのある雰囲気。
こちらのお店は、比較的新しくご夫婦でされているそうです。日本の珈琲店に憧れてお店を作ったようです。
TAKAHIROのドリップポット、ハリオV60シリーズドリッパーセット、ハリオのデジタルスケールといった、定番とも言われるブリューイングツール。
クレバーも使っています。
豆の販売、スイーツ、オリジナルグッズ、コーヒーツール、時計などの雑貨もさりげなく販売してます。
二人がけの椅子テーブルは、日本の小学校の時使っていた机がそのまま使われていました。
が、あまり違和感はありませんでした。
店内には座る席が多く、ゆっくり出来そうです。
オーナーさんは、とても熱心で日本にもコーヒーを勉強に足を運んでいるそうです。
ハンドドリップでいれてくれた珈琲は薄すぎず、濃すぎず。フレーバーが高く珈琲の個性がはっきりと出ていました。松崎も含めて4人で4種類もorderしたため20分ほど。連続抽出はせず、1杯ずつ淹れていたので時間が掛かっていました。普段はそんなに出ないのか、ハンドドリップの準備道具も少なめ。
焙煎機が店内に。
140~160バーツ ブリューイングコーヒー
560円~640円 高級品です。時間も手間も掛かるからですね!(^_^)v
落ち着いたお店で松崎は、先程のカフェよりもこのお店が気に入りました💕Facebookページ↓
https://m.facebook.com/inkandlioncafe
3件目
かなり斬新なカフェ 店員さんは派手。説明はしてくれます❗
こちらのお店は、今回一緒にツアーに参加したラオスからの方に絶対おすすめと紹介され急遽行くことに❗
ビールサーバーで作るオリジナルのコーヒーがウマイ😋と!!
かなりの渋滞と空港までの帰路を急ぎ最終的に着いたこのお店。
隣もカフェでしたが、全然人が入ってなくこちらのお店の方が流行ってそうでした。
Kaizen Coffee
カフェ
オリジナルのアレンジメニューがとっても美味しそう
時間がなくorderしませんでしたが、気になったビールサーバーで作る泡立ちコーヒーは、飲みたかったのですが(._.)本日は、猛烈な忙しさで完売(^-^; 目当ての品が(;・∀・)
🙍がっかり
ケーキも美味しそう
水だしコーヒー
焼きがし
ハンドドリップコーヒーも淹れてくれます。
白髪ロングのお姉さん、日本ではそのスタイルでお仕事は考えられませんが、インパクトあるお店でした。
Facebookページ↓メニュー写真載ってました!!
https://m.facebook.com/kaizencoffeeco/
バンコクのカフェ巡り
渋滞するので公共の交通機関か歩いて回るのも良いかも知れません!
ただし暑いですが。
色々なタイプのお店はありますが、マシーンはコーヒーミル、お金かけてますね。ハンドドリップは、日本で言う間隔よりもより上級者向けの高級品。
砂糖やミルクもなく、お茶を楽しむ間隔に近いのですね。
甘いドリンクやミルクメニューは、エスプレッソを使ったケーキアレンジメニューが主流のようです。
1杯の価格も、日本と同じような価格でした!そんなに安くはないです。結構稼がないと贅沢品。チェンライのあの雰囲気のカフェはさすがに見られませんでしたが、バンコクだけでみると、日本と変わらずという面もありました。人工もバンコクに集中しているので今後もどんどん増えて行くのですね。
タイのコーヒー収穫体験⑳ドイトゥンの産物製品

今回の研修も終盤。
ドイトゥンの王室の方にお会いすることが出来ました。日本から来た私たちを温かく迎えてくれ、日本のコーヒー産業にとても興味を持っています。

ということで、日本からお土産を。
コーヒーの自社製品を持っていきました。
コーヒー豆
ドリップバッグ、
金箔入りコーヒー
コーヒーを使ったケーキやスイーツ…

仕事の関係で3分ほどしか時間はありませんでしたがとても人のよさそうな方でした。

コーヒーやマカデミアンナッツの生産に加えて、盛んに行われている産業があります。
セラミック製品に、織物、紙作り。
早速見学させて頂きました。
型どり、成形の仕方など。
実際にしている作業場も覗かせて頂きました。











ヨーロッパのIKEYAに輸出しているのだそうです!🌠日本では見られません。








ここは、織物工場
糸を紡ぐ
機織り
糸作り…
若い方から年配の方までお仕事をしています❗






織物の繊細さや模様、デザインは本当に可愛く見てて楽しくなりました。
そして紙漉き工場へ。
日本から伝わった和紙作りを行っています。

紙漉き体験、想像以上にちからがいるようでした‼






紙をつくり、乾燥させる。
こんなにおっきな紙が出来上がり。


出来立ての紙


ドイトゥンでは、織物や、セラミック製品に和紙などがお土産品として販売されています。
工芸品は、小物からバッグ、ストール、枕、クッション…さまざまです。
民芸品
きっと皆✨😍✨好きになります♪
タイのコーヒー収穫体験⑲焙煎~包装~カッピング
タイのコーヒー収穫体験⑲焙煎~包装~カッピング
コーヒーの種まき、植え付け、テラス作り、収穫、精製…
コーヒーが出来るまでの知らなかった、わからなかった工程が沢山。
やっとで、皆さまの見たことのあるコーヒーのお話です。
研修も終盤。
焙煎から包装、そしてカッピングをしました。
コーヒーが出来るまで。
コーヒーチェリー収穫
生豆に精製
焙煎
そしてコーヒーに。
焙煎、パッケージリング工場に併設されているこちらのカフェ。
エスプレッソマシーンがあり、休憩場所となっていました。
黄色の可愛いエスプレッソカップがズラリ。
エスプレッソを抽出
こちらのカップ
よく見ると…緑の筋がズラリ。
中にはエスプレッソコーヒーが入ってます。
実は、この緑は、かつて生産されていたアヘン栽培を象徴し、中にコーヒーを淹れて飲むことでアヘン栽培からコーヒー栽培に変わった❗
と説明をしてくれた川島さんもニッコリ❗
焙煎工場を見学。
ここでは、焙煎後包装までを行います。
皆さまもよくご存じの石光商事がサポートしている工場です。
コーヒー博士石脇氏、今回は、同行してませんがこのプロジエクトに携わっています。
50、30、10キロ釜
タイ国内で製造された機械からアメリカ、サンフランシスコで作られた機械もあります。
焙煎を行う工程で大切な煎り上がり直後の冷却。
高温で煎られたコーヒー豆は熱によって変化し続けます。コーヒー豆を酸化から守る炭酸ガスも温かいとどんどん逃げていくので急冷が必要です。
大きな焙煎機には、なにやら装置が!🌠
なんとエアコンの冷たい風を送るシステムになっていました❗
冷却装置
大手の焙煎業者では、焙煎直後水をかけて冷やすのが一般的だそうです。高温の豆にかかったお水は一瞬で蒸発。
隣にいたラオスの方も、水をかけるのが一般的と言っていました。
焙煎機
洒落てます❗
パッケージリング工場は隣に併設されている。
そしてコーヒーのカッピングへ。
珈琲豆は、焙煎後、抽出する前の最終工程で更にハンドソーティング。
欠点となる珈琲豆を見つけて弾きます。
結構目立つのでどんどん処理。
最後に川島さんによってちゃんと綺麗になっているかチェックされます❗
あれだけしっかりハンドソーティングしたのに…!!
川島さんにダメなのを発見され(^-^;
欠点となる珈琲豆
これが皆で集めた欠点豆↓
焙煎豆で欠点豆に慣れた後は、生豆のハンドソーティング。
松崎のテーブルには、ラッキーなことに、ミカフェートの社員さん、焙煎士が!(^_^)
ハンドソーティングも
皆で見たものを更に時計回りで隣の人に回し、見落とした欠点豆を皆でチェックしあいます!これは、かなり効果的でした。見えているコーヒー面が変わることで見逃された欠点も出てくる出てくる!🌠
かなり真剣です!
またまた、川島さんによって最終的にチェック。
3粒新たに発見○o。.
他のどのテーブルよりも欠点数が少なく私たちのテーブルが優勝🏆(^_^)
一人一人に川島さんからプレゼント。
マカデミアンナッツの花から採れる蜂蜜をゲット( ^∀^)
次は、味覚によるカッピング。
同じタイのコーヒーですが、標高差によってどんな味の違い、香りの違いが出るのかをチェック。
600㍍、900㍍、1200㍍
カッピング方法は、ひとつの豆に対し5カップずつ3種あるので15カップ。
同じ豆に5つ準備するのは、ばらつきを見るため、極端に違いがないか、全て揃っているかなどをチェック。全て揃っているほど良い。
粉にした状態で香りをチェック ドライ
粉にお湯をさし、かき混ぜない状態で香りをチェック
一定時間をおいてかき混ぜ香りをチェック ブレイク
かき混ぜる回数、嗅ぐ順番はお湯を注した順で行います。
違いがわかるかな…!?
最終的にディスカッション。
標高差ではっきりと味に違いが出ました。
どのグループも一番高い1200㍍で育ったコーヒーが好評かでした。酸味の質、キャラクターがはっきりとより華やかでした。
低地よりも高地で収穫されるコーヒー。
より美味しいという評価は事実です。このように同じ産地で比較したのは初めてなので勉強になりました。
高地の方が寒暖差があり、成熟までに時間がかかる。
第2段
密度選別機にかける前と後
香り、味が驚くほどに違いました。
選別前はよくも悪くも色々な味がぶつかり複雑に。
選別後は、よりシンプルにまとまりがあり、コーヒーらしい。
心地よく持続します。
選別機にかける前のカップは5カップありましたが味は揃わずまとまりがありません。
最後にもうひとつカッピング。
これは、芋のような不思議な香り。
煤って味を見ると弱い、しぶい。液色も薄い。
なんと最初にハンドソーティングした欠点豆だけの味でした┐('~`;)┌
自分一人ではなく皆と意見を出し合うことで、味覚も磨かれます❗
最後に、お土産を頂きました。
昨年に引き続き、今年も迎えれたことを喜んでくださいました。
ドイトゥンプロジエクトのコーヒーではありませんがとくれたお土産のコーヒー。
↓
2016年1月15日
良き思い出となりました。