三洋産業スリーフォーレビュー②浅煎り珈琲
三洋産業 スリーフォードリッパー②浅煎り珈琲
見た目はカリタ ですが 中身は、一つ穴のメリタにも似てます… が ちょっとこれは違うな! と言う点は傾斜があるのです。
前回からのレビューでも取り上げましたが、角度が鋭角になっているので粉をいれる際に、深い層ができます。
そして、穴が一つ。湯抜けは安定しやすく、ゆっくり目。粉にお湯がしっかりといきわたりやすい構造です。同じように浅煎りの珈琲を淹れてみました。温度の高いお湯でさーっと淹れます。
蒸らし 少し待ちましょう。
横から覗くと、なんとなくメリタアロマフィルターよりもたまっているようにも見えます。
が落ちは、早めです。
蒸らしでしっかりとガスを抜くと比較的早めにおちました。
抽出完了。
カリタ式扇形ドリッパー3つ穴と変わらない速度。
ですが、味は歴然と違っていました。
濃度はこちらがしっかり目。
酸味は比較的隠れ、思った以上にコクのある味にも感じました。
同じスピードでありながら、カリタとの違いは、穴が少なく、傾斜があること。効率がやはりいいのですね。
その辺を頭に淹れながら粉の量や抽出量も工夫できそうですね。カリタで薄くなりがちな方はおすすめです。
同じように淹れても変化がわかりやすい!(^-^)
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三洋産業ドリップレビュー①1杯分
ちょっと見慣れないドリッパーでしょうか?
こちらはメリタ!? カリタ??? でもない
日本の会社 三洋産業さんんが開発したペーパードリッパーです。
その名もスリーフォードリッパー。
大きさは、大中小3種類 101、102、103があります。
ドリッパー上部まで伸びたリブが複数あり、カリタやメリタのように扇形です。 そして角度が鋭角です。
穴の数に秘密があります。
101は1つ、102は2つ、103は3つ 珈琲の抽出は、沢山淹れるほど時間がかかりやすく渋みやえぐみが出やすいという観点から、1杯でも2杯でも5杯でも、より安定した抽出速度をつくることによって、同じような味作りを作れるというものです。
樹脂製他セラミック製もありますが、樹脂製は、なんとなく穴の大きさもばらつきがあるようにも見えました(^_^;)
あの有名な名店 自家焙煎珈琲店 カフェバッハさんもこちらの三洋産業さんと開発したといわれる1つ穴、2つ穴ドリッパーを使用して珈琲を淹れています。
今回は1杯分 細かめに挽いた粉をセット。101 を使用します。
穴は底に一つ
蒸らしは多すぎず、少なすぎず 粉が占める程度に淹れて30~40秒待ちます。
ペーパー側にはお湯を直接注がないでください。
同じ扇形のカリタやメリタ~比較しても、こちらのドリッパーは同じ粉の量でも沢山入っているように見えます。
それは、角度が鋭角だからです。
蒸らしのお湯をのせると少し底に湯だまりができました。
こうやって、湯だまりを作りながらろ過が進むことによってしっかりとコクが出てきます。
蒸らしの後は3~4回に分けてドリップすることで珈琲の持ち味をしっかりと出せます。
珈琲をためながらろ過。
時間は少しかかりますが、味はしっかりと出ます。
珈琲も持つ、コクとまろやかな苦みが出ます。
珈琲感がしっかりしながら、後味はクリーンです。
こちらもお店風の味わいですね。
三洋産業の101ドリッパー。
1人分は、ボディ感ある味わいでした。あっさり目にするときは、蒸らし以降湯量を多めにしてみてくださいね。
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アイス珈琲を作ろう♪三洋産業スリーフォードリッパー
ブリューイングアイス珈琲。
今回は、三洋産業のスリーフォードリッパーに着目しました。
このメーカーのドリッパーは小さいものから101,102,103の3サイズ展開、複数のリブと言われる溝があり、更にドリッパーのサイズによって穴の数が増えていきます。それは、101で1つ穴、102で2つ穴、103で3つ穴。
これは、珈琲の抽出原理にともなって工夫されている点です。なぜなら珈琲は、抽出する量によって、ろ過速度が変わります。1杯だてと同じような味わいを2杯になっても4杯になっても美味しく、と考えられ、抽出量によってかかる時間をよりスムーズにろ過できるようになっています。時間がかかると珈琲の雑味や渋みが出やすくなります。
1杯だても4杯だても美味しく。そんなこだわりのドリッパー。
今回は一番小さな1つ穴101サイズ。
メーカー推奨に淹れ方は、珈琲の粉で濾過槽を作り湯を通過させて、珈琲の良質な成分をだす。
適度なタイミングで適度な量の湯をさし、多すぎず、少なすぎず、成分の移動に伴いうまく合わせて注ぎ分けます。
滑らかな口当たりとクリーンな後味。
そして今回の課題は、
アイス珈琲らしい味をこのドリッパーで作る方法。
アイス珈琲にしても美味しく感じる濃度感に切キレのある苦みやコクを出す淹れ方。
もう一度ドリッパーを確認↓

リブが複数で、上部まであるため、スムーズに珈琲の成分が引き出されます。
更に一つ穴によって、湯の抜けを一定にし、珈琲の抽出不足を防ぎ、万遍なく粉に湯がいきわたるようになっています。


早速いれてみます。
ポイント
ローストはフレンチからイタリアン
粉の粗さは、中細挽きまたは細挽き
粉の量は20g
抽出量200cc
湯音は92℃以上の高温
抽出時間は約3分

蒸らしは、いつもよりもゆっくり表面に優しくのせるイメージで
ペーパーには直接触れない程度の湯量で、ゆっくりゆっくり細く粉全体に湯を染みわたらせます。



蒸らしは長めに30~40秒。


蒸らしの後は4~5回に分けて、細い湯を円を描くように注ぎ、抽出量になったら完了。
湯は淹れず擬す、一定の濾過槽を泳がさないように注ぎます。

数回に分けて透過することによって、いつもより濃厚に仕上がります。


最後までゆっくり。

濃い珈琲エキスの完成。
アイス珈琲にしてもしっかりと苦みがあり、スキットした珈琲になります。
グラスにいっぱいの氷をいれて、アイス珈琲。又は容器にいれて冷蔵保存。
透明感のある味わい。最初から最後までゆっくり、粉はいつもより細かく。温度を高くして苦みを際立たせます。
三洋産業でアイス珈琲♪
美味しいね。