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2023-09

スイングボトルで保存のススメ

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コーヒー豆の保存
皆さんどうされていますか?

お店では、お客様に淹れる用のコーヒー豆は
販売品とは別にスイングボトルと言われる瓶で保存しています。

スイングボトル
って何?と言われると上記の写真のボトルになるのですが。

一般的にお酒やドレッシングなどの液体の保存にも使われている
口の細い瓶です。

<スイングボトルの特徴>
・口細の形状で空気が入りにくく密閉性が高い
・ガスが発生する珈琲豆の内圧に耐えられる
・丈夫で持ち運び中も栓が外れず安心

といった特徴があり
コーヒー豆の保存にも向いているなーと日々実感しております。

が難点としては
豆を入れづらい
洗いづらい

😅といったことがありますが

珈琲の保存は、その位、空気が入りにくい構造が向いているようです。
開け閉めをしても、劣化が抑えられ
それが顕著にわかるのがコーヒーを粉の状態で保存する際です。

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通常は、粉にしてからの変化。
粉の状態ではガスもどんどん逃げていますが
スイングボトルで保存すれば
開けた瞬間のいい香りも持続。

ドリップ後の味わいも
クリアに。
最近粉の状態で保存してみても他の容器に比べ効果が抜群。
すごいなーと改めて感じております。

当店のスイングボトルのサイズは、コーヒー豆が150gから180g入ります。

粉での保存もこういった瓶に移し替えることでより長く
香りや鮮度、美味しさを楽しめます。

こちらの保存瓶は、単体での販売は行っていませんが
ネットショップにて特別な方への厳選コーヒー豆ギフトとして
紹介しております。

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保存容器付きで
美味しさ長持ち。
管理もしやすく
好きな時に開封して飲んでいただけます。

ご注文サイトはこちら↓
「厳選コーヒー豆ギフト」













【新発売】ー2WAYのステンレスマグボトル

【新発売】ー2WAYのステンレスマグボトル
ステンレスマグボトルです。
新商品。
こちらのマグボトルは「コーヒーなどのドリンク用」「コーヒー豆の保存容器」
の2WAYでご利用頂けます。
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蓋は回して開けます。

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開けました。

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中はこうなっています。

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吊り下げタイプ。
山登りにも良いですね。

<使い方その①>コーヒーの保存用に
容量は350ml

珈琲やお茶を入れて
保温・保冷に優れたステンレスマグ。

熱いものを入れても周りは熱くなりません!
マイマグ。
皆さんも持っていますか?
私も色々なサイズとタイプで気がつくと沢山😅

まずは、液体を入れて軽い事。
350ml 通常のテイクアウトドリンクレギュラーでやく200ml
トールサイズ位のボリューム。更に吊り下げタイプという事で
バッグやリュックに引っ掛けて。
登山などのアウトドアでも活躍が期待できます。

熱々のコーヒーを入れて
マグボトルに移し替えるよりか
ダイレクトにドリップするとこのように

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コーノ名門はぴったりジャスト。

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熱々を維持。
より保温性、香りや風味を長くお楽しみ頂けます。

写真のドリッパーはKONO名門 K2人用です。
ドリッパーがマグボトルにピタリとのればこのようにドリップしながら
淹れたてを保存することが出来ます。

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カラーフィルターもいいですが
クリアで淹れると
抽出過程が見れて
とても美味しそうですよね。(^-^)/

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出来上がり。
コーヒーにみとれているとあっという間に。(;^ω^)

満タンで容量350ml
8分目ほどで300ml弱

粉の量は25が使用して300ml淹れました。

ちなみに、アイス用でもご利用頂けます。
冷たいものを入れる または 氷を2〜3個入れて飲み物を入れる
口が広いので氷も入れやすいです。

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<使い方その②>コーヒー豆を保存する
保存缶を利用する感覚でご利用頂けます。
しっかりと閉めれば、きっちりと密閉できます。

コーヒー豆は嵩の大きい深煎りのコーヒー豆で100g入ります。
浅煎りのコーヒー豆はもうちょっと入ります。

1人分で小分け買いしてコーヒーを楽しまれている方にはちょうど良いと思います。

コーヒー豆は、酸素や湿度、そして紫外線にとても弱い食品です。
今の時期だと、この容器のまま常温で置いておいても大丈夫ですね。

缶の容量も100g保存に最適。
口も狭く、空気が入りにくい。

コーヒーの劣化も抑えられると思われます。

実際に保存容器として使用していますが、開けやすくいいですよ。

<店頭での販売価格>
  1. マグ単体で購入  1280円(税込)
  2. マグ単体で購入 + ハンドドリップ珈琲一杯 1380円(税込)
  3. コーヒー豆100g保存容器としてマグ購入 →コーヒー100gの価格+容器代1000円特価

使う用途によってご購入下さいませ。
コーヒー豆とセットでのご購入がとってもお得。

プレゼントにもおすすめです!

店頭にて販売。
金澤屋珈琲店本店 または 金澤屋珈琲店近江町店にて








【冷凍・冷蔵・常温⁉】-どうしたらいい?「コーヒー豆の保存」についてをあらためて考える12のお話

【冷凍・冷蔵・常温⁉】-どうしたらいい?「コーヒー豆の保存について」のお話

コーヒー豆は冷蔵保存した方が良い?
冷凍保存した方が良い?
常温が良い?

一体どれがホント?
人によって説明が違う。
消費者のリアルな本音…

販売する側としては、お客様の消費スタイルによってアドバイスを変えたり
包装されている形態で実際に変わる事もあります。

色々情報が錯綜していますので
美味しくコーヒーを飲むために
コーヒー豆について色々な角度からもう一度再確認!
色々あるご質問などをまとめてみました。

「コーヒー豆の保存」についてをあらためて考える12のお話


1.コーヒー豆ってなんだ?
2.コーヒー豆が苦手とするもの
3.コーヒーの豆の保存での賞味期間
4.コーヒーの粉の保存での賞味期間
5.コーヒー豆の焙煎後の味わいの変化
6.包装する形態による違い
7.金澤屋珈琲店の包装について
8.キャラバンサライコーヒー専門店での包装について
9.どの位で使い切るか?によって変わる包装形態
10.コーヒー豆の保存容器
11.季節ごとに異なる常温
12.美味しくコーヒーを飲むためにまとめ

1.コーヒー豆ってなんだ?
 コーヒー豆と言いますが実はアカネ科のコーヒーノキの実からとれる種子であります。 


この後どうやってコーヒーノキからコーヒー豆!?になるかというと
体長が約1mくらいになるとコーヒーノキにも花が咲きます。
ここまでに6~7年からもっとかかることも。(コーヒー栽培地の産地にて)
もともと赤道近くの暖かい国のものなので、
日本でも温かい地方の方が成長が早いです。
白い花が咲く=ジャスミンのようないい香りが広がる。
1~2日で散る
実ができ緑⇒赤⇒ボルドー色に変化

成熟したら収穫です。
その期間は、10か月ほどかかります。
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熟したサクランボのような果実の中には、大きな種が二つ。
種が大きいので実の部分は少なくサクランボのように実を食べるというものではありませんが(^_^;)
(サクランボに似ている事からコーヒーチェリーと呼ばれます。)
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種を取り出して精選したものが
私たちのもとへ。
茶色くなると見たことのある姿↓
 豆②

焙煎したコーヒー豆となります。

コーヒー豆とは言いますが、コーヒーは、植物の実の種子であります。

焙煎して飲み物に姿を変えるか

もしくは、植え付けて新しい木となるか産地で厳選され元気な種子が新たなコーヒーに生まれ変わります。


2.コーヒー豆が苦手とするもの
  温度が高い
  湿気がある
  日光が当たる
  暑い場所
  空気にさらされる
  極度の乾燥
  蒸し暑い
  
まさに人間と同じです。💦
特に日本の夏は、蒸し暑い。とても注意が必要です。
少し常温で目を離したフルーツが劣化するように
コーヒー豆も変化しているのです。
  
  こういった要素を見ると、まさに繊細なフルーツ、と言っても過言ではありません。
  フルーツは、見た目に色が悪くなったり過熟になり変化が分かりやすいですが、コーヒー豆は見た目ではなく、煎れた時の変化、味の変化、香りの変化となって劣化が起こります。

 極端に腐るわけではなく、飲めるのですが美味しさが半減。
  
3.コーヒーの豆の保存での賞味期間
  豆のままというのは、この状態です。
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  この状態で良い保管環境において3週間から4週間。

4.コーヒーの粉の保存での賞味期間
  粉の状態はこちら↓
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  この状態で良い保管環境において7~10日間。
  豆から出る炭酸ガスと共に香り成分もどんどん逃げていきます。
  ドリップした時に膨らみがあるのは、この鮮度の良いコーヒー豆を挽いた瞬間がマックス。
  時間の経過と共に膨らみは弱くなっていきます。

5.コーヒー豆の焙煎後の味わいの変化
珈琲豆の焙煎後の経時変化
 
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「焙煎後~3^4日」 煎りたてからようやく落ち着き飲みごろが始まる
「焙煎後1週間~2週間」 香りや風味がしっかり 美味しく飲める
「焙煎後3週間~1か月」 この辺からは、やや香りの変化や保存状態の良しあしも出やすいがコーヒーの美味しさは残っている。
冷蔵庫に保存してなるべく酸化を遅らせたい。
「焙煎後1か月以上」酸化して香味が変化していることが多い。ただし、真空パック状態で冷凍してあったものなどは、香味が残っていることもある。

ちなみに・・・焙煎後から毎日珈琲をいれ変化を見ている私ですが…
本当に抽出してても違います。

なんとなく
あー今日はこれが最高に美味い…と感じる飲み頃

1週間以上から2週間の間に味のマックスを感じます。

煎りたてから落ちつき抽出が安定する頃。

店頭での珈琲豆の販売は、焙煎後1週間以内のものを
店内での飲食用の珈琲豆は、焙煎後約2週間ほど深煎りコーヒー豆はもう少し持ちが良い…
同じく店頭で使用するエスプレッソ用には、煎りたてではなく2週間から3週間エージングさせた豆のみを使用しています。

6.包装する形態による違い
 コーヒー豆を販売する際には、豆を入れる袋が必要となります。
 この袋、パッケージは、そのお店ごとに違いますが基本的に専門店で取り扱われる袋は、コーヒー豆を劣化から守る袋であります。

 真空パックと
エージレスいりパック
窒素充填パック
バルブ付きのパック…

 真空パック、バルブ付きの袋などがよく見られる携帯ですが
 基本的に光や空気を通さないガスバリア性の高い袋が最適と言えます。

 ただのナイロン袋では、空気を通してしまいます。
 見えないですがコーヒー豆の酸化が進み、袋に入っているだけで外気にずっとさらした状態と
変わらないことになっていることもあるので注意が必要です。

  コーヒー豆の包装
  色々ありますがどの位で消費するのか?
  どの位日持ちさせるのか? によっても変わります。
  窒素充填などした包装の場合は、大量生産される業務用パッケージに見られます。

 一般的には、100g、200g入る形態の袋が使われます。
袋の形態によって、保存方法も違いますので説明書きを確認する必要があります。

 恐らくこの時点で最適な保存場所という説明は、いくつか分かれる事もございます。
 ※真空パックは、冷蔵庫、冷凍庫。バルブが付いていると冷凍庫は不可。
 
7.金澤屋珈琲店の包装について
  ここは、専門店の腕の見せ所。
実は、いいものを
使っています。
珈琲豆を、お土産に買われるかた、県内外国外から買いにいらっしゃる方が多く
常温でお持ち帰りしても、何日かかけてお家に帰られても
美味しく飲んでもらいたい

それを踏まえてこうなりました。
それは、こちらの袋↓
アルミ蒸着ワンウェイバルブ付きです。

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説明書き
バルブ付きのアルミ蒸着袋
袋の中にこだわりがあります。
アルミ蒸着↓
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内側の様子↑

外側から見たバルブは
このバルブの役割は…
ワンウェイと言われるだけに片道。
内部から外部への排出のみで、外部から内部へは空気をシャットアウトしてくれるのです。
袋内にもともとあった酸素は排出され、代わりに珈琲から出る炭酸ガスにおきかえされます。
ころころっとしてますね。
豆から出る炭酸ガスでコーヒー豆の鮮度を守り、更に外気をシャットアウト。
試しにバルブを抑えると
いい香りがしてきます。
珈琲豆の何とも言えない美味しそうな香りが漂います。
珈琲豆から出る炭酸ガスは、中にある酸素や水分も自然と排泄されます。珈琲の風味をできるだけ保つにはこの酸素や水分を除去すること!と言われています。目には見えないだけに本当?と思ってしまいますが、実際に空気の漏れる袋や、さらした状態では、珈琲の香り、味も驚くほどに変わります。
バルブは、いったん押すと少ししぼみますが、少し時間がたつとすぐまたころころっとしてきます。
焙煎後の珈琲豆から出る炭酸ガスでころっと。
コーヒーは、この炭酸ガスが出ているうちに飲んでいただくと美味しいです。
豆の状態で未開封で3週間ほどたったものは、
空けた瞬間にまだいい香りがしました。
粉の状態では、早い方が美味しいですね。
一般に豆の状態で焼く1か月
粉の状態で10日ほどと言われている珈琲の美味しさ賞味期間。
勿論、焙煎後からの経過の新しいもので。
この袋での保管はもっと長持ちするように感じました。
開封後の保存は、お客様自身にかかってますが、頑張ってほしい所。
忘れないうちに早く飲み切ってほしいですね!

アルミ蒸着袋
ガスバリア性、防湿性に優れ、外気を遮断してくれるこちらの袋。
密閉する事により長期保存が可能になり、便利に。プラスチックの発明で包材のバリエーションも増えました。
外からの色々な劣化の要因である
湿気、光、力、空気
といったものから内にあるものを守る役割。
外部からの品質低下の原因を遮断する働きをバリア性といいます。
外気の中の酸素、窒素、二酸化炭素、水蒸気といった気体が目には見えませんが、食品などの鮮度保持に影響している気体を十日しにくい材質の事をガスバリア性が高いと言います。のでバリア性が高いほど優秀という事です。
コーヒー豆の品質低下防止にも貢献してくれています。

基本的に未開封で約2ヶ月。
開封後は、お早めに。手を付けたパッケージから飲み切るようにし、残りのコーヒー豆は缶などの密閉容器に入れた方が良いですね。容器に残ったコーヒーを、4~5日で飲み切るのでしたらそのまま常温でも十分に美味しく飲んで頂けます。
  
7.キャラバンサライコーヒー専門店での包装について
金澤屋珈琲店の姉妹店であるキャラバンサライコーヒー専門店。
地域密着型
家庭用向けにコーヒーを日常的に販売する事を目的としてより長く
美味しくコーヒーを楽しんで頂けるように真空パックを採用しております。

100gずつ小分けの真空パック。
500g買うと100gを5つ。
包む方としては一つにまとめた方が良いのですが、開封後の劣化が早いので
手間はかかっても小分けの包装スタイルでかれこれ創業40年。

毎日のように行くスーパーとは違い、中々コーヒーを細目に買いに来れない方も多いという
方にも小分けの真空パックでより長持ち、そして買い物の手間を省き多めに買う事も出来ます。

焙煎したてのコーヒーが美味しいのは当たり前。
1か月後に飲んでも美味しい。
そう思って頂きたいゆえにこの形となり
リピーターやファンの方からも好評です。

真空パック包装の利点は、空気に触れない。酸素や吸湿から守ることができる。
低温で保存する事で更に長持ち。
長く持たせたい時は、冷凍庫。
1週間で使い切るのであれば冷蔵庫。
開封後は、密閉容器に移し替え、冷蔵庫または常温でも保存可。

真空パッケージと言えばこちら↓
 
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真空直後はカチカチですが
時間経過と共に袋がゆるみ膨らんできます。

穴が開いて空気が入っているのではなく、豆から出る炭酸ガスで膨らんでいます。

お客様の中には、びっくりして電話をいただく事も。
大丈夫?と言われますが
これは、自然な現象です。

膨らんだパッケージを開けると
一気にお部屋に広がるいい香り。

香りを逃がしてない証拠。


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温かい所に置いておくほどガスが出てきます。
進行を抑えるには、低温です。
ゆえに冷蔵庫などの保存がおすすめです。
詳しくはこちら↓
https://www.caravanserai.co.jp/hpgen/HPB/entries/23.html

8.どの位で使い切るか?によって変わる包装形態
  コーヒー豆のパッケージ
  すぐ使うのか?
  少し長めに保存したいのか?
  業務用に大量に出荷するものなのか?
  によっても包装形態が変わります。 
  逆に、どんなに良いコーヒーでも販売時の包装で台無しになる事もあります。
  
  ただし、封を切った後の管理! についてはお客様にゆだねることとなります。
  コーヒー豆の保存場所というより、封を切った後のコーヒー豆の管理
  きちんと行う事でより美味しくお召し上がり頂けます。

9.コーヒー豆の保存容器
  封を切った後のコーヒー豆の管理で大活躍するのがこちら↓
  密閉容器
  できればコーヒー専用で用意する事をお勧めします。

  コーヒー豆は、外気の影響を受けやすく
  周りの香りや匂いを吸着します。

  ステンレス製のキャニスター
  ガラス製のキャニスター
  アクリル製のキャニスター
  茶筒…

  瓶詰め
色々ありますが選ぶポイントは↓

  •   密閉性の高いものを選ぶ⇒パッキンがしっかり
  •   淹れる容量にあったサイズのものを選ぶ⇒適量を選び、空気の層を減らしましょ
  •   洗ってきれいにできるものを選ぶ⇒コーヒー豆の油脂分をきれいにお手入れできるものが◎

  この3つが大切です。

ちなみに当店では、ガラス製のスィングボトル。
上記写真のボトルを使用しております。
コーヒー豆は入れづらいのですが、空気が入りにくくコーヒー豆のもちが良くなりました‼
  
 
10.季節ごとに異なる常温
  真冬と真夏
  気温も湿度も全く異なります。
  日本には四季があり、夏と冬ではコーヒー豆の常温が違います。
  冬場の管理は、湿度から守れれば常温でもさほど問題はないと言えます。
  (暖房の影響のない場所)
 逆に夏場は、劣化が早いのでより早めの消費を心掛けると良いですね。

11.美味しくコーヒーを飲むためにまとめ
  <豆のままか粉かで別れる運命>
コーヒーは、豆の状態か粉の状態か?でも保存スパンが変わる事が分かりましたね。
 ホールのフルーツよりもカットしたフルーツのもちが短いように粉にいた状態のコーヒーにも
同じことが起こっているのです。

   <パッケージによる違い>
また、保存するパッケージには、お店によってばらつきがありますが目的は同じです。↓
  パッケージの目的は皆同じ!
「出来る限り…外気を遮断し、吸湿と酸化をさけ、温度の影響を受けないようにさせる。」

  <どんなパッケージも開封後はお早めに>
開封した後の残ったコーヒーは、缶や容器などに入れ、忘れないうちに使い切るようにした方が良いです。目につく場所に置いて飲み切りましょうね。冬場や涼しい時期では、コーヒーの苦手要素を除いた、常温でも可。

  <密閉容器について>
 缶、アクリル容器、ホーロー製、ガラス瓶、たっぱなど
 コーヒー豆が入る容量の適量入るサイズである事、密閉性の高いもの
 匂いのついていないものなど。
 ガラス製のものは、光を通すので、直射日光に当たらないように心がけましょう。

 コーヒーは
   豆のまま > 粉の状態
   開封後すぐ使う >開封後ゆっくり使う
   開封後クリップで切り口を止める <開封後、密閉容器に移し替える
   低温 > 高温

<冷蔵庫・冷凍庫での管理の注意点>
コーヒー豆は外気の影響をダイレクトに受けます。
開け閉めの際の温度差で水滴がつかないか?また蓋をしっかりと閉めずに冷蔵庫に入れるとにおいを吸着するほか水分も吸着。しけってしまいます。
知らぬ間に劣化という現象も起こります。
出し入れの際は、必要な分だけ取りすぐに戻す。
冷えたコーヒー豆は、10分ほど常温に戻してドリップする事で味わいもよく引き出せます。

短期保存 冷蔵庫 冷暗所
長期保存 冷凍庫

他の食品と同じくコーヒー豆にも効果があります。
保存する際は、低温に耐えられる容器又は、袋に入れて小分けにし取り出したら
すぐ使い切るのがおすすめです。

個人的には、(豆の状態でコーヒーを買われる方で)
毎日飲む方は、常温でいいのでないかなーと思います。
1週間2週間で使い切る日常的にコーヒーを飲む方
缶に保存して常温で。
十分にふっくら美味しく飲んで頂けますよ。

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プロフィール

金澤屋珈琲店  本店


Author:金澤屋珈琲店本店
金澤屋珈琲店は石川県金沢市、金沢城公園の黒門口横に位置する自家焙煎のネルドリップコーヒー専門店です。

◎店舗情報
石川県金沢市丸の内5-26
TEL/076-254-5411
営業時間/9:00-18:00
(12月~2月は17:00まで)
毎週水曜定休

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