メリタ式ドリップレビュー②浅煎り
メリタ式ドリップレビュー②浅煎り
穴が一つ 安定した抽出速度の保てるメリタ一つ穴フィルター
アロマフィルターです。
穴が底ではなくやや上部の側面につき、珈琲の粉が浸漬状態になりながらしっかりと味を引き出せます。
今日は、浅煎りの珈琲豆をいれました。
カリタに引き続き、どんな味が顔を出すでしょう?
蒸らしは、カリタ同様少し時間をとります。
その後は、1度にお湯を注いでいきます。
早く太いお湯ではなく、粉一粒一粒に丁寧にお湯をさすイメージで淹れていきましょう。
蒸らしの際に、ガスのでも、カリタの3つ穴よりもよく膨らみます。
円を描くようにドリップしました。
この時に、ドリッパー内に泡が浮いています。
泡には珈琲の灰汁も付着しているので、落とし切らない方がいいですね。
抽出完了。
やはり落ちる速度が一定なので、蒸らし時間をよほど変えなければ、大体同じように時間がかかります。
前回レビューした珈琲同様2分40秒ほど。
ほったらかしても、フィルター内の泡は落ち切りません。
側面についた穴のおかげで落ち切りません。
浅煎り珈琲の軽やかさや酸味の他、少しボディ感がでてきました。
熟れた果実のようにも感じます。
珈琲のどの味も安定して出てきていますが、カリタに比べると濃いめに入りました。
名にはともあれ、メリタは簡単。
抽出中は、あっという間に目が放せるので、家事の合間にははかどりますね!
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メリタ式ドリップレビュー①1杯分
ペーパードリップの歴史はメリタから
の歴史あるメリタ式ペーパードリップ
珈琲は、時間と温度で味がコロコロ変わります。
毎回同じように美味しく淹れれたら… と開発されたメリタ式フィルター
クラッシックフィルター タイプと アロマフィルターと言われる2タイプがあります。どちらも一つ穴でろ過速度が一定になることから、誰でも簡単に同じ味を作れるのが特徴です。今回使用するのは日本向けに作られた1人分を淹れるアロマフィルター
一つ穴でありながらこのアロマフィルターは底ではなく、少し高めの位置の側面に一つ穴が開いています。抽出時にお湯をためながら濾していきます。蒸らし効果が高いと言われています。
メリタ式レビュー①1杯分
珈琲は1杯分を淹れるのがとても難しいのです。粉の量も少なくお湯がすいすい抜けてしまいがち。
水っぽい珈琲になりやすい1杯分。
粉を少しくぼませて
蒸らしのお湯を注ぎます。
ペーパーからお湯を注がないように注意してください。
30~50秒待ちます。豆から出るガスの量が落ち着くまでしっかり蒸らしましょう。
溜りながら落ちていくので、カリタで淹れる1杯分よりも最初の一滴は遅く、そして濃いめの液体が落ちています。
横から見ると、底に少し珈琲がたまっているのがわかります。
中心から円を描くように後は一気にお湯を注ぎましょう。
この際もペーパーに直接お湯をかけ内容にしておきましょう。
注ぎ終わってから落ち切るまでは長いのですが、一度にお湯を注いだ後は手を放して次の作業ができるので簡単で楽でした。
抽出完了。ドリッパー内に茶色いアクの搗いた泡とわずかながら液体が残ります。側面についた穴のおかげで、ドリッパー内の湯が落ち切ることがありません。アクが落ち切らず味はクリアになります。
粉とお湯が浸っている時間が長いので、コクや苦みと言った味わいが顔を出していました。 ですが後味はしっかりとしています。
一人分でも、しっかり目に味を出してくれるアロマフィルター。時間は3分弱。
カリタとは見た目がそっくりですが、テイストははっきりと違いが出ています。
↓ メリタアロマフィルター 1×1
簡単で手が放せて忙しい朝は楽(^^) マグカップにそのままのせて淹れるといいですね。
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ペーパーレスドリップ⑧メリタ式
メリタ式。
ドイツで開発されたフィルター。
扇形の1つ穴。
短いリブ。
似てるようで似てないカリタ式とメリタ式。
メリタ式、リブは、フィルター内部まで,フィルター下部ではリブが伸び、ガスがぬけろ過が進み、フィルター上部ではペーパーとフィルターが密着している。下部と上部ではろ過スピードがかわります。
メリタ式の淹れ方
最初に少量のお湯で蒸らす→少し時間をおいて抽出量になるまでお湯を一気に注ぐ。
簡単です。
穴ひとつ注ぎによるムラも少なく安心。
ペーパー側には、お湯を直接注がないように注意するのは他の器具と同じです。
蒸らし 出口が小さいため、しっかりとゆっくりと効果的に蒸らしができます。
30秒ほどは蒸らします。全体がしめるくらいのお湯を注ぎます。
後は、お湯を注ぎ切って出来上がり。
かつて煮出して飲んでいたコーヒーが濾して飲まれるようになったのは、1763年頃から。
フランスで布袋に珈琲の粉を入れ熱湯を注ぐ器具が作られたのが始まりと言われています。
金網で淹れる器具もありましが 布は毎回洗う手間、金網は粉や微粉が一緒に抽出されるので味が…!
という事でそんな問題を解決したのが、ドイツのメリタ・ベンツ夫人。
この方こそが、ペーパードリップの歴史の始まりの方。
夫人が夫に美味しい珈琲を飲ませたい と開発した真鍮のカップの底に穴をあけ、ろ紙をしきその中に珈琲をいれ抽出しました。
粉も混じらず、余分な雑味がペーパーが濾すので美味しい珈琲ができました。
紙は粉と一緒に捨てられ楽。
夫人はその後、この抽出法を世に広めるために1908年会社を立ち上げました。これこそが、ペーパーの始まり・・・
と言うわけで、遠い異国の日本でも昔から当たり前に定着してます。
何回使っても関心!
簡単ながら、珈琲の味を作ってくれます。
メリタは、紙を少し変えても、注ぎをかえてもろ過速度は、大体安定しています。
ペーパーレスでも一定の速度で落ちていきます。ガスの抜けは、カリタよりもゆっくり目。
味もしっかりと出しやすいフィルターです。カリタよりもフィルター何で湯だまりができ、粉と湯が接している時間が長いので、バランスよく味をだしやすいのも特徴です。
時間をかけすぎると、雑味が出やすいので注意。
メリタのクラッシックフィルター1×2
これのもうワンサイズ同じ形状で小さいものがあれば、使ってみたい!と思うのですが…
実際にメリタジャパンでは日本人向けに開発された カリタのような形状のメリタ1×1が出回っています。
使用してみましたが湯抜けが早く、ちょっともったいない味になってしまいます。
1人用では、メリタ1×1アロマフィルターがおすすめです。